るるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる

る

　

やるぞサル

　

はがいたい

　

　

はがくさい

　

　

(　>д<)、;'.・　ィックシッ

ふわ

とぅおるるるるるるるるる

（'δ`）

「ほとんど普通の人間と同じじゃないか」
「るるるる」（でも、死んでます）
「ゾンビのようなものなのかい」
「るるるるるる」（的確なたとえ方です）

「芸能界で有名になる、なんてどうかな」
「るるるる、るるるる」（騒がしいのは、あんまり好きじゃないんです）
「好きなものは？」
「るるるるる」（お線香と、炒飯）

「家族はいるのかい」
「るるるる　るるる」（家族のことはどうしても思い出せないんです）
「このお寺に昔からずっと居るの？」
「るるるるる」（はい、もうずっと）

「もう遅いから、そろそろ帰るよ」
「るるるる」（お気をつけて）
「また、来てもいいかな」
「るるるる」（お待ちしてます）

「るるるる」（こんばんわ）
「また来ちゃったよ。家でゲームしてるより楽しいや」
「るるるるるるる」（私もお話相手ができて嬉しいです）
「はい、のんのん亭の炒飯。二つ買ってきたから一緒に食べよう」

「るるるるるるる」（勉強は嫌いなのに、無理やり？）
「親も学校もうるさいんだ。おかげで今日も塾で散々、ね」
「るるるるる」（嫌いなものは、無理にしなくても）
「シューショクする為に大学くらい出ろ、だって。へ、バカバカしいや」

「るるるるるる」（将来はなにになりたいの？）
「柔道でもっともっと強くなって、いつか金メダルを取りたいんだ」
「るるるる」（キンメダイ？）
「金メダルだよ、メダル！え？知らないの？」

「るるるるる」（遅くなって、ごめんなさい）
「いいんだよ、それよりさ。俺、一樹っていうんだ。君は？」
「るるるるる」（幽香里です、一樹さん）
「また来るよ。じゃあね、ユカリちゃん！」

「ユカリちゃん、居るかい？」
「るるるる」（こんばんは、一樹さん）
「ぎゃあ！びびったァ！貞子みたいに出てこないでくれよ」
「るるる」（さだこって何ですか？）

「・・・で、来損ないの着物着てて、ウネ〜っとテレビから出てくるんだよ」
「るるるるるる　るるる」（私も着物ですからね。こんな感じでしょうか）
「・・・・（胸が、でかい）」
「るる」（一樹さん？）

「そうそう、そんな感じで、フトモモもちらっと見せてて・・」
「るるるるる」（こうですか？ちら）
「そうそうそうそう！」
「るるるるるる」（お顔がくずれてますけど、大丈夫ですか？）

「・・・嘘だって分かってたの？」
「るるる　るるるる」（目は口ほどにものを言うんですよ、一樹さん）
「ゲッ！今は？今の俺の目はどうなってるの！？」
「るるるる」（いつもの一樹さんですよ）

「るるるる」（こんばんわ）
「ごめんユカリちゃん。遅くなっちゃって」
「るるるるるる」（その顔、何かあったんですか？）
「・・・・・・」

「るるるる」（上級生の人達に？）
「こっちは一人なのに向こうは３人でさ、勝てなかったよ」
「るるるるるる」（じゃあ、私で特訓してみて下さい）
「えっ？」

「るるるるる〜」（秘技、死人鉄拳発射〜）
「うわぁ！手が！飛ん（ﾊﾞｷｯ）ばうっ！？」
「るるるるるる〜」（必殺、死人地獄固め〜）
「ぎああ！ギブ、ギブ！ユカリちゃん、ギブ！」

「るるるるるる」（一樹さん、大丈夫ですか？私、ギブの意味が・・）
「わ、わからなかったんでしょ？だ、大丈夫。これで今度はもう負けない」
「るるるるる〜」（また来てくださいね〜）
「次は勝ってくるよ！じゃーねー！（死人技って・・・すげえ）」

「えっ、霊魂交換？そんな事ができるの？」
「るるるる、るるるるる」（今日みたいな満月の夜だけ、１時間位なら）
「楽しそう！ユカリちゃん、せっかくだしやってみようよ」
「るるる」（うん）

「スーパーゾンビパンチ！うわあすげえ、手が飛んでいった！」
「るるるるる」（こんなに体温があるって不思議ですね）
「ユカリちゃんは寒くなったり暑くなったりしないの？」
「るるるるるるる」（ちょっとずつ、上がったり下がったりします）

「ユカリちゃん、俺ちょっとトイレ行って来るよ。待ってて」
「るるるるる」（はい、行ってらっしゃい）
「・・・・・さて、と。・・・あっ！！？」
「・・る？」（・・トイレ？）

「だから見てないって！ホントだよ！」
「るるる、るるるる」（もういいんです。言葉、知らなかったせいなんだから）
「こ、今度ユカリちゃんの欲しいもの何でも持ってきてあげる。何がいい？」
「・・・るるる」（・・・辞書）

ふぁーべる。