糞固定禁止雑談

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143ぼるじょあ ◆boljoA8ejE
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 「先生、バナナはおやつに入りますか」
そもそも、この台詞は小学生が遠足のときにおやつの上限額の制約を
すり抜けるために考え出されたささやかな抵抗である。
すなわち、「バナナはおやつではないのでおやつの額には加算されない。
よってより多くのおやつ的なものを楽しむことができる」という巧妙な戦術だ。
だが、巧妙に見えても子供は子供。決定権を教師側に預けると言う愚を
おかしてしまっている。挙手をした小学生にわずかでも老獪さがあるのなら、
こんなものは遠足当日、バナナを持ってきた上で「私はバナナはおやつでは
なく通常の食糧と判断したので持って来ました。何か御反論は?」
と言い放てばいいだけの話である。そこで教師が「それはおやつには入る」
と主張したのなら、こちら側のおやつの概念との相違を事細かに指摘し、
「価値観の相違」の泥沼的決着に落とし込む。この技術を応用すれば、
ポッキーやせんべい、マシュマロやチョコレートいかなるものでも
「おやつではない」と主張することができる。
144名無しさん?:04/06/27 15:03 ID:nBgSAfUX
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ふと、いつも使っているシャンプーを見てみると、
シャンプーとリンスとトリートメントを同時にやってくれる
すぐれものであることが判明した。
すばらしい。働き者だ。まずはこのシャンプーの働きぶりに
賛辞を贈りたい。しかし、時代はむしろ機能のないシャンプーを
欲しているのではないかと思う。
トリートメントやリンスはおろかシャンプーとしても働かないシャンプー。
髪に優しくも何ともない、ただのどろどろした液体。
それはシャンプーとしてのアイデンティティを放棄したシャンプーを
超越した何かだ。その無機能さに、人は驚き煩悶するだろう。
「この液体に何の意味があるのだろうか」と。
だがそれは豊かに満たされた現代に生きる我々が抱える煩悶と位相を
同じくしてはいないだろうか。このような液体を前にして我々は我々が
抱える空虚に対する姿勢を試される。すなわち我々が生きていく姿勢を
問われるのだ。
「シャンプーを超越したなんらかの液体」
そんな商品がコンビニの棚を埋め尽くす日はもうすぐそこだ。