こころ と からだ 第三章

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180名無しさん?
もごもごと口の中で言葉を転がし、言いそうになっては止め、ライオンはそんな動作を繰り返しました。それを見て
いた年寄り象の顔は、だんだんと相好を崩して笑った顔になっていき、ついには大きな声をあげて笑い出しててしま
いました。年寄り象の笑い声を受けながら、ライオンは理不尽な惨めさを感じて呆然としました。