こころ と からだ 第三章

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196名無しさん?
彼女は来たときと同じように、黙りこくったままハンドルを握っていた。そうやって黙ったまま自分の取ってきた行動
を分析して次のステップや手順の確認をしているのか、単にハンドルを握ると黙ってしまうタイプなのか、私には判
別できようがなかった。私は出来る限りの想定をして未来を迎え撃つ傾向にある、と自分でも思うが、それでも分か
らないことは分からないのだ。