ミ☆背徳の0083 ｽﾀｰﾀﾞｽﾄﾒﾓﾘｰ☆彡

ガトー･ニナの恋愛事情ってあるだろ？
後つけだと考えるか？

いつかは越えねばならﾇ坂だとは思っていますた、えぇ、後付けだと思いますょ。

まず、1話のガトーが2号機に乗り込むシーンで顔、姿、声を聞いているですよね。
ニヤッとﾜﾗうガトーの顔を見てるわけです。
そうです、ニナは忘れたくても忘れられない男を見ているのです。

2話では

ガトー「おのれ、このアナベル・ガトーは3年待ったのだ。
　　　　キサマらのような分別の無い者どもに、我々の理想を邪魔されてたまるかｯ！」
キース「ガトー？、現代戦史の教本にあった、あの？」
バニング「アナベル・ガトー・・・ソロモンの悪夢」

ニナ 「何話してんの？」
モーラ 「マズイよ、こりゃ」

この時、通信機を持っているのはニナ。少し離れた場所にたっているモーラにも
話の内容が聞き取れている、つまりニナには確実に聞こえていると解りま麩。
ああ、体に染み付いた男の名を、三度聞いて三度聞き損じるなど、あろうはずがない。
ソロモンの悪夢のガトーだと解説まで付けて貰って、それでも解らﾇはずがない。
可愛らしくｷｮﾄﾝとした表情のニナには、ガトーの名を聞いたからといって
少しの揺らぎも無いといった風味です。
仮にそれが演技なら、月以降の動揺ぶりは何なのかと思われま麩。

つまんね
やめちまえカス

うん、そういうことは自分で面白いものを作ってから言え。
ニナとガトーの恋愛譚が後付けだという話題になると荒れるのは経験的に知ってますょ。

4話にはニナの独白シーンがあるですょね。口には出さない心の言葉ですよ。
アルビオンのブリッジで

（奪われたガンダム2号機を探して、アルビオンはアフリカを彷徨っています。
　残留ミノフスキー粒子とサバンナの陽炎は、2号機を包み隠したまま私たちの焦りを
　ﾜﾗっているかのようです。地球の自然は表情が豊か過ぎます。
　こうしているだけで、私の苛立ちも首をもたげているのでしょうか。
　皆さんの気持ちは、痛いほどわかるのですが・・・）

ここでは（苛立ちが首をもたげているのでしょうか？）なんて言っているわけですょ。
月に暮らすニナにとって、地球の自然が表情豊か過ぎるという理由から、
ニナ自身が苛立っているのか否かすら解らなくなってるらしいのです。
（皆さんの気持ちは、痛いほどわかるのですが）
に至っては、なんだか他人事のような印象すらある言葉です。
地球の自然に魅せられてきっているとしか言いようがありません。
で、この時点でアルビオンに乗っていながら、ガトーの名前を聞いていないだなんて
ありえませﾇ。2号機とソロモンの悪夢アナベル・ガトーは共にあるはずなのです。
にも拘らずこのスタンスですょ。

つづく