1 :
てるあき:
第一章
味方は決して、自分が見ることのできる人だけではない
2
3 :
名無しさん?:04/05/04 11:58 ID:L4W1ImAy
またお前か
エキセントリック
静岡の臭い
あの頃の僕はひ弱だった。あの頃は臆病で味方などいなかった。けど今は何万もの味方がいるんだ。
あの頃の僕は泣き虫だった。あいつらの悪口にいつも自分の首を絞めさせていた。
僕への罵声が飛び交う中、僕は一人泣いていた。体が日焼けしているからってみんなに馬鹿にされて・・・
今思い出すだけでもつらいんだ、苦しくなる。自分のコンプレックスを思いっきりたたかれた自分は
パニック状態になってしまったんだ。胸がすごく苦しく、そして興奮し、声を出して大泣きしたんだ。
ついカットなって相手を殴ろうとしても相手にやられるだけ、力の無い僕はいじめっ子のおもちゃとなっていたんだ。
「黒」「うんこ色」「チョコレート」
馬鹿にされっぱなしの僕はむやみに反撃した、そしてやられってったんだ。
7 :
名無しさん?:04/05/04 12:27 ID:FE4EqFdD
ああ
その頃僕はチャットをするようになっていたんだ。画面に移る文字が学校で味わった苦しみを癒す物となっていたんだ。
僕の本名は徹と言う、その徹をもじり僕はドール(人形)というハンドルネームを使っていたんだ。
僕はインターネットで楽しく会話を味わっていたんだ、現実世界で起きていたこと、そして苦しみを隠しながら。
僕はまるで弱肉強食のアフリカの草食動物になっていたんだ。凶暴ないじめっ子というライオンに僕は食べられようとしていたんだ。
学校に行くと、
「うんこ色の徹くん」
と女子が馬鹿にしてきた。またやられるだけだからと僕は手を出せずにいた、そうクラス中の人という人におびえていた僕がそこに居たんだ。
おい、オナニーなら夢・独り言板でやれ
先生にも僕はこの苦しみを相談するわけにもいかなかった、むしろ自分のプライドが許さなかったんだ。
味方のいない、僕は孤独な兵士だった。敵国のたくさんの兵士と一人で戦っている、絶体絶命の状況だった。
徐々に僕は学校へ行く気がしなくなってきた、でも行かなくてはならなかった、なぜならば再来年には受験が迫っている、
内申書のために通っていたんだ。
僕はすごく苦しんだ、そして家でも泣きじゃくった、そのとき母はものすごく心配していたらしい、でも誰も僕を助けようとはしなかったんだ
おもしろい
悪口はいつだろうと関係なく言われた、休み時間だろうと授業中だろうと。
休み時間、とある男子に「お前、日本人じゃないだろ、肌が黒いもん」といわれたんだ、
そのとき僕はついかっとなり手を出してしまったんだ。
彼に自分は敵うはずなど無かった、むしろ無謀だった、相手がアメリカ軍ならまるでこっちは日本軍だ、
傷ついた僕はハルノートを突きつけられた日本軍のように、無謀な戦争という名の戦いを挑んだんだ、
負けるに決まっている、しかし戦わなくちゃいけなかったんだ。結果は床に倒され、顔を踏まれてぼこぼこにされたんだ。
そのあと悔しくってトイレに駆け込んだんだ、どすどすと走って駆け込んだ、
でもトイレに行ったのはこっそり泣くためじゃなかったんだ、僕の頭の中には甘い考えがあったんだ。
僕はトイレに入るとほかのものには目もくれず窓にむかったんだ。叫んで悲しみを紛らわすわけじゃない、
僕は飛び降り自殺を図ろうとしたんだ、
「死んでやる・・・」
そういいながら僕は窓に駆け込んだ。しかし僕にはそれができなかったんだ。
窓の高さがあまりにも高くて飛び越えられなかったんだ、三階から飛び降りて死ねば生き返って人生をやりなおせる
そんな馬鹿馬鹿しい考えが僕の脳裏にあった。そして自殺が未遂に終わったとき、
近くにいた男の子が僕の顔を叩いたんだ、しかし彼のことは僕はうらんではいない、逆に感謝している、
彼はその後こう言ったんだ。
「お前馬鹿だな。『死ねばなんでもやり直せる』そんなはずあるか、すべて終わりだぞ、
世の中行きたくても生きられない人だっているんだ。今度死ぬって言ったら張り倒してやる」
一瞬の出来事だったけど、僕は彼の一言で落ち着きを取り戻した。自分の甘さが今になってみると恥ずかしく思えるんだ。
飽きんのはえぇなぁ
おい
僕は苦しくって5時間目の理科の授業の時も、少し落ち込んだままぼんやりと先生の授業を聞いていたんだ。
「ではこの酸化銀を加熱してください」
理科室の中では熱分解の実験が行われていたんだ。みんなは試験管の中の酸化銀を入れていたんだ。
みんながガスバーナーで酸化銀を過熱していたんだ。みんなが声も出さずに実験に集中していた、
しかし僕はその後2度目のストレートパンチをくらうことになるとは知らなかった。
実験の最中、クラスで1番のお調子者の孝太郎君が最後の一撃を食らわせたんだ。
「あ、酸化銀が真っ白になった、徹はその反対だよな・・・、どんどん黒くなる」
彼は笑いながらそういった、そして僕には耐えられなかったんだ。
僕は二度目のストレートをくらい、もう立ち上がれなかったんだ。
僕はいじめっ子相手にKO負けを食らったんだ。
僕は机に顔を伏せて泣いた、ひたすら泣いたんだ。
教室には僕の泣き声と先生の起こる声がひびいていた、そして僕は涙が止まらなかったんだ。
てるあき先生の作品が読めるのはラウンジだけ!
てるあき先生にはげましのお便りを!!!!11っぷぁ
反応待ってんのか
いっちょまえに反応待っているのか
その日の夜、僕は自分の部屋でわめいた、僕自身の弱さに泣いていたんだ。
悔しくって泣きながらパソコンの電源を入れるとすぐにインターネットエクスプローラーを開いて
いつものチャットルームにアクセスした、そしたら見慣れない一人の女の子が居たんだ。
「こんにちは」
あちらのほうから僕に声をかけてきたんだ。僕に声をかけてきた相手のハンドルネームは
このチャットルームではじめて聞く名前だったんだ。
「はじめまして、こんにちは」
「ドール君、わたしはライム、15歳、女の子でーす」
彼女は文末にハートの絵文字をつけてきた。僕はすかさず返事を打ってんだ。
「僕は君とは1歳年下の14歳、中学2年の男なんだ。
でももしかしたら君とこう話をすることも無かったかもしれないんだ」
「なにかあったの」
「じつは僕は学校で相当ひどい目にあったんだ」
僕は今までのいきさつを全部話した、学校でいじめにあっていることも、今日自殺未遂をしたことも、
お互い顔も知らないから言えたんだ。そして僕は「心の中」がすっきりしたんだ、
先生に言ってもいじめっ子に「チクリ魔」といわれるだけ出し自分のプライドが許さなかった、
悩みを話す相手がいなかった自分はウェブ上で自分の悩みを打ち明けようとしたんだ。
これって実は実話だろte.Tu
「たいへん・・・だね。でもいつかいいことがあるって」
「でもクラスのみんなが僕を馬鹿にしてくるんだ、僕は・・・
僕はもう味方もいないし耐えられない、卒業までいじめれられるかも知れない、もう希望も何も無いよ、
まるで人形のように扱われている、自分までもが憎く思えてくる」
「そうマイナス思考になんないなんない、あきらめるな」
「そうか、どっかの時代劇の主題歌にもあるし、そう悪いことも続かないか」
「そのいきそのいき、誰かが味方になってくれるよ。ということはわたしが味方第1号」
「ぷっ」
「まあ元気出せ」
彼女の能天気さに僕は励まされたんだ。そして僕は生きる希望を見つけたんだ
そして僕はいつものように肛門オナニーを始めたんだ
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てるあき ◆DDfwggPC.. :
↑逝ってよし