こころ と からだ 第三章

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209名無しさん?
私は彼女の視線を避けるように、向こうの窓の外を眺める振りをしていた。結局注文した料理が運ばれてくるまで、
私達は無言だった。その間ずっと彼女は私の顔を眺め、私は窓の外を見ていた。幾つかの皿を抱えたウェイターが
やって来ると、彼女はようやく私の顔を見るのをやめた。