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はいどうも。こんばんは。

さて、早速メタルのお話。
今日はジャーマンメタルです。Blind Guardianです。ブラインドガーディアン。
彼らの'92年の作品、「Somewhere Far Beyond」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.blind-guardian.com/ 最新作のサンプルのみが落ちてます。
初期の荒々しいスピードメタルから、現在のドラマティック路線への転換期の作品で、
分厚いコーラス、クラシック系楽器を駆使し、荘厳な響きのオペラ風メタルを展開しています。

一曲目の"Time What Is Time"は、スパニッシュなギターソロで幕開けます。
本編に入ると、疾走感溢れる力強いパートと、悲壮感漂う物静かなパートが、
交互に聴き手の感情を揺さ振ってきます。構築美すら感じさせるギターソロや、
とてつもなく分厚いコーラスなども、曲のドラマ性を高めていますね。

四曲目の"Theatre Of Pain"は、スローテンポで勇壮な雰囲気の曲です。
ストリングスや管楽器などのオーケストラサウンドを、メタルと巧く融合させており、
曲の重厚感を増長させると共に、映画音楽のような拡がりを創り出しています。

五曲目の"The Quest For Tanelorn"は、スピーディで荘厳な空気が漂う曲です。
中世を想起させるようなメロディライン、嫌味なほどに美しいコーラスワーク、
目まぐるしく展開していく曲構成など、大変聴き応えのある仕上がりになっています。
ゲストギタリストのカイ・ハンセンが紡ぎ出す、緊迫感溢れるフレーズの数々も、
仄暗い雰囲気を醸し出していてエエ感じですね。

九曲目の"Somewhere Far Beyond"は、スピーディでドラマティックな曲です。
幻想的な雰囲気が終始漂っていて、映画を観てるような気分にさせてくれる曲です。
バグパイプのソロが挿入されていたりと、細やかなアレンジが随所に施されており、
7分半という長さを感じさせず、最後まで楽しませてくれてます。名曲ですね、これは。

そんなこんなでお薦めです。やっぱりブラガはハズレ無しです。うん。
Blind Guardianの「Somewhere Far Beyond」。機会があったら是非聴いてみてください。
んじゃ、寝ます。では、また後日。