さてさて、メタルのお話。
今日はスラッシュです。Slayerです。スレイヤー。
彼らの'85年の作品、「Hell Awaits」をご紹介しようと思います。
HP:
http://www.americanrecordings.com/slayer/ MUSICの欄に試聴版があるようです。
とてつもない速さ、禍々しさを誇る、スラッシュ界の大御所の2ndアルバムです。
トム・アラヤの吐き捨てるようなヴォーカル、デイヴ・ロンバードの超絶ドラムプレイ、
キング&ハンネマンが紡ぎ出す、邪悪な響きのギターリフを堪能することが出来ます。
一曲目の"Hell Awaits"は、とてつもない邪悪さを醸し出している曲です。
お経のようなS.E.から、緊迫感満点の重苦しいパート、そして堰を切ったように爆走、
という感じで進行していきます。爆走パートの導入部は、キタ━(゚∀゚)━!!!!って感じですね。
常軌を逸脱したスピード感溢れるリズム、禍々しさ満点のギターリフ、
何かに憑依されてるような雰囲気のヴォーカルが、好き放題暴れ回っています。
圧倒的な邪悪さなので、聴いてると呪われそうな気分になりますね。ウヒョヒョ
二曲目の"Kill Again"は、とんでもないスピードで激走する曲です。
随所に現れる物凄い勢いのツーバスと、極太重低音のベースの絡み合いが、
曲の重苦しさを増長させている感じがしますね。凶悪な空気を創り出しています。
絶叫シャウトを織り交ぜたヴォーカルも、緊迫感満点で素晴らしいですね。
三曲目の"At Dawn They Sleep"は、ミドルテンポで緊張感満点の曲です。
多彩なパターンで聴き手を攻め立てるギター、変拍子を織り交ぜた複雑なリズムで、
地獄絵図のような雰囲気を醸し出しています。ラストのドラムソロは圧巻です。
四曲目の"Haunting The Chapel"は、狂気の沙汰を具現化したような曲です。
凄まじい速さで疾走しているにもかかわらず、とてつもない重圧感を味わえます。
六曲目の"Necrophiliac"は、地獄の底に突き落とされた気分にさせてくれる曲です。
壮絶な速さで襲い掛かってくるデイヴのドラムが、聴き手を完膚なきまで叩きのめしています。
そんなこんなでお薦めです。Slayerの「Hell Awaits」。機会があったら是非聴いてみてください。
んでは、出かけてきます。では、また後日。