k

このエントリーをはてなブックマークに追加
はいどうも。こんばんは。

さて、早速メタルのお話。
今日はメロデスですかねぇ。Baalです。バール。メキシコのバンドです。
彼らの'03年の作品、「State Of Agression」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.alprods.com プロダクションのHPなので試聴版などはありません。
メキシコ産デスメタル、という物珍しさのみで購入してしまいました。ウヒー
しかしまぁ、衝動買いの割には結構当たりだったかな、と思います。
仄暗い雰囲気のメロディと、荒削りな感じのリフワークを駆使して、
まさにバールのようなもので襲われたような感覚を、聴き手に植え付けてくれます。

心電図の音のS.E.の一曲目"C.O.M.A."が、心停止を示した後に雪崩込む、
二曲目の"Metal Legions"は、アップテンポで重圧感満点の曲です。
妖しげな雰囲気を放つギター、喉がはちきれんばかりに絶叫しているヴォーカル、
テンポチェンジを繰り返し臨場感を醸し出すリズム隊が、勢いよく暴れ回っています。
次々と繰り出される絶望感漂うメロディに、圧倒されてしまいそうになりますね。

三曲目の"The Shining"は、スピーディでメロディアスな曲です。
バッキングは、ほとんど普通のメタルって感じですね。なんとなく明るいです。
それに凶悪な響きのデス声が絡み、不思議な空間を創り上げています。

五曲目の"Fear Hunter"は、アップテンポでドラマティックな曲です。
複雑なテンポチェンジの合間に、荘厳な響きのキーボードを挿入したり、
不気味なギターをかぶせてみたり、様々な工夫を凝らして幻想的に仕上げています。
ストーリー性を感じさせる展開を堪能出来る曲ですね。

九曲目の"A Final Breath"は、物悲しい雰囲気のインストゥルメンタルです。
何とも言えない寂しさを漂わせながら、このアルバムは幕を閉じていきます。

そんなこんなでお薦めです。B級っぽいのがお好きな方は是非どうぞ。
Baalの「State Of Agression」。機会があったら是非聴いてみてください。
んじゃ、寝ます。では、また後日。