【緊急】政府が輸入盤撲滅を目論んでいます【危機】
12月10日日、文部科学大臣の諮問機関である文化審議会・著作権分科会が『「文化審議会著作権分科会
報告書(案)」に関する意見募集について』とするパブリック・コメントの募集を開始しました。
文化審議会著作権分科会報告書(案)-pdfファイル・75p・452KB
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901/001.pdf この報告書案の目玉は「レコード会社に音楽用CDの輸入禁止権を付与し、海外(主に香港・台湾)で
発売される廉価な正規盤が日本国内に流入し日本盤との価格競争が発生しないようにする」(10-15p)
ことですが、この権利の有害無益性、この発想自体が国際協定違反そのものであり音楽業界の矮小な利益とは到底、
釣り合わない規模の対抗報復措置で「国益」を損ねる危険性については本間忠良・公正取引委員会委員ら多くの
有識者が主張して来たところであり、なおかつ日本経済団体連合会環境・技術本部なども「国際ルールに
合致しない」「音楽業界は甘えている」とその姿勢を手厳しく非難して来たにも関わらず音楽業界は与党政治家・
官僚らへのロビイングにより「日本国内で高額な欠陥商品を売り付けることこそ国際競争力強化に繋がり
『国益』に合致する」と嘯いてこのような亡国的愚策を強行しようとしているのです。このような
国家百年の大計を踏み外すに等しい蛮行は絶対に、体を張ってでも止めなければなりません。
このような絶望的状況の到来を断固として阻止する為に、1人でも多く文化審議会に対して
「著作権法改悪絶対反対」の意見表明をしてくださるようお願い申し上げます。恐らく、関連する業界は
再販制度の時にそれをやったのと同様に数千・数万票に及ぶ組織票を総動員して「世論」を演出することが
予想されますので、それを上回るだけの「著作権制度が理解されていない」などと言う決まり文句で
排斥されないだけの声を集結させる必要があります。皆様も1人でも多くの方々に呼びかけ、
この亡国的愚策を阻止する為にお力添えをいただけますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
投書方法、その他の詳細は文部科学省の報道発表を参照
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901.htm