スレ立て代行依頼所 -拾六-

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643名無しさん?
スイマセン、改行多過ぎになっちゃうので二つに分けます
お願いします。

【板名】 野生動物板
【板のURL】 http://science2.2ch.net/wild/
【タイトル】虎です。今からヒグマ食います。30
【名前】
【メール欄(省略可)】
644名無しさん?:04/03/07 06:04 ID:tcL+/Y4Y
【本文】
小原秀雄「親と子の動物行動学」2003年8月26日初版発行
14Pより

トラはアジアでは最強の猛獣である。
アジアの西南部には、ライオンもいた。
しかし、ライオンはトラに比べるとオープンランドに住む為に、のんびりしているように「見える」。
「見える」としたのは、トラに比べてよく姿をあらわにし、その上日中などは、
腹をさらけ出して寝ていたりする為である。
しかし、ライオンは夜になるとのんびりしているなどととても言えない。
恐ろしいハンターとなる。

48Pより

百獣の王と言われるほど強力で、事実どんな動物も捕殺出来る強力なライオンも、
獲物がいなくなったり、(それも人間の開発などで)、人間に狩猟されたりして命を奪われたのである。

151Pより

一般に草食獣の、大きな角や牙は同種内の戦いに際して優劣を付けるのに用いられる。
捕食者に対しては、意外なほど、力を用いられずに獲物とされる。
捕食と被食が関係づけられているようにも見える。
更に言えば、捕食者はたくみに獲物を捕殺するように行動も機能も出来ている。
ゾウやサイのような大型の動物でも、捕食者に戦いで勝つのは難しい。
群れの力が大切なようで、インドでは雌と子のアジアスイギュウの群れがトラを殺した例がある。
このような「出来事」については、子は成獣と共に暮らす事で経験的にも習得していくと見られる。

193Pより

捕食者の最強者・トラやライオンさえも、
人間に追い詰められた時などには人間に反撃もする。