こころ と からだ 第三章

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166名無しさん?
待っておくれ、と背後からその年老いた象が話しかけてきました。ライオンはとっさに振り向きましたが、相手を憎々
しげな視線で睨みつけるのは忘れませんでした。年寄り象は彼の厳しい視線を受けながら、彼に柔らかな微笑を
返していました。ライオンのイライラが昂ぶったのは言うまでもありません。