（´Д⊂ヽ少し泣いた。　…３涙目…

これは去年から今年にかけての話です。。。
物思いに老けながら書いてたら長くなってしまったので、メモとって貼ります。

おれってね、１８のころはさ、就職先もきまらなくって
卒業していきなり北海道にリゾートバイトにでかけたんだよね。
やりたい事とかもなくってさ、毎日が楽しかったら、いいやみたいに、
でもね、そのホテル毎日すごく楽しくってさ、はまったんだよね。はしゃいでたよ。
実際彼女も作ったりしてさ。
冬が来てさ、そのホテルもスキー場に変わるの。
もらい物と紹介で安く揃えたボード用品。
そんなに燃えなかった。リフト無料だし、
いつでもすべれるやんみたいな事思ってた。
滑らなくても十分楽しかったしさ。

シーズン終わると地元で就職したんだよね。。。冬がきてさ、またボードやりたくなっちゃたんだよ。
あの頃は分からなかったけど、地元に戻ると、スキー場が近くにあってしかも無料でできるありがたみ、
理解し始めたんだ。んでもさ、忙しくって行動に移せなかった。
毎日工場で働いてればさ、無性にあの頃のアルバム開く回数も増えるんだよね。
一人で感傷にひたったりしてさ
また夏が来て、冬がきたんだ。その頃には思いも強くなってた。俺さ。思い切って道具揃えて地元から一人で滑りにいったんだよね
でもね、結局２回しかいけなかった。仕事も休み日曜日だけだったしね。
おれさ、社会人なる前にリゾートバイトなんて楽しい仕事ついてしまったからさ、
もうその頃には日々の現実の寂しさとむなしさですっごくさびしかったんだよね。
んでさ、決めたんだ。存分にボードしたい！「次の冬は篭もろう！」ってさ・・・

前はさ、１８ながら車持って夏から行ったんだよね、すごく楽しかったし、
充実してたしさ、でもね、今回はスキー場採用決まってから、
車を友達に安くで売ってさ、そのほか贅沢はなにもしたくない！必要以外はなにも持っていかないでおこう！
なんてさ、心に決めてたんよね。前はなまじ贅沢したからボードもできなかったんだしさ。
もうボードだけうちこみたかった。日々の現実的な生活から逃げたかった言い訳でもあったんだろうね。

そして冬が来て、もう毎日滑ったね。バイト忙しかったけど、その間に時間があれば
滑ってた。そんな俺でもさ、やっぱり男だからある子を好きになっちゃったんだろうね。
遠距離は続かないことは自分でわかってたんだ。だからあえて気にしないようにしてたよ。
その子の事はね。（わかりにくいので今後彼女の事チーと呼びます）
同じ職種だったし、車持っててさ、コンビニとか連れてってもらったり仲の良い友達って感じだった。
同じ部屋の男の子とかは、毎日の様に女子寮いってたっけ。俺も１８の頃はそうだったよな
なんて思いながら、あんまり夜更かししたら朝起きて滑れない自分の体質も理解してたつもり。

１月も終わりに近づいたよ　そのころにはもうチーとできてるんじゃないかって噂もあったよ
仲良かっただけなんだけどね。
俺の気持ちももう隠せなくなってたよでもね、ココだけの彼女で終わるってのが
わかってたし、そういうのもう嫌だったんだよね。自分の甲斐性じゃあね。
ある時、チーの友達が俺に言ったんよね。
そんなんは付き合ってみんとわかんないでしょ！って。遠距離続かなかったらそれは、
そんなけの事なんだって。とりあえず今の気持ちが好きなら、付き合うべきだってさ。
切っ掛けが欲しかったんかもね。
すぐにチーに電話したよ。彼女車もってたからさ、今からコンビニまで連れてって？
なんてベタな誘い方してさ。

次の日には付き合ってたよ。でもね、彼女は結構誰にでも愛想よくってさ、八方美人タイプなんだろうけど
そんなとこも俺が惚れた一つ。いろいろあって、付き合ってることは内緒にしようって言う彼女の提案。
べつに異論なかったよ。
楽しかった。俺なんてちょっと言葉足らずなとこもあってさ、彼女の思ったことストレートに表現するから
自分でいっちゃおしまいだが、相性合ったと思うよ（笑
休み合わせてスキー場遠征も行ったよ。
相変わらず毎日欠かさず滑ってたよ。チーもたまに一緒に滑ったり、ゲレンデにいれば
誰かいるわけだがね。楽しかった。

付き合ってさ、半月位たったかな　２月の１２日。
仕事朝番でさ、すごく眠たかったけど、中抜け時間空くからやっぱり滑りに行ったんだ。
パークであそんでたらさ、バランス崩して靱帯断列。。。
全治半年って言われたよ。今となれば４ヶ月位で仕事できる位にはなったけどね
病院から帰ってきてさ、おれ部屋で泣いた。ものすごく泣いたよ。痛かったけど、もちろん
そんな理由じゃないよ（笑
みんな心配してくれてさ、その夜会いに来てくれたよ。でも会いたくなかった。正直
もう決めてたんだ。明日帰ろうって。酷だけど、次の日チーに荷物詰め込んでもらってさ、
（もともと荷物少なかった）あんまりここにいたくなかったんだよね。ここが好きだからね
強い子だよ、彼女。。泣くのこらえててさ、

で？

次の日みんなと挨拶。
みんな泣いてくれたよ。仕事中だってのに。
総務に挨拶。うちには出てなかったから違うスキー場の送迎バスを無理行ってとってもらってたんだよね。
彼女がそこまで送ってくれる予定だったんだ。でもね、お世話になった社員の人がね、
送るよって。彼女との関係知らないし、親切で言ってくれたんだろね。みんなで送ってもらう事に・・・
彼女怒ってたな・・もう。涙目でさ、キッてにらまれた、わかるんだ。なんで！って言いたいのが
せつなくてさ、でも、みんないるし何も言えないし。
ものすごい吹雪いてた。その日に限ってさ、寒かったよ。もうすぐお別れ。バスまってても、チーはもう
涙隠すこともできなかったみたい。おれはさ、泣かなかったよ。実感が無かったんかもね。
バス来るまでの間、少し二人で話できた。
でもね、大切な事言わなきゃいけないこと。わかってるのにさ、チー泣いてるのにさ、
言えなかった。。今後の事。。。
適当なことで気休め言ってもよかったのかな？
俺なんかに何もできないことわかってたしさ。

バスが来た。みんなとお別れ。親しんだココともお別れ。
バス出て１０分位したかな、もうあの楽しかった頃には戻れない・・・ってさ
頭の中いっぱいで、涙止まらなかった。もう、ずっと泣いてた。
後ろの席が調度一番ケツでさ、４人組のカップルが横一列で楽しそうだったな。
泣いてるの気づかれてたろな。
リュック開けた。一日早いチョコレート入ってたっけ。怪我する前に書いたんだろうくさいメッセージも。

それから地元で入院して、今はもうすっかり元気です。また仕事始めました。
うすうす気づいてたのかもね、チーも。。。あの夜が最後だって予感。
連絡はしてません。向こうからもありません。
強い子です。でも、これで良かったんだって思いたく今日にいたります。

ただ、あのときのチーの涙目でにらまれた時の、あの顔は今も強く頭から離れません。

駄文長文スイマセン。
スキースノーボード板に書いたらへたすると知り合いにばれちゃうからね。