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はいどうも。こんばんは。


さてさて、阪神の試合が毎日面白いことになってますな。
今日はもう、9回裏から残業ほっぽらかして、会議室のテレビで観戦してました。ウヒャヒャ
ここんとこ連敗が続いてたんで、今日は意地でも勝つだろうと思っていましたが、
あんな劇的な勝ち方をするとは思いませんでした。いやぁ、面白かった。
中日の選手達も、最後の最後まで物凄い気迫でしたしね。
プロの意地がぶつかり合った、良い試合だったと思います。
両チームの皆さん、連日面白い試合をごっつぁんです、って感じですね。うん。

しかし、ちょっと心配なのが、最終回の金本のデッドボールですね。
当たった後に映った顔のアップが、呆然としてて真っ青でウワーって感じでしたな。
連続フルイニング出場記録まで、あと3試合と迫っているので、非常に心配ですが、
どうやら↓を見る限りでは、打撲で済んだようですね。よかったよかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00020394-jij-spo
まぁ、ホンマかどうか分かりませんが、とりあえず信用しときましょう。
って、また野球の話が止まらなくなってきました。やばいやばい。ウヒー


では、メタルのお話。
今日はメロデスかな。メロディアスなデスラッシュって気がしないでもないですが。
Gates Of Ishtarです。ゲイツ・オブ・イシュター。スウェーデンのバンドです。
彼らの'96年の作品、「A Bloodred Path」をご紹介しようと思います。
HP:http://www.solace.mh.se/~jsf/ishtar.old/ Samplesに試聴版が落ちてるようです。

かなりの破壊力と、哀愁溢れるメロディセンスを備え持つバンドです。
凄まじい勢いで爆走したかと思えば、メロディアスなギターが押し寄せてきたり、と、
様々な角度から楽しませてくれていますね。あと、ドラムが凄く巧いです。色んな意味で。
抑揚のついた叩き方で、感情の起伏を表現してるような印象を受けますね。
音質がちょっとチープな感じですが、それを差し引いても、良い作品だと思います。
では、内容に触れてまいりましょう。
一曲目の"Inanna"は、妖しげな雰囲気のインストゥルメンタルです。
強烈な爆走あり、ベースソロあり、スラッシーなギターあり、といった感じで、
アルバムのつかみにふさわしい、テンションの高い曲に仕上がっていると思います。

二曲目の"Where The Winds Of Darkness Blow"は、凄まじい勢いで爆走する曲です。
絶叫タイプのデスVo、粒の揃ったツーバス、不気味な空気を創り出すギターリフが、
どえらいスピードでかっ飛んできます。心地よい疾走感を味わえますね。
中盤からギターソロにかけての、陰鬱な雰囲気もエエ感じです。

三曲目の"The Silence"は、物凄い勢いのブラストビートで幕開けます。
曲のタイトルに反して、かなりの轟音で聴き手を攻め立てていますね。
絶妙なタイミングで襲いかかってくる、絶叫Voやブラストビートが、
幻想的なギターと相まって、曲の仄暗い空気を盛り立てています。

四曲目の"Tears"は、展開の激しいドラマティックな曲です。
多彩なリフパターンで攻めてくる、メロディアスなギターが活躍しています。
哀愁漂うメロディや、緊迫感満点のリフを奏でるツインリードギターが、
激しくテンポチェンジされるリズムの上で暴れ回ってる、といった感じですね。

六曲目の"When Daylight's Gone"は、ゴシック風味のスラッシーな曲です。
スローテンポ基調の絶望感漂う曲調ですが、効果的にブラストビートを絡めたり、
ザクザクとした刻みと重厚感満点のツーバスが絡み合うパートがあったり、
随所に面白いアクセントが盛り込まれていて、絶え間ない緊張感を堪能出来ますね。

八曲目の"A Bloodred Path"は、スピーディでドラマティックな曲です。
妖美なツインリードギター、感情豊かに多彩なパターンで攻め立てるドラム、
ブンブンと野太い音で呻るベース、気合いの入った絶叫を聴かせるヴォーカルが、
キーボードを巧みに使ったドラマティックな曲構成の中、幾重にも絡み合っています。

そんなこんなでお薦めです。トータルタイムは30分ちょいですが、濃い作品ですね。
Gates Of Ishtarの「A Bloodred Path」。機会があったら是非聴いてみてください。
んじゃ、寝ます。では、また後日。