ウチの家系は俺でおしまいです
2 :
名無しさん?:03/11/13 19:17 ID:qjw7ww1m
生まれながらにして2ゲッターとしての素質を持っている親父にとって
俺はたんなるお荷物だったのかもしれない。
とうとう親父が生きているうちに2をゲットすることができなかった。
病院でいつ事切れるかも解らない親父のそばで
必死にF5キーを連打していたあの日から5年。
今ではF5キーも2キーも磨り減ってしまっている。
親父が天に召された後、偶然書斎で日記を見つける。
そこで俺は親父と血が繋がっていない事を知った。
もう2をゲットする必要すら無くなった
そう、俺は元々2ゲッターの素質なんて無かったのだ。
しかし俺はこうしてまた2をゲットしようとしている。
血が繋がってなくとも、俺の親父はあの人しかいない
今日は親父の命日だ。
墓には一人前の俺の姿と花を供えよう。
今、天国にいる親父と一緒に宣言する
「2」
あきらめるな
ご先祖様万々歳
いいじゃん!人口増えて地球はあぶないんだよ!
誰かがふとそう思ったんだよ!
出家でもしたんか?
とりあえず生ですることだな
托鉢の途中のぼーさんがよく駅で階段にすわりながらタバコを
ふかしてるの見ると世の中こんなものだな、と思う。
にーちゃんにガキがいるから、うちは安泰!
12 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/15 03:35 ID:mXbc7qGN
自分で血族が絶えるって事に関する「申し訳なさ」だょね。
昔は子孫を残していくだけでなく、
先祖を弔うことも義務の一つだったらしいナ。
現代は、お化けや死後の世界を信じるかどうか個人の判断に委ねられているわけだけど
時代によっては「死後、弔われない」ということが
身近な重大問題として存在していたんじゃないだろうかー
だから
血族のうち誰か一人でも子孫を残すということが
重要な意味を持って個人に迫っていたのだろうと思うょ。
家の為には自分達の意思の侭にならなくとも、子孫を残していくことに意味があったので麩。
未婚化とか子供を持たないとかいう風潮の中には、
今はもうそういった先祖達と自分の死後についての切実な要請や重圧が無くなった、
というのもあるょうな気がするー
現代はもう自分の意思で子供を育てるだけで十分な時代だょね。
それ故にご先祖様に申し訳ないという言葉の意味が
現代と昔とではずいぶん違ったものなんだろうなー
と、ぼんやり思ったょ。
なにいってんだ
14 :
喜九郎:03/11/15 04:48 ID:P4Ne4RAi
僕も同意見です。それに続く意見として述べますね。
「家名」や「血族」という桎梏が、箍を緩めているのも確かで、
その上で最近の若者たちにも、そういう歴史を軽視する傾向が
現れているのでしょう。時代がそれを後押ししているようでもあります
一昔前は、それぞれの家に仏間があり仏壇が構えられ、欄間の高さには
先祖の遺影が丁重に飾られてもいました。座して念仏を唱えなくとも、
それ等は家の歴史の存在を喚起する装置として機能していたと思います。
最近の家では遺影すらも隅へ押しやられて何処へやらではないでしょうか。
また、家族が生活を共にするだけの共同体として考えらるようになり、
父親母親の昔話などをする機会が無くなったのも関係があると思います。
そういった口伝の昔話は、試験に出ない上に全く庶民的で、物語としての起伏に
欠ける場合もあるでしょう。ですが単純に考えても、20歳の子供が55歳の母を
持っていたなら、その子供は約30年前までさかのぼって時代を知る事が出来るのです。
続けて、母を生んだ祖母にもさかのぼれば更に約30年、続けてさらに・・・と、
どんどん歴史の深みを実感させてくれるでしょう。そして、その深みは、かつて
暮らしてきたそれぞれの先祖が、時代時代を肌身で体験した事実として、時に
万巻の書物よりも親近感を伴って、過去の時代を教えてくれるはずのものなのです。
近年では、介護の対象ではあっても、尊敬の対象ではなくなった年配がたは、
若者に迎合する為に、口を閉ざして昔話も舌に昇らせないのでは無いでしょうか?
なんだか暗い話になりましたが、最後に色をつける意味で、上述のレスを書いていて
思い出した小説を紹介したいと思います。それは村上春樹の短編「ファミリーアフェア」
です。これは妹が結婚するので、兄と結婚相手を引き合わせると言う話ですが、
ラストで「あんな男が一族に一人いても良いな」と兄が言うのです。お洒落でビールな
春樹小説に「一族」と言う、土臭くも感じる単語が登場した事に、僕は驚きと新鮮さの
混じった感動を覚えました。
歴史を覆い尽くすかの勢いで回転する、スピードの現代。しかしそんな中で
ふと振り返ることの大切さ、そんな事をあわせ考えさせてくれる短編です。
お相手は、喜九郎でした。
16 :
ワイルド吉田さん ◆f.UUUUmG7U :03/11/15 04:57 ID:FbOhlPVq
だいたい俺と同意見だな。
ようするに
大工は性欲が強いってことを言いたいんだよな?
18 :
名無しさん?:03/11/15 05:18 ID:SsrONGCE
まぁ要するにご先祖様を大事にしろってことだろ?
○×家の血が途絶える
って書くと何だか深刻な気がする
何とか頑張れ
>>1よ。
まあ、10年後くらいに隕石くるから関係ねえよ
21 :
名無しさん?:03/11/15 06:29 ID:Xe5cDE6V
>>14 さびしい中年がなんかいってまつね(ゲラゲラ
>>21 わびしい不燃ゴミがなんかいってまつね(デリシャスワラ
>>23 >>24 救いようのねぇヴァカだな(ぷ
だから童貞なのか
童貞と子無し童貞は身分が違いますが、なにか?
>>1 イエス・キリストは童貞だった
つまり非童貞は神から一歩遠のいた事になる
クリスマスは童貞のものだ
童貞と小梨非童貞は
雲 泥 の 差 が あ る ん だ ろ
子孫を残さないどころか女に相手にされない童貞と
童貞でいるのを選んだ宗教家とも
月 と す っ ぽ ん 以 上 の 差 が あ る
28 :
21:03/11/15 07:54 ID:ghTf8wX6
さっきは煽ってごめん
29 :
名無しさん?:03/11/15 17:59 ID:CwzxZQ7y
age
├┤|├┤|||
|├┤||├┤|
├┤├┤├┤││
├┤|├┤|├┤
|├┤||├┤|
||├┤||├┤
馬ウ死.テカ.ハ童キ
鹿ンね ュス.ゲ貞モ
コ ッ .ヲ
タ
31 :
LOVE。ホテル色 ◆YEDv555/D2 :03/11/15 18:06 ID:AKlPEnMY
それよりテュッが気になる
国民の生活水準と出生率は反比例するからなあ・・・
道徳的な観念もあるけど個人的には子供を働かせなくても良くなった以上
結婚して子供作っても金が無駄にかかるだけだからねー
自分の生活水準を削ってまで子孫を残そうなんて思わないよね
34 :
喜九郎:03/11/16 00:56 ID:qPdfny1P
「マイホームとしての家を買う」と言うのも、現代の特徴ではないでしょうか?
7人の侍で、バリケードの外にある家を野伏せりに焼かれるシーンがあるんです。
その焼かれた家に住んでいる百姓がそれを見ると、バッタバッタと泣き崩れるんですよ。
その家がどんな家かって、おそらく貴重な品がある訳でもない、茅葺のボロッちい木造建築ですよ?
まぁ当時としてはそういう造りが普通なのでしょうけど、周囲は山に囲まれているから、
それこそ建て直せば住む話かと思いましてね。
だったら何故泣いたのかとなると、先祖代々の棲家であった、ボロくとも由緒のある
建物を、自分の代で燃やされてしまうと言う、その事が悔しくて泣いたのではないか、と。
それはやはり物質的な価値基準とは違う精神的な道徳に反するから、
百姓は泣いたのでしょう。
書いてて思ったんですが、百姓は家、建てれませんかね?
やっぱり大工に遠征を頼み、金払って立てて貰うのでしょうか。
>>33 レス嫁。
それが自分の都合(祖先に関係なく)で産むという意味なのですが、何か?
踏まえた上で議論に参加されたし
>国民の生活水準と出生率は反比例するからなあ・・・
日本の歴史、国情を全く理解していませんね。。。。。
日本においてそのような状態であったのは昭和以後のみ
もっと知りたいage
・∀・)<ダメな奴は何をやってもダメ
38 :
千取 eAc1Adr231.osk.mesh.ad.jp ◆ciHAAHH/dg :03/11/16 11:28 ID:sH23G2FJ
ドジな奴には生きる資格が無いのだろうかと疑問にさせられるスレだな。
39 :
名無しさん?:03/11/16 11:44 ID:fYu1Hbnk
仮に曾じいちゃんの代から考えてみよう。夫婦一組で2人子供産むとしてな、俺らの代には8人残るわけだ。
その中の一人が童貞で死んだからって家系が途絶えることはない。ご先祖様の血は薄くはなるが、途絶えにくい
ように出来てるんだな。
童貞で死んだ奴の血スジは少しも残らないがね。自然選択って奴か。
40 :
3秒ルール ◆DXgomt5CFk :03/11/16 11:45 ID:aFTCQEi8
童貞のまま死ねる勇気ありますか?
>>14 意見を貰えてとても嬉しいで麩。
マイホームの話が出ているけれど、
確かに、現代と違って分家自体が難しい時代が長かったんだょね。
>>33 自分も
「条件が整い次第子供を育てるゼ!」
とは言い難いで麩。
少子化の大きな原因の一つだと思うょ。
42 :
名無しさん?:03/11/16 16:52 ID:q7jkaEEw
別に分家しなくてもマイホームぐらい作れれるだろ
ちっさい掘っ立て小屋とかなw
原則結婚しなければ子孫はいないのであるから2億人近く増殖したのを説明できないな
43 :
喜九郎:03/11/17 02:48 ID:StKcCMx7
いつのまにか2億人にも増えたのですね。
浦島太郎の気分です。
44 :
(:.´.:ж:.`.:):03/11/17 02:51 ID:PvPj8BZN
よむのめんどくせ
45 :
(:.´.:ж:.`.:):03/11/17 02:57 ID:PvPj8BZN
おれんちは兄弟が頑張ってるからな。
心配ない。
多分これが流れを読んだレスだな、多分。
46 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/17 06:02 ID:dz2OF1mS
>>42 うん、分家しなくとも自力でマイホームを建てることは可能だったみたいだょ。
けれどそれは少数の成功例だった雰囲気で麩。
・・・学校でそのうち習うと思うけれど、興味がわいたら読んでおくれ。
とは言ったものの、自分も手元に資料が無いし、特に詳しいわけじゃないんだけど菜〜
百姓を例に挙げて話せば、
多くの家では長兄が財産田畑と住宅を受け継ぎ、
弟姉妹達は実家にいる限り大勢で部屋住まいをするか付随する仮小屋で生活して
皆で長兄中心の共同生活していた時代が長かったらしいんだょ。
限られた財産を長兄に集約し、弟姉妹は家の為に相続を我慢することで
「○×家」の子孫を末永く残そうとしていたので麩。
長兄以外の子供は売るしかない貧しさもあっただろうし、
お上に労働力として召し上げられてしまう辛さもあったらしいので麩。
そうして、子供のうちに死ぬ人が多かったみたいだょね。
細かく言えば村の掟で分家を作ってはいけないという取り決めや、
為政者が百姓一戸あたりの石高を定め、分家を難しくしていた例もあるみたい棚。
で、それはそれとして制度だけの問題ではなくても、
田畑と家を守ってきたご先祖様に分家は申し訳ないって気持ちもあったんじゃないかなー
同時に、家が衰えると先祖や自分達を弔えなくなる可能性を孕んでいる為、
自分の代で分家を出来ないというような考え方があったのだろうと思うので麩。
47 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/17 06:04 ID:dz2OF1mS
しかし、長兄に家督を相続させる一方で
親としては子供達にそれぞれ財産を残してあげたかったのだと思うナリ。
自分で広げた財産は分家にしても良いという考えも存在していたみたいで
条件が良いとは思えないような山の斜面などを一生懸命開墾していった先祖の心には
先祖だけでなく自分達の幸福を思う気持ちの両方があったのだと思うょ。
話が飛んでしまったけれど、
つまり、現代のように経済的に独立しマイホームを持つことはとても難しかったので麩。
結婚はね・・・分家しなくとも弟達が結婚できた例はあるですょ。
けれど、より労働力が必要だったとか、家が豊かでない限り、
長兄以外が結婚するのは難しい現実があったんじゃないかなぁ。
収入を土地に依存する生活であれば、
十分な土地がなければ子供を育てていくのは無理っぽいょね。
代わりに家の子というような概念があったと聞いたことがあるけど、どうなのかな。
現代は個人が貧しくならないために未婚化や少子化が進んでいるような気がするけれど、
過去には、家が貧しくならないために個人が結婚をあきらめざる得ない状態になったり、
子供を諦めたりしなければならない時代があったのだと思う。
たとえ、自分自身で○×家の子孫を育てることが出来なかろうとも、
長兄が家を守り子孫を育て、血族を弔っていくことに救いを感じていたのではないかなー
48 :
名無しさん?:03/11/17 06:34 ID:wMTIUbe8
3行までみた
それってちょっとひどくない?
ちょっと最貧民ネタは後味わるいっす
心配になって見に来たけれど・・・・突っ込みどころ満載だ菜・・・・・
我ながら暴走気味だー
挙げた例が極端すぎるし、スルーしてくれて良いです。
というかスルーして下さい。
おながいします。
・・・・要約すると
百姓を例に取り、現代のように経済的に独立しマイホームを持ち、
自分の子供を育てあげる事が難しい時代があったと言いたかったんだょ。
土地に依存する経済社会では、結婚して独立し何処かに掘っ立て小屋を建てたとしても
経済基盤がなければたちまち生活に困窮し
ただ貧しさに蝕まれていくしかない先祖の時代を超えて
今、自分達は生きているんだと思うんだょ。
そこから抜け出るために様々な交流が活発になっていった側面も
あるんだと思うょ。
51 :
名無しさん?:03/11/17 16:22 ID:vOhpxL7e
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
暴走超特急
つーか、童貞のまま新でも親戚に子供いるから
54 :
喜九郎:03/11/17 23:54 ID:Y8qNEpfe
墾田永年私財法と言うのを思い出しましたが、
あの法は平安か鎌倉ぐらいですよね。
調子に乗った一部の豪族が、どしどし人手を使い
自分の土地としてがっぽり増やしたので、撤廃されたと思いますが。
戦後は農地改革で地主がいなくなったから、小作農がほとんど無くなって。
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok さんが仰った時代はその間ぐらいでしょうか。
むしろ江戸以降明治初期でしょうね
江戸は地方移民を阻止するのに手を焼いたようですから
56 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/18 03:43 ID:LMfm6MxZ
┏━━━━┓
┃┏━━┓┃┏━━┓
┃┃ ┃┃┃ ┃
┏━━┛┃ ┃┃┃ ┃┃
┗━━━┛ ┗┛┗━━┛
57 :
トマトマン:03/11/18 03:51 ID:Bhtjv/kz
ご先祖様って何代くらい前までのこというの?
ずーっと遡ったら猿になっちゃうしょ?
58 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/18 04:13 ID:LMfm6MxZ
>喜九郎さん
>>55 二人とも当たっているですょ。
各例の年代は地方によって異なると思うけれど、
概ね中世以後から農地改革までの広い範囲にわたり
それはもう、バラバラにして滅茶苦茶と記憶しているので麩・・・
重ねて
今、資料を持ち合わせていない上に国外で調べようもございませヌ。
せっかくみんなが良いレスを書いていたスレなのに申し訳ない。
>>57 何を持ってご先祖さまとするのかとするかについては、
過去の血族を指したり、あるいは生物学的に哺乳類の始祖等を指したり、宗教的なのもあるのかな。
多分、場合によって対象が変わるところだょね。
過去の血族とだけ限定しても
特定の偉人を指したり、土地を獲得し家を成立させた高祖であったり、
今日まで血脈を繋いで来た過去の血族達を
ただ漠然と指すこともある品〜
地球の歴史に思いを馳せ、原始生物にごめんなさいと思うのもアリだと思うので麩。
59 :
名無しさん?:03/11/18 04:25 ID:vwK/CBmv
>>1 大丈夫。
例え、お前の血肉が消滅しようとも
お前を構成してる物質がこの世から完全に消える事はない
何十年、何百年、何万年、何億年経とうとも
お前のクォークは未来人の体へと引き継がれる
だから、
悲しい事なんてない
つらいことなんてない
安心して死んでください。
61 :
名無しさん?:03/11/18 19:37 ID:sxtoO4VT
62 :
喜九郎:03/11/19 00:16 ID:XBhGBAow
7人の侍の野伏せりは確か武田の残党だったので、
時代的には当てはまりますね。
63 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/19 03:40 ID:uY6C83z7
>>61 人は死んで灰や空気に還り、命は巡るのだょね。
そういう意味ではその辺の草木や建物と自分は同じ物質だょ菜
すなわちオマエはヲレであり童貞は非童貞でもある。
だから共に手を携え、愛し合っていけば良いじゃないか(ワラ
遠い未来には
地球の命も絶え
>>61と童貞を構成していた物質は一つの塵となり
共に宇宙を彷徨うのかもしれない。
64 :
名無しさん?:03/11/19 03:45 ID:PHZXQETf
うち、信長の野望に出るような武将の直系だけど、じいさんとばあさんが女しか作れなかったから
母の代で終了。俺が養子になる話もあったけど、名だけ残してもねぇ…。
65 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/19 03:48 ID:uY6C83z7
>>62 平均的な百姓の家は誰が建てていたんだろうね。
詳しぃ人、いるかなー
自分は全然知らないのだけど
文化財に指定されるような豪農の家の場合は
「〜から大工を招いて建てますた」というような謂れがあったりするょね。
死んでしまった祖父に聞いた時には「家は大工に頼んで建てた」と言ってたですょ。
一方、某島出身の友人に聞いた話だと、
その島では皆で協力し合って建てていたということで麩。
>先祖代々の棲家であった、ボロくとも由緒のある
>建物を、自分の代で燃やされてしまうと言う、その事が悔しくて泣いたのではないか、と。
同意ですょ。
>>64 おぉ・・・戦国武将の末裔かー
なんか凄いですょ。
68 :
名無しさん?:03/11/19 03:55 ID:PHZXQETf
>>67 ところがどっこい、父方の祖父の話だと、こっちは落武者の子孫なんだそうな。
落武者に家系も糞も無い気がするんだが…。
うちは無縁仏になってるからなあ
系図が分からん
>>68 うぅ。
両家で意見が違うのかー
・・・複雑な雰囲気だねぇ・・・・
平家の落ち武者の末裔が親戚にいるのだけれど、やっぱり誇りを持っているょうだ。
>>69 無縁仏ってお墓のことかなー
age
72 :
右折待ち:03/11/19 19:14 ID:RzGNvGBQ
ほんと兄弟いて良かった
安心して自殺できるネ☆
73 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/20 02:52 ID:OtsJAcU2
>>69 系図の家が、大半だと思うですょ。
親族のお墓が深い事情から無縁仏になっている人も多いみたいだね。
無縁仏を知ることは
先祖や歴史のひだに触れることに繋がるのだょね、きっと。
>>69よ、訂正で麩。
×系図の家が、大半だと思うですょ
○系図の無い家が、大半だと思うですょ
家系図を持ってる家は少ないと思うので麩。
大体は、記憶が届く範囲しか、知らないのだと思ぅです。
75 :
トマトマン:03/11/20 03:08 ID:w8wNZl8Q
わたし、北海道にすんでるんだけど
内地では家系によって結婚とかで差別があると
聞いたことがあるんですが実際どうなんでしょ?
北海道はもともと移民が多いので
むしろ差別される側だったからそういうことはないようなんでつが。
76 :
名無しさん?:03/11/20 21:23 ID:8gCRvs0k
age
77 :
名無しさん?:03/11/20 21:58 ID:UoNOEe71
age
78 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/21 04:17 ID:fb1i7oKb
>>75 部落差別ではなくて、家系に対する差別だょね。
確かに近年まで存在が報告されているです。
だから、
この話をする時には十分考慮してください。
空想上の動物が家系にとり憑くという迷信から始まった差別らしく、
狐持ち、犬神持ち、おさき持ち等と表現され、
地方によっては被差別家系が辛酸を嘗めてきた歴史があるのだょね。
童貞のまま死んだご先祖様もいる
80 :
喜九郎:03/11/21 21:14 ID:qAvxTQVx
北海道での被差別として思い浮かぶのは
やっぱりアイヌの人達でしょう。
アイヌは「家系」に含まれない民族単位なんですか?
81 :
ドッピオくん ◆DOPPIO9Qus :03/11/21 21:15 ID:1g1st8b9
.,-‐‐‐‐‐‐‐‐、
./ 〈 ノ( ヽ
〈ェ (,,__,, ⌒ i ヴチヴチ
/(・|,, /・)> ./
/〈~、 '。゚, ̄i `,r`i <とぅおるるるるるるぅ!!
|::rニ、 / (。/
|::`こ' / /人||
\__,,,.....,,,,_//|| ||
o())o__てO二 ̄ ̄~)
/ /||(二ニ) (__).
γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0ドルルル
l| (◎).|l |((||((゚ )(⌒)/||三三・) | || (´⌒(´
ゝ__ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
>>78 へぇ〜
なんかオカルトなテレビ番組で
そういうのお払いするやつとかありそうだね
いいかげん差別ネタを持ち込むのはやめれ。
傷ついている人がいるんだし。
>この話をする時には十分考慮してください。
>喜九郎
自分も差別について詳しくないのですょ。
どうなのだろぅ。
>トマトマン
もしもそういう番組が放送されたら、
きっと穏やかな気持ちではいられないだろうね。
>>83 誰かを傷つけたいとは思わないですょね。
自分は全然詳しくないのだけれど、
まだ過去とはいえない近年まで
あまりにも悲しい現実があったらしいので麩。
だから
2ちゃん文化とも言える煽り等のお約束の展開とは別にして
もしも、誰かがラウンジに楽しみを求めて遊びに来たのに
期せずして嫌な思いをさせることになったら
自分は辛いのですょ。
85 :
喜九郎:03/11/23 16:14 ID://xvKO30
むしろ「差別ネタ」という言い方が、軽薄感にはちきれんばかり。
86 :
名前はわかりません:03/11/23 16:23 ID:r9b90NiM
墓地公園でスケートしてすまそ。
俺には優秀な兄がいるから、一生独身でも支障ないや
88 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/25 03:29 ID:j+qDnVro
お墓って死んでいった血族のためにあるのか、
生きている自分たちのためにあるのか、どちらなのだろぅ。
両者にはどのような意味があるだろう。
ageてやる
期待してますよ……^^
62 名前:ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok 投稿日:03/11/26 14:42 8kB2MYi/
・・・聞いておくれょ。
ウサギ帝国人には、雑談なんか無理なんだ・・・・文章を纏められないみたいナリ・・・・
うん・・・自己嫌悪に陥ってるところさ・・・
というか
熱があるのに、日本の地震が心配だし、気になって、ネットから離れられないじゃないかょ。
ご先祖スレに書き込むレスも纏められないょ。
「童貞のまま死ぬこと」と「現代を生きること」について両面からレスを書きたいんだけど
駄目だな・・・
いつもより電波多めに出ているょ・・・ああ、電波板行けばいいのかな・・・・・目が回る菜。
ねぇ、地震さん
そこにいるのかぃ?
こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で 、
3 日 後 に 何 か と て も 悪 い 事 が お き ま す 。
悪 い 事 を 起 き な く さ せ る た め に は
こ れ と 同 じ 文 を 2 日 以 内 に 、
違 う 所 に 5 回 書 き 込 ん で く だ さ い 。
5 回 書 き 込 ま な か っ た 女 子 中 学 生 が 、
書 き 込 み を 見 た 後 、 3 日 後 に 死 に ま し た 。
92 :
喜九郎:03/11/29 01:11 ID:NC03CEAI
墓は血族や残された人たちのほかにも、その恩恵を与えていると思います。
それは恐らくありとある万人に向けての恩恵だと思うのですが、
その中身がまだ漠然とした感覚なので掴み所が無く説明できません。
恐らくは宗教的教義や経済的理由に基づかない性質をもち、
それでいてありとある万人が受けられるような、そんな恩恵が墓にはあると感じるのです。
どっかの国の部族の人たちがテレビで日本に連れられてくる企画で
墓がいっぱいならんでるのをみて「こんなに並べなくてもいい、悲しくなる」
みたいなことを言ってた
94 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/11/30 01:34 ID:vPup31c6
うぅむ・・・二人とも頷けるものがあるょ。
確かに、血族や先祖だけのものじゃないかもしれないなー、うん。
お墓って不思議だなと思っていたんだ。
随分前に人から聞いた話なんだけど
バブルの頃、老人福祉施設の年寄りに色々なボランティアを体験をして貰う事で
年寄りが日々に生きがいを感じられるようにしたいと考えた人がいたそうで麩。
あちらこちらに掛け合って、子供と遊ぶとか、
学生グループと一緒に活動するとか、色々なボランティアを用意出来たらしい。
そんな選択肢の中で人気があり長続きしたのが、墓掃除だったらしいんだょ。
ボンヤリして居た年寄りが、生き生きと、そして溌剌として他人の墓掃除に行くんだって。
時間が許す限り墓に居て、掃除をしたりしゃべったり、
なんでも雨が降るととシュン・・・としてしまう程の入れ込みょうで、ボケたかと思われた年寄りまでも
回復のきざしを感じられたそうで麩。
けれど、苦情があってやめる事になってしまったそうだょ。
ボランティア年寄りにとって必要な場所は、
近所に住む、持ち主の年寄りにとってもまた、大切な場所だったんだろうなー
で、生きている人々にとって、お墓は死後の約束なんじゃないかと漠然と思ったんだょ。
老い先が短くなってくると
死への不安とか、この世から去っていく寂しさとか、置いて行かれ忘れられていく寂しさとか、
上手く説明出来ないのだけどそういった死にまつわる感情が募ってくるんじゃないかなー
墓掃除はそれを癒してくれたんじゃないかと思ぅ。
この癒しの前では、お墓が血族の墓や自分が入る墓ですらなくても良くて、
ただ、それがお墓である事が重要だったんじゃないかと感じたょ。
他にもお墓の機能は色々とありそうだょね。
月並みだけど、お墓はその人が生きていた証をカタチとして残しておくもの。
だよね?
遺族の人にとってみれば、お墓参りをする事でその人の事を思い出せるし、
もしお墓がなかったら記憶の中だけでの人物になっちゃうから。
それも月日が経ったら、会わない人のイメージなんて段々曖昧になってくるものだろうし。
(まぁお墓を見れば鮮明に思い出すとも限らないだろうけど)
結局はやっぱり偶像ってモノが欲しいんじゃないかな。
「死んじゃったらそれで終わり。その人はもう存在しません」ってのも
遺族の人にとっては確かに記憶に存在する人物だし、いきなり
「存在しない」って言われたら不条理に感じるところもあるだろうし
もっと言うと、遺族の人にとっての その人が作ったクオリア。「死んで何も残らなくなる」
ってのは結果として、元から何も無いのと同じような感覚だからね。
それは嫌だ。自分のクオリアは確かに「ある」。その人が作った部分は今でも存在する。
だから、その部分の埋め合わせにお墓がある。
具体的で、目に見える証。霊魂って概念を具現化させたモノとでも言うのかな。
目に見えるものに対しては、取り敢えず安心するから。
そうやって人はクオリアを保護するんじゃないかな。
死んだ人にとっても、生きてる人に自分の事を覚えていて貰いたいだろうし。
結局人間は機械的唯物論者にはなれないって事だね。
96 :
喜九郎:03/11/30 03:46 ID:lhS5SCjE
今日、テレビで未開人が部族こぞって死を悲しんでいる
シーンを見たので、なおさら強く感じ入りますね、その話には。>92
老人が墓を洗う喜びを感じるのは、
死に向けての準備期間にある自分が、最も有益に思える準備として
死んだ後にあるもの―――つまりそう言う設定で成り立つもの―――に
触れているからでは無いでしょうか?
ただ漫然と死を待つ身にしてみれば、じっとその時を待つよりは
先んじて死後の用事に携わっている方が落ち着くのは、自然なことでしょう。
しかし生き残る側からすると、それにはある種のむごたらしさも感じますね。
>>95 死んだ後の人が、生きている人に覚えていて貰いたいと強く願うなら、
墓なんてまさしく死人な道具より他を、模索して見つけるでしょう。
日本人の場合は、成り行きとして墓に向かっていく感じが強いと思います。
加えて、死人が墓に入りたいと願う気持ちよりも、死人は墓に入って「出てこないで
欲しい」と、生き残る人間が願う気持ちの方が強いと、僕は思いますね。
少しオカルト混じりの話ですか、死とは切っても切れない関係にありますから。
ところでクオリアってなんですか?
97 :
ワイルド吉田さん ◆f.UUUUmG7U :03/11/30 03:49 ID:DRWuQ6yH
くぉりぁ〜!おこったぞぉ〜〜!!
98 :
ワイルド吉田さん ◆f.UUUUmG7U :03/11/30 04:33 ID:DRWuQ6yH
流氷の妖精
>>96 >>「出てこないで 欲しい」と、生き残る人間が願う気持ち
そうだよね・・・。
死人が霊魂化するってのは、やっぱり仏教の考え方だよね。同時にお墓ってものも仏教だ。
そんな宗教上のカタチを借りる以上、
お墓にはオカルトチックとも言える不気味なイメージはあるよね・・。
つまり死んじゃった人間はもう別の世界(アストラル界なり何なり)の
存在になるって事だよね・・。
即ち幽霊になる。幽霊は不気味だ。得体が知れない。
居ると思いこむと本当に見えてしまうかもしれない。しかも人を呪う。
だからこっちの世界には戻ってくるな。墓から出てくるな、って。そういう事かな?
でも、それは客観論じゃないかな?
そりゃ、知らない人の幽霊だったら怖いけど、身内の幽霊だったら
それほど怖いってイメージは無いけどな・・。
まぁ結局どう思うかは人によると思うけど。
えと、クオリアね。
クオリアは、「赤い感じ」のように、私たちの感覚に伴う鮮明な質感を指します。
クオリアは、脳を含めての物質の物理的記述と、
私達の心が持つ様々な属性の間のギャップを象徴する概念です
だって。参照:
ttp://www.qualia-manifesto.com/index.j.html これで分かるかな・・・。正直自分でも説明しずらい。
>>97 感動詞や感嘆詞では無いんですが・・・。
な〜にを張りきって駄文の応酬してんだか、この子らは(笑
だったら何か文句言ってこいよ。
>>99 確かに、葬式とか墓とか、死が絡むと宗教がでてくるよね。
でも、信仰を持たない自分にとって、葬式したり墓たてたりするのは
もう文化だね。
だれでもそうするし、葬儀屋さんもいるし。
ここで思ったんだけど、仮にそういう文化が無かったとしても
身近な人が死んだら、似たようなことをするだろうってこと。
葬式の代わりに、遺体のそばで悲しみにひたったり。
宗教的な考えなしに葬式や墓があってもいいんじゃないかな?
保守
ex.存在ed ◆76aTkjKG5A あげ
105 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/03 01:20 ID:KgT0IGNu
106 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/03 03:55 ID:KgT0IGNu
>>90よ・・・やっぱり未だ出来ないょ。
今日は童貞のまま死ぬことについてちょっと考えた事を書き付けておきま麩。
オマエラは鮭の産卵を見た事があるだろうか。
繁殖色に染まり最後の力を振り絞って戦う鮭たち。
浅瀬は苦しいだろうに、全身を傷だらけにしても尚、戦う鮭たち。
何故なら競争に勝ち残った者だけが子孫を残せる・・・つまり、童貞を捨てられるので麩。
海を離れ川を遡上する鮭さんたち・・・あの頃はみんな仲良く処女童貞だった。
ウサギ帝国人が見た鮭たちは300`以上遡上して来た鮭たちですたが、
その鮭さんたちは何日も命懸けの旅をして、やっと故郷の川まで辿り着くらしいので麩。
途中雨の日も風の日もあったはず。時には流れる土砂に見舞われる日もあっただろぅ。
そんな時も鮭さんたちは濁流の中を泳ぎ続け、
石に蹴られ、視界は奪われ、冷たい水に少ない酸素の中を必死に遡上して来たので麩。
中には川なんか上りたくない・・・と思う鮭さんも居たかもしれなぃ。
けれど、彼らも最後には運命に従順に、しかし、果敢に挑んでいったので麩。
故郷の川に辿り着く頃には、全身の栄養を使いきり、サーモンピンクを誇っていた鮭さんの肉は、
白くポロポロになってしまぅので麩。
・・・子孫を残す事が生物の掟なら、本懐を遂げた鮭さんは勝利者で
童貞のまま死んだ鮭さんは敗北者なのだろうか。
今は、川の底に沈みあるいは岸辺に打ち上げられている白く変色した・・・鮭さんの童貞たち。
運命に対しひたむきに生き、華々しく戦い、そして死んでいった鮭さんの童貞たち・・・
童貞のまま死ぬのか?
童貞のまま氏ぬ・・・・・・・・・・・・・
110 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/03 20:08 ID:KgT0IGNu
家ごとに墓を持つようになったのは、日清戦争後のことだって聞いた事があるょ。
やっぱり、帰ってこれなかった戦没者の為に石碑としてのお墓を立てたくなったのかな。
生活が以前より豊かになったというのもあるだろぅか。
違ったらごめんょ・・・というか、資料持って来れば良かったょ・・・今は何も持ってないゃ・・・・
上代より近年のご先祖たちの多くは仏教を受け入れながら神道も信じ、同時に
土着の信仰も持ち続けていたんだょね。
死んだ人の魂は高山の清らかな山頂に留まり、盆正月の度に生家に帰ってくるとか
生まれた家の周囲に精霊として留まり自由に野山に遊んでいるけれど、
長い年月のうちには一つにまとまって村落を見守る神に変化していくとか、
ニライカナイがあの世だという説もある品〜
イザナキが死んだイザナミを追っていった黄泉国は光の射さない世界とされていたし
仏教的輪廻から見れば、魂は三途の川を渡って旅立ってしまうはずで、
やはりお墓に魂があるとはならなかったんじゃないだろうか。
お化けは理由があって成仏できない霊と決まってたみたいだ品〜
大体、受け入れる宗教が多くなるほど魂の行方は曖昧になっていくょ。
・・・お墓が窓口って事で落ち着いたのかな。
実は宗教の話は全然知らないんだょ(ワラ
宗教とお墓を大事にしたがる事は違う部分があると思ぅ。
確かに、この世に信仰がなくとも
人はお墓を作って大事にしていたに違いないと信じてやまないナリ。
少なくとも自分はそうするですょ。それは全世界的に通じていく事じゃないかなー
けれど、他人の墓掃除にハマっていたボランティア年寄りの場合は、
ご先祖がお墓を大事にしてきたのと同じ理由なのか、と考えてみたんだょ。
喜九郎はむごたらしいと表現しているけれど、
自分はなんと書いたらよいのかちょっと解らない感じナリ。
日本人の生き方や価値観はこの数十年で大きく変化したんだょね。
自分も老い先が短くなってきたらそうしたくなるのかな。
111 :
喜九郎:03/12/04 01:36 ID:hrlv/6DJ
民俗や宗教に詳しくなく学の貧しい僕なので、ほとんどがその自分の
発想に立った考えだという事を、まず先に言っておきたいと思います。
つまりなんの裏付け無い憶測に過ぎないという事を・・・
さて僕は観念やなんかより「物体である死体」という、より現世的な
捉え方を重視しているので、ex.存在ed ◆76aTkjKG5Aさんとは別の態度に
なりそうです。やはり墓はまず生き続ける人間の都合で作られている面が多い、と。
そこで考えるのは「墓石の物体としての機能」です。
滑らかな表面の長方体を高く積み立てるというのが、一般的な昨今の墓石ですが、
古い時代にそんな技術が普及していたはずもありません。恐らくはそこら辺に
転がっている手ごろな石をチョイスしたでしょう。それは考えなしの事では無いと
思います。材質の面から考えた維持保存の問題で木より石を、また扱い易さか、
経済的な問題で鉄や鉛より石を、生き続ける人たちは選んだのでしょう。
112 :
喜九郎:03/12/04 01:38 ID:hrlv/6DJ
そして埋葬した土の上にチョイスした石を置く。それはもちろん目印としての
機能をまず念頭に置いてのことでしょう。続いて95で言われたように、象徴として
死者の居場所を確定する機能を意識し、更に、それに矛盾しない方向付けで死者に
「出てこないで欲しい」或いは「ここを動かないで欲しい」という願いから、漬物石に
似た機能を目指して、あたかも蓋をするような石の「重さ」も、あわせ活用したのでは
ないかと思うんです。
僕は漬物石という例えを使いましたがそこから繋げてもう一つ。漬物石から桶を連想し、
続いて死体を入れるでっかい「桶」、つまり昔っぽい棺桶をイメージしてください。
この棺桶にはまず蓋があり、さらには閂に近い仕組みでしっかりと蓋がされているのです。
閂ですからもちろん外部からは簡単に開ける事ができます。という事は、内部から出て
これないようにする為の考えなわけですから、この閂は、石の「重さ」の機能と同じ
だと言ってもいいでしょう。
そういう事を理由に、僕は生き続ける人間は死者に「出てこないで欲しい」と考える、
と思うのです。もちろんこれらは、僕の恣意が作り出した「一般的な埋葬」ですから色々と
空想的な部分も多いと思います。たとえば鈴木その子の墓みたく超弩級になると、もはや
自己顕示欲ばかりが馥郁として、死への畏敬など何処へやらな感ですし、まぁ世の中には、
他にも多くの方法がありますから・・・
113 :
喜九郎:03/12/04 02:00 ID:hrlv/6DJ
葬式といえば宗教的な粉飾が欠かせないような現代ですが、
「弔う」という考えは、まだ宗教的イメージが十全に浸しのめされては
いないと思うので、僕は葬式等の話ではよくこの言葉を使うようにしています。
でも、わずかでも慰められるために、転生とか天国とかいう「悪くない事態」へと
死者が進んでいくという考えに触れる、それは決して悪い事ではないとも思います。
葬式とは本来、喪主も弔問客もそういう意図でする行事でしょうから。
114 :
ララバイ:03/12/04 12:50 ID:uiABi8fJ
俺なんか珍しい苗字だから絶滅するって!
しかも土地もち家だから土地受けついでんの。
団地ングベイベーとは根っから違うんだよっ!流浪の民とは違うの!
ところで俺の作った曲「ガーデン」聞いてください
ガーデン 俺の庭だぜ 俺の土地だぜ 俺が幽霊だぜ
心のガーデン 庭には二羽ワニ輪に
これに続くような歌詞、挙げてくれ頼む!
よし!俺は喜九郎とウサギ帝国さんのレスを参考にして
この歌を完成させるぞ!
115 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/05 06:51 ID:zemaGVk1
>喜九郎
そういう事かー
石の墓碑を置くか否かはともかく、死者がよみがえる不安っていうのはあったと思うナリ。
上のほうにもあるけど人はお化けを見る生き物だし死人は恐怖を投影しやすいかもだょね。
それに、日本人の魂観からもそういうい不安を抱いたかもしれない。
「魂を抜かれる」「魂が抜けたような」とか「生霊」って表現があるように、
魂は抜けたり入ったりする事があるもので、
人の肉体は憑代にすら出来ると考えていたみたいだから菜〜
だから魂が抜けた死人の肉体を、何者かが利用する恐れは存在したかもしれないナリ。
縄文弥生よりも後の時代でも
万が一のことを考え、死人が出てこれないようにお墓に手を施したって面もあるのかもだなー
116 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/05 07:56 ID:zemaGVk1
>ララバイ
珍しい苗字かぁ。なんか興味がわいてきたょ。
土地持ち家って先祖伝来の土地なのかな。
ところでララバイょ、オマエは歌を作るんだナ。
出来る事なら・・・
>>1のような香具師にも一節の詩を割いてやって欲しいんだょ。
みんな同じように産まれ、恋をして夢を見て、日々を生きているはずなのに、
恋愛は
>>1の側をただ黙って通り過ぎていくだけ・・・
他の香具師らも、クリスマスや初詣、さらにはバレンタインデーと恋人同士には嬉しい季節だけれど、
どうか
>>1を忘れないであげて欲しいょ。
なぜか恋愛に微笑まれる事なく、先祖に詫びながら生きている心優しい
>>1のことを。
涙をこらえながら懸命に生きている
>>1のことを。
117 :
喜九郎:03/12/05 20:29 ID:g3zUy4UL
宮藤宮九郎ばりのチャラケた歌詞ですね。
しかし「俺の土地だぜ」という部分には、
土地持ちでない自分として、かつて無い憧れを押さえ切れません。
118 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/06 04:06 ID:hxe8zUBe
自分も民俗に関して詳しいわけじゃないんだょ。勉強したわけじゃない品〜
だから気楽に空想した事を書き付けているだけなのさ(アヒャ
もしも詳しい人がいたら、助言がほしい感じ棚。
・・・自分にも先祖伝来の墓があるのですょ。
辺りはすっかり開発されて騒々しい場所に古いものが静かに残っているので麩。
もう何が書いてあるのか読み取れない墓石が多いんだょ。
読める範囲で一番古いものは江戸前中期辺りらしぃ。
これは自分の先祖だけの行動なのか不明なんだけど、飢饉があった年を墓石に記録してあるんだょ。
子供の頃、それを見て
「自分のご先祖さまは大飢饉を生き残ったんだナ・・・
ならば今を生きる自分にも、義務があるんじゃないのかナ・・・」
と、幼心に思っていたょ。
墓石に囲まれると大勢の血族に連なっている自分を感じるので麩。
遠く離れた今も、時々あのお墓を思い出してる。
119 :
喜九郎:03/12/06 05:01 ID:Ez7W3P2p
話題は遡りますが、ちょうどNHKでやっていた白川郷の合掌造り、それの茅葺屋根の葺き替えを
放送してました。34で「茅葺」という言葉を書いたのを思い出してこのスレに書くんですが、とても
いい番組でしたよ。茅葺屋根の葺き替えは、総勢400人ほどで一日かかっても片側しか終わらない仕事だと
教えられて、「建て直せばすむ話では」と、直後にそうではないと説明して否定するとはいえ、やはり
軽軽しく書いてしまった事を恥ずかしく感じています。先祖から受け継いだという事だけでなく、一軒の
家に大勢が協力し合って携わる大変な過程を知ることで、より一層家に対する思い入れを深めるのですね。
そういう家にあって、先祖の昔に葺いた屋根を昔の方法のままに葺き替えて継承する事は、
当の家の住人は言うまでも無く、同じく受けついだ茅葺の家を持つ人間にも共有できる喜ばしさ、
誇らしさが有るでしょう。茅を骨組みの木に結いつけることから白川郷の人達が「結いの心」と呼んだ
その集落単位の感情は、功利や社会福祉でなく生活に根差した連帯であるだけに、より堅固で
頑丈なのだと思います。実際、バケツリレーのように地面の人が刈り集めた茅を屋根に昇る人まで
次々と手渡していくその眺めは、ハキリアリの大群のような整然とした見事な一体感を見せつけるようでしたよ。
そういう感情が現代に蘇る光景は、都会に生まれ生きる僕ですらも込み上げてくる強烈な懐かしさに、
ふと顔が緩んでしまいます―――それだけ廃れて見られなくなったという事でもあるのですが―――。
ララバイさんも、フザケた歌を歌ってもかまいませんから、どうか一族の家を大切にしてくださいね。
童貞と遊び人はどっち罪がですか?
121 :
喜九郎:03/12/06 06:47 ID:Ez7W3P2p
魂観よりも、「ケガレ」の考えに基づいて「出てこないで欲しい」と願うように感じます。
僕が初めての葬式で、死体の枕元に夜っぴて灯し続ける線香の番(なんと呼ぶのかは忘れて
しまいました)を経験した時のことで話します。銀色の装飾ギラギラの布団を被って横たわる祖母は、
白い布に隠されて顔面が見えませんでした。後で交代して番をする親戚が皆寝て「今この部屋
での中心は自分と祖母だ」と考えたのを憶えています。僕は祖母の右枕元に座っていました。
「自分に足りないのは死の経験なのだ。死に際して自分がどう感じるか? それが解ればオレは
自分に対して十全な評価を下すことができる」初めて祖母が死の経験を与えてくれるまで、僕は
そう考え続けていました。実際不届きな年頃だった事もあり、悪くない空想として、死体を前にした
自分が慟哭し嗚咽に咽ぶこと一切も無く、冷静に―――毅然とはまた違う、冷血と言っても良いほどに
―――沈着を貫く姿や、死体の顔をペシペシと叩いから死体の耳を引っ張って「おい、おーい。
死んだか?」と平気で尋ねてみる姿を思い浮かべてみる事すら、一度や二度の事ではありませんでした。
しかしいざ枕元に座った自分は徹底した神妙さになり、顔面の布を取り除ける事すら躊躇われた
のです。なぜ躊躇うのか? それは「死体に気圧されて」という言い方が正しいと思います。
目の前の不可思議な状態にあるものが、それまでの知識や理解によっては説明がつかなかったのです。
死んでいるのは解り切っていました。しかし思考のどこかで、どうしても何かを拒んでいる部分が
あるのです、続いて込み上げてきたのは、明らかに嫌悪の感情でした。
122 :
喜九郎:03/12/06 06:48 ID:Ez7W3P2p
死体に触れずにすむのなら触れずにすませたいとすら感じていたのです。しかし僕は、以前の
自分への責任感のような気負いから、意を決して、それでもできるだけ死体には触れない様に、
端っこを摘んで布を取り除けます。さて、僕はますます撃ちのめされたような息苦しさなのでした。
露になった祖母の顔面は穏やかなものです。見た人が「満足な、人生やったんやねぇ・・・」と
軽率な事を口走りそうなほどの穏やかさでした。しかし自分が見覚えの有るその顔は、明らかに
生前とは違う違和感を湛えていたのです、しかもそれは理解出来ない質なのですから困りものです。
極力平静を装う僕は、引き寄せられるように手を出して、違和感の残る祖母の顔面に触れました。
その瞬間の事は今でも忘れません。祖母の体温、その震撼すべき冷たさ! 僕は手を顔から離して、
冷たさの名残りがこびり付いているような指先が、獰悪な疫病に侵されているように怯えました。
一度こびり付いた疫病は離れずに勢力を拡大して、やがては僕の生命に到達してそれを蝕んでいく・・・
もうすっかりヘトヘトな落ち込みようで、僕は蓋をするように顔面に布を被せなおしました、「こんな
訳の解らない、おぞましいものに、生きている人間は関わるべきではない」そんな教訓を反芻して。
あの時僕が感じた違和感と嫌悪こそ「ケガレ」の感覚だったのだと思います。蘇るとか魂とか
ゾンビとか言う前、なによりまず「死」が常人には計り知れないだけに、ケガレとして生きている
人間をも実際的に蝕むと考える、だからこそ死人は墓から「出てこないで欲しい」と願い、蓋を
するような意味も含めて墓石を置くのだと、僕は考えます。
123
125 :
名無しさん?:03/12/07 21:12 ID:8PNdZFK5
126 :
名無しさん?:03/12/07 21:28 ID:PyeEyIwd
ごめんなさい、俺もです。
生まれたということは同時に死ぬということ
あれなんか違うにゅ、、
129 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/09 14:39 ID:Rejrj3TT
喜九郎ょ・・・オマエは、多感な子供だったんだナ・・・・
自分の祖父母が死んだ時はどうだったかな。
うん・・・亡くなった直後は体が温かかったんだょ。それがどんどん冷えて来てね、
本当に、どんどん冷えてくるんだよ。
このまま暖めたら生き返るんじゃないかとか一瞬思ったり打ち消したりしたっけナ。
体温が消えてしまわないよう布団をかけて、冷えていく手足に触れながらみんな泣いていた。
生前、幸せになろうとして努力していたのは知っていたんだょ。
けれど、老いの力は圧倒的で、子供たち(父母叔父叔母)も思い通りにはならなくて悩んでいた。
子供たちは今の生活が大事だったから、老いた親を巡りエゴを晒け合うしかなかったのかもしれない。
自分自身(孫)も酷い事をしたし優しく出来なかった時があり今もそれが苦しい。
自分を責める事をやめたらいけないと思っている。
冷えていく体を確かめながら、人は死ぬんだ、と思ったナ。
関東大震災や戦争をくぐり抜け恋愛結婚だったそうだけど子供が出来て育てあげ
抗い切れない老いの前でも控えめな幸せを求め続けていた・・・それなのに、それなのに人は死ぬのだ、
と、何度も繰り返した。
一族の中に年老いた親を巡って色々な事があったんだよ。
ガキだった自分は「ああ、終わったんだな」と思いもしたな。
誰でも死ぬんだ、と口に出して叱られたりしてたっけ。
死に顔は生前と変わるょね。ドライアイスで冷やされて氷みたいに冷たくなってさ。
一族の小さい子が、魂はあるんだね、魂が抜けたから顔が変わったんでしょ?とかいってたょ。
その時「死後硬直が・・・」「筋肉が・・・」とかしたり顔で説明し始める自分の親を
鬱陶しく感じたナ。人の死に対する気持ちは様々であり自由であるべきだとか思ったっけ。
ガキだったな・・・実際ガキだったけど菜。
死をケガレと感じた先祖もいたと思うょ。
現に喜九郎はそう感じたのだし、死を恐ろしく思うのは自然な感情だと思う。
死が身近にない環境にあるのなら尚更だょね。
けれど例えケガレであったとしても、やはり生者はお墓に通い涙を流したのだょね。
人は複雑だね。
131 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/10 08:36 ID:0pCnCABc
人をおもちゃにする遊び人は罪深いょね。一方、女の子と目も合わせられない童貞が分かりもしないデートの段取りや
女性心理などについて妄想を尤もらしく語っているのもまた、罪だろぅ。では、どちらがより罪が重いのだろうか。
普通に考えて遊び人のほうが罪が重いと思う。童貞のそれはただ夢を語っているようなものだ。
オマエラだって学校帰りに将来の夢を語り合った思い出があるだろぅ。夜空を見上げながら自分の将来に思いを馳せ、
眠れない夜をすごした時だってあるょね。ただちょっとだけ現実と夢の区別が出来なくなっている香具師が、
2ちゃんに尤もらしい妄想を書き込んで他人に迷惑をかけているだけなのだょ。けれど、そんな事は常識の範囲であり
>>120だって十分に理解しているはずだょね。では何故
>>120はこのような問いかけをしたのであろうか。
ひょっとして
>>120は遊び人と比較してしまう程に・・・童貞を罪と感じているのではないだろうか・・・・
ではこの罪の意識は何処から来たのか考えてみたいと思ぅ。
ある日、童貞と遊び人が死ぬとする。死神が「死に望んでひとつだけオマエの願いを叶えてやるけど、何か?」とか
言ったとして、二人は・・・何を望むだろぅか。中には空を飛びたいとか、新幹線を運転してみたいとか、
生き別れの○○さんに会いたいとかいう願いを言う人もいるだろうが、多くの人たちは遊び人を含めて、自分の欲望以外
の何かを、つまり、残された家族や恋人の幸せ等を願うのではないだろぅカ。一方で・・・童貞はどうだろぅ。
「童貞のまま死にたくない」
と言わずにいられるだろぅか。多くの人のように、愛する人の健やかな人生や、世界平和、生きとし生けるもの全ての幸せ、
そして地球の未来・・・というような崇高で美しく輝けるような願いではなく、童貞のまま死にたくないと、
ただただ、童貞のまま死にたくないと、好きなあの子が突然自分を好きになって、そして願いを叶えて欲しいと
そう願わないと言い切れる自信が無いのではないカ。また、そう言ってしまいそうな自分自身に
罪を感じているのではないだろぅか。
長くなってしまったが最後にオマエラに問いたい。
童貞は罪だろうか。
自分はそうは思わない。人はみな・・・わがままなのだ。
132 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/11 03:52 ID:k/12OHuu
オマエラも聞いた事があると思うけれど、姥捨て伝説ってあるょね。
食い扶持を減らす為に年寄りを山の中や穴の中に捨ててくるというもので麩。
空想上の物語という人もいるし、実際にあったという人もいるょね。
仮に存在したとして、時間が経ってから遺体なり骨なりを回収しに行ったのかな。
なんとなく思い出したので書き込んでおくょ。
ちがうつがうちがうわぁああああああ!!う!イ!!#!
134 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/12 02:20 ID:1krmprDw
ど、どうしたょ。
というか、オマエ
>>120か絵?
∩ ∩
(・x・)オロオロ
ふむぅ・・・バレてるような気もするけれど、童貞をネタにするのは苦手なんだょ。
解らない事は・・・書くもんじゃないねぇ・・・・
現実社会では一度も口にしたことがない単語だ品〜
2ちゃんだと思って頑張ってみたが、こういう切ない頑張りはウサギ帝国人の心を傷つけるだけだと知ったょ。
自分はなんと恥ずかしぃウサギ帝国人なのだろぅ・・・・嗚呼。
というわけで、以後童貞関連のレスがあってもあんまり書けないかも知れヌ。
童貞は勝つ!
136 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/12 03:12 ID:1krmprDw
だから!もう書けないって!言ってるそばから、オマエって香具師は!
137 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/12 03:26 ID:1krmprDw
我々は一人の童貞を失った。これは敗北を意味するのか?
否!始まりなのだ!
非童貞に比べ我が童貞の力は30分の1以下である。
にも関わらず、今日まで戦い抜いてこられたのは何故か!
諸君!
童貞の存在目的が正しいからだ!
童貞の掲げる、童貞一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い。
諸君の父も兄も、非童貞の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ。
この悲しみも怒りも忘れてはならない!
童貞は今、この怒りを結集し、非童貞に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る。
この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。
童貞よ立て!
悲しみを怒りに変えて、立てよ童貞!
童貞は諸君等の力を欲しているのだ。
ジーク・童貞!!
自分って香具師は・・・これだから。。。_| ̄|○
今日も・・・柔らかでナイーヴな自分の心に自傷してしまったょ・・・何やってんだぅ・・・・・
138 :
名無しさん?:03/12/12 03:41 ID:5J0UugBK
ラウンジでは難しいこと言ってるやつが空気読めない厨
↑バカ
140 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/12 03:52 ID:1krmprDw
そうだな。
そろそろスレの空気を元の難しげで学究的かつ哲学的な雰囲気に戻さなくてはいけなぃね。
というわけで、今度こそ、以後童貞関連のレスがあってもあんまり書けないかも知れヌ。
アフターマンっていう本が凄く欲しい。
お前も欲しいだろ?
俺は欲しいよ。
ご先祖じゃなくてご祖先様の話。
童貞はなんどでも蘇るさ
保守
>>121 >>129 芯だって実感したのいつ?
冷たいみたいだが、実感ない
親と仲悪かったからよく知らないし
あげあげ
146 :
天 ◆xq8hIDo1E. :03/12/14 02:34 ID:bscZEqdO
やらないか?
保守
age
ウサギよ
童貞を見捨てるきか?
150 :
喜九郎:03/12/15 21:16 ID:WHo8FbC9
実感というのなら、死体を見たわきから即行で沸いたと思いますよ。
だって動かないし冷たいしで、どう見ても死んでいたんですからね。
もともと僕と祖母は、仲違いをしていた訳ではないですが、お互い興味を持ち得ない
同居人という感じで不干渉でしたから、情誼的な拒絶反応は殆どなかったと言っても
過言ではないんですよ。だから実感ならば、祖母の死体を見た瞬間「ああこれは
死んでいるという事態だな」とふつふつと沸いたものです。
後日改めて「実感が沸く」とよく言われる類に、生活空間の空虚とか、
遺品の処分とかが言われますが、そういうものは死そのものへの実感ではなく
死の影響として表れるだけだと思っていますし。
余談ですが、トルストイに幼年時代という小説があります。
そこで語り手がチビッコの時、最愛の母親の死に直面して、誰も居ない部屋で死体の
傍に寄った時は、ほとんど自己忘却という不思議な体で涙など浮かびもしなかった、
しかし僧侶を連れた親族が死体のある部屋に入って来た時になって、ようやく号泣し
はじめたそうです。その時のことを振り返って語り手が言うには、
「後になって私が号泣した事には自分でも白々しさを感じていた。なにか回りを意識した利己心や
不幸な自分に甘える為に強いて涙を流していたように思う。そして私が母の死に際し、本当に
悲しみを押さえ切れなかったと言うべきは、あの自己忘却の時だけであったと気付くのだ」
だそうです。
大トルストイと自分を重ねるつもりなど毛頭ありませんが、やはり自分もチョチョ切れる程度であれ
涙を流したとき、ある程度の差し迫った感情とともに甘い味をも嗅ぎ付けていたと思い出します。
だから145さんも自分が泣いていないからと言って、後ろめたく感じる事は無いですよ。
151 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/17 03:32 ID:QnX0Dczk
>>145他
クリスマス休暇に入ったんだけど、熱出してる上に方々のクリスマスパーティに顔を出さなくちゃいけなくてサ・・・
遅れてスマヌ。
>>149プゲラ
>>150オマエのそういうところが好き。
こんな歌を書く、真心ブラザーズYO-KINGに大注目しろ!
92歳のおじいさんが 95歳で死にました
「とっても綺麗な顔なのよ」 と 母は僕に顔を見せたがる
顔はろう人形みたい 死んだ人の顔ってなんかヘンだな
とても眠っているようには見えなかった
7年前に死んだおばあさんを
「出かけてまだ帰ってこない」と待ちつづけたおじいさん
さようなら
92歳のおじいさんが 95歳で死にました
時々家にやってきては お酒を呑んでニヤニヤ笑う
酔ってても酔ってなくても いつもふらふらしていた
心で何を思っているのか知りたかった
周りの目など全く気にしちゃいなかった
やりたいようにやっていた 僕のヒーロー
おじいさん さようなら
154 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/18 03:15 ID:3gPX1/zp
>>145 体が冷えていく感触に死を強く意識させられたょ。
後は、死後冷やされてお棺に入った姿を確認し、その顔が変わったと感じたときダナ。
もう戻らないんだって思った。
自分は死後の生活空間の変化から得られる感情も死の実感に入ると思ぅ。
もう死んで遺体がないというのは事実だし、そこから沸き起こる感慨は死の影響だけれど
その時に死に接する感じを受けたのであれば実感といって良いょうに思うなー
状況によって何度も実感を繰り返す場合もあるのだと思うょ。
生活空間の変化を実感として語るならば、死後時が経ってから沸いてくる死の実感は、
自分の場合、語りかける相手を持たない言葉に喚起されると思ぅ。
春が来て夏が来て・・・と、季節が巡る度その人がいないことを思い知らされ、
何年も掛けて死を実感することで死んだ事を理解したという人もいるみたいだょね。
これは情緒的に受け入れられなかった場合に相当するのかな。
葬式に臨んで死の実感が沸かないって時はあったょ。
そんな時は、悲しみ等の感覚が起こってこない自分自身にやっぱり冷たさを感じたり、
危機感を覚えて生前の思い出を探ったりもしたで麩。
なんとか涙が出たら、それが自分への免罪符になるんじゃないかとか思ったときも、あったょ。
けれど悲しくないものは悲しくないし、死者に語り掛けたい言葉すら平易な社交辞令のような言葉
以外に思いつかない場合も実際のところあり、
葬式に臨んで生者として死者を神妙に弔いたいと頭で思うだけだった。
死んだといわれてもなんだか良く分からない、みたいな感覚で麩。
長いよ
156 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/18 04:06 ID:3gPX1/zp
>>149 あのょぅ・・・現実社会で童貞とかいった事、一度も無いんだょ。
だってそんな事言えないし、言う機会自体も無いし、第一、恥ずかしいじゃないか。
ネットでもタイピングする度に少しとまどいもある品〜
とまどいつつも踏み込んでみたいょうな気もしたからレスを書いてみたけれど、
結局、ウサギ帝国人の心が傷付いただけだったのサ。
・・・童貞のまま死ぬって事は、
子孫を残す為の行動さえ取れなかったという事実を示しているんだょね。
だから命を繋いで来た血族に申し訳なく思うのは解るょ。
けれどまだ若いうちなら、個人的には20代のうちなら、申し訳なく思う事も無いょうな気がする。
童貞は本当に好きな人に捧げ給え。
心から愛される男になる為に
その為に努力し給え。
それだけで十分だと思うので麩。
>>153 生前では考えられなかった顔になるのが、やっぱり強い印象を与えるんだね。
しかも周囲の大人たちは「良い顔だ」というような言葉を決まって言いたがっていたょ。
斯く言う自分も葬儀に参列すれば死に顔を褒める奴に育ってるんだけど菜。
自分の場合、遺族や参列者に囲まれそういわれる個人は、葬儀に関する部分だけを抜き取り考えれば、
幸福な部類だと思うからどんな顔であってもそう言うわけで、
結婚式で新郎新婦に実際の感想はともかく「綺麗だね」とか「カッコいいぞ」とか言うのと似ているかもだょ。
死んでいった人の中には死に顔自体を持ち得なかった故人もいるんだょね。
そういう場合、自分は多分飾られている花とかを故人の顔の代わりに褒めるような気がする。
話が逸れてしまったょ。
なにはともあれ、みんなこの顔の部分に注目してるんだね。
ん・・、
age
159 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :03/12/19 05:03 ID:KJgWwXJn
上のほうでお墓に墓石をおく意味について話してたょね。
聞いてみたところ、自分の先祖についてだけ言えば、遺体の上に
墓石を置いたわけじゃないみたいなんだょ。
墓石の近くに遺体を埋めて盛り土をこんもりとさせて出来上がりだったみたいナリ。
じゃあ墓石はどんな時に作ったかというと、死人が出る毎ではなく、
どうやら気まぐれのような雰囲気だったみたいなのサ。今も、そんな感じだょね。
気になったので、やっぱり書き込んでおこうと思う。
けれど、墓として石を置くようになった起源を探れば、
死に対する生理的な恐怖やケガレの意識があったかもしれないと思う。
遺体を縛って埋葬した遺跡なんかもあるみたいだ品〜
・・・自分は恐怖とかいう感情は全然浮かんだ事がなかったんだょ。
違和感ならあったけれど・・・繊細さに欠けるのかな。
核家族化やら人口の移動が激しくなる近代以前までは、
死や死後の世界が、今よりもずっと日常に近いものだったんじゃないかなー
と、ウサギ帝国人はなんとなく思うナリ。
>核家族化やら人口の移動が激しくなる近代以前までは、
>死や死後の世界が、今よりもずっと日常に近いものだったんじゃないかなー
科学が進歩したからでは?
核家族化とはちょっと関係ないと思ふ
161 :
ウサギ帝国 ◆TUPYUQ98Ok :
宗教や土着の信仰という面もあると思うで麩。
昔はそれが一般的な死後の考え方だったのだろうけれど、科学が発展した今は、個人が信じるか否か
決めるだけだょね。けれど、お盆やお彼岸にはお墓参りをしたりするように
死んだ人を想う行為自体は現代も日本人に続いていると思うナリ。
死者を想う行為が続いていたとしても、核家族化が進むという事が、その血族に伝わってきた
先祖の為の習慣を途切れさせるんじゃないかと思うんだょ。年寄りやら同じ習慣を持つ
周囲の人たちがいれば続けていたかもしれない行為が、
一人になったら自然と億劫になったり忘れたりするうちに伝えらなくなるんじゃないかなー
それに、引っ越していけばその土地に先祖の時代から続いてきた行事を失う事になる。
で、死が近いと表現したわけだけど、
例えばお盆には先祖たちはいろんな儀式をしてきたょね。
食事を用意したり花を飾ったり、送り火を焚いたり、お祭りをしたりと、
個人としては先祖の精霊に話しかけたり祈ったりしていたのではないだろーか。
つまり輪廻しない限り、
日本の先祖たちは死んだ後でも自分の家に帰って来ていたわけなので麩。
先祖は死んだ血族たちに囲まれて生きていたんだと思うんだょ。
上のほうで他人の墓を洗うボランティア年寄りについて話していたょね。
先祖を奉るのにも同じ効果があったんじゃないかと思うんだょ。
お盆の間、信じるか否かに関わらず、儀式として帰宅した先祖の魂やら精霊に対し
甲斐甲斐しく面倒を見るのには、自分が死んだ後の約束が秘められていたはずなので麩。
死後の世界を信じなくても、これがある限り死に対して全く孤独にはならないんじゃないだろーか。
気分の問題として死を近く感じれるんじゃないかなーと思ったのサ。
・・・まとまってない菜。
あははー