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はいどうも。こんばんは。

さて、早速メタルのお話。
今日はメロディアスメタルですかね。Mind Odysseyです。マインド・オデッセイ。
彼らの'99年の作品、「Signs」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.mariolemole.de/ multimediaの欄に色々と落ちてるようです。
プログレ風味のテクニカルな演奏、雄大な雰囲気を醸し出す巧妙なアレンジで、
ドラマティックに聴き手を攻め立てています。聴き応え充分の仕上がりですね。

映画のオープニングを彷彿とさせる一曲目の序曲、"Fountain Of Music"から雪崩込む、
二曲目の"Men Of No Return"は、アップテンポでメロディアスな曲です。
哀愁漂うリードギター、疾走感溢れるリズム隊、伸びやかで心地良いヴォーカル、
流麗なギターソロ、と、メロディアスメタルの良さを凝縮したような仕上がりになっています。

四曲目の"In The Picture"は、悲壮感漂うピアノで幕開けます。
本編に入ってからも、変幻自在のキーボードが多彩なパターンで曲を彩っています。
変拍子などの凝ったアレンジが満載で、非常にドラマティックな仕上がりです。

六曲目の"Born Bastards"は、ドライヴ感溢れるアグレッシヴな曲です。
終始鳴り響くツーバスと、ザクザクいわしまくりのギターリフが絡み合って、
仄暗い雰囲気の緊迫した空気を創り出しています。

八曲目の"Signs"は、壮大なスケール感を持つドラマティックな曲です。
前後半は、アコースティックギターの美しいアルペジオ、切ない感じのメロディラインで、
聴き手を感動の世界へと誘ってくれます。心が洗われるような透明感です。
で、中盤に、プログレ全開のパートが挟まっています。変拍子の嵐です。
この構成によって、前後半の美しさ、中盤のアバンギャルドな雰囲気が、
お互い際立って聴こえるような気がします。よく計算された曲だと思います。

そんなこんなでお薦めです。じっくりと創り込まれた感じの作品ですね。
Mind Odysseyの「Signs」。機会があったら是非聴いてみてください。
んじゃ、寝ます。では、また後日。