こころ と からだ 第三章

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152名無しさん?
ライオンと子象は、しばらく見つめ合いました。ライオンにその気はなかったのですが、子象は酷く怯えているようで
した。子象からは血の匂いが漂っていて、彼が今しがた飛び出してきた草むらからは、また物音が近付いてきてい
ました。ライオンは何となく状況が理解できました。子象は何かに襲われていたのです。