21世紀、世界は平和だった!
そこに現れた一つの陰!陰に侵食される社会!
この世界はどうなってしまうのか…!
2 :
(:.´.:ж:.`.:):2007/01/19(金) 01:08:59 ID:nbgJDaIi
電王かと思ったが違ったので用は無い 削除依頼出しとけ
3 :
名無しさん?:2007/01/19(金) 01:09:01 ID:j8uFy595
電波ゆ
4 :
名無しさん?:2007/01/19(金) 01:09:34 ID:c+hOYhFM
第一話 夜の雷
ザァァ・・・・
ザァァ・・・・
「なんだか今日は雨がつよいな」
部屋でまったりとしている男。
この男こそ、仮面セリュニマニルである!
「なにか起きなければいいが・・・」
その時、雷が落ちた!
ピシャーン
「ぬおっ これは・・・なにか悪いことが起きたに違いない!」
急いで雷が落ちた場所に向かう仮面セリュニマニル!
そこには悪の兵隊が降りていた!
「なんだお前らは!」
「ふふふ・・・お前がヒーロー気取りのバカか?」
「なんだお前らはと言っている!言葉が理解できないのか?」
「ハッハッハッハッ しねい!」
悪の兵隊はいきなりおそいかかってきた!
「しかたないな!いくぞ!」
「フハハハハハ、お前の周りを見てみろ!」
「なにっ!」
仮面セリュニマニルの周りを悪の兵隊が囲んでいた!
「ふふふ、お前に俺達が勝てるかな?」
7 :
名無しさん?:2007/01/19(金) 01:12:05 ID:???
「フフッ 笑わせるな!食らえ!円形気功弾!」
「なに!」
バァン!
仮面セリュニマニルの必殺技のひとつ、円形気功弾!
これは自分の周りにいる敵をを気の力で跳ね飛ばすものだ!
「ぐぅ・・・」
「おやおや、もうお手上げか この技は本来人を倒すものではないんだがな・・・」
「くそっ、覚えていろよ!」
「ああ お前らみたいなバカは絶対忘れられないだろうな!」
悪の兵隊は去っていった
しかし彼らはまた来るだろう
この世界は 確実に闇につつまれようとしている・・・・
第一話 夜の雷 おわり
次回予告
悪の兵隊を率いている悪将軍とは!?
そしてその後ろにいる悪の魔王とは・・・!?
仮面セリュニマニル 第二話 乞うご期待!
名前が消えてたよ
内容が薄っぺらいな。
色んな意味で
第二話 悪将軍参上
部屋で一人考え事をしている男。
この男こそ、仮面セリュニマニルである!
「悪の軍団が活発化したということは・・・・
84代目悪魔王が決まったということか・・・・」
そうつぶやく仮面セリュニマニル。表情は険しい。
無理もない、悪の魔王が復活したのだ。これからは悪の軍団との戦闘で忙しくなるだろう。
「親父が83代目悪魔王 ザンダルデレイブを倒してから20年・・・・もう次の代か・・・・」
仮面セリュニマニルの家系はヒーローの家系。
親から子へ受け継がれる正義の魂は何千年も昔から続いているものだ。
「親父・・・仮面セリュニカセルはもういない・・・・
早いうちに仲間を探さないとな・・・・」
この世界にいるヒーローは仮面セリュニマニルだけではない。
ヒーローの家系は8つあるという。
セリュニ家もそのなかの一つだ。
その昔、ヒーローは100人以上いた。
しかし、すこしづつ、すこしづつ、ヒーローの家計が途絶えてしまい、
いまや8つだけだ。
ヒーローの血を継ぐものすべてがヒーローになれるわけではない。
正義に選ばれし者だけがヒーローになれるのだ。
「・・・・悩んでいても仕方がない!行くか!」
セリュニマニルは決意をした。
旅に出る決意だ。
悪を倒すために、仲間を探す旅。
辛く険しいものになるだろう。
しかしこれはヒーローの宿命なのだ。
「今残ってる家系は・・・セリュニ家、サレル家、スール家、シュリィ家、
ソリュー家、カリュー家、クライ家、ケンデル家・・・だったか。
向こうも俺を探しているだろう。早いうちに合流しないと・・・」
セリュニマニルは旅の準備を済ませ、住んでる家を後にした。
「昔、親父が言っていた。
もし、何かあったときはここに行けと。
そこに何かが待っていると。
ようやく、そこに向かわなければいけない日が来たようだ。」
セリュニマニルはそこに向かう事にした。
遠いので飛行機で向かう。
4日後、やっとたどり着いた。
「ここに・・・何かが待っている・・・」
扉をあける。
人はいないように見える。
「何も無いじゃないか・・・?」
奥にすすむ。
とその時、後ろから声がした!
「来ると思っていたぞ仮面セリュニマニル!!」
「誰だ貴様は!」
「俺?俺か・・・ フフフ 俺は悪将軍の一人!ザンデルジェネイだ!」
「そのザンデルジェネイが何の用だ!」
「何の用だと?そんなもの答える必要はない!行くぞ!」
ザンデルジェネイが飛び掛ってくる!しかしかわせないことはない!
かわしたら反撃だ!
「この野郎・・・食らえ!」
セリュニマニルの攻撃!とくに名前はないが、強力だ!
「ぐぅっ・・・ハハハ、やるな。」
「余裕を装っているつもりか?」
セリュニマニルの攻撃は止まることはない!
すばやく、強力な一撃を確実に打ち込む!
「ガフッ ふー・・・・・ ふー・・・・・・・ ふー・・・・・・・・・・・」
倒れるザンデルジェネイ。虫の息だ。
「さすがだな・・・・・さすがセリュニカセルの血を継ぐ者。」
「お前は何者なんだ?」
「ふふ・・・ただの裏切り者さ・・・
この奥にお前の親父が残したものがある。
それを持っていって早く立ち去れ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
第二話 悪将軍参上 おわり
次回予告
セリュニマニルの父、
セリュニカセルが残したものとは!?
第三話 乞うご期待!
15 :
◆kljlRKt9lY :2007/01/19(金) 18:57:37 ID:TCY8dFkd
あげ
16 :
名無しさん?:2007/01/19(金) 20:43:11 ID:???
つぎが最終回でもなにも驚かない
>>16 まだまだ続くよ
計画としては百五十話くらいまで続く
今気づいたんだけど仮面セリュニマニルって略すと仮面SMだ!
やべえ!大変だ!
だけど次回から主人公の名前とタイトルが仮面セリュニネミルにしますとかそういうわけにはいかないし!
まあいいやほっとこう
19 :
◆kljlRKt9lY :2007/01/20(土) 20:31:44 ID:q6EZqtYj
このスレの目標は書籍化です
というわけであげ
20 :
名無しさん?:2007/01/20(土) 20:44:13 ID:???
雑スレから俺が来て読んだよ
面白いな
クスっとした
がんばれよ
21 :
名無しさん?:2007/01/20(土) 20:45:17 ID:???
めっさおもろいwwwwwwwwwwwwwww
頑張れwwwwwwwwwwww
>>20 がんばるぜ
>>21 俺の画力じゃこれが限界だ・・・
だれかリアルに描いてくれる人募集
>>22 これからもっと面白くなる(予定)
第三話 父の意思
「ここに・・・親父の残したものが・・・
よし、入るぞ!」
バタン!と勢いよく扉をあける。
そこにあったのは剣だった。
「手紙があるぞ・・・」
『セリュニマニルへ
お前がこれを見ているということは、きっと第84代目悪魔王が決まったということだろう。
安心しろ。お前が負けるような相手ではない。
ここに俺が使っていた剣を残す。
格闘だけではやっていけない日が来るはずだ。
これを使いこなせないようでは、悪魔王は倒せない。
最後に大きな力になるはずだ。
仮面セリュニカセル』
「親父の剣・・・・なのか?」
セリュニマニルは剣を手に取る。
「なんの変哲もない剣だ・・・・これが大きな力になるのか?」
そういうとセリュニマニルはぶんぶんと剣を振り回す。
つかいやすい、ふつうの剣だ。
「うーむ・・・・謎だ」
その時、外から声がした!
「出て来いセリュニマニル!!この悪将軍が相手してやる!」
「また悪将軍か? まあいい、この剣の力を試させてもらおう!」
振り向くと出口にはザンデルジェネイが立っていた。
「くっ・・・貴様、まだやるつもりか!?」
「いや・・・そうではない・・・」
「だったらなんだ!」
「逃げるんだ・・・その剣を持って!」
「ふざけるな!逃げてどうする!」
そのときザンデルジェネイが急に倒れこんだ。
「ふふーん・・・ 邪魔なものがあると思ったら、ザンデルジェネイさんではないですか・・・・」
「ぐ・・・・・」
「なにをしに、ここへ?」
「答える必要は・・・ない・・・・」
「では、そこをどいてくれませんか?」
「ふ・・・・」
ザンデルジェネイが道を空ける。
「ふふふふふふふ
ありがとうございます・・・」
「何をしにきたんだお前は?」
セリュニマニルが問いかける。
「それは・・・・お前を倒すため、にきまってるじゃないか!」
「ほほーう 俺に倒されるために来たのか・・・」
「言葉が、通じないようだ・・・なら、この一撃で!」
悪将軍がとびかかってきた!
「おい!その前にやることがあるだろう!」
とっさに剣で防ぐセリュニマニル。
「やることだと?そんなものはない!」
さらに攻撃をしてくる悪将軍。
「ふ・・・当たらないぜ!」
かわして、反撃!
吹っ飛ぶ悪将軍。
「ぐぬ・・・・」
「もう一回言う。まだやることがあるだろう!」
「・・・・やることとはなんだ・・・・」
「名前を名乗ることだ!!」
「名前?名前か・・・ふふふふふっ
天下のヒーロー様は名前がわからないと戦えないんですか・・・・」
「何?」
「名前・・・ふふふ
名前・・・・聞きたい?」
「・・・・・・・何が言いたい」
「いや、いいんですよ・・・・聞きたくないなら、聞かなくて。
ふふふっ」
「何がおかしい!」
「そりゃあおかしいですよ・・・
ヒーロー様は名前がわからないと戦うこともできないのですから・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
考え込むセリュニマニル
「隙を見せたな!」
ここだとばかりに襲い掛かる悪将軍。
しかしセリュニマニルには当たらない。
「な、なぜ!?」
「考え事をしているように見えたか?それとも何もしていないように見えたか?ふふふ・・・」
「・・・・・????」
「お前の名前はわかったぞ!ザンデルジェネイ!やっと俺の番だ!」
「くっ・・・!なぜ!なぜわかった!」
「すべてはこの剣の中に!父の記憶だ!」
実は、悪将軍の名前は引き継がれる。
そして、悪将軍の中の一つのザンデルジェネイ。
ザンデルジェネイは、この建物を守るものの名前だ。
さっき会ったのは先代のザンデルジェネイ。
今戦ってるのは今のザンデルジェネイ。
そういうことがセリュニカセルの剣に強い意志、記憶として残っていたのだ。
「では・・・なぜ俺の攻撃が当たらなかった?」
「それは・・・俺がただ、よけただけだ!」
「何!?」
「俺に隙はないということだ!食らえ!親父の剣、親父の意思だ!」
剣で大きく斬りつける!
「ぐはぁっ・・・・・!」
悪将軍の一人 ザンデルジェネイは死んだ。
「ふー あっちのザンデルジェネイはどうかな・・・・」
セリュニカセルが見に行くと そこには何も無かった。
「・・・・なぜ?」
それはセリュニマニルにもセリュニカセルにもわからない謎だった・・・
第三話 父の意思 おわり
次回予告
父の剣を持ち、とうとう旅の始まりだ!
この先にあるのは不幸か!?絶望か!?
いやいや、この先に待っているのは仲間だ!
次回第四話 お見逃しなく!
今回の話書くのに40分くらいかかってる!
びっくりだ!
31 :
名無しさん?:2007/01/20(土) 23:06:52 ID:???
面白くなってきた
>>31 今回の次回予告の出来だけは俺もすげえいい出来だと思う
本編もだけど
34 :
名無しさん?:2007/01/21(日) 00:34:46 ID:???
名スレの予感
35 :
名無しさん?:2007/01/21(日) 13:38:39 ID:???
名スレの予感
※作者取材により休載いたします。
38 :
名無しさん?:2007/01/22(月) 18:05:36 ID:6WC6Bx00
名スレの予感
第四話 出発
「はぁ・・・疲れた・・・もう家に帰りたい」
つぶやくセリュニマニル。だがそういうわけにはいかない。
「なんとかして仲間を探さないとな・・・世界のためだ。」
しかし、どこに行けばいいのかがまったくわからない。
手がかりが何一つないのだ。
「もういい 今日は休んでやる」
そういうと道端に寝転がるセリュニマニル。
微動だにしない。
およそ30分がたったころ、セリュニマニルは起き上がる。
「よっし 疲れも取れたし 行くか!」
そう、セリュニマニルは休んでいた。
しかしただ寝転がったわけではない。
大地のエネルギーを吸い取ったのだ。
しかし、そんなことをしていたら大地のエネルギーが無くなったらどうする?と思うかもしれない。
だがご安心を。
大地のエネルギーは生命がある限り枯れることはないのだ。
「しかし手がかりが無いとどうしようもないな・・・」
腕を組み考え込む。
「・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほど。」
セリュニマニルは父に聞いたのだ。
どうすれば手がかりが見つかるか?を。
そこで帰ってきた答えは『情報が集まるところにいくこと』だった。
とりあえず人が集まるところに行くことにした。
「人のあるところに情報あり・・・だ。」
歩く・・・歩く・・・歩く・・・
人が集まっているところが無いか探すのだ。
ようやく見つかったのは、ひとつの酒場だ。
「まだこういうところもあるのか・・・」
とりあえず入る。それしかない。
カランコロン・・・・
(むう)
人はあまりいなかった。
しかし聞かないよりましだ。
「すいません・・・」
「はい?」
「人を探してるんですが・・・」
「はいはい わかる範囲だったら」
「ヒーローです」
「は?」
「ヒーローです」
「・・・・・・・冗談ですか?」
(そうか・・・ヒーローがいるということは一般人にはあまり知られていないのか・・・)
「ハハハ、面白いでしょこのギャグ」
「そうですね・・・」
適当にどうにかして酒場を出た。
「くぅ・・・アホなことをしてしまった・・・」
後悔をするセリュニマニル。
「よく考えたら一般人がヒーローのことなんかわかるわけないよな・・・」
しかしこれで何をしたらいいのかわからなくなってしまった。
「くそっ・・・・こうなったらなんとしてでも仲間を見つけてやる」
しかしどうしようもない。
とりあえず家に帰ることにした。
4日後、家に着いた。
「・・・・・・なんだこれは」
家の中の物がすべてなくなっている。
「誰がこんなことをしたんだ?」
とその時、後ろから声がした!
「来ると思っていたぞ仮面セリュニマニル!!」
「・・・・・・・・・・・・・」
「フフ、驚かないのか?」
「なんでお前がいるんだ?ザンデルジェネイ!いや、先代ザンデルジェネイ!」
「ふふふ・・・・俺がザンデルジェネイだと?」
「何?」
身構えるセリュニマニル。
「おう 待て待て待て 俺は敵じゃない」
「だったら何だ?」
「ふふふふふふふふ
その言葉を待っていたんだ!
俺は仮面カリューヘリュル!変装術の達人だ!!」
「何!?」
「ふふふ、たまたま見させてもらったよ お前とザンデルジェネイの戦いをな!」
「どういうことだ?」
「俺はあの戦いを見て安心したよ!やっと俺以外のヒーローに会えたんだと!
それから少しだけ後をつけさせてもらったぜ!ふふふふふ」
「ストーカーか!?」
「おっと、それだけは言わないでくれ 俺もつらかった
正義のヒーローがストーカーまがいのことをするなんてな・・・」
「いや、そんなことはどうでもいい!
なぜ俺の家の物がなくなってるんだ!?」
「そんなもの知るか!お前のあとをつけてきたんだからな!」
「くっ・・・・」
「ま、どうせ悪の兵隊のざこどもが持ってったんだろうよ
悪将軍様に命令されてな!」
「その悪の兵隊はどこにいる!?」
「だから知らないって言ってんだろ!」
「・・・・・・・・」(こいつ本当にヒーローなのか?)
「まあいい、会えてよかったぞ、仲間よ!」
セリュニマニルが言う。
「こっちもだ!」
それに応えるカリューヘリュル。
ついに長い冒険が幕を開けた。
第四話 出発 終わり
次回予告
俺の家の物を持ってったのは誰だ!?
そして新しい仲間はどれほどの腕前なのか!?
次回!第五話!ご期待ください!
>>38 名スレの予感を感じてもらえるのはうれしいけど
出来れば感想を・・・・
今日は35分くらい。
縮まった。
47 :
名無しさん?:2007/01/22(月) 22:57:17 ID:???
結局分からないままの家具の行方ワロス
49 :
名無しさん?:2007/01/22(月) 23:24:23 ID:6WC6Bx00
>>45 新キャラが出てきて、やっと物語が動き出した感じがする。
本当に百五十話くらいいきそうだなw
初めての仲間が予想外のキャラで今後の展開が楽しみ。
ダイの大冒険は好き?
. \x/
. (<○>)<仮面セリュニマニル!
. |
. /| ̄ ̄
. \|
/\
\ \
なんか違う
>>49 おお ありがとう
いきあたりばったりな展開になるかもしれんけど
期待してね
ダイの大冒険は一度読んだことがあるけど
あまりよく覚えていない
必殺技の名前が思いつかないので休載します
52 :
名無しさん?:2007/01/24(水) 06:05:11 ID:???
ヽxノ
ヾ(<O>)
( )ゝ
く \
53 :
名無しさん?:2007/01/24(水) 06:15:53 ID:???
ヽxノ ,,
( <O>)./
( \o''
/ >
第五話 兵隊
「さて・・・これからどうする?」
カリューヘリュルが問いかける。
「まず、兵隊を探さないと・・・」
「そうかい」
30分ほど探したとき、10人程度の小規模なグループが見つかった。
「よし、あいつらなら何か知っているだろう・・・行くか!」
「待て!」
「何!?」
「ふふふふふ ここはひとつ俺様の変装術を見てもらおう」
「・・・・まあいいが」
「ふふふ 少し待っていろ」
そういうと草陰に身を隠した。
「おい、なぜ隠れる」
「企業秘密だからさ!」
「・・・・・・・・・・」
「よし、行くぞ!ていっ!」
「・・・・・・・・・・・終わったか?」
「おう 終わったぞ」
草陰から出てくるカリューヘリュル。
「ほほう そっくりだな」
感心するセリュニマニル。
「ハッハー 俺の変装術は誰にも負けねえよ!」
「声色も変わったな」
「当たり前だ!そこまでやるのが変装だ!」
「そうか」
「じゃあ、行ってくる」
「気をつけろよ」
「あんなざこにやられてたまるか!」
「そりゃそうか・・・」
そして兵隊に近づくカリューヘリュル。
「よう」
カリューヘリュルが兵隊にあいさつをする。
もちろん兵隊は気づかない
「おう」
「あのさー」
「なんだ?」
「仮面セリュニマニルの家の物ってどこ持ってったの?」
「・・・それを聞いてどうするんだ?」
怪しがる兵隊。
「いや、俺実は家の物を運ばなくちゃいけなかったんだよ
だけど寝坊しちゃって・・・」
「そうか・・・ならしかたないか
あいつの家の物は全部ヒーロー研究所に持っていったよ」
「おお わかった ありがとう
それでヒーロー研究所ってどうやって行くのが近道?」
「うーん 俺はあの大きいビルの近くの裏の道を回って
それから信号を右にまがってまっすぐ行くルートかな」
「おお!ありがとう!」
「次は遅刻すんなよ!」
すんなり情報を引き出せた。
「終わったか・・・こっちに帰ってくるな」
「ふー あいつらバカだなー 思った以上に」
そういうと変装を解く。
「よくばれなかったな」
「そりゃそうだ!話をうまくあわせるのも変装の内だ!」
「そうか・・・」
「じゃあヒーロー研究所とやらに向かおうか」
「そうだな」
ヒーロー研究所
そこは悪の軍団がヒーローを研究し弱点などをみつけたりして
なんとかヒーローに勝つ手段を考え出そうとする施設である。
大きいビルの裏の道を回ってそれから信号を右に曲がり、まっすぐ行くとそこにはヒーロー研究所があった。
「さて・・・どうする?」
カリューヘリュルが問いかける。
「変装しないのか?」
「バカ 変装しても物は運び出せないだろう」
「それもそうだな・・・なら、正面突破しかないな」
「よし!」
とりあえず門を開け、敷地内に入る。
以外に普通だ。
セキュリティもなにもない。
「普通に玄関が開いてるんだが・・・」
「無用心なやつらだな」
しかし敷地内に入るとさすがに気づかれて、悪の兵隊がやってくる。
「ふふふふふ ざこだざこだ」
「お前、変装以外は大丈夫か?」
セリュニマニルの疑問。
それにカリューヘリュルが答える。
「安心しろ、もちろん格闘能力も並ではないぞ」
「そうか・・・ならいい」
そこに悪の兵隊が襲い掛かってくる!
数は6人程度だ!
「ぬっ」
よける!
相変わらず悪の兵隊の攻撃はあたらない!
「ちゃんと相手をみて攻撃しろ!」
反撃!
一人、二人、三人と倒れていき、
あえなく悪の兵隊は全滅した。
「相変わらずだな・・・」
「ぐぐぐ・・・・この先にはわれらが所長がまっている・・・」
「所長か・・・まあ研究所なら所長くらいいるか・・・・」
先にすすむと、そこには白衣を着た男がいた。
「お前がここの所長か?」
それに白衣の男が答える。
「そうだ 俺がここの所長だが?」
「俺の家の物を奪っただろう、返せ!」
「ふっ、そんなもの、とっくに捨てたさ
焼却処分だ!」
「なにっ!」
「まあ、データは取ってあるがな・・・ふふふ」
「なら、そのデータだけでもよこせ!」
「ふふふふ・・・ 俺はお前の恥ずかしい秘密もなんでも知っているぞ・・・
どうだ 仲間にばらされたくはないだろう?ははははは」
「恥ずかしい秘密だと!?」
(恥ずかしい秘密・・・聞きたい!)
「ふふふっ 残念ながらヒーローであり正義の俺にはそんなものなど存在しないのだ!」
(何っ!?)
「ふふ・・・本当にそうかな?
人には誰でもやましいことはあるのだ・・・違うか?」
「それは俺にはあてはまらない!」
「なら言うぞ・・・言っちゃうぞ・・・・?」
「ふっ 言うだけ言えばいいさ」
(言えー!)
「ふふふ・・・・・・本当はそんなもん持ってないよー・・・」
(なにー!?)
「だから言っただろう・・・」
「死ねええええええええええええええ!!!!」
カリューヘリュルが所長に襲い掛かる!
「なっ 不意打ち・・・!?」
「勝負に不意打ちも何もない!」
「ぐ・・・ぐぐぅ・・・・」
所長は死んだ。
「さて、データが入ってるCDをもらって行こう・・・」
カリューヘリュルが床に落ちていたCDを拾おうとする。
「まて、それは俺のものだ」
「・・・・・・・・・・」
黙って差し出す。
「・・・俺の恥ずかしい秘密を聞きたいか?」
「え?ああ・・・」
「実はこの仮面についているひげみたいなものは・・・」
(ゴクリ)
「取れるんだ!」
「・・・・・・・・・・」
「聞きたくなかったか?」
「・・・・・・・・・・」
次回予告
家の物は燃えたけど、データはもらった!
とりあえずパソコンで見てみよう!
次回は第六話! イエイ!
今回は結構適当に書きました。すいません。
お知らせです。
次からは少なめに書くことになりそうです。
>>52-53 おお!すごい!
動きがある!
第六話 研究所
「さっそくCDの中身を見てみようぜ」
カリューヘリュルが提案する。
「そうだな じゃあこのパソコンをちょっとだけ貸してもらおう」
そういうとセリュニマニルそばにある研究所のパソコンを起動した。
「よし、CDを入れよう」
CDを入れるとパソコンは音を立て、
そこには一つのメッセージが表示された。
『この研究所は偽物だ ははは
お前の家の物は今頃本当の研究所に行っているだろう・・・・・・
ふふふふふふ
所長』
「くっ・・・・そういう事か!」
「あの兵隊め・・・・嘘を教えやがったな!」
「もうこんな所に用は無い!行くぞ!」
「ああ!」
研究所を出ると、セリュニマニルはある物に気付いた。
「おい、なんか階段が無かったか?」
「どこにだ?」
「そこだ」
セリュニマニルが指差す先には地下に続く階段があった。
「あやしいな・・・・・」
「行ってみるか」
そういうと階段を降りる二人。
「暗い階段だな・・・・」
「しかも長いぞ」
そうこうしている内に、扉が見えた。
そこには関係者以外立ち入り禁止と書いてある。
セリュニマニルが扉を開けようとするが、開かない。
「鍵がかかっているな」
「そうか・・・・ちょっと待っていろ
いい物を持っている」
そういうとカリューヘリュルは一つの物を取り出した。
「なんだ?」
「ピッキングツールだ」
「・・・・・・・・・・」
カリューヘリュルが鍵を開ける。
「よし、開いた」
「ストーカーに、ピッキングか・・・・」
「それを言うな・・・・」
扉を開ける、すると警報が鳴り響く!
「外と比べるとえらい違いだな!」
「ふふ、ここが本命ということか!」
そして悪の兵隊がやってくる!
かなりの量だ!30人以上いるだろう!
「侵入者だー!殺せー!」
「威勢だけはいいやつらだ!」
悪の兵隊と戦う!戦う!倒す!倒す!
しかし一向に相手が減らない!
65 :
名無しさん?:2007/01/26(金) 02:35:51 ID:???
「どういう事だ!?」
「慌てるな!ただ人が補充されているだけだ」
「仕方がない、あれを使おう!ちょっとこいセリュニマニル!」
カリューヘリュルが言う。
「なんだ!?」
とりあえずカリューヘリュルの言う通りにするセリュニマニル。
扉から出て、階段を昇る。
悪の兵隊が追ってくる!
「逃げるのか!?」
「違う!黙ってついてこい!」
階段を昇りきる。物陰に隠れるカリューヘリュル。
「ちょっとまっていろよ
ふん!ぬぬぬぬぬぬ」
体が透明になっていく!
「これは・・・・?」
「体を透明にする術だ!これで相手からは姿が見えない!」
「透明・・・?」
「試してみるか?」
周りにはセリュニマニル達を探す兵隊達がいる。
その兵隊達に近付くカリューヘリュル。
しかし兵隊は気付かない。
「なるほどね」
66 :
名無しさん?:2007/01/26(金) 02:44:01 ID:???
「これであの地下に入っても大丈夫だ」
「じゃあ行くか!」
階段を降り、中に入る。
どうやら兵隊達は全て外に出ていったらしい。
そして、一つの部屋にたどりつく。
そこには一人の男がいた。
「誰だ!?
・・・・・気のせいだったか」
「いや、気のせいではないぞ!」
「!? 何が起こっている!?」
二人は透明化を解く。
「お前らは・・・!
ここに何しに来た!」
「俺の物を取り戻しにだ!」
「ふっ 大事なサンプルだ!渡すものか!
俺は悪将軍のサンデール!この研究所を管理している!」
「なるほど、本物の所長ってわけか」
「行くぞっ!」
サンデールが襲いかかってくる!
一発の威力は低いが、弱点をうまく突いてくる!
「くぅ・・・・」
「ふはは、これが研究成果だ!」
「ならば!」
セリュニマニルが力をためる!
これはセリュニマニルの技の一つである、超気効である!
力と精神を集中することによって、弱点を一時的に無くすことが出来るのだ!
「無駄だ!」
セリュニマニルを攻撃するサンデール!
しかしセリュニマニルは応えない!
「なぜだ!?」
「ふふふふふふふ」
セリュニマニルに攻撃が集中する!
しかしやはりセリュニマニルは応えない!
「くそーっ!研究成果があるはずなのに!
なぜ応えない!?くそっ!」
すでにセリュニマニルしか見えていないサンデール。
そこにカリューヘリュルの必殺技が当たる!
「ぐぅっ・・・・・がふ・・・」
倒れるサンデール。
もう息はない。
「もうちょっと2対1だということを考えるべきだったな!」
「さて、俺の物はどこだ・・・・あった
持って帰るの大変だなこれは」
「俺が半分持ってやろうか?」
「当たり前だ」
大事な物を取り返したセリュニマニル。
やっと旅に出れそうだ。
第六話 研究所 おわり
次回予告
やっと家の物を取り戻せた!
旅に出る前に、ちゃんとさたところに保管しないとまた奪われるぞ!
次回第七話 いやっほう!
名前が抜けてたり、誤字があったり大変だ!
多分眠いからだろう!
69 :
名無しさん?:2007/01/26(金) 03:01:46 ID:???
CDの中身を見てみようの図
ヽxノ
( <○>) ヾ(<カ> )
( \)\◎ ( )ゞ
>> <<
>>69 はえーよ!乙!
こんどカリューヘリュルのイメージ図も書かないとな!
棒人間だけど!
71 :
名無しさん?:2007/01/26(金) 03:08:03 ID:???
>>70 お前が頑張ってっから俺も頑張って作ったよ
気が向いたらまた頑張るから、お前も頑張れよ
でも寝ろよw
>>71 おうわかったぜ!頑張る!
パソコンでいろいろしてから寝るぜ!
月曜日まで書けないかも!
74 :
名無しさん?:2007/01/30(火) 02:53:23 ID:+pulMC71
月曜日
うおおおお
モチベーションがあがらねえええええ
76 :
名無しさん?:2007/01/31(水) 05:59:52 ID:???
締め切りないんだから気楽にやろうぜ
じつはまとめサイトつくろうと思うんだけど
78 :
名無しさん?:2007/02/01(木) 13:49:46 ID:???
まとめサイトつくろうと思う
第七話 レーダー
「やっと家に帰ってこれたな」
セリュニマニルがほっと一息をつく
「どうすんだ?この先」
カリューヘリュルが言う。
「まあ適当に旅をするしかないな」
「適当でいいのか?」
「手がかりも何も無いだろう」
「ふふふふ
手がかりはここにあるぞ」
そういうとカリューヘリュルが何かを取り出す。
「なんだそれは」
「ヒーロー研究所で拾ってきたヒーローレーダー(開発中)だ!」
「・・・・・信用できるのか?」
「使ってみなきゃわからねえな」
「じゃあ、スイッチ入れるぞ!」
「ああ」
カリューヘリュルが赤いボタンを押す。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
3分ほどたったが、つかない。
「つかねえな」
「そうだな」
5分たつが、つかない。
「電池入ってないんじゃないのか?」
「どこに電池入れるスペースがあるんだ?」
「知らん」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「あきらめるか・・・・」
「そうしろ」
「うまい話なんてそうそうないものだな・・・」
第七話 レーダー おわり
次回予告
レーダーなんていらねえよ!
ヒーローたるもの機械に頼らず自分の心で探し回れ!
次回第八話 おたのしみに!
とりあえず短いけど書いた
これくらいの長さの話を毎日書くみたいな感じでやっていきたい
前の話から一週間たってるし
>>78 そうかい
82 :
名無しさん?:2007/02/02(金) 00:18:48 ID:???
次楽しみだわw
ヽxノ
( <○>) ヾ(<カ> )
( ) 凸(/)
>> <<
ヽxノ
( <○>) (<カ> )
( ) 凸(/)
>> <<
ヽxノ (<カ> )
⊂⌒`(つ<○>)つ 凸 へ(へ )ヽ
85 :
名無しさん?:2007/02/02(金) 00:28:12 ID:???
こうかなー
. ヽ__ノ
ヽ({ })ノ
(~~)
く \
86 :
名無しさん?:2007/02/02(金) 00:29:15 ID:???
>>84 ちゃんとした職人さんがいてくれるといいんだけどなー
俺、3行くらいまでのしか作れないんだよ
88 :
名無しさん?:2007/02/02(金) 00:32:49 ID:???
>>87 お話作るほうがすごいと思うけどなw
もうちょっと考えてみるわー
またねw
>>88 話は妄想を形にしたようなもんだ
AAがんばれよー
妄想を形にするってなんかおかしいな
妄想を文章にするかな
92 :
名無しさん?:2007/02/02(金) 19:04:34 ID:???
こうだああああ!
. ヽ__ノ
ヽ({__})ノ
( )
く \
第八話 草原
「さて、ゆっくりしている訳にはいかないな」
セリュニマニルが立ち上がる。
「もう行くのか?」
カリューヘリュルが不満そうな顔をする。
「ああ」
それに答えるセリュニマニル
「俺はもう少し休んでたいんだが・・・」
「そうか、なら休んでおけ
俺は一人で出る」
「わかったよ、行くよ」
「・・・・・・・」
家を出る二人。
「戸締まりはしっかりしておけよ」
「言われなくてもわかっている」
そしてついに家を後にした。
いつ帰って来れるかわからない、長い旅の始まりである。
「さて、どこに行こうか?」
カリューヘリュルが聞く。
「そうだな・・・長い旅になりそうだし、
まず俺の思い出の場所に行かせてほしい」
「思い出の場所?」
「そうだ」
「ふーん・・・・」
歩く二人。
「それで、その思い出の場所とやらはどこにあるんだ?」
「そう遠くはない
だが少し疲れるかもな」
「疲れるって・・・」
歩く二人。
「この森を抜けるとあるんだが・・・・」
「そうかそうか
なんかワクワクしてきた」
森を抜けると、それほど広くはない草原が見えた。
天気がよく、風が心地よい。
「ほほーう いいところじゃないか」
「ふふっ」
セリュニマニルが笑う。
「懐かしいな・・・」
しみじみするセリュニマニル。
「なんか疲れもとれそうな所だな」
「さて、もうそろそろ行くか」
セリュニマニルは何かを決意したような顔で言った。
「もう行くのか?」
「ああ」
「・・・・・・・」
カリューヘリュルが不満そうな顔をする。
「休んでてもいいぞ」
「わかったよ、行くよ」
こうして草原を後にした二人。
なんだか心が洗われるような気分だったとか。
第八話 草原 おわり
次回予告
思い出の場所を後にして、ヒーローを探す!
見つかるのか?どうなのか?
次回は第九話!
草原をそうげんと読むかくさはらと読むかはあなたの自由です!
第九話 案内
「そういえば、情報屋の話を聞いたことがある」
カリューヘリュルが口を開く。
「情報屋?」
「そうだ あらゆる情報を持つ人らしい」
「信用できるのか?」
「聞く話によるとかなり信用できるらしいぞ」
「ふーん・・・・」
セリュニマニルが考え込む
「会いに行くか?」
「そうだな」
道は決まった。
まず、情報屋に会いに行こう。
「それで、その情報屋はどこにいるんだ?」
「ここから南のサーリティっていう都市にいるらしいぜ」
「そうか 結構近いじゃないか」
サーリティを目指す。
だいたい3時間ぐらいだろうか あらゆる乗り物を利用し、たどりついた。
「ほどよく田舎でほどよく都会だ」
「それで、情報屋とやらはどこにいるんだ?」
「えーと・・・午後九時ごろに、ある建物の前に立っているとか」
「その建物とは?」
「この街で一番大きい建物らしい」
辺りを見回す。
しかし街中なのでよくわからない。
「人に聞くしかないか・・・」
辺りの人に聞きこみをし、なんとか建物を見つけた。
「これだ この建物の下に来るんだな」
「今は何時だ?」
「まだ7時くらいだ」
待つ二人。
「暇だな・・・」
そして2時間がたつ。
「そろそろ来るかな・・・?」
すると、一人の男が話かけてくる。
「ちょっと兄さん」
「はい?」
「そこはワシの場所でっせ」
「あ・・・・あなたが情報屋か?」
「いかにも サーリティの情報屋と言えばワシしかおらへん」
「そうか・・・実は聞きたいことがあるんだ」
「はいはい何でも聞きまっせ答えまっせ
でもそ・の・ま・え・に・・・・」
「その前に?」
「情報料を払ってもらいましょか」
「そうか・・・」
お金を手渡す。
「フム」
「それで聞きたいことが・・・」
「はいはい なんでもどうぞ」
「実は俺達・・・ヒーローなんだよ」
「ほう」
「それで今、同じヒーローを探しているんだが・・・何か知っているか?」
「へっへっへ いいタイミングできましたなぁ」
「何か知っているのか!?」
「まあまあ焦りなさんな
実はつい最近そういう事に詳しい人と知り合ったんですわ」
「ほうほう」
「その人を紹介してあげましょう」
「信用できるのか?」
「ワシの知人の信用はすなわちワシの信用や
信用出来ない人を紹介するわけあらへん」
「そうか・・・・」
「とりあえず連絡しておくから、また明日ここに来ておくんなはれ」
「わかった 礼を言うぞ」
「礼なんていらへんいらへん
こっちは商売でやってんねんからな」
セリュニマニル達は立ち去った。
「思わぬ収穫だったな」
「とりあえず、宿に泊まるか」
「そうだな」
宿に泊まり、次の日の午後九時。
「おお アンタらか」
「おう 紹介してくれる人は?」
「こちらの方でっせ」
「どうも 初めまして」
まだ若い男だった。
口調は丁寧で、信用できそうな人だ。
「こちらこそ」
「どうも」
「クライサレルと申します」
「クライ・・・?どこかで聞いたことあるような・・・」
「今残っているヒーローの家系のうちの一つです」
「!!じゃあ君もヒーローなのか!?」
「いえ、ヒーローなのは僕の兄なんです」
「そうか・・・俺の名前はカリューヘリュル」
「俺がセリュニマニルだ よろしくな」
「いえ、こちらこそよろしく」
「さて、自己紹介が終わったらさっさとどいてどいてー
商売の邪魔でっせー」
「おお すまない」
とりあえず立ち去る三人。
「さて・・・どこに行こうか?」
カリューヘリュルが言う。
「とりあえず僕の家に来ませんか?案内しますよ」
クライサレルが言う。
「おお それはありがたいな」
セリュニマニルが言う。
そして案内されてやってきた二人。
「くつろいでいてください」
「すまないな」
「いえ 正義のためですから」
「そっか・・・・俺達正義だったんだっけ」
「まさか忘れていたのか?」
「い、いやそんなわけないだろ」
「ハハハハハハ」
「それでどうしましょうか?」
「どうするって?」
「これからです」
「ふむ・・・・とりあえず今、
君は何をどれくらい知っているのかがわからないとな・・・」
「僕が知っているのは三つです
兄と、サレル家と、ソリュー家です」
「そういえば、君の名前にもサレルが入ってるんだな」
「ええ ただの偶然ですがね」
「そうか・・・」
「まあとりあえず、兄から行こうじゃないか
まず近いところからだ
仲間は多いほうがいいし」
「そうですか、なら連絡をとりますね」
「いまここにはいないのか?」
「実はみなさんと同じように、仲間を探すために旅に出たのです
でも心配はありません すぐに連絡はとれますから」
「そうか」
旅の案内役が仲間になり、どんどんヒーローが近くなってくる。
全員集合もそう遠くはないだろう。
第九話 案内 おわり
次回予告
兄って何者なの?
仮面はつけてるの?
次回は第十話?二桁到達?
自分で書いてるのに世界観がわからなくなって困った
世界観の設定間違っちゃったかもしれぬ
もっとファンタジーなかんじでやりなおしてよろしいかね
107 :
名無しさん?:2007/02/09(金) 15:44:39 ID:hrzNKbzI
落ち着けよ
俺はお前の味方だ
108 :
漬け物会長 ◆5CggsiwBLM :2007/02/09(金) 15:46:51 ID:wba8RTRB
デューユーリメンバー
109 :
ドリル:
サイバーパンクで頼む