1 :
名無しさん?:
おまえもかっこいいおまえもしぶい
2 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:14:56 ID:???
これがみとめあうこと
3 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:16:12 ID:???
「俺の魂、俺の怒り!お前が触れるは我が琴線!死ね!」
4 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:17:31 ID:???
「ながいながい旅だったが・・・今日で終わると断言しよう。
ここでお前を倒し、歴史に我が名を残す!」
5 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:18:26 ID:???
相対性理論てなんなの?面倒臭くない?
6 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:18:40 ID:???
そして旅立ち、別れ、友情
影が積もるが第一話
これからはじまる俺の話 みんなきいていってくれ
7 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:19:13 ID:???
山に悪いやつがいる
それは真実
まごうことなき
倒しにゆくのは正義
これも真実
迷いはない
8 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:21:03 ID:???
娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ
9 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:21:12 ID:???
「ここに悪いやつがいるんだな」
そして上ればやつはいる
「ここは俺の土地だ 勝手に入るのは許さん」
「その勝手はお前が決めることじゃないんだ」!
悪はおどろく
10 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:22:16 ID:???
「俺にはむかうもの それはなにだ」
「一筋の光 立ち向かう 影」
なぜだ
「お前はいまここで死ぬ 間違いなく死ぬ」
「やってみせろ」
11 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:23:37 ID:???
「手加減はないぞ」
「それはこっちにきいているのか」
悪はよわくもろいものだった
やまはかいほう そして俺
「旅に出る」
いってらっしゃい いうものは
陰に隠れて 泡になれ
12 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:24:44 ID:???
ながいながい旅なんだ
道連れなんて 無責任
ここで歩みを止めたなら
世界は闇に包まれる
すべてはおれに かかっている
13 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:26:07 ID:???
「つぎはあいつだ」
村の長でやはり悪い 人を苦しめ人望なし
そいつを倒せば村は平和だ
「ここに村の長がいるはずだ」
「ここにはいない立ち去れ」
追い出される 冷たい風
14 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:26:51 ID:???
「心の風景だというのかもか」
だいたい間違っていない
15 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:27:47 ID:???
「そうだ」
ここで考える 頭が動く
贅沢をするようなやつだ 家はでかいに違いない
大きい家を探そうぞ
16 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:28:30 ID:???
「ここにいるか」
答えは返ってこない
「ここか」
これも同じ
すべてが変わらぬ大きいえ
でられるのか
17 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:30:24 ID:???
「お前だな」
あくを見つけて追い詰める
「お前はだれだ」
「言うつもりはない」
「そうか なら死んでもらおう」
おそいかかってくる
武器はない
無駄だった
「ぐぐ」
「俺はこれから旅に出るんだ」
ひとをすくって最初の終わり
これから続けば長いたび
つづかなければみじかくて
だれもみなけりゃなにもなし
18 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:33:33 ID:???
むらがすくわれておわりました。おわりました。そうです
19 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:34:57 ID:???
続きますからね。
20 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 09:35:38 ID:???
なにか言いたいことある人は自由に
ぐぐ
22 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:14:26 ID:???
「砂漠だ」
なにもない
「心の風景か」
間違いではない
23 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:14:57 ID:???
「旅を続ける」
24 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:15:28 ID:???
歩き 戸惑い
さまよい 迷い
心と 闇と
正義と 悪と
25 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:16:09 ID:???
「どうする」
迷いにさまよう
心の風景と正義と闇と
26 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:16:43 ID:???
そして悪
「俺の目的は悪をたおすことだ」
確認する
27 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:17:50 ID:???
「悪 悪 悪しかない 悪を倒す どこにある」
探さなければ見つからない
自分の手でつかむ それ
「未熟だった」
28 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:18:28 ID:???
砂漠は続く
「砂 砂 砂だ もう 砂」
ジャリジャリジャリジャリジャリジャリジャリジャリ
29 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:18:59 ID:???
抜ける
「森である」
入ってみるか
30 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:19:47 ID:???
影の中
ザッザッ
歩く一人
「深いな」
31 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:21:08 ID:???
何事もない
「もう休もう」
夜が来る
32 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:21:40 ID:???
突然の悲鳴
「なんだ」
声がするほうにいく
33 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:22:13 ID:???
人がいた
「なにをしている」
「なんだおまえは」
「なにをしている」
34 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:22:51 ID:???
「聞きたいのか」
「なにをしている」
「お前には関係ない」
「俺は正義だ」
35 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:23:52 ID:???
「じゃあ俺たちは悪だ」
「倒す」
弱い 3人いても
「大丈夫ですか」
36 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:24:29 ID:???
「ありがとうございます」
「いえとんでもない」
「それでは」
去ってゆく 冷たい風
「見返りなど求めてはいないのだが」
37 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:25:02 ID:???
とりあえず寝る
起きる
悪はいない
38 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:25:38 ID:???
森を抜ける
遠くに村が見えた
「あそこにいこう」
39 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:26:54 ID:???
ついた
「悪がいる」
昨日のだ 懲りないだ
「お前ら」
「復習だ」!」
40 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:27:25 ID:???
しかし弱い
「ぐぐ」
「100年早い」
41 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:28:29 ID:???
総括 悪は弱いもの
日記である
情報を得ることが出来た
経験でもある 希望でもある 光でもある
これからにつながる知識である
42 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:29:04 ID:???
まだ続きます
見てる人いるかな書いてね
43 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:30:12 ID:???
気軽に
44 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:30:45 ID:???
長く続きますからいつでもいいです書いて感想
45 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:32:37 ID:???
書いてくれたらうれしいのです
46 :
名無しさん?:2007/02/27(火) 13:34:18 ID:???
待ってるから
47 :
名無しさん?:2007/02/28(水) 14:25:42 ID:???
見ているよ。
48 :
名無しさん?:2007/02/28(水) 14:26:29 ID:???
うれしいです
また書きます
これからも見てね
49 :
名無しさん?:2007/02/28(水) 14:45:38 ID:???
今日は夜です
50 :
名無しさん?:2007/02/28(水) 14:46:08 ID:???
書くことです
51 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 01:11:25 ID:???
書けないもです
52 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:10:28 ID:???
「この北に塔がありますよ」
町の人が言う
行こう 行こう
53 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:11:37 ID:???
立ちそびえる大きい塔
3000年の巨木より 威圧感もあるのでは
「ここか」
54 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:12:22 ID:???
1階である
広く 吹き抜け らせんで おおきい
「頂上までいけるか」
55 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:13:01 ID:???
何階まであるのか わからないが
とりあえず上る のぼり高みに煙が上る
「なにもないのか」
56 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:13:42 ID:???
2階である
「ここもなにもない」
3階 4階 5階
何もなし 虚空
57 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:14:13 ID:???
10階についた
一冊 ノート
旅の記録である
58 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:15:07 ID:???
「いろいろ書いてあるが」
これは今まで来た人が書いていっている
おれもここに書き足して またのぼる
59 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:15:53 ID:???
「一体何階まであるのだろう」
わからないが 疑問である
とりあえずのぼる
60 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:16:55 ID:???
「つかれた」
どれくらいのぼっただろうか おぼえていない
しかし疲れだけはある 疲れだけは語る 疲れだけは証拠
時間の流れは疲れとともに
61 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:17:38 ID:???
ゴゴォン・・・
「なんだ」
下のほうで音がする
あらたな挑戦者だろうか
頂上をめざすのだ
62 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:18:32 ID:???
まだ上る
上る
「窓の外はどれくらいだろう」
かなり高く 遠くまで見渡せた
63 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:19:17 ID:???
「これよりもっと上にあるのか」
下りたくなった
しかしここまできたら したも遠く 果てしなく
64 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:19:48 ID:???
上る
上る
上る
上る
上る
上る
上る
上る
65 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:20:40 ID:???
「やっと頂上だ」
だれかにみてもらえるわけでもない だれかにみとめられるわけでもない
自己満足の達成感であった
しかし それは おおきく くずれることになる
66 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:21:55 ID:???
「まっていたぞ」
「なんだお前は」
「俺はこの塔をまもるものだ お前を倒すために待っていた」
「なんだと」
「お前は塔をのぼり 肉体的に 身体的に 疲れ果ているだろう
自己満足の代償だ 死ね」
67 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:22:27 ID:???
今日はここまで まだ続きます
見てる人はご自由書いてね
68 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:22:58 ID:???
いつでもいいです
待ってますから
69 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 03:25:21 ID:???
見てる人がいると安心しますから
70 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 05:08:19 ID:???
感想でも、なんでも。
71 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:39:28 ID:???
「なんだと」
「なんだとではない お前はここで俺が倒して死ぬ」
「そんなことが許されるわけないだろう」
「俺が許す」
72 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:40:14 ID:???
「なぜ俺を殺そうとする」
「お前は危険なんだ」
そういうととびかかってきた
73 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:41:20 ID:???
右からの攻撃をかわせば左からで
はさみうちなのに一人
これはもうだめだとおもったけど
74 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:42:08 ID:???
右の攻撃をかわせば左に来ることがわかってるので
それを反撃して倒した
「はあはあ」
75 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:42:55 ID:???
「ぐぐぐぐ」
「まいったか お前の負けだ」
「はははははははは しかしお前は死ぬ ここで がれきの墓だ」
76 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:43:42 ID:???
「どういう意味だ」
「俺の手にあるスイッチをおすと塔が崩れるようになっている」
「なんだと」
「つまり最初からお前はがれきにおしつぶされ墓場になるということだったんだ」
77 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:44:55 ID:???
「やめろ」
「しかしもうおそい おまえがおれに勝ったらこの塔はくずれおまえはがれきの墓
おれがおまえにかったらそのまま塔からつきおとすつもりだった
最初からおまえの墓場はここなんだ 悪く思うな」
78 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:45:42 ID:???
カチっ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドガラガラドゴゴゴガラガラガラゴゴガラガラ
79 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:46:55 ID:???
「はっはっはっは がれきの雨だ がれきの雨にみをゆだね、しずかに天に昇る
おまえもいっしょに天に昇る」
「天に昇るのはおまえだけだ」
「なにっ うがふ」
80 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:48:34 ID:???
「死んだか」
生きていられるかは確信していなかった
しかし神がおれをえらび、がれきに押しつぶされずにすんだ
正義にえらばれた
81 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:49:18 ID:???
なぜたすかったのかはじぶんでもわからない
しかし落ちている間におもったのだった
82 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:50:35 ID:???
さっき入ってきた人はいない
きっと引き返したんだ 磁石があわないと思ったのだろう
村に帰る
83 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:51:50 ID:???
塔をおしえてくれた町の人がいた
しかしおれをみるとびっくりした そしてにげた
「なるほど そういうことか」
84 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:52:44 ID:???
しかしなにもしない 何もしないという行動
同情のような
85 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:54:10 ID:???
しばらく町をあるく
さっきの塔がくずれたおとが ここにも届いていたようだった
おおさわぎとまでは成り立たないが
もちきりであった
86 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:55:02 ID:???
しばらくすると女の人の鳴き声が聞こえた
「どうしましたか」
「恋人の町がおそわれました」
87 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:55:36 ID:???
「だれにですか」
「悪の帝国です」
「どこですか」
「西の町です」
88 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:56:25 ID:???
「おれがようすを見に行きます だから泣かないで」
「ありがとうございます」
目標が出来た あくの帝国はつぶそう
89 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 13:57:02 ID:???
続きます
見てたら感想か何かなんでもいいので書いて待っていますからいつでも
90 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 14:05:02 ID:???
あげたほうがいいかな
91 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 14:05:45 ID:???
あげたほうがいいよね
見てくれた人はできればでいいのでいつでも感想を書いて待っていますから
92 :
名無しさん?:2007/03/01(木) 14:47:46 ID:???
○同じ?
93 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 00:25:56 ID:???
○ってなんですか
94 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:08:45 ID:???
西の町へつく
厳重警備であった 入ることは許されざる
みつかっただけでも殺されそうだった
95 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:09:38 ID:???
「ここはもう完全に占領されてしまったようだ」
正面から入ってみる
「なんだおまえは」
96 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:10:22 ID:???
「友達の恋人がいるらしいんです」
「おまえをいれることはゆるされない 立ち去れ」
はいれなかった
97 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:11:29 ID:???
てきはみなよろいかぶとにみをつつみ、かおはよくわからない
謎の軍団影の集団 素性がしれぬ
「こまったな」
98 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:12:28 ID:???
するとひとりの兵士があるいてきた
したっぱのようにみえる
「チャンスか」
99 :
名無しさん?:2007/03/02(金) 03:13:04 ID:???
「ちょっとそこの人」
「なんだおまえは俺様にきやすくはなしかけるな殺すぞ」
したっぱのくせにえらそうだ
「そのよろいかぶとをかしてくれませんか」
「なんだおまえあたまがわるいのか あたまになんかわいてしまっているのか」
拒否された 交渉決裂である
「どうしてもですか」
「なんだかうっとおしいやつだ 死ね」
襲い掛かってくる これはチャンスだ いい傾向だ 正当防衛だ
やはりしたっぱであり、ぶきのつかいかたも体の動かし方も
なにもわかっておらず 動きが鈍く ぶきにもたれて じぶんからなぐられ
そしてたおれた
「しょせんしたっぱということか」
「俺たちにさからってただですむとはおもうなよ がががぐ」
「よろいかぶとをもらっていこう」
「うむ サイズもぴったりだ」
そして正面から入る
難なく通過することが出来た 作戦成功であった
「恋人の家とはどこであろうか」
するとひとりの男がいた
「私はもう最愛の人に会えぬままここで死ぬ」
「ちょっとそこのひと」
「何ですか 私を殺すのですか
好きにしてください覚悟はできていますしかし帝国そんなことは許されず
神の裁きを受けることになる」
「ちがうのです俺はあなたの恋人という人から頼まれてきました」
「そんなよろいかぶとにみをまといよくいえますね嘘を」
「あ・・・」
「かえってください わたしは帝国なんかと話すことはありません」
冷たい風が吹く
「行動で示すしかないのか」
作戦をたてよう
この町は帝国の支配下である
帝国は最近強くなった
でも時間はたってはいない
町も少ない
本拠地はここから北である
「俺一人でたちむかうならば」
支配者を直接叩いたほうがいいだろう
目指すは北である
続きます
見てたら感想をどうぞいつでもいいですから待っています
そろそろ仲間を増やして欲しいかも
仲間ですか
きほんてきに主人公は孤高の性格ということになっているので
どうかわからないけどかんがえておきます
いつかは
でもいつかは出すつもりだったので
よくかんがえておきます
小さな女児を保護し連れて歩くとか
主人公がですかあたらしい仲間がですか
かんがえておきます
今日はおやすみです
明日は書きます
北に行く
北に 北に 北に 北に
城が見えた
「これだろう」
門番がふたり 俺の姿を見る
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なやんでる アイコンタクト
「・・・・・・・」
コクリとうなずく
通してもらった
城に入る
すると話しかけられる
「貴様のような下級兵士がこの城に何のようだ」
「皇帝に報告したいことがあるのです」
「皇帝に?・・・・・・・・・」
また悩んでいる どこかを見る
「いいぞ、通れ」
通してもらえた
皇帝の間の前
ここにも門番はいる
しかし何も言ってはこない 情報が届いているのだろう
何も言わず中に入る
中に入る
奥にいるのが皇帝だろうか
ボディーガードらしい人が睨んでくる そうだ 下級兵士
ひざまずく
「皇帝陛下にお伝えしたいことがありましてここまでやってきました」
「ほう それはなんだ」
「重要なことですので出来れば誰もいないところで・・・」
誰もいないところで、倒す そういうつもりだ
「ふふっふふはははははははは」
突然笑い出す皇帝
それに釣られて周りも笑う
「何がおかしいのですか」
「ふふふふふふふ すべてわかっているのだ
どうだった?下級兵士なった気分は このままここで働くかね」
すべてばれていた
しかたない このままここで倒そう
皇帝に飛び掛ろうとした
「ふっ」
笑われた 囲まれた
そうだ俺は今敵陣の真っ只中だったのか
「かかれ!」
つかまった
気を失う
気付くと冷たい風が吹く
こころの風景ではない
現実だった
「暗い せまい さむい」
牢屋だった
ああ 俺はなぜ なぜなぜなぜ
間違っていたのだろうか 間違っていたのだろうか
いや間違っていたのだ 結果がそれを物語る
しかし俺の行動に間違いはないはずだったしかし手段がいや結果が
もうだめだ
日々牢屋で
つめたく 暗い
罪人だ 悪だ 俺は悪人だ
俺は間違いだった
間違いだった 悪で間違いだった
過ちを犯した 罪を犯した
結果がそれを物語る
もうなにも考えたくない
考えることもない
つめたくくらいさむいつめたいくらいさむい
ガチャン
なんの音だろう しかし関係ないはず
なぜなら罪人でまちがいだから
「なんだ、気付かないのか?」
俺に言っているのか
「・・・・なにか・・・?」
「早いうちにこんなところ出てしまおう」
「なぜ 俺は罪人 過ちを犯してここにいる」
「ハァ」
呆れられた
「お前は本気で言っているのか?お前はなぜここに来たんだ?」
「過ちをおかしたから」
「何をした?」
「皇帝を倒そうとした」
「何のために?」
「西の町を救うため」
「それはあやまちか?」
「・・・・・・」
「わかっただろう 出るぞ」
「しかしあなたはなぜ俺を」
「帝国と敵対関係にある南の王国の者だ」
そうか
国に対抗するには国だった
一人で勝てるような相手ではなかった
「出るか」
「はい」
こうして牢屋から脱出した
「そのまま東に行けば町がある そこにいけ」
「いやそのまえにいくところが」
「どこだ」
「西の町です」
「無茶を言うな お前は顔が割れている また牢屋に入りたいか」
「でも約束があるから」
「あきらめろ」
「でも」
「いいから」
このまま話していてもらちが明かないだろうと思った
とりあえず東の町に行こう
「俺は南の王国の城にいる なにかあったらたずねて来い」
「はい」
こうして彼と別れた
書かない予定だったけど時間が出来たので書きました
つづきます
感想はいつでもいいので見てたら書いて
あげておきます
東へ行く 東へ行く
考える
考えながら東へ
東へ 東へ 東へ 考える
悩む 東へ 東へ 考える
東へ 悩む 東へ 考える
町に着いた
とりあえず 今日はここで休もう
朝
決断した
西の町へ行く 約束を果たすのだ
しかし厳重
どうするべきか
悩み悩んで悩まれる
もう軽い行動はできない
考えて動く そう決めた
よろいかぶとはもうない
あったとしても無駄だろう
じゃあ じゃあ どうするか
答え
今は待つ
機を待つ 結果をいそいではならない
先に南の王国にいこう
そのほうがいい
南へ行く 南へ行く
つく
ここが王国だ
門番の人にたずねる
「すいません」
「なんだ」
「昨日ここの人にあったのですが」
「どこで」
「帝国の牢屋です」
門番たちが話をする 聞こえない
「ちょっと待っていろ」
今日は短めで
つづきます 何かあったらいつでもどうぞ 見てる人はぜひ
少し萌え(エロ)要素入れてみてくれ
それはむずかしいです
しばらくすると男が来た
昨日の人だ
「おおよくきたな」
「まあ入ってくれ」
そういわれると門の中に招き入れられた
しろはおおきい
しかし入って何をするべきか
とまどった
王の間にきた
「王様、これが先日言った青年です」
「おお、こやつが」
いきなり王様に会わされてもどうしようもない
なにがもくてきなのだろう
「そちはこの王国で働く気はないかね」
王様に言われた
戸惑い
「この王国で働けば将来は安泰じゃぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お断りします」
断った
「なぜじゃ?」
「・・・・・・・・・・」
いろいろ思うところはあったが、うまく言葉に出来ず表現なし
「答えられないと申すか」
「はい」
「ふん じゃあさっさと出て行きなさい」
追い出された
失望
結局はかわらない
国同士の争いには興味がなくなった
しかし俺が果たさなければならないものがある
西の町へ向かう
相変わらず厳重警備だった
とりあえずここに張り込む
そろそろ戦いの場面を
1日 2日 3日
結構待った
そのとき町が混乱した 南の王国だ
チャンス
混乱に乗じる
町にはいる あの人がいる場所へ
「ちょっとそこの人」
「なんですかあなた」
「ついてきてもらいます」
強引に町から連れ出し、あの人の下へむかう
「ここにあなたの恋人がいるはずです」
そういって俺は逃げるように立ち去った
感動の再会には俺はいらないからだ
これからどうしよう
旅に出よう
この世界は広い
旅だ
原点は旅
どこかに拠点を持つつもりはない
そういう気持ちがあったんだ
失礼なことをしたなと反省する
しかしどうしようもない前向きに行く
とりあえず歩こう
ここには用はない
ここにあるのは国の争いだけだ
別の大陸に渡る
西の大陸だ
船に乗る
船長は人生の半分以上を海の上で過ごしているそうだ
西の大陸に着く
ついたらまずさいしょに港町
この町は平和だそうだ
とりあえず出る
北に向かってみよう
そして町
俺はあることに気付いた
ここにあくはないのでは
このせかいにあくはないのでは
じゃあ俺はなんなのだろう
答えはない
この町の西には大きな神殿がある
その神殿にはひとつ古代の地図がある
その地図にはなんだかいろいろ載っているそうだ
その地図を取りに行ってほしいとのことだった
神殿へ行く
着く そこには歴史を感じさせる趣の建物があった
仲にはいる
なかもひろい
なんだかここにはいてはいけないような気分になるほどだ
しかし深く深くへはいる
神殿の一番奥に地図があるそうだ
奥を目指す
進む ガチャン
ワナの音だ
俺はワナにかかったらしい
閉じ込められた 神殿に 閉じ込められた
「だしてくれー」
響く 返答はない
そう思ったが
「ヒヒヒヒ お前はここで死ぬ・・・出られずに白骨化だ」
何者かに狙われていたらしい
困った
閉じ込められて
出られない 出られない 出られない 出られない 出られない
出られない 出られない 出られない 出られない 出られない
出られない 出られない 出られない 出られない 出られない
出られない 出られない 出られない 出られない 出られない
出られない 出られない 出られないででででで
ぐぅ
俺はここで死ぬのか 死ぬのか しぬ の か
ここは南の王国
ここに一人の兵士がいた
今日も職務をこなす
あるひ王様に呼ばれた
自分だけではない 仲間も2人呼ばれた
王様が言うには3人で世界を探索して欲しいと
その探索に目的はないらしい
強いて言えばこの世界の誰も知らない部分までみてきてほしいと
3人は旅に出る
城をあとに 歩き出す
「王様も突拍子もないことを言いなさるなぁ」
「いやいや きっと俺達にはわからないけど、深い事情があるはずだ」
「でも世界を探索することに何の意味があるのか・・・」
仲間が語り合う
「おい、お前はどう思う?」
「自分は・・・城の外に出てみたかったので、うれしいですよ」
「俺は城でよかったなぁ・・・」
「でも、一生城ですごして死ぬなんて寂しいじゃないですか」
「王様とともに死ねるならそれもよし。」
「お前ってやつは本当に王様がすきなんだなぁ」
「素敵なお方だ。あの方を超える者はこの世にはいない」
「それで、これからどうします?」
「適当に探索しとけばいいのさ」
「適当?王様の令に適当とは」
「はいはい」
「あの、自分はちょっと行きたいところがあるんですよ!」
「何?どこだ?」
「砂漠!砂漠です!砂!」
「砂漠か・・・」
「いいね。行こうじゃないか」
「じゃあ行きましょう!」
砂漠に向かって歩き出す
遠いわけでもない 近いわけでもない
砂漠に向かって歩いている
やがて到着
「ここが砂漠かー!」
「砂だな」
「ああ、砂だ」
ジャリジャリジャリジャリジャリジャリジャリ
「うーん 砂ですね」
「そんなにいい所でもないな・・・」
「ところで・・・」
「何?」
「リーダーって 誰なんだ?」
「そりゃあ俺だよ」
「お前なわけないだろ」
「じゃあ誰だ」
「俺だよ」
「そんなわけないだろ」
「おまえなわけもない」
「かあああああああ らちがあかない!お前決めろ!」
「自分ですか?」
「そうだ!誰がリーダーかお前が決めろ!」
「ふっ、当然俺だあとで待ったは無しだからな」
「お前こそ待ったはなしだ」
「ふっふっふ こいつの決定は絶対だからな さあ!早く!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リーダーは、自分です!」
「「はあああああああああああ????????」」
「待ったはなしです 自分の決定は絶対ですから!」
「くそっ してやられた」
ジャリジャリジャリジャリ
「はあー」
「そんなに落ち込まないでくださいよ」
「心の風景か・・・」
「・・・・ふう」
「あ、砂漠抜けますよ」
「森だな」
「ちょっと入ってみるか」
影の中 歩く三人
「深いな」
何事もない
「はあー 疲れた もう休もう」
夜が来る
続きます 感想をどうぞ
戦いはしばらくないかもです
昨日かけなかったので長めでした
そのままジャングルに突入して川口浩探検隊を
あしたかきます
「なんか、夜になるとものすごい暗いな」
「そうだな」
「顔も見えませんね」
「しかし、静かだ」
「そうですね」
「何もすることがないな」
「夜だし寝たらいいんじゃないか」
「まあわざわざすることもないしな」
「じゃあ寝るか」
朝が来た
「朝が来てもやっぱ暗いな」
「木がすごいんですよ木が」
風が吹いた
ザザザザア・・・・
「たしかにすごい」
「よし、じゃあ出発するか」
森を抜ける
遠くに村が見えた
ついた
「平和な町だな」
「そうですね ここにはまだ帝国の手は届いてないみたいですね」
「しかし、なんだかこれでいいのかね」
「何がですか?」
「探索ったって 目的もないんじゃね」
「目的がなくてもいいじゃないですか
この世界の見渡す限りをすべて見るというだけで十分意味はあるんじゃないですか」
「そうかね・・・ま、王様の言うことは絶対だからな」
「そうですね」
「おーい」
「なんだなんだ さっきからいないと思ったら何してんだ?」
「北に大きい塔があるらしい 見に行こう」
「めんどくせ・・・」
「いいじゃないですか 行きましょう」
立ちそびえる大きな塔
入道雲より 迫力があるのでは
「どうする?上る?」
「上りましょう!」
「よし、じゃあこの扉を開けるぞ」
ゴゴォン・・・
「あかない」
「そうか ならしかたない!村に帰ろう!」
「うれしそうですね」
「だってめんどくさいだろう」
「めんどくさいめんどくさいってお前ってヤツは」
「そうですよ ロマンがないですよロマンが」
「ロマンで腹が膨れるか!?」
「まったく」
「でも仕方ないですよね 戻りましょう」
町に戻った
「どうする?」
「そうだな・・・情報収集しようか」
「情報収集か・・・まあこれからには必要か」
「いいですね」
「3人でも1人でも効率は変わらないだろうからそれぞれ別れて収集しよう」
ということで別れた
「どうしようか・・・」
情報収集といっても簡単なものではない
とりあえず人に聞いて回ると図書館があることを知る
とりあえずいってみた
「あ」
「あっ」
「お前もここか・・・まあ当然か」
「いろいろ調べてますね」
「そりゃ図書館だからな」
「ちょっと自分も調べてきます」
さすが図書館 品揃えは豊富
とりあえずこの地域の気候や地形などの本を調べることにした
そして仲間のもとへ戻る
「あ」
「ん」
「はあ・・・」
「なんで三人共図書館に来てしまうんだろう」
「やっぱり調べ物といったらここしかないでしょう」
「なんか調べるだけ無駄な気がしてきた 出よう」
そういわれて図書館を出た
「もう町を出てもいいんじゃないか?」
「そうですね」
その時、ものすごい音がした
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドガラガラドゴゴゴガラガラガラゴゴガラガラ
「何の音だ?」
「塔の方向からしてるぞ」
「塔が崩れたのですかね?」
「うーん 気になる 行ってみよう」
「おいおい そりゃないだろう さっきはめんどくさいとか言ってたくせに」
「そうですよ もう町の外に出るって言ったじゃないですか」
「・・・・・・・・・・・まあ、しかたない・・か・・・」
「決めたことは決めたことですから」
町を後にした
「ここからどうします?」
「そうだな・・・まあ適当でいいんじゃないですか」
「あ!そういえばさっき図書館で見たんだが、ここから西に町があるらしい」
「いいじゃないか、行こう」
行ってみる
しかし帝国の支配下だ
「ああ・・・ここも帝国の魔の手に・・・」
「しかたないです、ここはもう後にしましょう きっと城にいる人たちがどうにかしてくれます」
後にする
「いつかこの大陸すべてが帝国領になってしまうんじゃあ・・・」
「さいきん急に力をつけてきてますからね・・・このままだともしかしたら・・・」
「めったなことを言うな!お前らはそれでも王国の兵士か?」
「そうだったな 城を離れていたせいかどうもその認識が薄れていた」
「忘れるところでしたね」
「まったく・・・この王国が帝国に負けるはずがない!」
「おい、あまり大きな声を出すな 帝国兵士が近くにいるかもしれないぞ」
「ああ・・・すまんな」
「根っからの愛国者なんですね」
北へ進む 理由はなかった
「あれ 城が見えます」
「ああ!そういえば帝国の本拠地がここにあるんだった!」
「あの城が帝国の・・・」
「ちょ、ちょっと様子を見てみましょうよ」
「バレたらまずいが・・・よし、少しだけなら」
「お、兵士が来たぞ」
「何か門番が悩んでますね」
「なんでだろうな」
「あ、通りましたね」
「なんか知らんがよかったよかった」
「よかったじゃねえよバカ」
「ふう」
「あの門番暇そうだな」
「だな」
「あ!こっち見てる!」
「バレてしまったか!?」
「と思ったら違うところを見た・・・どうやらグウゼンのようだ」
「ふー危なかった」
「しかしそろそろ出発したほうがいいんじゃないですか?」
「そうだな」
旅を続ける
大きな山や大きな川 みたこともない生物
いろいろな発見をした
「ふう もうこの大陸はだいぶ探索したぞ」
「そうですね そろそろ次の大陸に行きたいですね」
「西の大陸なんかどうだ」
「いいですね」
「よし じゃあ次は西の大陸だ」
船に乗る
船長はもう人生の半分以上を生みの上で過ごしているらしい
「ついたー 船旅も終わりだ」
「船苦手だからたすかった・・・」
「そうですか?海の生き物とかおもしろかったですよ」
「この町は平和だなあ」
「そうですね のどかな町です」
「いいねえこういうのも」
「さて、未知なる大陸だ、探索と行こうじゃないか」
「なに張り切ってんだお前」
「行きましょう!」
町を出る
とりあえず西へ歩こう
すると大きな神殿があった
「おおおおお これはすごい」
「歴史を感じますね」
中に入る
「広い・・・」
「そして神秘的だ」
「なんだかここにいていいのだろうかとか思ってしまいますね」
進む すると奥に不自然な行き止まりがあった
「なんだこれは」
「怪しいですね」
「こういうところはまず叩いてみろ」
キィンキィン
「こっちの本来の壁も叩いてみよう」
コンコン
「音がおかしいですね」
「フフフフ・・・こういうときは?」
「こういうときは・・・王国七つ道具の一つ、」
「爆弾ですね!」
「それ」
ジジジジ
「安全なところに避難だ」
「しかし神殿で爆弾なんか使っていいんでしょうか」
「心配ない 神殿を爆破するわけじゃない」
「あくまで不自然な壁を爆破するためだけだからな」
ドカン
「おお 見事に空間が」
「推理が当たりましたね」
「おい、あれもしかして人じゃないか?」
「あ、本当だ」
「死んでいるのか?」
「おーいおーい ちょっと叩いてみよう」
ペチペチ
「どうだろう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ペチペチ
はっ
ここはどこだ 何事だ
「おーい 大丈夫ですか?」
「なんだここは お前は誰だ」
「俺たちは南の王国の兵士だ」
「南の王国?俺をつけてきたのか」
「はあ?何言ってんだお前は」
なにを言ってるんだろう俺は
「ここはどこだ」
「神殿ですよ」
「おい、爆弾の衝撃でボケちまったとかないだろうな・・・」
「いや、ないだろう たぶん きっと」
「神殿・・・?神殿 はっ」
思い出した
俺は古代の地図を見つけにきたのだ
「こっ古代の地図は」
「古代の地図?」
「なんだそれは」
「神殿の奥にあるという古代の地図だ」
「古代の地図・・・そんなものがあるのか」
「ちょっと探してみましょうよ」
「そうだな、よし行くか」
「待て俺を置いていくな」
「ええ・・・お前も・・・?」
「まあいいじゃないですか 古代の地図のことを教えてくれたんだし」
「まあそういうなら・・・よし、ちゃんとついてこいよ」
奥へ進む
「ここもまた不自然な行き止まりだ」
「なんでこんな行き止まりがあるんだろうな」
「俺が何者かに狙われて罠にはまってしまったからだ」
「お前が原因か・・・」
「爆弾を置いて・・・よし避難だ」
ジジジジドカン
「おお これで進めるようになるのか」
進む
「お、ここが一番奥か」
しかし地図はなかった
「ないじゃないか」
「たぶん俺を狙ってた何者かが持っていったんだ」
「なんだよそれ」
「ガッカリだよ」
「まあしかたないです、もう出ましょう」
今日はこれで終わりです
まだ続きます
かけなかったので多めにしました
なにかいいたいことがあったら書いてくださいぜひ書いてください
待っていますから
あげておきます
神殿を出る
「じゃ、俺たちは町に戻るから」
「俺も町に戻る」
「まだついてくんのか・・・」
町へ着く
季節が変わっていた
どういうことだろう
町の人にいろいろ聞く
すると、俺はもう何ヶ月も寝ていたようだった
「なぜ俺は生きているんだ」
神殿には不思議な力があった
不思議な力が時を止めたのだ
兵士たちと合流する
「俺たちはこの大陸を探索する」
「俺は地図を持っていったやつを探す」
「どちらも果てしない旅だな」
「しかし俺とお前たちの違うところは帰るところがあるということだ 俺には目的地もない」
「・・・・・・・・・・・」
「そうか・・・まあがんばれ」
「あの・・・自分も着いていっていいですかね」
「おいおいおい それは本気でいっているのか?」
「やっぱダメですかね・・・」
「俺はかまわないが」
「しかし王様の命令だぞ 王様の令に背くつもりか」
「でもコレも一つの形じゃないですか」
「バカかお前は 王様がなんていったのかも忘れたのか」
「そうだ こんなどこの馬の骨かもわからんやつに着いていこうなんて・・・」
俺はどこの馬の骨かもわからないか
「そうですよね・・・じゃあ、またどこかで会いましょう」
「ああ」
兵士たちと別れた
そして俺の旅がまた始まった
まずは地図を見つける
続きます
なにか感想があったらぜひ書いてください
このまま爆弾を駆使して困難を解決する方向で
とりあえず旅をしよう
何はともあれだ
しかしどうすればいいものか
手がかりがまったく無い
呼べば来るわけでもなし
歩く
することがない
歩く歩く
歩く歩く
歩く歩く歩く歩く
歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く
はっ
ただ闇雲に歩いても見つかるわけじゃない
どうすべきか
・・・・・
どうすべきだろう
わからなくなってしまった
神殿に戻ろう
なにか手がかりがあるはずだ
戻った
相変わらず神秘的で、ここに居ていいのだろうかと思う
探す
神殿をくまなく探す
そこに手がかりはあるはずだから
探す探す
探す探す探す探す
探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す探す
はっ
ただ闇雲に探しても見つかるわけじゃない
どうすべきか
そうだ
地図の間だ
地図があった場所だ
地図の間だ
やはり地図はない
持っていかれたのだから
しかし
しかしだ
何かあるはずだ
怪しい仕掛けがあることに気付く
これはどうなるのだろう
押してみよう
今日は軽くで
何かあったらいつでもどうぞ待っています
爆弾は兵士と別れたので出ないです
あと
名前っていりますか
つけてなかったけどつけたほうがいいかと思いました
これも意見をどうぞ待っています
カチッ
ガゴン
なんと前の壁が開いた
なんだろう
入ってみる
部屋だ
見渡す せまい
しかしそこに何かがあった
なんだろう 手に取る 感じ取る
なんかよくわからないが 石だ
手に取ったとたん、何かが俺の体に入ってくるような気がした
そしてこの世界を見渡していた
自分でもわからなかった
何が起きたのだろうと
しかし俺の頭に 情報が入ってきた
地図
これは地図だ
気付いた これが地図だ 古代の地図
古代の地図は紙に書かれてはいない
石に力が込められていたのだ
地図の石だ
とりあえず港町に戻る
渡すと思っていた
しかし言われた
「おお その石を取り出せたのですか」
「ああ なんかスイッチがあった」
「その石は差し上げます 石はあなたのものです 世界もあなたにかかっています それをもって旅立ってください」
旅に出る
この世界のことは何でもわかっている
何を見ても よくわかる 石のおかげだ
これもわかる あれもわかる
初めてみたものなのに 毎日見ているようだ
しかし 俺を神殿に閉じ込めようとした奴は一体どこに
さすがの石でもわからないようだった
当然だろう
旅を続ける しかし新鮮さがない 旅の新鮮さを失った
しかしそれでも古代の地図だ
最近のものはわからないらしい
でも俺の記憶によって石に刻まれる
俺も地図を書いている 俺のほかにも地図を書いている
だいたい世界がわかってしまった
この大陸も まだ見ぬ島も
すべての形がわかる
これからどうしよう
なんだかやる気がなくなってしまった
どうしよう
旅を続けるか
でもいいじゃないか
世界はわかる 形がわかる
旅をする目的なんかない
目を覚ませ・・・
そんな声が聞こえた
そうだ 俺の目的は何だ 悪を倒すことだ
でもそんな悪もどこにいるかわからない
この世界の悪を全部倒すなんて無理じゃないか
無理に決まっている 家に帰りたい 家で寝たい
・・・・・・・・・・・・・・
もうだめだ
帰ろう家に帰ろう家に おうちで寝る ねるんだ
続きます
なにかあったらどうぞ
名前はいらない
食事のシーン欲しい
わかりました
食事は近々書こうと思います
ねる ねる ねる
おうちでねる ねるねる ねる
ぐっすりねるねるねるんだ
ねる・・・
ねる・・・・
ねる・・・・・
わァ
おうちだあ
あたたかい あたたかいよー
えへへ
ぐっすり寝られるんだー
気がついた
ここはどこだろう 俺はなぜここにいるのだろう
「気がついたか」
誰だろうこの人
「森で倒れておったからわざわざここまでつれてきたのじゃ」
俺は森で倒れていたのか
「ありがとうおじいさん」
「ヒヒ・・・礼はいらんわい」
「ところでおぬし」
! なんだかよくわからないけどビクっとなった
「ちょっと心が弱いみたいじゃな」
「心が?」
「そうじゃ・・・心が弱く、惑わされやすい。」
心が弱かったのか
「心が弱いと、操られやすい」
「そうなんですか」
「そうじゃ 最近、なんだか急に弱気になったことはないかな?」
「ある!」
「ふふふ 心が弱い証拠じゃ 操られやすく、惑わされやすい
操られ、惑わされ、幻覚を見る者もいる。」
「幻覚!」
「ふふふ どうやらそれも心当たりがあるようじゃな」
「でも、どうしてわかる?」
「それは・・・このワシが心を操る達人だからじゃ」
「なにっ!」
「ヒヒヒ・・・まあ安心せい おぬしには危害は与えん もう隠居の身じゃからのう」
信用できるのだろうか
「隠居の身・・・現役だったころは何を?」
「まあ大きな組織におったわい 捕虜を洗脳とか」
「捕虜・・・」
「引退してからは気楽なものじゃ こんな山奥に家を建ててゆっくりすごしておるよ」
山奥だったのか
「すぐ近くは崖だし・・・」
崖だったのか
「ところで」
「はい」
「心を強くしたいかね?」
「もちろん」
「ヒッヒッヒヒ・・・あるぞあるぞお 心を強くする方法がぁ・・・・・・・・・・」
信用・・・・できるのだろうか・・・・
続きます
なにかあったら書いていってくださいいつでもいいですから
あげておきます
美少女との濡れ場マダー?
そういうのは書けないです
「この家の近くには滝があるのじゃ」
滝と心と言えば
「その滝に打たる?」
「フェッフェ・・・行ってきてもいいぞ」
「わかった」
「滝は分かれ道の右じゃ」
家を出る
なるほどこうなっていたのか
まず道がある 道はこの家で途絶えている
一本道だ
歩く 歩く
すると分かれ道が見えた
右に行ってまた歩く
・・・・・ド・・・ド・・ド・ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
滝だ
立派だ
この滝に打たれるのか
ええい やってみるしかない
服を脱いで滝の下へ
「ぐごごごごおごごおごご」
すごい水圧だ
痛いくらいだ しかしこれも心の修行だ
ううううう
心の修行なのかこれは
どちらかというと体を鍛えている感じだ
しかし泣き言も言ってられない
耐えろ そして心を落ち着かせろ
がんばるんだ俺
ドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドド
容赦なく襲ってくる滝だ
しかし耐える俺
何十分経っただろう
「もういいだろう・・・」
滝から出る
寒い
服を着る
じいさんの家に帰った
「おお遅かったな」
「すごい滝だった」
「じゃあ心の修行を始めようか」
「え 滝は」
「滝?打たれたいからいったのじゃろう?まだ修行は始まっておらんよ」
「騙された」
「ヒッヒヒヒッヒ・・・まさか勝手に勘違いしたのか?ハハヒヒヒヒ」
屈辱だ
「さてさて修行じゃ」
もうやる気がなくなってきた
「む やる気がなくなってきたようじゃな」
「なんでわかる」
「実は心を操るだけじゃなく心を読むのも得意なんじゃ」
「ただものじゃないな」
「いや嘘じゃ そんなもの顔を見たらわかるわい」
「ぐぐぐ・・・」
「ヒェッヒェヒェ・・・また騙されたのか」
「もうお前のことなんか信用しない」
「ヒッヒヒ・・・ではこうしたら? お前はわしを信用している・・・ワシの言うことは絶対だ・・・」
絶対だと言うならそうなのだろう この人は信用できる人だ
はっ
「ヒェヒェヒェ!どうじゃ?心を操られた気分は?」
「汚いぞ」
「汚いも何もおぬしの心が弱いのが悪いんじゃ」
「わかったよ わかったから修行を」
「うむ」
「まずおぬしの心がどれくらいまでなら耐えられるかを調べる 耐えられなかったらお腹が減るよう操るからな」
「ああ」
お腹が減ってくる
お腹が減ってくる お腹が減ってくる お腹が減ってくる
お腹が減ってくる お腹が減ってくる お腹が減ってくる
お腹が減ってくる お腹が減らない
「お腹が減らない」
「そうか・・・だいぶ弱い術でも操られとるな・・・」
「そんなにひどいのか」
「術を習えば子供でも操れるほどじゃ」
子供にも操られてしまうほどだったのか
「それで早く修行を」
「うむ まずはおぬしの心をワシが操ろうとする おぬしはそれを拒め
拒んで拒んで拒むのだ 拒むことが出来ればおぬしの心は強くなる」
「いまいち理屈がわからないな」
「まあ理屈よりやってみるのが早いじゃろう いくぞ!」
身構える
「まずここにリンゴがある このリンゴは何色だ?」
「そんなの決まってる もちろん・・・・・・??あ・・み・・緑?」
「まったくダメじゃのう・・・」
くそっ 操られていた
「正解は赤じゃ 見たらわかるじゃろう」
「わかってるよ!」
「よし もう一回じゃ このリンゴは何色だ?」
「あ、み・・・じゃない、赤だ!」
「よし正解じゃ」
「赤」「緑」「緑」「赤」「緑」「赤」
「赤」「緑」「赤」「緑」「赤」「赤」
「赤」「赤」「赤」「赤」「赤」「赤」
「よし とりあえずこの強さの術にはかからなくなったようじゃな」
「よし」
「なにがよしじゃ まだまだ弱い術じゃ」
でも強くなったことには変わりない
「よし じゃあもっと術を強くするぞ 強くなればもっと複雑じゃ」
続きます
いつでもいいのでなにかあったらどうぞ
催眠術最高
しばらく続けれ
「よし 来い」
「まずこの二つのコップがある これに水が入ってるように見えたらダメじゃ」
「おう」
「いいか?二つじゃ 二つあるだけで大分ちがうぞ」
「あんまりそういう風には見えないが」
「よし じゃあ行くぞ」
コップに水が入っている
「なぜだ・・・」
「まだまだ弱い証拠じゃよ」
「入ってないのに・・・」
「もう一回じゃ」
こんどは片方に水が入っている
「片方だ・・・」
「さっきよりはマシじゃな」
「くううううう」
「もう一度」
やはり片方だ
「ああダメだ 入ってる」
「ほんとダメじゃのう」
「うるさい」
コップに水が入ったり入ってなかったり入ってたり入ってなかったり
何回やっただろう
さっきとは全然違う手ごわさだ
「くう、また片方!」
「ふー・・・」
「ほらもう一度」
「いやもうワシは疲れた 術を使うのにも体力がいるんじゃ 例え弱くても」
「俺はまだいける」
「年寄りをあまりいじめないでくれ」
しかたない 今日はここまでだ
「ちょっと出かけてくる」
「勝手にせい ワシは休んでおく」
この森は一体どのへんなのだろう
古代の地図で調べてみる
俺が惑わされたところとそれほど離れてはいなかった
当たり前か
森を探索する
崖を見物してみよう
崖だ
それほど高い崖でもなかった
期待はずれというのだろうか
滝は立派である
こんなのに打たれていたのだ
これでも十分心の修行になると思う
深い森だ
探索し続ける
しかしそれほどのものは今日は見つからなかった 木が一本倒れていたくらいだった
じいさんの家に帰る
じいさんは寝ていた
疲れたんだろう
俺もおなかが減った
しかし何か食べ物を出してくれそうにもないので
再び森へ
しかし森といってもきのこくらいしか採れないだろう
どうするべきか
そして俺は気がついた
滝があるなら川がある
川があるなら魚がいる
魚を捕ろう
探してみる
魚がいた
捕れるか 捕れるか 捕った
持ち帰る
じいさんの家へ
もう起きていたようだった
「げえぇ 魚」
入ったとたんこの言われようだった
「ワシは魚が嫌いなんじゃ ほら家に入れるな気持ち悪い」
「でもこれが飯だ」
「飯なんかきのこでいいじゃろ どうしても食いたいなら外で食え」
追い出される しかたない
焚き火を焚いて魚を焼く
おいしそうだ おいしかった
これなら文句がないだろう 家に入らせてもらえるだろう 入る
「息が魚臭い あっちいけ」
またしてもこの言われようだった
「なぜそんなにも魚を嫌う」
「嫌うのに理由があるかい とにかく臭いからあっちいけ」
しかたない
「そうだ、いいものがあるぞい ヒヒちょっとこっちへ来い」
さっきはあっちいけと言ったくせになんだろう
「ッヒッヒヒ これはハーブじゃ 口のにおいも消えるはずじゃ 食べてみろ」
嗅いでみる それほどいいにおいというわけじゃないが危険なにおいはしない
食べてみる
「ぐがァっ!!?」
「ヒェヒェヒェヒェ!」
ものすごい味だった
一言で表すなら一言で言い表せないくらいだ
「ななななななななんだこれは」
「ヒッヒヒヒヒ それは食べるものじゃないよ・・・」
「また騙された!」
「ヒャヒャヒャヒャ 愉快愉快!」
続きます
いつでもいいので何でも書いていってください
心の弱さを克服するまでは術は続きます
「ぐぐぐぐぐぐ」
「ハーア ワシはまた寝るぞ」
「勝手にしろ」
しかし気付けばもう夜だ
時間がたつのは早い
俺も寝ることにしよう
「朝だぞ!ほらさっさと起きんかい!」
「ぅぐふっ」
「ほらっほらっ」
「なんだ・・もう朝か・・・?」
「そうじゃそうじゃ 修行じゃ」
「うーん・・・まだ調子が出ない」
「そんなもんしるかい いいかいつどんなとき操られるかわからんのじゃぞ」
なぜこんなにも張り切っているのだろう
今日は眠いので短めです
なにかあったらいつでもいいです
コップである
やはり水は入っていないはず
しかし少したつと水が入ってくる
その繰り返し繰り返し繰り返し繰り返しで
全然進歩がないのだ
「ダメだ」
「ふーむ・・・おかしいのう」
おかしい おかしい おかしいよ
なにがおかしいっていうと
もうこんなことをすること自体おかしいよ
なんでなぜなぜこんなことをする必要が
「」
何かが聞こえた気がする
何かが聞こえた気がする
「」
ぐげげ
ぐげげげげ
はっ
なんだ今のは
「ふーむ・・・おかしいのう」
おかしい おかしい おかしいよ
なにがおかしいっていうとあああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ
ぐぐぐぐぐ
俺が俺が耐えないとダメだあああああ
「ふーむ・・・おかしいのう」
おかしい
おかしい
おかしいのは俺だああ!!
はっ
「よかった 成功じゃ」
「今何があった」
「荒療治じゃ」
「荒療治」
「よく耐えたのう」
「一体何をしたんだ」
「ヒヒヒヒ 秘密じゃ」
気分がまだ優れない
「そんなことで納得はしないぞ」
「なぜじゃ?知って何か得することがあるのか?」
「なぜ隠すんだ」
「隠してるわけじゃないわい」
「じゃあ なぜ」
「ふう・・・しつこいやっちゃのう」
なんなんだ なぜ黙る
「まったく・・・ほれ」
気分がよくなってくる
「なんなんだ一体 俺に何をしたんだ」
「ハハハ その様子じゃとまだ混乱してるようじゃのう」
「説明しろ」
「わかったわかった まず二つの術をかけたのじゃ 強い術と弱い術」
「強い術に耐えられても弱い術にかかっている
おぬしは強いほうには耐えられたが弱いほうには耐えられなかった」
意味がわからない
「それでそれをするとどうなるんだ」
「まだわからないか?二つの術をつかっておぬしのこころの根本的な部分と表面的な部分を同時に操った」
そうだ
「つまりすべてを操られていたわけじゃ」
「すべてを操って何があると言うのだ」
「すべてを操ると、おぬしはワシじゃ ワシの心の強さを分けてあげたというわけじゃ」
なんだと
「そんな手があるなら最初からしてくれればいいのに」
「そう思うじゃろう しかし失敗のリスクもある 失敗したらおぬしはきっと・・・」
「そんな危ない手段を勝手にしたのか」
「いや、おぬしならきっと耐えられると思っていた 本当じゃ うそじゃないぞ」
「嘘だろう」
「・・今回限りは嘘だと思ってもらってもいいぞ」
どういう意味だ
「もうわけがわからない どうしたらいいんだ」
「寝ればいいのじゃ」
窓を見るともうすでに夜だった
納得がいかないが寝ることにする
朝だ
「どうじゃ気分は」
「普通だ」
「さて修行じゃ」
「昨日のあれで終わったんじゃないのか」
「何を言っておる あくまで最後の手段を使ったまでじゃ」
結局昨日はわけがわからなかったが修行だ
「二つのコップがある」
「わかってるよ」
「ほれ」
コップに水は入っていない
「入ってないぞ」
「そりゃあたりまえじゃ」
当たり前なのか
いったんここで続きます
とりあえず今日はここで終わりにします
なにかあったらどうぞ
師匠に一泡ふかせないと
魚と術を絡ませてくれ
ちょっと今後の展開を考えているのでもうちょっとだけ待ってください
>>497 いつか仕返します
今日書きます
ちょっと少し悩んでいます
もしかしたら明日になるかもしれません
でもいろいろ話は出来ています
まとまったらたくさんかきます
まだか
ゆうがた
ゆうがたまでまって
ごめんなさい
もっと複雑な修行をする
「この二つの絵は同じ絵じゃ」
うん
「この二つの絵が違うように見えたらダメじゃ」
「ほれっ」
「んん?同じだぞ」
「よく見んかい」
あっ・・・小さな違いだが確かに違う
「こんな間違い探しみたいなことしなくても」
「何を言うとる!小さな違いが大きな違い!
一つの違いは小さくても、つもり積もれば山となる!」
確かにそうか
小さいが確かに違う
違うのだが小さい
ここでいったん中断です
悩みがなくなったので夜にたくさん進むと思います
今まで考えてたぶんがつながったので
小さい違いが積もり積もられ
俺が向かうはどこなのだ
「ふー ふー 違いがなくなったぞ これで終わりか」
「うむ・・・ご苦労 明日は最終試験じゃ」
「試験?」
「ワシが教えることは次で最後!最終試験に合格したらおぬしとはオサラバじゃ」
「オサラバ・・・」
「早く明日がこないかのう ヒェヒェヒェ」
明日で最後か・・・
そうか・・・
「ワシは寝るぞ」
「ああ」
どうするかな・・・
明日で最後か・・・
ここで一つプレゼントをしてやろう
明日のじいさんの顔が楽しみだ
今日は俺も寝ることにする
「ぐええええええええええええええええええ!!」
大きな叫び声だ なんだ
「さ、サカナ・・・さあさかかあか」
「落ち着けじいさん 何があったんだ」
「ワシの布団に魚が・・・お前じゃな!!」
もうばれた
「ごめんよ」
「ごめんで済まされることか!」
「そんなに怒らないで」
「怒るわい!今日の最終試験は明日に引き伸ばしじゃ!」
相当怒っているようだ
そしてまた寝た
あんなに怒るとは
きっと心のそこから嫌いなのだろう
やることもない
出かけてこよう
相変わらず滝は立派だ
崖はしょぼいが
一通り散策してから帰る
じいさんはまだ寝ていた
一日中不貞寝だろうか
困ったものだ
様子を見る
まだ寝ている
まだ寝ている
まだ寝ている
日が暮れる
俺も寝る
じいさんは今日一日中寝ている
すまないことをした
「おい起きろ」
ん んん 朝か
「一昨日言ったとおり今日で修行は最後じゃ」
「ああ」
「今日は広いところでやる 外へ行くぞ」
外へ出る
「しっかりついてこいよ」
ついていく
するとすごく広いところにたどり着いた
「なんだここは こんなところ無かったぞ」
「ヒヒ・・ワシだけの秘密の場所じゃ」
「さて、最後の修行・・・それはより実践に近い形で行う」
「つまり・・・?」
「このワシを倒してみろ!」
「そうか・・・なるほど」
「ではいくぞい」
グニャリと世界が曲がる
「ぐぐ・・・」
足がふらつく
まともに立てないような感じだ
しかし幻術
幻!
すうーっと治っていく
「ふう」
「ヒヒヒ どうやら治ったようじゃな しかしこれだけではないぞい」
じいさんが分身する
「どれか一つが本物ってことか・・・」
どれも同じだ
しかしこんなとき、どうすればいいか?
その答えは
「全員殴ればいいんだ!」
そして本物にも当たる
「いててて・・・」
俺の攻撃は素手でも痛い
もちろん武器を持ってても
「ふっふっふふ 次は全力でいこうかのう」
無気力
魂が抜けていくようだ・・・
魂・・・たましい・・?
はっ!
気がつく
ここはどこだ
森の中のはずだ
しかしどうみても建物だ
「気がつきましたか」
「ん・・・ここはどこだ」
「港町です 倒れていたのをここまでつれてきました」
「そうか・・・なんだか変な夢を見ていたようだ」
「そうですか・・・ずっと眠っていたので心配したんですよ」
「すまない」
夢か・・・
そうだよな
うん あんなへんなじいさんいるはずが無い
「ありがとう 俺は行かなくてはならないところがあるんだ」
「そうですか さようなら」
家をでる 港町だ
ふと海を見る
海は大きい
見てると心が洗われる・・・心?
はっ
再び森の中
「あぶないとこだった」
「誰が変なじいさんじゃい」
とりあえず攻撃だ!
向かう 走れ 近くへ行くぞ
走る 走る 走るが一向に近づかない
これも術か!
ぐぐぐぐぐぐ
抜けた!動く!動く!動けるぞ!
こうなればあとは攻撃あるのみ
しかし届かない!
届け!届け!届けえええ!!
届いたァ!
「ぐぐ・・・降参じゃ」
「勝った・・・のか」
「甘いのう」
なに?
目の前のじいさんが消えていく・・・
そしてじいさんは後ろにいた
「おぬしが倒したそれは幻じゃ ワシのほうが一枚上手だったってことじゃのう」
「じゃあ・・・俺の負けか」
「いやいや違うわい おぬしはいくつもの術を解いた 合格じゃ」
合格 合格か!
「もうオヌシの顔をみないですむとうれしくてかなわんわい」
「こっちもだ」
「ふふふ ではいったん家に帰るかのう」
家に戻る
荷物などを受け取る
「じゃあ俺は行くよ」
「ヘヘ 元気でな」
「ああ そっちもだ」
森の中を歩く 歩く 歩く
ふと振り返ると、そこには家は無かった
どういうことだろう
それから最終試験の広い場所もいくら探しても無かった
もしかしたら俺は操られていたのかもしれない
何かに 何者かに
そう思うことにして、森を出る
久しぶりに見る青空
なんだかすごくすがすがしい
なぜだろう 心が強いからだろうか
周りを見渡す
どこまでも見える
うっそうとした森じゃない それがすごく気分がいい
古代の地図をもとに旅を続ける
すると誰かに襲われた
「その石をよこせ!」
「なぜだ!」
「いいからよこすんだ!口答えはゆるさん!イヤなら力づくでだ!」
「この地図は渡さないぞ!」
「・・・地図?クッククク・・・地図か・・・」
「何がおかしい!」
「いやいや、ふふっ 地図ならここに高性能でスゴーイやつがあるぞ
この世界のことなら何でも載っている これと交換でどうだ?」
「断る!」
「どうせ不完全な地図だろう?この高性能な地図さえあればなんでも見えるぞ・・・」
「渡さないといっているんだ!」
「そうか・・・残念だ お前はここで死んでしまうことになった!」
襲い掛かってくる!
結構すばやい!
「ほらほらほらほらほら!」
早い しかし見極められる!
多少のかすり傷はある しかしたいしたことは無い!
反撃だ!
「くらえっ!」
ズバーンと決まる!
「うぐぐぅっ」
もう一撃!
「ぐあふっ」
「・・・なぜこの石を狙った」
「知らないのか・・・お前は・・・」
「知らないさ 教えてくれ」
「その石は・・・異次元へ通ずるカギなんだよ・・・」
「カギ?」
「そうさ・・・その石を持って、異次元の扉と言われるところに行けば・・・異次元に行ける・・・」
「その扉というのはどこに」
「さあな・・・その石に刻まれてるはずだ・・・」
「そうか・・・」
この石は地図なんかではなかったのか
異次元へ通ずるカギ・・・
そしてその扉は石が知っている・・・
異次元の扉・・・ 異次元の扉・・・
頭の中 つまり石の中を探す
するとこの大陸の北にあることがわかった
向かう
するとほこらがあった
ここが異次元の扉か?
中に入る
一見何も無い 誰もいない
しかし声が聞こえてきた
「なにをしにここへ来たのですか?」
「異次元へ通ずると聞いた」
「石は持っているのですか?」
「持っています」
「少し貸してください」
石が浮く そして落ちる
「この石は不完全です」
「不完全?」
「この世界のことをすべて見てから来てください」
そのための地図機能なのか
「わかりました 出直してきます」
異次元の前にこの世界か・・・
まずこの大陸を探索してみることにする
いろいろあるようだ
しかし何事も無くすべて見てしまった
この大陸にきて随分経った
旅にでてからも随分経った
故郷に帰ってみるのもいいかもしれない
俺の故郷は北の谷と呼ばれるところだ
そこで育ったのだ
帰るのもいいかもしれない
船に乗る
船長はもう人生のほとんどを海の上ですごしたらしい
そして故郷の大地を踏む
・・・何かが違う
何かが変わった
その違いはどれだけだろう
港から一番近い町に着く
そこには鎧に身をまとった兵士がたくさんいた
これは見たことがある 帝国だ!
なんということだ
ここまで・・・ここまで魔の手が広がっていたのか
故郷が心配だ
出来るだけ早くたどり着きたい
何日も一日中走り、休み、それを繰り返す
そして見たものは絶望だった
ここまで・・・も・・・
王国、南の王国はどうなった
南の王国の城に行く
しかしそこは帝国の城になっていた
すでに滅んでいたのだ この大陸は すべて 帝国に・・・
そして砂漠
ジャリ ジャリ ジャリ ジャリ
砂の音さえ悲しい
森だ
暗い森だ
ここで寝よう どの町も 帝国だらけ・・・
しかし先客がいたようだった
どこかで見たことがある まあ関係ない
寝てしまおう
「あの・・・」
向こうから話かけてきた
「なんだ」
「覚えていますか?自分のこと」
「暗くてよくわからない 俺は眠いから寝るんだ」
「そ、そうですよね・・すいません」
朝だ
起きる
「もう見えますよね?」
いきなりなんだこいつは
「いやわからん この森は木がすごいからな 朝でも暗い」
「そうですよね・・・じゃあ、出ましょうか」
森を出る
そこにはどこかで見たようなやつがいた
兵士だ 王国の兵士の一人 今は元兵士か
「お前か」
「奇遇ですね こんなところで再会するなんて」
「そうだな 後の二人はどうした」
「もう一人はあとでここに来るらしいです」
「残りの一人は」
「今は帝国の兵士をやってるらしいです・・・」
ちょうど600なのでここで続きます
しばらくかけなくてごめんなさい
なにかあったらなんでもどうぞ
女を出せ
女性は異次元編でたくさん出ると思います
異次元ですから
「そうか・・・」
「あ、来ましたよ」
歩いてくる男が一人
「待たせたな!ん?こいつは・・・?」
「覚えてないですか?昔神殿で・・・」
「あ・・・ああ!あいつね なんであいつがここに?」
あいつ呼ばわりか
「昨日ここで偶然会ったんですよ」
「ふうん・・・こいつも連れて行くのか?」
「あ、いや別にそういうことは全然話してないんですけど・・・」
「そうか、じゃあ行くか」
「待て どこに行くんだ」
「お前には関係ないところだ」
俺には関係ないところ・・・
「でも、一応話しておいたほうがいいかも・・・」
「ふうむ・・・じゃあお前の好きにしたらいい 俺は先に行っておくからな」
「わかりました」
行ってしまった
「あの・・今この大陸がどうなってるかは知ってますよね?」
「ああ」
「じゃあわかると思うんですが・・・王国は滅びました 帝国によって」
「ああ・・・」
「それで、王国の王や・・・上層部はみな帝国によって殺されてしまいました」
「・・・・・・」
「それで、帝国から逃げてきた王国の生き残り・・・自分もそうなんですが、
そういう人たちがいまあるところに集まっているのです」
「そうか・・・」
「一緒に行きますか?」
「俺は王国に入るのを拒否した男だ 行く資格は無い」
「そうですか・・・残念です また、どこかで会いましょう」
行ってしまったか
俺はこれからどうしようか
まずこの大陸から出るかな
「・・・王国に入るのを拒否した男ってどういう意味だろう?」
考えながら 目指すはある所 砂漠を進む
「おい」
「あ」
「意外に早かったな、その様子だと交渉決裂か?」
「ええ・・・」
「ま、気にすることは無いさ」
「そうですよね・・」
歩く 着く
「ここかあ・・・」
「よし、入るぞ!」
扉を開ける しかしそこには何も無い
「どういうことだ?」
「さあ・・・」
すると、突然床が持ち上がり、人が出てきた
「おお、お前らか!さあ入れ!」
床に隠し階段があり、地下に通じていた
階段を下りると、見たことある人がたくさんいた
「おおおお・・・・・・」
「よく来てくれたな。王国の兵士よ!」
「は、ハイ!敬礼!」ピシッ
「おいおい、ここはもう王国ではないんだ 楽にしてくれ」
「そ、そうですかね・・・」
いろんな人がいる
「な、なんだか居心地悪いな・・・」
「そ、そうですね・・・はは・・」
「ちょっと前まで上司だった人と対等に付き合うなんて・・・」
「ムリムリ、だよなあ・・・」
「兵士は辛いですね・・・」
「・・・出ましょうか」
「そうだな・・・俺たちみたいな下級兵士を必要としてるわけではなさそうだ・・」
出る
「ふう・・・窮屈だった」
「これからどうします?」
「俺は・・・ちょっとやってみたいことがあるんだ」
「何ですか?」
「船だよ・・・船」
「船ですか?」
「そうだ、あの旅で始めて乗った船・・・あれは衝撃だった
この大陸から出たことの無い俺にとっては・・・」
「ということは・・・船乗りですか?」
「そうだ!」
「そうですか・・・」
「お前は?」
「自分は・・・旅をしたいです」
「旅か、いいじゃないか」
続きます
深夜あたりに書きます
できたら今週中に終わらせたいです 1スレ限りの話です
がんばって書いて1日100レスだからがんばれば3日でいけるかもしれません
「それじゃあ、ここでお別れだな」
「そうですね・・・」
「第二の人生だ・・・また会おう」
二人は別れた
「旅人か・・・ああは言ったものの・・・どうすればいいのか・・・」
悩み
「そうだ・・・あの人なら何か知っているかもしれない」
「この大陸には二度と戻らないだろう・・・今のうちに目に焼き付けておくか・・・」
大陸を旅する二人の旅人
一つの大地を旅する者だ また巡り会う日も遠くは無かった
「すいませーん!」
ん 俺じゃないだろう
「見つけました・・・探しましたよ」
俺なのか
「ん・・・お前は兵士・・・」
「もう兵士じゃないです 旅人です!」
「それで俺になにかあるのか」
「あの・・・自分も着いていっていいですかね」
「・・・俺はかまわないが」
道連れなんて 無責任?
歩く 歩く 歩く
「いやー ここも懐かしいなぁ・・・」
はっ そういえば
「お前・・・世界を旅してたのか」
「そうですよ すべてを見てきました」
「そうか・・・何も言わずこの石を握れ」
我ながらせこいと思う
「なんですか?」
「ご協力ありがとう」
石を握る
成功だ 世界のすべてが石に刻まれた
異次元の扉が開くだろう
「気になります」
「そうだな・・話しておかないといけないだろう」
そしてすべてを話した この石のこと 俺の今の目的 異次元
「信じられるか?」
「いえ、信じます!」
信じてくれたようだ
「実は、自分の尊敬する人も異次元に行った事があるといわれています」
「ほう」
「だから、ずっと信じていました 異次元の存在を そこに近づけるなんて・・・」
「その尊敬する人って言うのは?」
「昔、500年くらい前、王国にいた人です 王国兵士なら皆知っている人です」
ほほう
「そこで、一つ聞きたいんだが」
「なんですか?」
「お前に、異次元へ行く勇気はあるか?」
「・・・・それはわからないです」
「そうか・・・いや、アホな質問だった 忘れてくれ」
風が吹く
「異次元の扉は、西の大陸にあるんだ。今日は船に乗ってそこに渡ろう」
「船ですか!」
「なんだ?」
「いや・・・」
そして港
「船だ船だ」
「あっ」
「あ・・・やっぱり」
「意外に早い再会だったな・・・」
「そうですね・・・」
もう片方の兵士は船乗りになったのか
船長はもう人生の半分以上を海の上で過ごしているらしい
そして大陸
「じゃあな!」
「はい!」
大陸は平和なものだ
「よし、今日はひとまず泊まる 明日は異次元だ」
「はい」
朝だ もしかしたら今日でこの世界とはお別れなのかもしれない
そう思うと感慨深いものがある
港町を後にして、目指すはほこらだ
北へ 北へ
そして着いた ここが異次元の扉・・・
「こ、心の準備は出来ているだろうな?」
そういう俺ができていない
「ええ!」
「行くぞ・・・」
中へ入る
相変わらず何も無い 誰もいない
しかし声は聞こえる
「また、ですか・・・」
「え?ええ?」
「今度は、この世界のすべてがあるはずだ!」
「では石を貸してください」
ふわりと浮いて、落ちる
「・・・・・・・・・・・・」
緊張の一瞬だ
「・・・まだ、足りないようですね」
「どういうことだ?俺たちは目に見えるものすべてを見てきたはずだ」
「そ、そうですよ!」
「自分の目線でしか見ていないから駄目なのです
鳥の目線は?魚の目線は?すべてを見てからここに来てくださいと行ったはずです」
「・・・・・・・・」
グウの音もでない
「わかりました、出直してきます」
ほこらを後にする
「不思議なところでしたねえ」
「そうだな」
鳥の目線は空 魚の目線は海 だよな
しかし そんなものを見ることは可能なのだろうか?
悩む
しかし、その考えは否定される
旅を続けている間は、いろいろなうわさを耳にするものだ
その中の一つが、空を飛ぶ乗り物だという
500年前の資料に、その乗り物の図が記されてあるらしい
その図をもとに、乗り物を作った人がいるらしいのだ
しかしその乗り物は飛ばなかった
希望は絶たれたかと思われた
しかし実物がどこかに現存しているらしい
こういうのは旅人の特権だ 探して見せよう
つづきます
なにかあったらどうぞ
あげておきます
深夜あたりに書きます
「手がかりはどこにあるのだろうか」
「さあ・・・わかりませんね」
それはそうだろう
世界を旅して周る
「自分の尊敬する人も旅人だったらしいですよ」
「へえ」
四季おりおり、いろんな風景がある
どの季節もいいものだ
いろいろな町を訪ね続ける
するとある一人の男に出会った
その男は俺のことをよく知っていた
不思議だった
見た目も不思議な男だった
「ふふふ・・・俺はお前のことをようく知っている・・お前も俺のことをよく知ることになる」
なんだか気味が悪い男だ
「心配するな、お前が今目指している目標は、必ず達成される。俺が保証する」
「それで、聞きたいことがあるんだが」
「ああ、わかってるさ 空のほうか?海のほうか?」
本当に気味が悪い男だ すべてを見通している
「海のほうとはなんだ」
「俺はどちらも知っているぞ・・・」
なんだかよくわからないやつだ
「この地図を持っていけ」
二枚の地図を渡された
「返す必要はない 俺にはもう必要ないからな」
「ありがとう」
何者だったのだろう
「不思議なひとでしたね」
「そうだな」
ともあれ地図だ
一枚には空と書かれ、一枚には海と書かれていた
空のほうは西の大陸、海のほうも西の大陸
二つは同じ大陸にあるようだ
やはりとびらがあるからか
西の大陸に渡る
この大陸にあるはずだ
地図どおりの場所に行くと、洞窟があった
「入ってみよう」
「はい」
中は暗い、じめじめしている
気味のいいところではない
「行き止まりだぞ 騙されたか」
「まってください」
コンコン カンカン
「危ないですから離れてくださいね」
どうやら爆弾を置くようだった
「それっ」
ドゴン
「どうなってるかな?」
行き止まりはなくなっていた
「おお さすがだな」
洞窟を進む 進む 進む
やがて階段が見える
「階段ですね、降りましょう」
「まて」
何か怪しい
「この石を・・・重いな・・」
重い石を階段に落とす
ガガガガラガラガラガラ
「崩れた・・・」
「やはり、俺たちが降りていたら大変だった」
「でも、どうやって先へ?」
「道は前にだけあるわけじゃないんだ」
この洞窟は天井が低い
そしてこの天井はすこし怪しかった
「よいしょっ」
天井を持ち上げる 持ち上がる
「ふぅー・・・」
「大変な洞窟ですね」
「道は開けた」
進む、進む
また階段だ
「今度は大丈夫ですかね?」
「ふむ」
ちょっと足をのせてみる
「危ないですよ!」
「心配するな」
そのまま降りてみる
「どうやら安全だ 行こう」
降りるとそこは広いスペース
とともに大きな乗り物
「これが空飛ぶ乗り物か・・・すごいな」
このスペースは吹き抜けになっている
おそらくこれに乗ると上から出られるようになっているのだろう
「動くんですかね?」
「さァ・・・乗ってみないと」
乗ってみる
運転席にはいろいろな仕掛けがある
「ふーむ・・・」
「なにがなにやらですね」
こういうものは重要なものほど大きい仕掛けなものだ
いろいろな要素からあるていど想像できる
「これをこうすれば動くかな?」
キュイーン
「おおお」
「動きましたね」
「多分これを上にあげると・・・」
グオン
「飛んだァ!」
「飛んでますねこれ!」
「すごいなァ」
どんどん上昇し続ける
「ちょっと高すぎませんか?」
「そうだな」
これを下げれば下がるはず
「どんどん下がっていきますね」
「そうだな」
・・・下がりすぎな気がする
「どうしたらいいものか」
とりあえず上にあげれば落ちない
うーん
「真ん中とかないんですか?」
「真ん中?」
真ん中 真ん中にしてみる
「おお」
「止まりましたね」
さて次はどうしよう
目の前にあるこの乗り物の仕掛けでいちばん大きいもの
これがこの乗り物を操作するものだろう
右に回してみると、右に回った
「なるほど」
次は前に進む
前に進むのと乗り物を操作するしかけは同時に出来ないとだめだろう
乗り物を操作する仕掛けについている小さな仕掛け
これを前に倒してみると、進んだ
「おお 動いた」
「すごいですね」
後ろに倒すと、後ろに戻った
「ふむ」
この仕掛けは右の仕掛けだ
左にも仕掛けはあった
これを倒すと、止まるようだ
「だいたい動かせるようになったな」
「空の旅ですね」
空から見る景色はどんな高いとこから見る景色よりはるかに高く、小さい
慣れるとこの乗り物、手足のように動かせるようになった
最初は気付かなかったいろいろな機能もあり、なかなかすごいものであった
こんなものが500年前にあっただなんて信じられないくらいだ
一旦中断
「空の旅っていいですね」
「そうだな」
気分爽快だ
それからいろいろな空を飛んだ
下に見える風景も新しいものばかりだった
この経験はなかなかだ
「これでほぼ全世界を飛んだことになるんでしょうか?」
「ああ 多分な」
洞窟へ戻る
帰りの道もなかなか大変だった
「次は海ですね」
「そうだな」
海・・・一体どんな風景なのだろう
次も洞窟だった
心なしか潮の香りがする
ここにも行き止まりがあるので、爆弾で爆破した
洞窟の構造は空とまったく同じだった
この洞窟はきっと人の手で造られたのだろう
そしてたどり着いたところ、そこには海があった
そして一つの乗り物 潜水艦だ
潜水艦に早速乗り込む
そして海底へ進む
海底は驚くほど広い
いや、広いというより複雑なのだ
空よりも圧倒的に複雑だった
ほんとはもっと書きたいですが、
連続投稿ですか???が出るので今日はここで続きます
なにかあったらどうぞ
泳いでる魚を目の前で見る
神秘的でもあった
そしていささかグロテスクでもあった
「海底はなんだか見たことないものばかりですね」
「そうだな なんだか豊かだ」
寂しくはならない
順調に進んでいく
なんだか変な生き物が多い
地上では見られないものばかりだった
もちろん海底だけではなく、地上にも出ることもある
地上に出ると、やはり安心するのも事実であった
暗く、深く、青く世界 この世界はなんだか暗い
「あれ見て下さいよ」
兵士・・・いや旅人が何かに気付いたようだ
「なんだ」
「ほら、あれ」
「んん?」
指差す先には何か建物のような形をしていた
「なんかありそうじゃないですか?」
「ただの偶然だろう」
「旅人のカンですよ」
「じゃあ行ってみるか」
海底を進む
目指すは何か だ
その何かは意外に大きかった
俺も何かがありそうな そんな気がした
中に入る
「当たりましたよ!」
そう、見事にそこは空間だった
「あやしいぞ・・・」
「行ってみましょうよ」
「俺はなんだか嫌だ」
「好奇心こそが旅人にもっとも必要なものじゃないですか」
「好奇心?好奇心の代償を命で払う羽目になったらどうする」
「・・・・・・」
「まあいい 行くぞ」
黙りながら進む
すこし後悔する
しかしここは広い
「ひえっ」ガシ
「どうした?」
「ワ、ワナです」
「ワナ?見せてみろ」
足に縄がかかっていた
ほどく
「ありがとうございます」
「礼はいらない」
しかしこのワナ、明らかに侵入者を排除しているようだった
何かある 何かある 確信に変わる
「絶対何かありますよね」
「やはりそう思うか」
「とんでもないものがありそうです・・・」
進む
前から何かが迫ってくる
「壁か?いや違う」
「何でしょうあれ」
どんどん迫ってくる
目の前に来てようやくわかる
大きい氷だ
なぜこんなものが
王国七つ道具の一つ、たいまつで溶かす
しかし大きいので、溶けるのに時間がかかった
この氷は明らかに人間の手によって送られてきた
ここには誰かがいる
そう思った
「おい、そこ危ないぞ」
「えっ?うわっ」
落とし穴だ
「危うく落ちるところでした」
「気をつけろよ」
バレバレの落とし穴だ
進む
ワナが多い
しかし進む
「これ、落とし穴ですよね?」
「ん いや・・・」
落とし穴は落とし穴だ しかしわかりやすすぎる
「試してみるか」
落とし穴を踏む
「ええっ!?」
落ちる 当たり前だが
しかし、そんなに高い落とし穴ではない
どうやら俺の選択は間違っていないようだ
「大丈夫ですか?」
「おい、お前も早く来い」
「ええっ?落とし穴じゃないですか」
「いいから」
「わかりました・・・」
落ちてくる
「いててて」
「ほら、こっちが通路だ」
「あれ?なんで?」
「ふふふ」
「なんでわかったんですか?」
「旅人のカンだ」
「じゃあ上の通路はいったい・・・」
「どうせ行き止まりだ」
根拠はないが
進む ワナは無くなった
そして扉が出てくる
「開けるとどうなるだろう・・・」
ギィィィィィィ・・・
「ウェルカムみなさん!我が神殿へ!」
なんだこいつは
「ここまで来た人は初めてですよ・・・フフッまあ当たり前か!」
「何だお前は」
「私のことはいいじゃありませんか! ハッハッハ」
怪しいやつだ
「ここに来れたということは!あなたも異次元へ?」
「そうだが・・・なぜわかる」
「当たり前でしょう?この時代に!潜水艦に乗れるのは!異次元への旅人のみ!」
「そういわれれば」
「フフッ この私も異次元に行ったことがあるんですよ! いや、むしろ異次元から来たといったほうがいいかな?」
「何者なんだ」
「ただの旅人ですよ! ハハハハ!」
怪しいやつだ
「ワナの意味はどういうことだ?」
「フフッ あんなワナでめげてるようじゃ異次元へはいけないよということですかね!」
なんだこいつ
「突然ですが、異次元へ行くあなたへアドバイス!」
妙なやつだ
「異次元へは、覚悟をしていきましょう!覚悟がない人は、行かないほうがよし!」
「覚悟は出来ている」
「そうですか・・・では覚悟が出来ているあなたにアドバイス!
異次元の最後には、ステキな 素敵な プレゼントがありますよ!」
「プレゼント?」
「そうです!時のプレゼントです!
すべての人類が夢見て願うあのプレゼント・・・言わないほうがいいですか?」
「気になりますね」
「いや、聞かないでおこう お楽しみってやつだ」
「ハハッ!そりゃ懸命!では、異次元を楽しんできてくださいね!」
「言われなくてもだ」
「ハーハッハッハッハ!!いや失礼、ではこちらから出口へワナなしです!さようなら!」
「ああ」
通路を進む
ワナはなし
そして入り口の潜水艦だ
「妙なやつでしたね」
「ああ なんだったんだろうな」
時のプレゼント・・・気になるところだ
海底散策だ
さすがに、あいつのような変なやつはいない
いろいろなものがあったが、やがてすべてを見尽くした
そして洞窟に潜水艦を戻し、洞窟を出る
「これで・・・世界のすべてを見たことになるのか・・・」
「次は異次元・・・ですか」
緊張する
しかしほこらへ着いた
「よし、行くぞ!」
覚悟は出来た
あとは流れに身をまかせよう
なすようになる
「世界のすべてをみてきたぞ!」
「では石を・・・」
石がふわっと浮く
「いいでしょう・・・ですが」
ですが
「その方に行く権利はありません」
「自分ですか?」
「そうです、異次元は人を選ぶところ、そしてあなたにはこの世界でやれることがある」
「そうですか・・・・ここでお別れですね」
「ああ・・・」
「がんばってくださいね!」
「お前もだ!」
「さて、準備はできましたか?」
「おう」
「では行きましょう」
浮いていた石が砕け、破片が俺に降り注ぐ
そして目の前がグニャリと曲がり、気がついたら異次元にいた
そして目の前には女性の姿があった
「こんにちは、初めまして」
「おお?なにものだ」
「私は異次元の案内人です」
「案内人・・・」
「そうです、私があなたにこの世界を案内します」
「ふふうむ」
「まずこの世界はあなたたちの世界の過去、現在、未来からつながっています」
「おお」
「つまり今、あなたと同時に何人ものひとがこの世界に来たわけなんです」
「ほほう 何人くらい?」
「数えるくらいしかいないと思いますよ この世界は限られた人しか来ることが出来ませんから・・・」
「そうか・・・俺は限られた人か」
「とっても運がいいと思いますよ ふふっ」
そういって笑った
「さて、近くの町へ案内しましょう」
「どれくらいかかる」
「この世界は狭いので、すぐ着きますよ」
「ほほう」
遠くで何かが飛んでいる
「おお・・・あれは」
「空を飛ぶ乗り物ですよ ここに来れる人なら知ってますよね?」
「ああ 知っている あれは異次元の乗り物なのか」
「そうなんですよ 私もたまーに乗りますよ」
平和な世界だった
「着きましたよ!」
「おお」
平和な町だった
「旅の疲れもあるでしょうし、ここでゆっくり休んでいってくださいね」
「ああ 助かる」
「ふふっ いいんですよ」
町の宿へ行く
「おお、異次元さんかい 安くしとくよ」
異次元さん・・・ なんだか変な響きだ
ここまで来るとかなり疲れた
異次元に行く際の変な感覚は一生忘れないだろう
今日はここで休もう
続きます ついに800ですね
なにかあったらどうぞ
あげておきます
人が来るといいな 見たら何か書いてってね できたらでいいので
今日で最後です
また深夜に書きます
804 :
雑談野郎 ◆hR2XkFphH. :2007/04/08(日) 23:53:33 ID:gnL4rK6f
何故終わりにするの?
次のお話を考えているのと、あともう物語の最後のほうだからです
このお話、このスレッドが終わっても、次のお話は考えてありますので、心配しないでください
物語の、始まりがあれば、終わりもあります
あとは 1つのスレッドに1つのお話じゃないと読みにくいかなと思ったので
ん・・んん 朝だ
異次元の朝は早い
「もう起きたのかい 早起きだねェ」
「どうも」
宿を出る すがすがしい朝だ
改めて町に出て思う
異次元といっても俺の世界とあまり変わらないなと
普通に朝が来て、普通に夜が来るのだ
「あ もう起きたんですか」
案内人だ
「どうも」
「町はもう出るつもりですか?」
「ああ 今日出るつもりだ」
「そうですか ではこれを」
石だ どこかでみたことあるような
「なくさないでくださいね 大事な石ですから」
「この石・・・もしかして」
「そうです、異次元のカギ・・・それと同じです 地図にもなりますよ」
ということは・・・やはり異次元のすべてを見る必要があるのだろうか
「案内人といえども、私が案内できるのはここまでです 異次元を楽しんでいってくださいね」
「ありがとう」
不安もある
町は小さい
そして石を握ると見えるこの世界、思っていたよりもずっと ずっと狭いものだった
いろいろ見て回ったが、この町に用はなくなった
そして旅立ち
この世界は狭いのだ
歩く 遠くに山が見える
青い空 白い雲 飛ぶ何か
その何かは生き物なのだが みたこともない生き物だ さすが異次元といったところだろう
そういう新発見をしながら進む世界は、今までの旅とは違う、新しい感覚をもたらしてくれる
これはなかなかの感覚だ
あいつにも見せてやりたかった
次の町へ着く
この町はすこし大きい
酒場があり、そこは人でにぎわっているらしいのだ
行ってみよう
酒場に着く
やはり人が多い
基本的に異次元の人しかいないようだ
しかし俺は一人の見覚えのある男を見る
その男は俺に地図を譲ってくれた男だ
話してみよう
「おい 久しぶりだな」
「ん?誰だお前は お前に会ったことはないぞ 人違いじゃないのか」
俺のことを覚えてないらしい
「覚えていないのか?」
「覚える覚えないじゃない、そもそもお前に会ったことがないんだ ったく、気味の悪いやつだ」
どうやら本当にしらないらしい
他人の空似ってやつだろうか
すると、今度はあっちから話しかけられる
「お前も別の世界から来たのか?」
「ああ そうだ」
「ふうん・・・ ここは過去、未来すべてが繋がってるらしいが いったいいつの年代から来たんだ?」
「南の王国が滅んだ時代・・・といえばわかりやすいか」
「ふむ・・・すると俺の時代の200年前ということか ご先祖だな」
ご先祖・・・
未来はどうなっているのか?などを聞こうとも思ったが、やめておくことにした
それは相手も同じなようで、過去はどうなっていたか?などは聞かれなかった
微妙な距離感だ
「まっ、せっかくだし一人より二人だ 一緒にこの世界を旅しないか?」
「ああ そうだな 人は多いほうがいいだろう」
そして一緒に旅をすることになった
どうせ異次元だけの仲だろう
つながりはおおきいほうがいい
何がくるかわからないのだ
異次元を旅する
特に何も起きない
変な生き物や植物はいるのだが
「うーん 退屈だ 新鮮な退屈だ」
「そういうときは絵を書けばどうだ?紙と筆ならある」
絵か・・・この世界は珍しい物ばかりだ 絵を書くのもいいかもしれない
あの飛ぶ乗り物を書くことにしよう
絵を描くのは久しぶりだ
その久しぶりが異次元で起きるとは過去の俺は思ってもいなかっただろう
絵を描く
動いているものを描くのはむずかしい
そう思っていたところ、近くにあの乗り物が停まった
せっかくなので描かせてもらう
そして一応絵は完成したがむなしい気持ちになってしまった
また歩きだす
歩いて、次の町
この町には洞窟があるらしい
俺はそういうのを待っていた いざ洞窟探険
中に入ると暗い
たいまつに火をつける
「ジメジメしているなァ」
「洞窟なんてそんなものだ」
奥へ進む この洞窟の奥には何があるのだろうか
気になるところだ
奥へ進む しかし何もない洞窟
何もない一番奥
退屈だった
洞窟を出る
「入らなければよかったな」
「そうだな」
なにかおかしい
この世界はすべてが退屈だ
新しいものばかりなのだが確かに退屈なのだ
やはり異次元だ
この世界は何かがおかしい
早く元の世界に帰らなければ
しかし今頃帰りたいといって帰れる世界でもないことはわかっている
ここは世界を旅するのみ
こんな世界にあいつを連れてこないでよかった
本当によかった
旅を続ける
しかし退屈である
変な生き物はいるのだが
「退屈だな」
「ああ・・・そうだな」
狭い世界に退屈が詰め込まれている
退屈退屈退屈退屈
退屈退屈退屈退屈
もう何回言っただろう
「はっ 恐ろしいことを思いついてしまった」
「どんなことだ?」
「俺たちはこの退屈な世界から出られないんじゃないか」
「・・・・・・」
無言である
恐ろしいことだ こうはならないことを祈る
バイバイさるさんという機能にひっかかって、書くのがむずかしいです
もしかしたら今日中に終わらないかもしれません
とりあえず書ける分だけは書きたいです
一見平和に見えたこの世界も
思わぬところでキバをむく
あなどりがたし 異次元
この退屈な世界はまだまだ続く
いつになったら出られるのだろうか
出られないなんて考えない 考えないぞ俺は
仕方ないので仲間と話をする
俺の過去現在
相手の過去現在 いろいろ語り合う
しかし退屈だった
どうしようもないのだ
退屈に押しつぶされそうになりながらも俺たちは異次元を旅する
火山を見つけた
「どうする?行ってみるか」
「どうせいかなくても退屈だ 行ってみよう」
火山 湧き上がるマグマ
大きな火山を上る
頂上にはなにがあるのだろう
いや、何も無いだろう
上りきるとそこには火口があった
「普通だな」
「そうだな」
またしても退屈
「どうしようもないなこの気持ちは」
「そうだな」
川を見つける 魚だ 魚だがやはり見たこともないような魚
「やはり異次元なんだな」
「そうだな」
この退屈な世界から早く出なければならない
それから異次元を旅して周った
どこも退屈なのだ
どうしたらいいんだ俺は
わからなくなってくる
どうする どうすれば どうしよう
誰かがついてきている 誰だ!
俺は気付いた
この感覚・・・前に味わったことがある!
「川に行くぞ!」
「へ?なんで?」
「いいから!」
そして川についた
「なんなんだよ一体」
「釣りが・・・釣りがどうしてもしたかったんだ」
「釣り?一体何のことだ」
魚を釣る
「いったいなんなんだよ」
「お前の弱点は・・・魚だァ!!」
思いっきり後ろに投げつける 誰かが倒れた!やった!俺の考えは間違っていなかった
そして術は解ける
「ふう・・・ふう・・・やはり幻術だったか」
「ぐぐぐ・・・よく知っているな・・・俺の弱点 いや幻術師の弱点を」
弱点・・・魚を嫌う理由だ
「一体何がなんだかわからなくなってきた」
「そうだろうな、でも退屈な感じはなくなってきただろう」
「あ・・・本当だ」
「こいつは相当前から俺たちのことを操っていたんだ!幻術で!一体何が目的だ!」
「目的なんか無いねっ!面白そうなやつがいたからやっただけだ!」
「こいつ・・・!」
「まあ落ち着けよ」
「ふん、どうせこんなところつまんねえところだと思ってんだろ!それがもっとつまらなくなっただけだ!」
反省する気はなしか
「どうせお前ら別の世界から来たんだろう!さっさと帰っちまえ!」
「ああ こんなところもう出て行ってやるッ!」
「おいおい落ち着けよ」
自分でもそう思うのだが
何でこんな目にあわなくちゃいけないんだ
本当に帰りたいよまったく
「一つ言っておくがな!こんな世界なにもおもしろいことなんかあったもんじゃねえっ!
俺は外の世界に出たいんだよ!お前らの世界にな!
しかしそれは許されることではないんだ!俺たちはいけなくてお前たちはいけるだなんてフザけている!」
「言いたいことはそれだけか?」
「ああそうだ!」
こっちの世界からは俺たちの世界にいけない・・・たしかに変だ
「なんで行けないんだ?」
「すべてはあの門番のせいだ!門番がジャマをする!扉は目の前にあるのに!」
門番?
「おいおい俺たちはわけわかんなくなってきたぞ もっと詳しく教えてくれよ」
俺もそう思う
「あ、ああ・・・ちょっと興奮しすぎたかもな・・・」
「この世界からお前達の世界に行くには扉を通る必要がある」
「扉?俺達がここにくるまでにそんなものはなかったぞ」
「当たり前だ、お前達がこっちに来るにはいつでも同じ時だ
だがこっちは違う こっちの出口はいろんな時に繋がっている だからいろんな扉があるんだ」
なるほど
どうやらこの世界から出ることは出来るようだ
「石があればよ・・・通してくれるって言うんだ」
石・・・
「お前たち、石って知らないか?」
「い、いや知らないぞ」
「あ、ああ 俺もだ」
ややこしそうなので知らないと言ってしまった
悪いことをした
「そうか・・・知らないならしかたないな 少しむしゃくしゃしていたようだ すまない」
「いや、あやまらなくていい」
「そうだ、お互い様だ」
「ああ・・・ありがとう 俺はもう行くよ すまなかったな」
「ああ がんばれよ」
「お前らもな」
彼がこの世界から出ることは可能なのだろうか
「行ってしまったな」
「ああ」
この世界をまだ旅しつづける
退屈だった世界も、術が解けるとやはり新鮮だ
新しいものばかりなんだ
退屈なわけがない
いろいろ旅をし続ける
森も、山も、島もまわった
全てをまわった
しかし、やはり心残りがあった
洞窟と火山だ
あの退屈さが術の見せたものだとしたら?きっとなにかあるはず
洞窟に入る
やはりだ 術をかけられていたときとは違う
空気が違うのだ
「気を引き締めていかないとな・・・」
「ああ なにかがある」
中はジメジメしている
しかし構造自体は単純だった
すぐに奥までたどりつく
そして見たものは空間
やはり何も無いように見えた
しかし、足元にひかるそれを決して見逃さなかった
石だ あの石だった
「これは・・・」
「間違いない、この石と同じだ」
こんなところに落ちているとは
「あいつが探し求めていたもの・・・」
そうだ、あいつが探していたものだ
「どうする?」
「俺が、渡す かならずこの手で!」
大事にしまっておこう
「ふー、しかしなんだ、退屈だな」
「それは言うな」
洞窟を出る
「次は火山だな」
火山・・・あれが一番気になる
「あんな火山だ 何もないほうがおかしい」
「そうか?そうかもな」
いざ火山
火山へ向かう道、虫を見つける
「うーんこの虫、奇妙だ」
「まあ異次元だしな」
異次元だから・・・異次元で済ませていいものか
それくらい奇妙な虫だった
無視嫌いの人なら目を回して倒れているところだろう
火山へ向かう
ふもとへつく
やはり違う 感覚が 空気が違う
「本当にここになにかあるのか?」
「あるかどうかわからんが、絶対にある」
そう、それは確信だ
火山・・・
ここに何かあるはずだ
絶対に
「よし、じゃあ行くぞ」
「おう」
熱い登山だ
900行きましたね
バイバイさるさん機能で大変でしたが、次で最後に絶対になると思います
何かあったらどうぞ
上る
上る
上る
熱い熱気がたちこめる
この火山はなかなかの火山だ
いままでみた火山の中で一番だろう
それほどまで火山
上る
上る
熱い
上る
頂上へつく
「やはり何もないじゃないか」
「いや、あった」
「?」
「この景色だ」
「こんな高さで異次元は見ていないだろう」
自分でもなに言ってるんだと思った
しかし良い景色だ
この景色は忘れないだろう
異次元の思いでとして心の奥にしまっておく
「さあ、降りてこの石をあいつに渡さないと」
下山
高いところからの景色も、低い景色も、いいものだ
そして探す
そう簡単に見つかるわけでもない
世界を再び旅して、ある町で再会した
「おい」
「なんだ?なんのようだ」
「この石、探していたんだろう」
石を手渡す
「ああ・・・探してきてくれたのか でも俺はいいんだ」
「なに」
「あれから考えたんだよ・・・いろいろとな そしたら、まあここもいいんじゃないかと思ったんだ」
「そうか・・・でもこれを受け取ってくれ」
「断らせてもらおう・・・
ちょっとしたイライラで取り返しのつかないことになりそうだ・・・」
「そうか まあ無理にすすめることもない 邪魔したな」
「ああ・・・ありがとうな」
この石はどうしようか
「捨てちまえばいい」
捨てる・・・もったいない気もするが、いいか
「それっ」
遠くに飛んでいった石は、やがて地中にうもれ、
いつしかなくなるのだろう
これが俺の選択だ
「もう、いいか」
「へ?」
「異次元はもういいかと言った」
ここにきてからもうだいぶたつ
そろそろ帰りたくなってきた
「じゃあ・・・行くか?扉へ」
「行こう 扉へ」
後悔することはないだろう
俺には最初からまったく関係ない世界だから
扉・・・そこは小さな建物だった
入口には門番がひとり
それだけだった
「旅のかたですね 石を見せてください」
見せる
「確認しました 通ってください」
建物の中に入る
なにもない 扉があると言われていたのに
しかしこの感じ、前に同じような場所にきたような
「おや もう帰るのですか」
そうだ
こっちに来たときと同じだ
「では、ここから先は一人づつです」
俺が先に行こう
「では送りましょう」
石が浮いて砕けちり、破片が降り注ぐ
目の前がグニャリと曲がり、気付いたところは・・・扉?
どういうことだ 前の世界はどうなった
「ようこそここへ」
この声は・・・ はっ 目の前に誰かがいる
「どういうことだ ここはどこだ!」
「ここは異次元とあなたの世界の間・・・次元の狭間とでも言いましょうか」
次元の狭間・・・
「俺は帰れないのか」
「いや 帰れます この無限にある扉を通れば・・・」
「無限にある扉?」
「この扉は一つ一つが過去、未来に繋がっています 過去へも行けるし、未来へも行ける・・・」
人類が夢見た時のプレゼント・・・つまりタイムマシンか
「た・だ・し どこに繋がっているかは私にもわかりません・・・」
「つまり俺はどこにいくかはわからないわけだ」
「そうです 戻ることもできません せいぜい迷うがいい!」
「迷う?その必要はないだろう」
「なに?」
「無限にあるならあがいたって無駄だ 俺はこの目の前の扉を開ける!」
「絶対に後悔することになる!」
「行ってみないとわからない!」
ギイイイイイ 扉を開ける
そして通り、たどり着いた先はどこかで見たことあるような町だった・・・
ここはいつの時代だ?
町を周るとここは500年前の世界だった
どうする?いや道は見えている
森を越え、砂漠を越え、南へ進む
見えてきたのは城だ
一度は拒否したこの道だが、もうどうすることもない 後悔することもない
ただまっすぐ進むのみなのだ
チリも積もれば山となる
俺の話はここで終わりだ
ということで終わりです
見て下さった方ありがとうございました
次のスレッドが立ったらここでおしらせします
読み返してみると、いろいろ至らないところとかあって、もっとがんばればなあと思います
これは次に活かしたいと思います
本当にありがとうございました
保守です
こちらも保守です
保守です
]
ホシュ