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はいどうも。こんばんは。

さてさて、高校野球が盛り上がりつつありますな。
もう、会社のラジオでも、朝イチから流しっぱなしにしてます。
今日は、噂のダルビッシュ君が投げてましたな。圧勝してましたね。
画面で観てないからアレですけど、ぼちぼち打たれてましたね。完封でしたけど。
やっぱり、甲子園の大舞台ってのは、緊張するものなんでしょうねぇ。

しかしまぁ、何ですな。
高校野球でワンサイドゲームになると、負けてるほうが可哀想になっちゃいますね。
ラジオのスピーカーからも、悲壮感が漂ってきたりしますもんね。
とは言うものの、10点くらいなら少しの油断で取られるみたいですしねぇ。
どこかは忘れましたけでど、先日の試合でも8点差ひっくり返したりしてましたしね。
いやぁ、そんなこんなひっくるめて面白いです。高校野球。

で、高校野球が始まったってことは、もうじき夏が終わるってことですよね。
それを思うと、ちょっとだけ寂しいような気がします。いや、ただ何となく。
まぁ、夏だからって何をするわけでもないんで、別に構わないんですけどね。
と、投げやりになったところで、本題に入るとしますか。ウヒョヒョ

んじゃ、メタルのお話。
今日はメロデスかな。Soilworkです。ソイルワーク。スウェーデンのバンドです。
彼らの'02年の作品、「Natural Born Chaos」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.soilwork.org/ Musicの欄に試聴版ファイルがあるようです。
日本語版のサイトもありますね。日本での人気の高さが窺えます。

あのロブ・ハルフォードが、世界各国の雑誌などでこのバンドを絶賛したことによって、
ソイルワークという名前の知名度が一気に上昇した、という経緯もありますが、
それが無くても、この作品をもってすれば、彼らは世界中で賞賛されていたと思います。
素声とデス声を使い分け、変幻自在のキーボードを要所で効果的に用いて、
狂気と悲哀が交錯した、何とも言えない奥深さを感じさせる作品に仕上げています。
では、内容に触れてまいりましょう。
一曲目の"Follow The Hollow"は、アップテンポでアグレッシヴな曲です。
スラッシーで禍々しい雰囲気のギター、重厚感満点に疾走するリズム隊、
素声や囁き系デス声を駆使して表現力豊かに攻め立てるヴォーカル、
荘厳な雰囲気を醸し出すキーボードなど、聴き所満載の逸品ですね。
妖しげなのに爽やかな雰囲気を持つギターソロも、大変面白いです。

二曲目の"As We Speak"は、ミドルテンポでドラマティックな曲です。
この曲のヴォーカルは、ほとんど素声で情熱的に歌い上げています。
サビの分厚いコーラスが醸し出す、ゴシック風味な仄暗さが大変味わい深いです。
アグレッシヴなギターと幻想的なキーボードが絡み合って織りなす、
悲壮感のような、絶望感のような、何とも言えない雰囲気がたまらんですね。

三曲目の"The Flameout"は、スピーディでメロディアスな曲です。
サビ以外は、気迫のこもったデス声を堪能出来るアグレッシヴな曲調ですが、
サビに入ると、神秘的で物悲しい感じのメロディラインが印象的な曲に早変わりします。
静と動の対比が楽しめる曲ですね。

四曲目の"Natural Born Chaos"は、ミドルテンポでストレートな曲です。
シンプルな曲調で、パワフルに暴れまくるバッキングの上に、
メロディアスなデス声が乗っかって、ストレートに突き進んでいく、といった感じです。
R&Rのような真っ直ぐさを感じさせる曲ですね。

七曲目の"Black Star Deceiver"は、アップテンポでアグレッシヴな曲です。
破壊力満点のギターリフ、怒濤の勢いで突進するリズム隊、
掛け合い風に畳み掛けてくるデスVoが、渾然一体となって襲いかかってくる曲です。

九曲目の"No More Angels"は、ミドルテンポでメロディアスな曲です。
凶悪な雰囲気のバッキングに、表現力豊かなデスVoと妖美なキーボードを絡ませて、
力強い中にも切ない雰囲気を持つ、独特の哀愁を帯びた曲に仕上げています。

そんなこんなでお薦めです。Soilworkの「Natural Born Chaos」。
機会があったら是非聴いてみてください。んじゃ、寝ます。では、また後日。