1 :
名無しさん?:
あらすじ
元スポーツ万能のちくわが逆上がりに挑戦。
しかし全然逆上がりができず、こんなはずではないと思うちくわ。
ひとまずその日は眠りにつく。
登場人物紹介
・ちくわ
この物語の主人公。
昔はスポーツ万能型と呼ばれていた。
・男
ちくわの友達。
ちくわのことを空洞野郎と呼ぶ。
2 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 13:12:38 ID:???
〜完〜
3 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 13:33:52 ID:???
第四話
朝
ちくわ(………昔は…スポーツ万能で…)
(今の体とは違って…しまっていた……)
(程よい弾力があり……プリプリしていて…)
(今の歯ごたえも何もない体とは大違いだった……………)
ちくわ「よし!
あのころの体を取り戻すために!特訓開始だ!!」
それからちくわはただがむしゃらに頑張った…
三ヵ月後
男「よー空洞野郎 久しぶりじゃねーか」
ちくわ「なあ…」
男「どうした」
ちくわ「また逆上がり…見てくれ。」
男「別にいいけど…。」
そして公園へ向かった。
つづく
4 :
ポンカン ◆oCIKdRoYpY :2006/05/08(月) 14:07:03 ID:1iVKrD1k
∫ _
/´,,, `ヽ
∫ . /';,;, ''';;;;,, |
./,,,, ''';;; ノ
∫ ./ '''',,, /
./ '';;; /
/_"";;; ''' /
γ´ `ヽ";; /
.i .γ'ヽ | /
.人 ゝ-.' ノ/
ゝ - '
5 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 14:23:30 ID:cm4TacJl
バンドーラ
6 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 15:15:30 ID:fbxIaE6m
カマボコ野郎への道
7 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 15:24:21 ID:???
それからどした
8 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 16:07:18 ID:???
第五話
男「着いたぞ。公園だ。」
ちくわ「よし。」
男「逆上がり…するんだろ?」
ちくわ「ああ。」
男「…」
ちくわ「ふぬっ」クルリ
ちくわ「やった… やったぞー!!」
男「おお!」
かくしてあの頃の体を取り戻したちくわ。
男「じゃあ帰るか。」
ちくわ「いやまて。」男「なんだよ」
ちくわ「スポーツ万能って言っただろう。
逆上がりだけじゃない。他の事も出来るんだ。」
男「なら見せてみろや空洞野郎!」
つづく
9 :
名無しさん?:2006/05/08(月) 22:59:33 ID:???
第六話
男「次は何をするんだ?」
ちくわ「次は…テニスだ!」
男「テニスか…テニスはスポーツセンターに行かないとできないな…」
ちくわ「じゃあ行くか」
スポーツセンター
ちくわ「よし…じゃあテニスコート借りるぞ」
男「おい、その前に」
ちくわ「なんかあったか?」
男「ラケットはどうした」
ちくわ「あ…」
男「…」
ちくわ「プールでも入ろうか…」
男「そうだな…」
つづく
10 :
名無しさん?:2006/05/09(火) 14:39:06 ID:???
第七話
ちくわ「あ!水着!」
男「水着!」
ちくわ「向こうに売ってるぞ!」
男「突撃!」
売店
ちくわ「Sサイズで」
男「ちょっと待て」
ちくわ「何?」
男「お前水着着れるのか?」
ちくわ「………」
男「…」
ちくわ「俺水着着なくていいわ…ちくわだし」
男「そうか…」
ちくわ「水着買ったか?」
男「買った」
ちくわ「じゃあプール行くか…」
つづく
11 :
名無しさん?:2006/05/10(水) 21:12:58 ID:???
第八話
プール
ちくわ「あーあ うーみーはひろいーなー っと!
思い出すなぁ魚だったあのころ。」
男「お前泳げんの?」
ちくわ「ふふふ、よくぞ聞いてくれました!!
水泳は大の得意に決まっておろう! 見てろ!」バシャーン
プカプカ
グルルォッ
スシャーッ
男「はっ速い!!」
ちくわ「ふふふふ、これぞちくわ家に代々伝わる、練り物ローリング泳法だ!」
男「ね、練り物ローリング泳法!?」
ちくわ「そうだ。ちくわ独特のあの空洞を使い、あれしてこれして高速で走るのだ!」
男「なるほど…それは人間でも習得出来るのか?」
ちくわ「いや無理だ。人間には負担がかかりすぎる。」
男「そうか…」
「ようちくわ!久しぶりじゃないか!」
ちくわ「あ!お前は!」
つづく
12 :
名無しさん?:2006/05/10(水) 21:14:45 ID:???
いい所で・・気になるじゃないか・・・・・
な、ワキゃねー
13 :
名無しさん?:2006/05/10(水) 21:19:40 ID:???
14 :
名無しさん?:2006/05/11(木) 11:40:42 ID:???
第九話
ちくわ「お前はかまぼこ!」
かまぼこ「おおちくわ!練り物の国以来だな!」
男「練り物の国?」
ちくわ「練り物の国と言うのは…
昔練り物のみんなだけでお金を出し合って建てた寮みたいなものだ。」
男「寮?」
ちくわ「そうだ。俺達練り物は家が借りられない。
だから皆が住むところを作ろう!ということになって建てたのが練り物の国だ。」
男「何故国?」
ちくわ「この建て物には練り物しか住んでいない…だから練り物の国みたいなもの。
そういう気持ちで名付けられたのが練り物の国。」
男「あれ?でもお前今はアパートじゃん。」
ちくわ「そうだな…いろいろあって…練り物の国は…潰れた。」
つづく
15 :
名無しさん?:2006/05/12(金) 15:55:56 ID:???
第10話
五年前
はんぺん「おーいみんなー!」
ちくわ「どうしたんだ?」
はんぺん「こんな手紙が…」
ちくわ「なになに…
明日の12時に建物に大変な事が起きる…」
さつまあげ「うーん、いたずらじゃないかなぁ」
かまぼこ「そうだなぁ…、でも…念のため明日昼12時は外に避難しよう。」
なると「めんどくさいなぁ…」
翌日
ちくわ「そろそろ時間だな。みんな!外に出よう!」
外
さつまあげ「何も起きないなぁ…」
かまぼこ「そうだな…やっぱりいたずらかな…」
ちくわぶ「帰ろうぜ!」
はんぺん「そうだな。」
夜
ちくわ「うーん、いたずらだったのか…?」
つづく
16 :
名無しさん?:2006/05/12(金) 18:31:05 ID:???
盛り上がってまいりましたー
17 :
名無しさん?:2006/05/13(土) 14:42:27 ID:???
第11話
ズガーン!
ちくわ「なんだ!?」
ズゴゴゴゴゴゴ……
ちくわ「まずい!外に出よう!」
外
はんぺん「ちくわ!」
ちくわ「一体何が起きたんだ!?」
はんぺん「わからない…いきなり爆発音がして…」
かまぼこ「みんないるか!?」
ちくわぶ「ちゃんと全員いるよ!」
さつまあげ「皆無事か…」
はんぺん「崩れちゃったね…」
ちくわ「全部な…」
ちくわぶ「なんで崩れたんだ…?」
かまぼこ「わからない…だけど多分爆弾か何かだ…」
なると「……この中に爆弾を仕掛けたやつがいるんじゃないか?」
みんな「!?」
つづく
18 :
名無しさん?:2006/05/13(土) 14:47:38 ID:???
ハラハラ
19 :
名無しさん?:2006/05/13(土) 15:42:13 ID:???
最近このスレお気に入り
20 :
名無しさん?:2006/05/13(土) 15:49:52 ID:???
今更だけど、なんで第4話からはじまったんだろう
21 :
名無しさん?:2006/05/14(日) 14:26:20 ID:???
第12話
さつまあげ「確かに…ここは山の奥深く。他の誰かが来るわけがない…」
みんな「…」
ちくわ「いや、それはわからない。
俺達がここにいるんだ。他の誰かが来ないはずがない。」
ちくわぶ「いいやっ!他の誰かが来るわけない!わざわざ誰も来ないようなところに建てたんだ!」
なると「そうだそうだ!ちくわ!お前こそ犯人じゃないのか!」
ちくわ「なんだと!」
かまぼこ「やめろよ!」
はんぺん「そうだよ!いまここでいがみ合ってても建物は元に戻らないよ!」
なると「ふん!俺は山を下りる!」
ちくわぶ「俺もだ!」
ちくわ「勝手にしろ!」
ちくわぶ「お前らの顔なんか二度と見たくないね!」
かまぼこ「……行ってしまったか…」
さつまあげ「…俺も山を下りるよ。建物が無ければただの山だ。」
はんぺん「確かにそうだよね…」
ちくわ「…俺はここに残るさ!」
かまぼこ「俺もだ」
さつまあげ「そうか…じゃあ俺達も行くよ」
はんぺん「またどこかで…」
ちくわ「…みんな行ったな。」
かまぼこ「ああ。」
つづく
22 :
名無しさん?:2006/05/17(水) 17:17:31 ID:???
第13話
ちくわ「さて…この瓦礫の山をどうしようか…」
かまぼこ「今はほっといていいんじゃないか…?」
ちくわ「そうか…」
かまぼこ「…」
ちくわ「玄関だけは豪華にしたのになぁ…」
かまぼこ「………」
ちくわ「…」
かまぼこ「…………!」
ちくわ「どうした?なんかあったか?」
かまぼこ「いや…無かったと言ったほうがいいかな…」
ちくわ「…?」
かまぼこ「いや、なんでもない。」
ちくわ「そうか…眠くなってきたな…」
かまぼこ「物置は無事みたいだから、テントで寝よう。」
ちくわ「そうだな…」
朝
ちくわ「………」
かまぼこ「ふー、もう昼か…」
ちくわ「なあ……やっぱ俺山下りるわ…」
つづく
23 :
名無しさん?:2006/05/18(木) 01:22:57 ID:???
第14話
かまぼこ「そうか…達者でな。」
ちくわ「うん…悪いね、本当。」
かまぼこ「いや、いいよ。」
ちくわ「うん…じゃあな!」
かまぼこ「おう!」
ちくわ「…ということがあったんだ。」
かまぼこ「懐かしいなぁ…。」
男「ふーん」
ちくわ「で、なんでかまぼこがここにいるの?」
かまぼこ「ふふ…知りたいか?知りたいなら…水泳で勝負だ!」
ちくわ「えー」
男「えー」
かまぼこ「えーじゃない!俺の泳ぎを見てみろ!」バシャーン
プカプカ
シュルルッ
サオーン
男「あっ…あれは!練り物ローリング泳法!?」
つづく
24 :
名無しさん?:2006/05/18(木) 13:25:50 ID:???
第15話
ちくわ「いや、違うな…」
男「え?」
ちくわ「練り物ローリング泳法は穴のあるちくわに最も最適化された泳法。
それを穴のないかまぼこがやったら、体に負担がかかり…最悪死ぬ。
だが、今のかまぼこは勢いも落とさず、体に負担もかかってないように見える。
つまりただの練り物ローリング泳法ではない。穴のないかまぼこに最適化された練り物ローリング泳法…
言うならば、かまぼこローリング泳法だ!」
男「かまぼこローリング泳法!?」
かまぼこ「どうだ、ちくわ。この勝負、受けてくれるか?」
つづく
25 :
名無しさん?:2006/05/18(木) 13:29:54 ID:???
フムゥ。。。新たな展開だな!!
26 :
名無しさん?:2006/05/18(木) 22:13:18 ID:???
第16話
ちくわ「よし、受けてやろう」
男「俺が審査員するよ」
かまぼこ「よし、決まりだな」
男「よーい どん!」
バシャーン バシャーン
プカプカ プカプカ
ギュルルルルルルルルッ シュルルッ
男「空洞野郎が高速回転してる!」
バシュン シュオーン
男「これは…ちくわの勝ちだ!」
かまぼこ「やっぱり…お前には勝てないよ!なんてったって昔からスポーツ万能だしな!」
男(この前逆上がりできなかったんだけどな)
ちくわ「さて…話してもらおうじゃないか」
かまぼこ「実は…練り物の国を再建したんだ。」
つづく
27 :
名無しさん?:2006/05/19(金) 13:34:17 ID:???
第17話
ちくわ「マジで?」
かまぼこ「大マジだ」
ちくわ「ふむ…それで?」
かまぼこ「それで…今練り物の皆を集めてるんだ。」
ちくわ「どれぐらい集まったんだ?」
かまぼこ「まだ全然…」
ちくわ「そうか…」
かまぼこ「でも、ちくわに会えてよかった!」
ちくわ「…これからどうすんの?」
かまぼこ「行くあては無いが…とりあえず皆を捜す!」
ちくわ「ふむ…」
かまぼこ「じゃ、俺もう行くわ。皆集まったら連絡する。」
ちくわ「…待て!俺も行く!」
つづく
28 :
名無しさん?:2006/05/21(日) 16:06:56 ID:???
第18話
かまぼこ「…やっぱりちくわならそう言うと思った!」
ちくわ「…」
かまぼこ「じゃあ明日公園で待ってるわ!じゃあな!」
ちくわ「おう!」
翌日
ちくわ「旅だしな…。いろいろ荷物まとめないと…」
公園
ちくわ「おーい!」
かまぼこ「おうちくわ、早かったじゃないか。」
ちくわ「おう。」
かまぼこ「そうだ、俺子分が出来たんだよ。 かにかまぼこだ」
かにかま「よろしくお願いします!」
ちくわ「ふーん…」
男「おーい空洞!」
ちくわ「あ、あいつだ」
男「これやるよ!餞別だ!困った時は連絡しろよ!」
ちくわ「これは…ただのうちわ!」
かまぼこ「しかも五つ!」
男「これしかなかったんだ…」
かまぼこ「じゃあ行こうか!」
ちくわ「そうだな!」
つづく
29 :
名無しさん?:2006/05/23(火) 03:32:32 ID:???
第19話
ちくわ「しかし…探すったって手掛かりが無いよなぁ…」
かまぼこ「一応あるぞ。」
ちくわ「…どんな?」
かまぼこ「昔な、さつまあげの奴が話してくれたんだ。
『南のほうで釣りやりたい』ってな。」
かにかま「南のほうって…アバウトですね。」
ちくわ「南か…、いくらなんでも範囲が広すぎる。」
かまぼこ「………」
ちくわ「他には無いのか?」
かまぼこ「ない…」
かにかま「えー」
ちくわ「えー」
かまぼこ「だって仕方ないじゃないか…」
ちくわ「やっぱ帰ろうかな…」
かにかま「そんな…」
ちくわ「冗談だよ。とりあえず南のほうに行こうか。」
つづく
30 :
名無しさん?:2006/05/23(火) 11:39:03 ID:???
第20話
かまぼこ「なんか山のほうに来てしまったな。」
ちくわ「おい橋があるぞ。」
かまぼこ「橋がある…なんだこれ。」
夜中3時に変わる橋
かまぼこ「………」
かにかま「気になる!気になりますよね!」
ちくわ「さー渡るか…」
かにかま「えー」
かまぼこ「えーじゃない。」
かにかま「だって、変わるんですよ!橋が!気になりますよ!」
ちくわ「………」
かまぼこ「…さ、行くぞ。」
かにかま「そんなあ…。」
ちくわ「だって橋じゃん。橋が変わってもなんとも思わないよ。」
かにかま「夢がないですね…」
ちくわ「………」
かにかま「もし!もしですよ!この橋が合体変形ロボットだったら!
…どうします?」
かまぼこ「興味ないよ…」
ちくわ「ほら、ダダこねてないでさっさと渡ろう。」
かにかま「えー」
ちくわ「えーじゃない!!」
つづく
31 :
名無しさん?:2006/05/23(火) 15:37:21 ID:???
第21話
かにかま「………」
ちくわ「普通の橋だったな。」
かまぼこ「だな。」
ちくわ「また橋だぞ。」
ボタンを押すと変わる橋
かにかま「…えいっ」ポチ
ちくわ「おい勝手に押すな!」
ニョーン
かまぼこ「………」
ちくわ「………」
ポロッ
ちくわ「あっ!落ちた!」
かまぼこ「落ちた!」
かにかま「……どうしましょうか…」
ちくわ「もう一回押してみろ!」ポチ
ニョーーーーン
ガシン
かまぼこ「直った…」
ちくわ「じゃあ渡るか…」
かまぼこ「そうだな…」
つづく
32 :
名無しさん?:2006/05/23(火) 17:46:56 ID:???
第22話
男「なぁ、ちくわ、かまぼこ……」
ちくわ「何だ?用があるなら早く言え」
男「…………」
かまぼこ「水臭いですよ、何でも聞きますよ」
男「おまえらうまそう」
かま&ちく「!?」
男「クゎせロ」
ちくわ「ぎゃああああああ」
かまぼこ「ちくわさん!」
ちくわ「おまえだけでも逃げてくれ…」
かまぼこ「そんな!僕は嫌です!」
男「お前も食ってやる…」
ちくわ「何をしているーッ!早く逃げるんだッ!」
かまぼこ「だがことわるッ!」
男「なかなかうまいぞお前…」
かまぼこ「ぎゃああああああ」
END
33 :
名無しさん?:2006/05/23(火) 22:34:29 ID:???
第22話+おまけ
男「お前、ちくわじゃなくて、"ちくわぶ"だろ」
ちく「!!」
FIN
34 :
名無しさん?:2006/05/25(木) 19:34:11 ID:???
第23話
ちくわ「うおおおおおおっ!?」
かにかま「!?」
ちくわ「………」
かまぼこ「ど、どうした…?」
ちくわ「…なんでもないよ…」
かまぼこ「そうか……」
かまぼこ「おーい、もうすぐ頂上だぞー。」
かにかま「やりましたね!」
ちくわ「………」
かまぼこ「なんか小屋があるぞ。」
ちくわ「おい…」
かまぼこ「なんだちくわ。頂上だぞ。嬉しくないのか?」
ちくわ「山登りに来たわけじゃないんだけど…」
かまぼこ「まあいいじゃないか。とりあえず小屋に入ろうぜ。」
ちくわ「…まあいいか。」
コンコン
かまぼこ「誰かいませんかー。」
………
………
かまぼこ「いないみたいだ。入ろうぜ。」
つづく
35 :
名無しさん?:2006/05/25(木) 23:56:38 ID:???
第24話
ガチャリ
かにかま「おじゃましまーす。」
かまぼこ「なかなか綺麗だな。」
ちくわ「…綺麗ってことは誰か住んでるんじゃないのか?」
かまぼこ「もう、ちくわは心配性だなぁ。
俺達みたいに山を登りきった人がここで休憩して掃除して出てっただけだろ。
そういう暗黙の了解的なものがあるんだよ。」
ちくわ「…ずいぶん都合のいい解釈だな。」
かにかま「あっ!冷蔵庫ありますよ!」
ちくわ「ほら、やっぱり誰か住んでるよこれ!」
かまぼこ「あれだろ、ペンション的な物だろきっと。ペンション行ったことないけど。」
ちくわ「もういいよ…さっさと山下りようぜ…」
かまぼこ「断る!」
ちくわ「………」
ガチャリ
「………誰だお前ら!!」
つづく
36 :
名無しさん?:2006/05/26(金) 09:24:36 ID:???
ゴクリ...
37 :
名無しさん?:2006/05/26(金) 13:57:08 ID:???
第25話
かまぼこ「お、お邪魔してます…」
「ああ、本当に邪魔だな!!」
ちくわ(すごくキレてる…)
かにかま「へ、部屋綺麗ですね…」
「お前らはなんなんだよ!!なんでここにいるのか言え!!」
かまぼこ「あの…山登って…疲れたから…」
ちくわ「……俺はやめようって言ったんです!!」
かまぼこ「!?」
ちくわ「それをこのかまぼこが…!」
かまぼこ「おいやめっ…」
ちくわ「いいから黙ってろ!」
「…ふむ。そうか…なら、お前は帰っていいぞ。」
ちくわ「………」
ガチャッ
ちくわ「…今だ!みんな!出口に走れ!」
かまぼこ(!)
かにかま(…!)
バタバタバタバタバタ
バタンッ
「ちょっ…お前ら!コラ!!逃げるな!!」
ちくわ「あー危なかった。だからやめろって言ったのに。」
かまぼこ「ちくわ…ごめんな。」
ちくわ「いいよ、疲れてたんだろ?」
かまぼこ「………」
ちくわ「さて、山を下るか!」
つづく
38 :
名無しさん?:2006/05/27(土) 23:02:04 ID:???
第26話
かにかま「あ、町が見えますよ!」
ちくわ「本当だ!」
かまぼこ「やっとか…」
ちくわ「町についたらどうする?」
かまぼこ「うーん…そうだな……………休もうか。」
ちくわ「どこで?」
かまぼこ「テント。」
ちくわ「テントってあれか?あの時と同じ奴?」
かまぼこ「そうだよ。」
ちくわ「えー」
かにかま「えーじゃないですよ!」
かまぼこ「ま、とりあえず町に行こうぜ。」
町
ちくわ「うーん、普通の町だ。」
かにかま「特に変わったことは無いですね。」
かまぼこ「あー、喉渇いたな。
かにかま、お茶買ってきて。」
ちくわ「俺も!」
かにかま「わかりました!」
ちくわ「………」
かまぼこ「………」
ちくわ「なあ、あいつといつ知り合ったの?」
かまぼこ「あいつって?」
ちくわ「かにかまだよ。」
かまぼこ「うーん……。一年前くらいかな…。」
つづく
39 :
名無しさん?:2006/05/28(日) 18:42:59 ID:???
第27話
ちくわ「お、やっと帰ってきやがった。」
かまぼこ「おせーよ!何してたんだ」
かにかま「すいません…お金がなくて…」
ちくわ「は?喧嘩売ってんの?」
かにかま「すいません…」
かまぼこ「死ねや!」
かにかま「ぎゃあああああ」
ちくわ「ざんねん かにかまのぼうけんは ここでおわってしまった」
かまぼこ「さぁ、気にしないで次にいこー」
つづく
40 :
名無しさん?:2006/05/28(日) 22:38:08 ID:???
第28話
ちくわ「!?………気のせいか…」
かまぼこ「どうした?」
ちくわ「…なんでもないよ。さ、続き続き。」
かまぼこ「…実は、ちょうど一年前くらいに練り物の国を再建したんだよ。
そのときいろんな場所に練り物募集の告知を出したんだが、来たのはあいつだけだったんだ。
それからもずっとずっと募集はしてたんだが、いっこうに集まらない。そんなとき、昔の練り物の皆をまた集めようかな…と考えた。
それからはずっとそのことしか頭になかった。
そして二ヶ月前に、出発を決意したんだ。練り物も集まらないしね。
当然練り物の国は一時解散ということになる。そのことをかにかまぼこに伝えたら『ついて行きます!』って言ったんだ。
そして一緒に旅をしてるんだよ。」
ちくわ「ふーん…なるほどね。」
かにかま「おーい!」
かまぼこ「あ、あいつが帰って来たぞ。」
ちくわ「おう、遅かったな。」
かにかま「すいません…お金が無くて…」
ちくわ「!?」
つづく
41 :
名無しさん?:2006/05/28(日) 23:02:08 ID:???
ドキッ
42 :
名無しさん?:2006/05/30(火) 02:49:12 ID:???
第29話
かまぼこ「は?k」
ちくわ「ちょちょちょちょちょいだまれー!言うな!
ほら、俺の貸してやるから!ホラホラ!さっさと買って来い!早く!」
かにかま「ありがとうございます!」
かまぼこ「…何だよちくわ…金持ってないの?って聞こうとしただけなのに…」
ちくわ「そ、そんなもん金が無いって言うくらいだから無いに決まってんだろ!聞くまでもないわ!」
かまぼこ(なんで焦ってんだろう…)
かにかま「買って来ました!」
かまぼこ「サンキュー。」
ちくわ「おう!ありがとな!無事に買えてよかったね!」
かにかま「?」
つづく
43 :
名無しさん?:2006/05/30(火) 09:46:51 ID:???
ふぅ〜
44 :
名無しさん?:2006/05/30(火) 18:02:59 ID:???
第30話
かにかま「日が暮れてきましたね。」
かまぼこ「そうだな、そろそろテントはるか。」
ちくわ「テント?どこに?」
かまぼこ「公園かな…」
ちくわ「………ふーん…」
テント
ちくわ「なぁ…今気付いたけどさ…
これ、五年前のと同じ…」
かまぼこ「そうだけど、何か問題が?」
ちくわ「別に…」
かまぼこ「さ、もう寝ようぜ。おやすみー。」
かにかま「おやすみー。」
ちくわ「…おやすみ。」
朝
ワイワイ ガヤガヤ
ちくわ「うーん…騒がしいな…」
ワイワイ ガヤガヤ
ちくわ「何だよもう…」
「…あっ、出てきたぞ!」
つづく
45 :
名無しさん?:2006/05/30(火) 18:11:41 ID:bxBJtyBi
正直応援してます
46 :
名無しさん?:2006/05/30(火) 19:57:28 ID:???
if 第31話
ちくわ「…誰だ貴様!」
謎の男「この辺りで美味そうなものがいると聞いてな…
しばらく何も食べてないから探しにきたんだ!」
ちくわ「何ィィィィィィッ!? 皆!起きるんだッ!」
謎の男「時既に遅し!もぐもぐ」
ちくわ「ぎゃあああああ」
かまぼこ「う〜んむにゃむにゃ…はっ!…誰だ貴様ッ!」
謎の男「美味そうなお友達だなッ!貴様も俺の栄養となるが良いッ!」
かまぼこ「ぎゃあああああ」
つづけ
47 :
名無しさん?:2006/06/01(木) 15:39:36 ID:???
第31話
ちくわ「………」
「すっげー…動いてるよ…」
ちくわ「………何か用か?」
「うわ、しゃべった!」
「スゲー!」
ちくわ(…この人達…俺達練り物を見たことないのか…)
「ねぇ、ちょっと触らせて。」
ちくわ「いいけど…」
プニ
「…俺も!」
プニ
「僕も!」
プニプニ
「私も!」
プニプニプニプニプニプニプニ
ちくわ「………」
「…あ、中に入っていった。」
ちくわ「おい起きろ!かまぼこ!かにかま!」
かまぼこ「なんだよ…」
かにかま「寝かせてくださいよ…」
ちくわ「寝てる場合じゃない!テントの周りに人がすごい集まってるんだ!」
かまぼこ「ふーん…」ちくわ「ふーんじゃなくて!」
「おーい!出てこいよー!」
「そうだそうだー!」
かまぼこ「………うるさいなぁ…」
「あ!いっぱい出てきたぞ!」
つづく
48 :
名無しさん?:2006/06/02(金) 19:23:10 ID:???
第32話
かまぼこ「…かにかま、木の板持ってきて。」
かにかま「ハイ!」
かまぼこ「………セイッ!」
バキッ
「おおー」
ちくわ「………」
かまぼこ「…1000円です。一人1000円置いていってください。
払わないなら立ち去ってください。」
「えー!」
ザワザワ
かまぼこ「………」
ちくわ「………」
「そんな話聞いていないぞー!」
かまぼこ「なら、帰ってください。」
「………」
「帰ろ…」
ちくわ「…帰っていったな。」
かまぼこ「…さ、さつまあげ探しに行こうぜ。」
ちくわ「そうだな。」
「………」
ちくわ「………」
「………」
ちくわ「…何か用か?」
「…バーカ。」
タッタッタッタ…
ちくわ「………」
つづく
49 :
名無しさん?:2006/06/03(土) 14:10:29 ID:???
第33話
かまぼこ「さて、今日はどのへんに行くかな…地図でも見るか。」
ちくわ「………」
かにかま「この町には特に手掛かりになるものはなさそうですね。山の中だし。」
かまぼこ「…やはり、海かな…。」
ちくわ「………」
かにかま「やっぱり海沿いの町ですかね。」
ちくわ「………」
かまぼこ「…おい、ちくわ。」
ちくわ「…ん?」
かまぼこ「さっきからずっと黙ってるけど、どうしたんだ?」
ちくわ「別に…」
かまぼこ「………」
かにかま「…あ!練り物工場ありますよ!」
かまぼこ「ふむ…、まずはそこを目指してみるか…」
ちくわ「………練り物工場か…」
つづく
50 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 00:29:43 ID:???
練りに練ったお話ですね
51 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 00:41:17 ID:???
-―- 、__,
'叨¨ヽ `ー-、
` ー /叨¨)
ヽ,
`ヽ.___´,
`ニ´
52 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 00:42:50 ID:???
まぁ生まれてきた子供はまぶしいだろうからあながち無くはない第一声だろうがな。
53 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 00:43:49 ID:???
いきなり神社とかつれてっていいのか?
54 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 00:48:01 ID:+qAIRiqy
こりゃひどい嵐だなwwwwwwwwwwwwwwちくわ先生荒らさないで><
55 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 10:39:48 ID:???
第34話
ちくわ「うーん」
かまぼこ「うーん」
かにかま「うーん」
かまぼこ「…分かれ道か…」
かにかま「どうしましょう?」
ちくわ「地図みたらいいだろ。」
かにかま「それが…」
かまぼこ「どっちを行っても一応町には着くみたいだ。」
ちくわ「………」
かまぼこ「………」
かにかま「………!
右!右ですよ!」
ちくわ「なぜ右なんだ。」
かにかま「いや、なんとなくですけど…」
かまぼこ「なんとなく…ねぇ。」
かにかま「大丈夫ですよ!結局どっちに行っても町には着くんですから!」
ちくわ「ふむ…なら右に行くか。」
ちくわ「うーむ」
かまぼこ「うーむ」
かにかま「うーむ」
つづく
56 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 10:39:52 ID:???
ひとが毎日楽しみにしてるのにあらさないでよ
57 :
名無しさん?:2006/06/05(月) 15:04:13 ID:???
第35話
ちくわ「これは…」
かまぼこ「大きな池だな…」
かにかま「………」
ちくわ「引き返すか…」
かまぼこ「…いや、池の向こう側には道があるんだろ?
なら泳いで渡ったほうが早い。」
ちくわ「………かにかま、お前泳げる?」
かにかま「バッチリですよ!泳ぎには自信があります!」
ちくわ「ふーむ…」
かまぼこ「行くしかないか…」
ちくわ「…かにかま、先に行っていいぞ。」
かにかま「えー」
ちくわ「えーじゃないの。譲ってあげてるんだから泳ぎなさい。」
かにかま「そんな…」
かまぼこ「もういいよ!俺が渡る。」
かにかま「あ、あ、いや自分が渡ります!」
ザパーン
プカプカ
ギュルルン
スョーン
ちくわ「!?」
かにかま「!?」
つづく
58 :
名無しさん?:2006/06/06(火) 16:23:37 ID:???
第36話
ちくわ「…おい、お前泳ぎ教えた?」
かまぼこ「教えてない…」
ちくわ「………」
ザバッ
かまぼこ「岸についたみたいだな…」
ちくわ「俺達も行くか…」
かまぼこ「うーん、ずいぶん歩いたな…」
ちくわ「今どのへんだ?」
かにかま「えーと…まだ結構歩きますね。」
ちくわ「ふーん…」
かまぼこ「今日中につくかな…」
ちくわ「………」
かにかま「…あ、バス停ありますよ!」
ちくわ「あ、本当だ!。」
かまぼこ「しかたないし、乗ろう。」
ちくわ「…もうすぐ来るかな…」
ブォォォォ
かまぼこ「おっ、来た来た。」
プシュー
ガゴン
ちくわ「………」
プシュー
ガタン
ブォォォォ
かにかま「………」
かまぼこ「………普通だな…」
つづく
59 :
名無しさん?:2006/06/08(木) 20:17:52 ID:???
第37話
ちくわ「………」
ゴトンゴトゴト
かまぼこ「………」
ガタンガガガガ
かにかま「………」
ゴゴゴン
かまぼこ「やたら揺れるな…」
ちくわ「………」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ちくわ「………」
ボコッ
かにかま「………」
ガン
かまぼこ「………絶対ぶつかってるよ…」
ちくわ「………ううううう」
かまぼこ「おいちくわ、顔色悪いぞ。」
ちくわ「…酔った…」
かにかま「…次ですね。」
ちくわ「………」ポチ
かまぼこ「あ」
ちくわ「………なんだ?」
かまぼこ「俺が押したかった…」
ちくわ「………」
かにかま「………」
つづく
60 :
名無しさん?:2006/06/11(日) 00:41:44 ID:???
ちくーわ
61 :
名無しさん?:2006/06/11(日) 21:57:10 ID:???
第38話
プシュー バタン ブロロロロ
かまぼこ「ふー、ついたな。」
ちくわ「………」
かまぼこ「工場はどこだ?」
かにかま「えーっと、あれじゃないですか?」
かまぼこ「あれか、でかいな!」
工場前
ちくわ「………」
かにかま「人がいませんね…」
かまぼこ「………潜入するか!」
ちくわ「…潜入なんかしなくていい、裏口開いてる。」
ガチャ
かまぼこ「………」
工場内
ウイーン
ガシャ
サッサッ
ウイーン
ガシャ
かにかま「サッサッ」
ちくわ「!?」
つづく
62 :
名無しさん?:2006/06/11(日) 21:57:53 ID:???
まだやってたのかw
まぁガンガレ
63 :
名無しさん?:2006/06/11(日) 21:59:56 ID:???
38話までやってんのか。頑張れ
64 :
名無しさん?:2006/06/12(月) 01:57:22 ID:???
第39話
かまぼこ「うーん、工場員が多いな…どうやって切り抜けようか…」
ちくわ「………」
かまぼこ「みつかったら大騒ぎになるかもしれない…」
ちくわ「………」
かにかま「あ!あそこにダンボールが!」
かまぼこ「チャンスだ!あれしかない!」
カサカサコソコソ
かまぼこ「………!」
ちくわ「どうした、早く入れよ。」
かまぼこ「………練り物がいっぱい入ってる…出荷するやつだ…」
ちくわ「!?」
工場員「………?
………!
工場長!工場ちょーう!」
かまぼこ「あ!気付かれた!」
つづく
____
◎;;;; ・∀・;;;) チクーワ
 ̄ ̄ ̄ ̄
66 :
名無しさん?:2006/06/12(月) 01:59:47 ID:???
!!!
67 :
名無しさん?:2006/06/12(月) 09:40:23 ID:???
はらはら
68 :
名無しさん?:2006/06/13(火) 02:43:22 ID:???
第40話
スタスタスタスタスタ
かまぼこ「………」
工場長「…なんだ、練り物じゃねーか。わざわざ呼ぶな。」
工場員「え、すいません…」
ちくわ「………」
工場長「で、なんなの君達。」
かまぼこ「あの、用があって来たんです!」
工場長「…そうか、ちょっとここじゃなんだし、向こう行くか。」
工場長「…で、何しに来たの?」
かにかま「えーっと…」
かまぼこ「…さつまあげをさがしてるんです。」
工場長「さつまあげ?喋るヤツ?食べるヤツ?」
ちくわ「喋るヤツです。」
工場長「…喋るヤツなら向こうの工場に出入りしてるって聞くけどなぁ…」
かまぼこ「本当ですか!?」
工場長「ちょっと電話するから待ってろ。」
トゥルルルル、トゥルガチャ
「はいもしもし」
工場長「あのー、そっちにさつまあげ来てるでしょ?ちょっと用があるみたいなんだけど…」
「あ、いまちょうど来てますよ。」
工場長「本当?じゃあこっちの工場に来るように言っといて。」
「あ、わかりました。」
工場長「それじゃ、また。」
ガチャ
つづく
69 :
名無しさん?:2006/06/13(火) 05:13:21 ID:???
さつまあげ
70 :
名無しさん?:2006/06/13(火) 20:26:13 ID:fuRZCZQB
続きが気になる限りだ
71 :
名無しさん?:2006/06/13(火) 22:06:11 ID:l3KnNaJC
竹輪でナメチオの練習するスレと勘違いした
72 :
名無しさん?:2006/06/14(水) 02:34:43 ID:???
第41話
工場長「すぐ来るって。」
かまぼこ「ありがとうございます!」
ちくわ「ございます!」
かにかま「ます!」
工場長「………」
かまぼこ「………」
ちくわ「………」
工場長「…なあ、お前らみたいな喋る練り物がどうやって生まれるか知ってるか?」
かまぼこ「…知らない。」
ちくわ「知らない。」
かにかま「知らない。」
工場長「あのな、練り物ってのは数々の魚のすり身を使うんだよ。
そのすり身にな、すり身になって死んでいった数々の魚の魂がやどり、お前らが出来るわけだ。」
かにかま「へー」
ちくわ「へー」
かまぼこ「…へー」
工場長「ま、生まれるのは非常にまれだけどな。
お前らは運がいいんだ。普通だったら食われてるからな。」
かにかま「あの…」
工場長「ん?」
かにかま「この工場でも喋る練り物が生まれたんですか?」
工場長「…あるよ、一回だけ。」
かにかま「………」
コンコンコン
工場長「はい、どうぞ。」
ガチャ
つづく
73 :
名無しさん?:2006/06/14(水) 03:14:30 ID:???
謎が一つとけるな。
ちくわ小説が読めるのは、このスレだけ!
74 :
名無しさん?:2006/06/15(木) 19:16:37 ID:???
第42話
さつまあげ「………」
かまぼこ「よう。」
さつまあげ「かまぼこ?」
かまぼこ「かまぼこだ。」
ちくわ「俺もいるよ。」
さつまあげ「………」
かまぼこ「………」
ちくわ「………」
かにかま「………」
さつまあげ「…ずいぶん久しぶりじゃないか!なんでここに居るんだ?」
かまぼこ「なんでって、俺達が呼んだんだよ。」
さつまあげ「へー、そちらは?」
かにかま「え、あ、かにかまです…」
さつまあげ「かにかま?」
かまぼこ「子分なんだよ。俺の。」
さつまあげ「へー!…で、何で呼んだの?」
かまぼこ「俺、また新しく練り物の国を建てたんだ。
それで今、昔練り物の国にいた練り物の皆を探してるんだ。」
さつまあげ「ふむ…」
ちくわ「どうだ、さつまあげも一緒皆を探さないか?」
さつまあげ「…行きたいのはやまやまだが…今はちょっと無理だ。」
つづく
75 :
名無しさん?:2006/06/15(木) 23:06:14 ID:???
if43話
かまぼこ「何故だ!?」
さつまあげ「実は…私は揚げ物帝国の者だ。貴様たちを消すように命令を受けた」
ちくわ「なんだとッ!」
さつまあげ「氏ねぃッ!オラオラオラオラ」
ちくわ「ぎゃー」
かまぼこ「ぎゃー」
かにかま「ぎゃー」
END
76 :
名無しさん?:2006/06/15(木) 23:19:04 ID:???
最後がお粗末でがっかり
77 :
名無しさん?:2006/06/16(金) 08:39:43 ID:???
たのしみにしてるの
荒らしちゃいやよ
78 :
名無しさん?:2006/06/17(土) 14:13:46 ID:???
第43話
ちくわ「ふむ………」
さつまあげ「協力してあげたいんだが…実は今、漁師してるんだよ。」
かまぼこ「漁師?」
さつまあげ「そうだ。海で捕った魚を練り物工場に提供してるんだよ。」
ちくわ「へー」
かまぼこ「そうなのか…」
さつまあげ「すまない。」
かまぼこ「いや、いい。それより、五年前に山下りた時、はんぺんと一緒だったよな?」
さつまあげ「…ああ。」
かまぼこ「その時、はんぺんは何か言ってなかったか?これからどうするかとか。」
さつまあげ「それが…」
五年前
さつまあげ「ふう、やっと山を下りれたか。」
はんぺん「ねえ。」
さつまあげ「ん?」
はんぺん「さつまあげは、これからどうするの?」
さつまあげ「これから…?
どうしようかな…釣り人になろうか…漁師?」
はんぺん「漁師かぁ…」
さつまあげ「はんぺんはどうなんだ?」
はんぺん「………どうかな…」
さつまあげ「?」
つづく
79 :
名無しさん?:2006/06/18(日) 00:08:56 ID:Bb70lZVx
第44話
はんぺん「僕はとくに体がもろいからね。これじゃ出来る事が限られると思うんだ。」
さつまあげ「そんなこと言ったって…どうしようもないだろ?」
はんぺん「いや。そうでもない。」
さつまあげ「どういう事だ?」
はんぺん「実は黒はんぺんになれる方法があるらしいんだよ。」
さつまあげ「黒はんぺんって…あの固いやつか?」
はんぺん「うん。ネリー大学のモノ博士って人がその技術の権威らしい。」
さつまあげ「じゃあ…」
はんぺん「とりあえずその人に会いに行ってみるよ。」
さつまあげ「その人に頼めば黒はんぺんにしてもらえるのか?」
はんぺん「わからない…でもモノ博士は世界で初めて喋る練り物を誕生させた人でもあるんだ。」
さつまあげ「固くなって何かしたいことでもあるのか?」
はんぺん「ちょっとね…」
さつまあげ「……と言う訳なんだ。」
ちくわ「あいつがそんな事考えてたなんて…」
かにかま「モノ博士ってかなり有名な人ですよ。行っても簡単に会えるとは思えませんが…」
さつまあげ「とにかく俺が知ってるのはそこまでだ。すまんな。」
ちくわ「いや十分だよ。ありがとう。」
かにかま「じゃあとりあえずネリー大学に行ってみますか?」
ちくわ「他に手がかりも無いしな。」
つづく
80 :
名無しさん?:2006/06/18(日) 11:53:06 ID:???
横文字でてきた
81 :
名無しさん?:2006/06/18(日) 11:55:06 ID:???
82 :
名無しさん?:2006/06/20(火) 02:23:01 ID:???
第45話
かまぼこ「ネリー大学…か。」
ちくわ「どうした?」
かまぼこ「いや…なんでもないよ。」
夜
ちくわ「よし、寝るぞ。」
かにかま「ハイ!」
かまぼこ(ネリー大学…
何かと黒い噂が耐えないところだ…
はんぺんだけは絶対に見つけないと…)
朝
ちくわ「ふう、行くか。」
かにかま「ハイ!」
ちくわ「ところで…」
かまぼこ「何だ?」
ちくわ「ネリー大学ってどこにあるんだ?」かにかま「…知らない…」
かまぼこ「…かなり遠いぞ。」
ちくわ「ふーん…どれくらい?」
かまぼこ「まず歩きじゃいつまでたっても着かないだろうな。」
ちくわ「………」
かまぼこ「…心配しなくても長距離バスがあるから大丈夫だよ。」
ちくわ「…またバスか…」
つづく
83 :
名無しさん?:2006/06/20(火) 14:05:50 ID:???
第46話
かまぼこ「さて、バスに乗るためにはチケットを買いに行かねばならない。」
ちくわ「ならない。」
かにかま「ならない。」
かまぼこ「俺が買ってくるから待ってて。」
かまぼこ「すいません、ネリー大学行きのチケット三枚。」
「はい、ネリー大学行きのチケットは三種類ありますがどれになさいますか?」
かまぼこ「うーん…一番早く着くやつ。」
「かしこまりました。一…二…三枚ですね。ご確認ください。」
かまぼこ「どうも。」
かまぼこ「買ってきたぞ。」
ちくわ「ふむ…」
かにかま「来るのは二時間後ですか…」
かまぼこ「………」
ブロロロロロロ
ちくわ「ん?あれか…?」
かまぼこ「あれだな。」
ガコンガコン
プシュー バタッ
ちくわ「………」
ザワザワ
かまぼこ「………人が多いな…」
かにかま「………」
かまぼこ「………」
ワイワイ
ちくわ「………すごく暑い。」
つづく
84 :
名無しさん?:2006/06/21(水) 03:41:08 ID:w7X3SMKl
楽しみ
85 :
名無しさん?:2006/06/23(金) 12:58:50 ID:???
第47話
「発車しまーす」
ブロロロロロロ
ちくわ「うーん、暑いな。」
かまぼこ「そうでもないと思うが…」
ちくわ「いや、暑い!確実に暑い!」
かまぼこ「………」
かにかま「窓開けてみたらどうですか?」
ちくわ「そうか…よし!開けるぞ!」
ピーッ!
「窓を開けるのはやめてください!」
ちくわ「な…!?」
かまぼこ「………」
かにかま「………」
ちくわ「……暑い。」
かまぼこ「…席変わってやるよ。」
ちくわ「いい、遠慮する。」
かまぼこ「なんでだよ。」
ちくわ「窓際がいいから。」
かまぼこ「………」
ブロロロロ…
「ネリー大学前です。お忘れ物無いよう、ご注意ください。」
かまぼこ「着いたか。」
かにかま「意外に早く着きましたね!」
ちくわ「………」
つづく
86 :
名無しさん?:2006/06/27(火) 10:52:41 ID:???
チクーワ
87 :
名無しさん?:2006/06/28(水) 01:51:59 ID:???
続きマダ-?
88 :
名無しさん?:2006/06/28(水) 18:24:17 ID:???
第48話
かまぼこ「おいちくわ!ネリー大学だz………!?」
かにかま「どうしたんですか?」
かまぼこ「…ちくわが乾いている!
水を持ってこい!このままでは干からびるぞ!
俺達練り物が干からびるということは死を意味する!」
かにかま「!!
わかりました!」
タッタッタッタッタ…
かまぼこ「…ちくわ!しっかりしろ!」
ちくわ「………」
タッタッタッタ
かにかま「水です!」
かまぼこ「よし!」
ザバボゴブファ
ちくわ「………」
ザバババブファ
ちくわ「………」
バババババ
ちくわ「…うーん…」
かまぼこ「ちくわ!ちくわ!」
ちくわ「…死ぬかと思った。」
89 :
名無しさん?:2006/06/28(水) 18:25:19 ID:???
つづく
90 :
名無しさん?:2006/06/29(木) 11:36:20 ID:???
期待あげ
91 :
名無しさん?:2006/07/01(土) 01:51:59 ID:???
第49話
かまぼこ「さて…モノ博士か…」
ちくわ「どこに行ったら会えるんだ?」
かまぼこ「…知らない。」
ちくわ「………」
かにかま「………」
ちくわ「…どうする?」
かまぼこ「…その辺にいる人に聞くしかないだろう。」
ちくわ「ふむ…」
ちくわ「あの、すいません!」
「はい?」
ちくわ「モノ博士に会いたいんですが…」
「…モノ博士…は…わからないですね…」
ちくわ「へ?」
「この大学内でも見かけた人は少ないみたいですからね…」
ちくわ「そうなのか…ありがとう!」
ちくわ「…わからないって。」
かまぼこ「………」
ちくわ「…どうすればいいんだ…」
かにかま「とりあえず手当たり次第誰かに聞いてみるしかないですね…」
つづく
92 :
名無しさん?:2006/07/01(土) 13:52:25 ID:???
第50話
かにかま「すいません。」
「ん?」
かにかま「モノ博士に会いたいんですけど…」
「ああ、やっぱり?」
かにかま「やっぱり?」
「君、練り物でしょ?」
かにかま「そうですけど…」
「この大学はね、君みたいな、モノ博士に会いたいっていう練り物が後を絶えないんだよ。」
かにかま「そうなんですか…」
「大体会えずに帰って行くけどね。」
かにかま「………」
「会いたいなら、向こうに受付みたいな所があるから行ってみなよ。」
かにかま「受付ですか!ありがとうございます!」
かにかま「どうやら受付があるみたいです!」
ちくわ「受付か!」
かまぼこ「…じゃあ、行ってみようか。」
つづく
93 :
名無しさん?:2006/07/01(土) 14:28:23 ID:???
「ジュースが飲めないの・・・・」
受付にいたのは
ストローでジュースを飲めないちくわ女。
ちくわ口の美容整形を嘆願するちくわ女の涙・・・
ちくわの心が揺れる。
次回予告「ちくわ女の恐怖」
94 :
名無しさん?:2006/07/01(土) 14:35:47 ID:???
95 :
age:2006/07/01(土) 15:43:39 ID:q5EoogTa
そいでそいで?
96 :
名無しさん?:2006/07/06(木) 11:27:33 ID:???
第51話
受付
ちくわ「すいません。」
「はい。」
ちくわ「モノ博士に会いたいんですが…」
「はい、ちょっと待ってくださいね。」
ちくわ「………」
「あー、今日は予定がいっぱいみたいですね…」
ちくわ「そうですか…」
「はい。」
ちくわ「ありがとうございました。」
ちくわ「ダメだったな。」
かまぼこ「………」
かにかま「どうしましょうか…」
ちくわ「うーん…」
かまぼこ「…致し方あるまい。潜入だ!」
みんな「!!」
つづく
97 :
名無しさん?:2006/07/06(木) 22:17:25 ID:???
第52話
かまぼこ「…ここに地図があるが…」
ちくわ「うむ。これはこの大学の地図だ。」
かまぼこ「どこで手に入れた?」
ちくわ「受付に置いてあった。」
かまぼこ「…さて、作戦だが…」
ちくわ「………」
かまぼこ「どうするか、まだ決まっていない。」
ちくわ「ふむ…」
かまぼこ「そこで、どうやって中に入るか、話し合いたいと思う。」
ちくわ「異義なし」
かにかま「異義なし」
かまぼこ「何か意見は?」
かにかま「ハイ!」
ちくわ「ハイ!」
かまぼこ「かにかま。」
かにかま「食材として紛れ込む。」
かまぼこ「…ちくわ。」
ちくわ「普通に入る。」
かまぼこ「………」
つづく
98 :
名無しさん?:2006/07/07(金) 09:55:33 ID:???
なんで4話から?前すれとかあったの?
99 :
名無しさん?:2006/07/07(金) 09:59:22 ID:???
それもきっと今後明らかになるのさ
第53話
ガラガラガラガラ
「これ、今日の食材です!」
「了解!えーっと…にんじん…キャベツ…ちくわ?かまぼこ?かにかまぼこ??」
みんな「………」
「………出ていって下さい…」
みんな「はい…」
かまぼこ「うーむ…」
ちくわ「うーむ…」
かにかま「うーん…」
かまぼこ「何かいい方法は無いか…?」
ちくわ「…俺もう一回受付行ってくる。」
かまぼこ「おう。」
ちくわ「あのー…」
………………………
ちくわ「誰もいない?」
………………………
ちくわ「何かあるぞ…」
カサッ
ちくわ「む、何か書いてある。」
モノ博士について
モノ博士に会いたいという来客が来たら、適当に追い払うこと。
ちくわ「…!」
つづく
続きが気になるスレNO1ですw
あげ
103 :
名無しさん?:2006/07/20(木) 12:36:45 ID:ahgeH+b7
あげ
sage
chikuwaさーん!
カンバッーク
うるせーブタホモ
第54話
かまぼこ「…なるほど…」
ちくわ「………」
かまぼこ「とりあえず、今は会えないという事か…」
かにかま「………」
ちくわ「…でも…モノ博士に会わないとはんぺんには会えないぞ…」
かまぼこ「………はんぺんは探さないといけないが…今はどうしようもない。」
かにかま「………」
かまぼこ「はんぺんへの道が閉ざされてしまった今…出来ることは一つだけだ。
なるととちくわぶ。この二人を絶対に見つけなきゃいけない。」
ちくわ「………」
かまぼこ「今はとりあえずなるととちくわぶ。こっちを優先する。
モノ博士に何があったかはわからないが、とりあえず今は、それだけしか出来ない。」
ちくわ「…うむ。」
かにかま「…でも、どうやって探すんですか?」
かまぼこ「………」
ちくわ「………」
かにかま「………」
かまぼこ「………そういえばちくわ、お前まだ新しい練り物の国見てないよな?」
ちくわ「…見てない。」
かまぼこ「…今から見に行くか。」
つづく
第55話
ちくわ「…別にいいけど…
今から行くのか?」
かまぼこ「当たり前だろう。」
ちくわ「………」
かにかま「でもここから練り物の国までは遠いですよ…」
かまぼこ「ふむ…」
かにかま「今から行っても着くのは明日…」
かまぼこ「いいんじゃないか?明日で。」
ちくわ「………」
かにかま「…本当に行くんですか?」
かまぼこ「ああ。」
かにかま「バスを乗り継ぎ乗り継ぎって形になりますけど…」
ちくわ「!
俺バスはちょっと…」
かまぼこ「なんで?」
ちくわ「さっき干からびかけたから…」
かにかま「………」
かまぼこ「大丈夫だよ、心配すんな。」
ちくわ「………」
かにかま「じゃ、行きましょうか。」
かまぼこ「ああ。」
ちくわ「うん…」
つづく
第56話
かまぼこ「バス停はどっちだ?」
かにかま「あっちですよ。」
かまぼこ「そうか、じゃあ行くか。」
ちくわ「ちょっと待ってくれ!」
かまぼこ「なんだよ、ちくわ。」
ちくわ「俺…やっぱりバスはダメだ…」
かまぼこ「じゃあどうするんだよ!」
ちくわ「………」
かにかま「………」
ちくわ「俺達の得意なスポーツは何だ?」
かまぼこ「!」
かにかま「!」
ちくわ「どうせなら俺達らしく泳いで行こうぜ。」
かにかま「俺達らしくって言われても…」
ちくわ「なんだよ?」
かにかま「それはちょっと無茶ですよ。」
かまぼこ「………」
ちくわ「お前はどう思う?かまぼこ。」
かまぼこ「………」
かにかま「何とか言ってやって下さいよ。」
かまぼこ「…うーん」
つづく
111 :
名無しさん?:2006/08/02(水) 11:07:17 ID:0inPXyLA
あげ
age
113 :
名無しさん?:2006/08/06(日) 18:52:40 ID:09ShdEo8
続きを・・・
114 :
名無しさん?:2006/08/08(火) 09:58:50 ID:zxAPFz8i
まだかいな
115 :
名無しさん?:2006/08/09(水) 13:37:25 ID:bRsX1+Pf
第57話
ちくわ「どうなんだ?かまぼこ。」
かまぼこ「わかった。お前がそうまで言うなら泳いで行こう。」
かにかま「えー」
かまぼこ「えーじゃない。」
ちくわ「そうと決まれば海に行くか。」
海
ちくわ「あーあ うーみーはひろいーなー っと!
思い出すなぁ魚だったあのころ。」
かまぼこ「じゃあ行くか。」
ちくわ「そうだな。とう!」
バシャーン
プカプカ
グルルォッ
スシャーッ
かまぼこ「たあ!」
バシャーン
プカプカ
グルルォッ
サオーン
かにかま「てい!」
バシャーン
プカプカ
グルルォッ
スョーン
つづく
第58話
ちくわ「…」バシャバシャ
かまぼこ「…」バチャバチャ
かにかま「…」パシャパシャ
ちくわ「なあ、泳いでどのくらいで着くんだ?」
かまぼこ「そうだな、俺たちのペースだと明日には着くと思うぞ。」
かにかま「一日中泳ぎっぱなしはキツイですよ。」
かまぼこ「確かに…」
ちくわ「俺、もう疲れてきた…。」
かまぼこ「あのなぁ、お前が泳いで行こうって言い出したんだぞ。」
かにかま「だから嫌だと言ったんですよ。」
ちくわ「ちょっとあの島で休憩しようぜ!」
かまぼこ「そうするか。」
島
ちくわ「ふうー。疲れた。」
かまぼこ「誰も住んでないみたいだな。」
かにかま「暗くなってきましたし、今日はここで休みましょう。」
かまぼこ「そうだな。」
ちくわ「かにかま、何か食べ物探してきて。」
かにかま「えー」
ちくわ「えーじゃない。」かにかま「わかりましたよ。行けばいいんでしょ。」つづく
117 :
名無しさん?:2006/08/10(木) 19:12:30 ID:slCIgHS/
練り物のくせに飯食うのかw
第59話
かにかま「まったく…練り物使い荒いんだから…。」
かにかま「それにしても、こんな無人島に食べ物なんてあるのかな?」
ガサガサ
かにかま「!」
かにかま「何の音だ!?」
トコトコ
かにかま「なんだ…ぶどうが歩いてるだけか…。」
かにかま「!?」
かにかま「ぶどう!??」
かにかま「うわーーー!!!」
かにかま「大変です!!」ちくわ「なんだ?どうした?」
かにかま「ぶどうが歩いてます!」
かまぼこ「そんなバカな。」
かにかま「じゃあ、ちょっとこっち来て下さいよ!」
ちくわ「いねーじゃねーか。」
かまぼこ「まったく。」
かにかま「本当に歩いてたんですよ!ぶどうが!」
ガサガサ
ちくわ「!」
かまぼこ「!」
かにかま「!」
つづく
第60話
ちくわ「乳首が立ってきた!!」
かにかま「!!、アルカイダのしわざか!!」
かまぼこ「いや、これは乳首神リヴァイアさんが復活したのだ・・・。」
ちくわ、かにかま「リ、リヴァイアさん!!?」
かまぼこ「・・・そうだ、あやつはおねしょが得意じゃった。」
ちくわ「・・・!し、師匠」
かにかま「お・ば・けの救急車〜♪」
かまぼこ「や、やめろーーー!!お・ば・けの救急車〜♪」
ちくわ「2人とも何を・・・!お・ば・けの救急車〜♪」
ちくわ「ぐわあああああああああああああ!!!」
かまぼこ「連邦が何だってんだよおおおおおおおおおお!!!」
かにかま「練りったね!親父にも練りられたことないのにいいいいい!!!」
ちくわ「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
のこおちょん「のこおちょんどよー!」
ちくわ「!?幻影・・・!?くっ!!」
かにかま「世も末だな・・・」
かまぼこ「世紀末覇者拳王!!!!!!!!!!!!!!」
ちくわ「・・・ちっ」
つづく