こころ と からだ 第三章

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188名無しさん?
あんたの好きにすればいいよ、とライオンは素っ気なく言いました。別に何かがどうなるわけでもないしさ。そう言っ
たきり、ライオンはそっぽを向いてしまいました。この年老いた象を鬱陶しいと思う半面、彼のこころの中にはもう少
しこの象と話していてもいいな、と思う気持ちがありましたが、彼は努めてそれを表に出さないようにしました。