【夏休み】ラウンジ三国志696【ですよ?】

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118名無しさん?

朝か・・・。
時計を見ると6時だった。
まだ夜は明けていないが、
ドイツではこれが普通の起床時刻だ。

体が覚えているのか、朝はそれほど弱くない。
朝特有の気だるさは残っているものの、頭の中は冴えていた。
今日の日程を確認しつつ、昨晩終わらなかった仕事の残りを片付ける。

しばらくして、
数回のノックの後、自室のドアが開かれる。
がちゃ・・・。

@ 佳奈
「お兄ちゃん、おはよう」

寝ぼけまなこな妹の佳奈が、
ドアの隙間からひょっこり首を出す。