231 :
名無しさん?:
232 :
名無しさん?:04/05/01 02:26 ID:uMkIdIn5
主人公側の方は俳優の責任じゃないと思うけどセリフもひどいし、
キャラ設定に自信がないのが見て取れるようなあやふやな演技だった。
というか、政府の存在なんて必要ないでしょ。途中でクーデターが
あったみたいだが、あれで情勢がどう変わったのかサッパリ見えてこないし。
この辺を省略すれば30分は短縮できる。
わからんといえば新造人間はタダの人間だった、というのもドンデン返しの
つもりなのだろうか。作り物でも生きる権利がある!じゃ駄目なのだろうか、
なんか逆に「逃げ」だと思ったのだが。
ストーリーを複雑にすれば知的に見える・・・メッセージをストレートに語れば
受ける・・・確かにそう考えちゃうんだけど、いい映画というのは本当は逆なんです。
新人の監督が陥りやすい罠にはまってしまったようです。
233 :
名無しさん?:04/05/01 02:27 ID:C8M7EKDL
映画としての根本のストーリーがどうしようもない。
キャシャーンの原作は俺も詳しくは知らないが、
キャシャーンの事を一切知らない人間が見ても
初めの30分は全くわけが分からないだろう。
ストーリー自体はかなりアレンジを加えているのに、
それでいてキャシャーンを知っていないと飲み込めない事が
多すぎるのはいかがなものか。
それから、話が唐突に展開しすぎて、感情移入やシーンの深みなどがゼロ。
小学生が書いた創作小説のようである。
また、それなりの俳優を起用しているのにも関わらず演技がひどい。
つーかキャシャーンが登場するまで50分弱かかるのはダルい。ダル過ぎる。
アクションは上映時間の30分の1あるか怪しい。
234 :
名無しさん?:04/05/01 02:27 ID:8TdKE0AS
キャシャーンのダメなところは、大して難しくない簡単なことを
意味もなく難しく見せているところ。
例えばイノセンスは難しいことを噛み砕かずに難しいままで伝えていたのだが、
キャシャーンはそうではない。多分キリヤが自分の伝えたいことを
最大限勿体つけて表現しようとしてるからだろう。
小学生じゃないんだから、馬鹿なことはやめろと言いたい。
実際の戦争被害者の子供かなんかの写真を映すのはやめろ。
どーせ「ついでに反戦主張しとくかー」みたいな感じで後付けしたんだろ?
本当に「疲れる」映画で、全くオススメできない。
キリヤは監督としてはゴミ。もう一生監督として映画を作るな。
この映画は、キリヤのキリヤによるキリヤの為の映画であって、
他人が見るものではない。
235 :
名無しさん?:04/05/01 02:28 ID:nOhJ0vM9
236 :
名無しさん?:04/05/01 02:28 ID:NYDCb2nR
普段、あまり映画など見ないこうした客層が、たまに入った映画館で
こう言うものを見せられたら、「もう二度と日本映画を見るのはやめよう」と
なっても不思議ではない。これでは、アンチ邦画の人々を生産するようなものだ。
話題性があるため、これでもそこそこお客さんは入るのだろうが、
長期的に見たら邦画界のためにならないと私は思う。『CASSHERN/キャシャーン』は、
その出来からみれば、とても商業ラインにのるようなレベルではない。本来こういう作品は
世に出すべきではないのではないか。誰かが途中で止める勇気を持つべきだ。
背景の音楽はとにかくうるさいし、体感上の上映時間は果てしなく長い。いつもニコニコ、
笑顔を絶やさぬ温厚なこの私が、本気で途中で出ようかと思ったほどだ。『BR2』に匹敵する
トンデモ映画だが、あちらは(別の意味で)笑えるだけまだマシだ。 (「超映画批評」15点)
http://movie.maeda-y.com/movie/00306.htm
237 :
名無しさん?:04/05/01 02:28 ID:ADTnEaDS
238 :
名無しさん?:04/05/01 02:29 ID:2JG7OG6Q
さて、見てのとおり30点という『パッション』だが(長年の読者は
よく理解しているだろうが)私のサイトの点数は、必ずしも「私個人の
満足度」や「映画の出来映え」を表しているわけではない。
主観的な好みで点数をつける事はアマチュアの映画ファンがやってくれるし、
芸術作品としての正当な評価は他のプロがやっている。
『超映画批評』は、人々の満足度を点数の形で(プロである私が予測して)
つけている点で、他との差別化を図ったサイトだ。
映画業界にとってもっとも大事にすべき「マニアではない普通のお客さん」に
信頼される情報提供をするためには、この方法がベストだと思い、また自分でも
こういうサイトがほしいと思ったからやっている。
http://movie.maeda-y.com/movie/00311.htm
239 :
名無しさん?:04/05/01 02:29 ID:hYroPFVR
すでに「ヒドイ」という非難が多く聞かれ、“でも、よくある
ミュージック・ビデオ出身監督へのバッシングかな”程度に思って
いましたが、実際に完成品を観ると、その非難も納得。薄っぺらな映像、
さらに薄いストーリー性。何が言いたいのか分からない……というより、
言いたいことは分かったから、早く終わんないかな〜と。駄作というより愚作。
最大の売りは、やはり映像ですが、決して効果的とはいえません。
CG独特の質感と色調、10分もすれば、CG特有の冷たさと単調さ、
古臭い近未来のリサイクル、ゲーム世界の対戦バトルへと色褪せてしまいます。
せっかく派手な映像を見せ付けているのに、肝心なことを全て“台詞”で説明しちゃう
(まるで“歌詞”のように)。過去と現在、外界と内面といった二分される世界の描き分けも、
ダサ過ぎるし、ポップじゃないから楽しくない。
メッセージには、中学生レベルの真っ当さと、独善者レベルの傲慢さが、ゴチャマゼに
なっていて、つまりは、すごく未熟。各キャラが、作り手の言いたい事を、言わされてるだけ
なので、かなり不憫にも思えます(そんな事、言われなくても分かってるよ!って事ばっか)。
http://www.face-movie.net/diary_2004_casshern.html
240 :
名無しさん?:04/05/01 02:30 ID:l9mTT9fO
アクションシーンもPV出身の監督だから少しはスタイリッシュに
撮るかと思えば、樋口絵コンテシーン以外は全然ダメ。そもそも、
アクションのリズムや流れが、撮る前から監督の頭にイメージがないの
だろう、ただ細かいショットをつないでいけばアクションシーンになると
思っているならアクション映画をナメすぎだ。アクションとは溜めと解放、
そしてリズム。もっと修行せい!特に佐田真由美との対決シーンはヒドイ…。
画面でいったい何がおこっているのかさっぱりわからない。アクションシーンで
かかるBGMの選曲も最低だ。アクションシーンにハードロック系を流すなんて
ダサダサ…。もっと頭使えよ…。
241 :
名無しさん?:04/05/01 02:32 ID:lafR5GJ1
第57回 カンヌ国際映画祭 ノミネート作品
Mamoru OSHII 『INNOCENCE 』 日本、
ウォン・カーウァイ『2046』香港、
アンドリュー・アダムソン&ケリー・アズベリー&コンラッド・ヴァーノン『SHREK 2』アメリカ、
オリヴィエ・アサヤス『CLEAN』フランス、
アニエス・ジャウィ『COMME UNE IMAGE』フランス、
マイケル・ムーア『FAHRENHEIT 9/11』アメリカ、
イーサン・コーエン&ジョエル・コーエン『THE LADYKILLERS』アメリカ、
Paolo SORRENTINO 『LE CONSEGUENZE DELLMORE 』イタリア、
是枝裕和『NOBODY KNOWS 』日本、
など全18作品。 アウトオブコンペにすら入ってないよ。<キャシャーン