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はいどうも。こんばんは。

さて、早速メタルのお話。
今日はアメリカンハードですかね。Impellitteriです。インペリテリ。
彼らの'92年の作品、「Grin And Bear It」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.rapture.net/impellitteri/ audioの欄に試聴版が落ちてるようです。

Yngwieのクローン、無個性、などと散々言われまくってブチ切れた彼が、
オリジナリティを出そうとして、アメリカンロック風味のアルバムを作ってしまいました。
世界最速と言われるギタープレイも控えめになっていて、賛否両論を呼びましたが、
曲の仕上がりは高水準を保っており、味わい深い作品となっております。
作った本人は、若気の至りとして忘れ去りたいっぽいですが、そうはさせません。ウヒョヒョ
では、内容に触れてまいりましょう。

一曲目の"When The Well Runs Dry"は、ミドルテンポでR&R風味の曲です。
シンプルなバッキング、馴染みやすいメロディで、軽快に進行していきます。

四曲目の"Power Of Love"は、疾走感満点でアグレッシヴな曲です。
緊張感漂うギターリフ、哀愁漂うメロディライン、壮絶な勢いのソロワークなど、
ひたすらストレートに、気迫のこもった演奏を堪能させてくれてます。

五曲目の"Under The Gun"は、スローテンポでFunkyな曲です。
ハネる感じのリズム、カッティングを多用したギターが印象的なブルージーな曲調で、
うねるようなグルーヴ感がたまらない曲です。

七曲目の"City's On Fire"は、重苦しいリズムでダークな雰囲気が漂う曲です。
どっしりしたリズムに、ハーモニクスを織り交ぜた妖しげな響きのギターが乗っかり、
壮大なスケール感で仄暗い雰囲気を醸し出しています。

そんなこんなでお薦めです。彼の芸風からは外れてますが、面白い作品だと思います。
Impellitteriの「Grin And Bear It」。機会があったら是非聴いてみてください。
んじゃ、寝ます。では、また後日。