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はいどうも。こんばんは。

>>60
Sodomカッコエエですよね。かなり好きです。うん。
頑張って、全アルバム集めようと思っております。

>>61
スコーンとagaったようですね。

>>64
可愛らしい保守ありがとうございます。

>>67
無言ですか。綺麗にagaったようですね。

>>68
あぁ、笑うところはほとんど無いと思いますよ。うん。


さてさて、台風一過でございます。
なんか、どっかで建物の屋根が飛んだとか、色々と被害が出てるようですが、
西日本にお住まいの皆さん、大きな被害に見舞われたりしませんでしたか。
東日本にお住まいの皆さんは、これから充分気をつけてくださいね。

んじゃあ、昨日のライヴレポは、高藤さんにお任せするとして、メタルのお話。
って、昨日話振ったような記憶があるけど、気のせいだったらどうしよう。ヒー
まぁ、そん時は書きます。はい。
さて、今日はデスメタルです。Nileです。ナイル。アメリカのバンドです。
彼らの'02年の作品、「In Their Darkened Shrines」をご紹介しようと思います。
中近東の匂いがプンプンするデスメタル、という一風変わったアプローチですが、
残虐性と共に、宗教的な雰囲気を兼ね備えた、大変味わい深い仕上がりとなっています。
では、内容に触れてまいりましょう。
一曲目の"The Blessed Dead"は、荘厳な雰囲気のデスメタルです。
凄まじい勢いで爆走する曲ですが、神秘的なコーラスが随所に現れ、
曲が持つ荘厳な雰囲気を増幅させてる感じがします。
超高速ブラストビート、断末魔の叫びのようなデス声、そして讃美歌のようなコーラス、
と言う、非常に面白い取り合わせを楽しむことが出来る曲ですね。

三曲目の"Sarcophagus"は、アラビア風味のリードギターが印象的な曲です。
ゆったりとしたテンポで、終始鳴り響くツーバス、スラッシーなギターリフと共に、
中近東風味満載のリードギターが押し寄せてきます。
目一杯重苦しい雰囲気が味わえる曲ですね。

五曲目の"Unas Slayer Of The Gods"は、約12分の大作です。
シタールの音色で幕開け、突如堰を切ったように爆走していきます。
多彩なリフワークで、最後までテンションが下がることなく楽しめますね。
オーケストラ風のセクションや、シタールのソロに台詞が絡むセクションなどが
合間に挟まって、曲にストーリー性を持たせてる感じがします。

九曲目から十二曲目までは、組曲<In Their Darkened Shrines>です。
九曲目の"Hall Of Saurian Entombment"は、宗教音楽のような妖しさを持つ曲です。
ゆったりとしたテンポに乗って、勇壮で力強いメロディを味わうことが出来ます。
しかし、途中で般若心経が流れてきたり、夜中に聴くのは少し恐い感じがします。ウヒョヒョ
十曲目の"Invocation To Seditious Heresy"は、鬼のような勢いで爆走する曲です。
ただひたすら、全てをなぎ倒すような勢いで突き進んでいきます。強烈なインパクトです。
十一曲目の"Destruction Of The Temple Of The Enemies Of Ra"は、
これまた、常軌を逸脱したスピードで突っ走っていく曲です。って、タイトルなげー。ウヒー
世界の終結を思わせるような、とてつもない緊迫感が漂う曲ですね。
十二曲目の"Ruin"は、スローテンポで重苦しい雰囲気が漂う曲です。
押し潰されそうな勢いの圧迫感と共に、何とも言えない気怠さも漂っていて、
壮絶な組曲のラストにふさわしい、幻想的なインストゥルメンタルですね。

そんなこんなでお薦めです。Nileの「In Their Darkened Shrines」。
機会があったら是非聴いてみてください。んじゃ、寝ます。では、また後日。