って本を買ったんだが糞難解、訳わからん。
普段読書なんかしないのについ何となく買っちまった。
いわゆるジャケット買いってやつか?
けど何か凄い事が書いてありそうな気がするんだよ。
もしこれを理解出来たら人生変わりそうってぐらいの勢いで。
そこで、だ。意地でも最後まで読んで理解してやる事にした。
とりあえずまぁ最初から読み始めてみる。
22
3 :
名無しさん?:03/09/05 23:18 ID:Ucxyae3A
俺は先月7冊くらい読んだよ。
読んだ部分の解説頼むよー。
6 :
がんがん:03/09/05 23:18 ID:zOcJTyjt
がんばれー
キルケゴオルの本だよな
キェルキェゴール?
世界史で習った記憶が・・
9 :
1:03/09/05 23:20 ID:???
どうやら死に至る病とは絶望の事らしい。
それでその絶望の中でも3つに場合分けされるらしい。
さぁ早速壁にぶつかったぞ。
ペニスを大きくする方法って本を見つけたら絶対買うようにしてる
サザエさん全巻読破しますた。
12 :
名無しさん?:03/09/05 23:20 ID:Ucxyae3A
>>1 難しいと思う本をいきなり通読しても勉強になんかならない
2ch語をまったくしらないで、2chのスレを無理やり通読するのと同じだ
14 :
がんがん:03/09/05 23:21 ID:zOcJTyjt
おいらは絶望の世界でも読むかな
出版されるらしいね、あれ。
16 :
原マニア:03/09/05 23:22 ID:tYtjRryp
殺戮に至る病と間違ったじゃねーか
著者降臨
↓
絶望の世界
なんだかなつかしい
19 :
がんがん:03/09/05 23:23 ID:zOcJTyjt
日本人の3人に1人が癌で死んでるらしい
俺は癌にはならんとは言えない状況だな…
死にたくねぇ〜
21 :
1:03/09/05 23:24 ID:???
>>12 初版が1939年です、岩波文庫です。
そんでもってまず冒頭で人間について書いてある。
人間=精神
精神=自己
自己=自己自身に関係するところの関係
だそうだが、まずこれをしっかり頭に入れとく必要がありそうだ。
ここでシンキングタイム
ありゃキリスト教に相当の共感もってないと理解できんと思うが
見てはいけないもんだってあるさ
死神とダンスするなら中途半端な気持ちじゃいけない
1939年初版の本だと
今では否定されてる理論とかありそうだなぁ・・
いきなりハードなのをチョイスしたんだな
絶望=死に至る病
27 :
1:03/09/05 23:28 ID:???
>>22 うん、序章で既にキリスト教徒以外はうんこ、みたいな事が書いてあった。
何でもキリスト教徒にとって死は、繰り返される人生の中のちょっとした事件にすぎないそうで。
それよりも他にもっと怖がるべきものがあるらしい。
神の前に単独者としてひとり立つんだよ
29 :
名無しさん?:03/09/05 23:30 ID:Ucxyae3A
「病院で死ぬということ」みたいなタイトルの映画を思い出した。
30 :
名無しさん?:03/09/05 23:30 ID:Swc6fC7h
BJ先生、お金は一億あるんです、私の病気を治してください
33 :
1:03/09/05 23:32 ID:???
死ぬことこそが救済かぁ。
でも俺死ぬの嫌だよ。
キリスト教徒は死ぬの怖くねーのかな、だとしたらすげーよ。
34 :
1:03/09/05 23:33 ID:???
>>31 ちょっと専門板行く知識は無いんで・・・・
>>34 確かに、あいつらの話はハードすぎるしなぁ。
36 :
1:03/09/05 23:38 ID:???
挟んであった栞に広辞苑の広告が載ってた。
高いなー、辞書って12000もするものだったのか。
しかしこの本、日本語がまず難しい。
相当国語力も必要だぞこりゃ。。。
37 :
1:03/09/05 23:39 ID:???
>>35 最終的に渡り合えるぐらいになってれば嬉しいです
死に至る病、そして
>>1 ジサツのための101の方法(エロゲ)
http://www.dozine.co.jp/duke/101/index.htm エロゲの割にはま○こじゃなくて腹かっさばいて出てきた
赤いゴムホースとかにモザイクかかってるようなゲームだが、
『セーリックマンの理論』とか小難しいのが出てきて
エロしながら頭が良くなるとオススメしたい一品。
部屋の中央に柵をして部屋を2つに分ける。
柵は天井近くまであって、向こう側の部屋にはいけないようになっている。
その片一方の部屋に犬を1匹入れ、犬のいる側の部屋の床に電気が流れるような設備をしておく。
スイッチを入れると、犬は電気ショックを受けて飛び上がってしまう。
しかし、いくら逃げても、その床じゅう電気が流れているわけで、犬が電気ショックを回避することは不可能である。
そしてある日、突然その柵を取り除き、いつものように犬のいる方の床に電気ショックを流す。
あちら側の部屋に逃げれば、向こうの部屋には電気が流れてない。
向こうにいけば刺激を回避できるのだが、この犬はもう向こうの部屋に移動しようとはせず、
こちらの床にうずくまって受動的に刺激に身をさらし続ける。
さて、この犬はこの実験で何を学んだのか?
それは『絶望』である、とさ。
40 :
1:03/09/05 23:43 ID:???
出ました、エロゲのタイガー
>>38 エヴァだ!
おれも書こうか書くまいか悩んだ
43 :
1:03/09/05 23:47 ID:???
紙に図まで書いちまった。
つまり自己は第三者の存在なんだな。
俺が生まれた事が病
46 :
1:03/09/05 23:48 ID:???
要はうんこってことだ
48 :
獣王( ノ゚Д゚)ノ人糞:03/09/05 23:50 ID:yxIvIRpM
サイコメトラーEIJIの
誰かさんも同じような発言してましたね。
「死にいたる病」がどうたらこうたら。
>>48 r |_,|_,|_,| ,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ なんだってー
|_,|_,|_,|/ |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l なんだってー
|_,|_,|_人 (^i; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / なんだってー なんだってー
| ) ヽノ゙i u ´ ヽ ! なんだってー
| `".`´ :! ,,..ゝ! なんだってー
人 入_ノ 、 r'´~`''‐、 / \ \ \ メ / )`) ) なんだってー
/ \_/\:ヽ `ー─ ' / \\ . \ メ ////ノ
/ ヽ、:..、 ~" // ヽヽ メ /ノ )´`´/彡
/ ` ー┬─ '"´ i i / ノゝ / なんだってー
/ | Y | |/| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,._
/ y | ヽ_/ \ _/ |ニニニニ|
50 :
1:03/09/05 23:52 ID:???
なんかキリスト教徒で無い時点でこの本に否定されてる感じが
しないでもないけど、それはまぁおいといて。
「この病にかかりうるという事が人間が動物より優れている点である」
うん、この辺は何となく分かった。
我孫子と勘違いしたぜ
キルケゴール=哲学者
⇔死に至る病=哲学書
∴(((( ;゚Д゚)))
54 :
1:03/09/05 23:59 ID:???
大学の文学部なんてのはこんなのいつも読んでんのか?
尊敬する。
絶望は自己の分裂関係?
二重人格となんか関係はあるのだろうか
55 :
1:03/09/06 00:02 ID:???
ふー、日付が変わったところで今日は終了。
毎日少しづつをコンセプトにこれからもヒアウィゴー。
まぁ今日得た事と言えばあれだな、キリスト教の優越とか
自己自身の定義の仕方とかかな。
何か考え方に深みが増した感じがして悪くないね、うん。
「俺」と「俺を見てる俺」が分裂していくわけですなぁ
57 :
1:03/09/06 00:07 ID:???
>>56 それすげー分かった気がする。
そういう今風の言葉で言ってもらえると分かりやすい。
この本、半世紀以上前の日本語そのままだもんなぁ・・・
ちくま学芸文庫から出ているのはもう少し読みやすいかもね
59 :
1:03/09/06 00:11 ID:???
まあフツーは俺は俺の力を信じて日々生きてるわけですよ
ところが自分を信じれなくなると「ああ、俺ってダメだ」と思い始める
つまり俺が俺を信じられなくなる。「俺はダメだ」「俺は価値がない」「俺は俺を信じられない」とい
う分裂がおこる
そういう状態こそが絶望だと。
おおーう哲学。
61 :
1:03/09/06 00:16 ID:???
64 :
1:03/09/07 00:47 ID:???
絶望出来る事は無限の優越なのか。
凹んだ時もこれ考えれば少しは元気出そうだ。
65 :
1:03/09/07 00:51 ID:bQHncpf2
んー、どうしても分からないのが
「関係するところの関係」
っていう表現だよなー。
関係事態にそれ以上関係出来るのか?
>>65 そこんとこの文書いてみ
三人寄ればなんとやら
67 :
1:03/09/07 00:58 ID:bQHncpf2
人間とは精神である。精神とは何であるか?
精神とは自己である。自己とは何であるか?
自己とは自己自身に関係するところの関係である、
すなわち関係ということには関係が
自己自身に関係するものなることが含まれている。
-それで自己とは単なる関係ではなしに、関係が自己自身に
関係するというそのことである。
68 :
1:03/09/07 00:59 ID:bQHncpf2
>>66 書いてみましたが、「関係」ってかなり多く打った気がします。
69 :
ボー:03/09/07 01:00 ID:???
何かの訳書なのか?いかめしいな随分
んーたぶん「自己」ってのは単純に一個の単体じゃないってことだとおじさんは思うんだね
自己というのは、実際の自己と、その自己を見つめる自己ってのがいる
だから「自己」というのは、単純に一個ではなく、二人の自分が合い交わって成り立っているもの
だとおじさんは思うんだね
これまた凄い本を・・・
まあ実存主義の本を読みまくれば賢くなった気がしそうw
72 :
名無しさん?:03/09/07 01:06 ID:wr7hF8gN
「自己」というのは、単純に一人の俺ではなく、その俺を見つめる俺との関係を抜きには語れない
わけだね
つまり「自己」というのは、「自己自身」と「その自己自身を見つめる俺」との関係を必然的に含んで
いるんだとキルさんは言いたいんだとおじさんはおもうんだね
岩波文庫で読むより高くてもちくま学芸文庫で読んだほうが解説たっぷりで解り易いと思われ。。。
同じ個所はちくまではこうなってます。
人間は精神である。しかし、精神とは何であるか?
精神とは自己である。しかし、自己とは何であるか?
自己とは、ひとつの関係、その関係それ自身に関係する関係である。
あるいは、その関係において、その関係がそれ自身に関係するということ、そのことである。
自己とは関係そのものではなくして、関係がそれ自身に関係するということなのである。
74 :
1:03/09/07 01:09 ID:bQHncpf2
おじさんありがとう。
上手く言えないけど良く分かった気がする。
その二つの関係が重要なんだな、よし。
75 :
73:03/09/07 01:11 ID:???
あちゃー。なんかタイミングがマズーな時に割り込んじゃったか…
スマソ>
>>1&
>>70氏
やーでもわかんなくなってきたな
関係がその関係自身に関係するってのがいまいちわからないね
ていうかちくまのほうが読みやすいね
77 :
1:03/09/07 01:13 ID:bQHncpf2
>>73 本当だ、日本語的にかなり改良されてる・・・
俺でもちょっとだけ分かった・・・
あぁちくまさんに浮気しちゃいそう。
名前がちくわに見間違えそう。
78 :
1:03/09/07 01:14 ID:bQHncpf2
>>75 全然まずくないですよ。
そういう比較もあった方がスレ的にも潤うと思います。
いわゆるちくまと岩波の関係に関係します。
79 :
喜九郎:03/09/07 01:18 ID:t4Xy2ycO
「絶望し、自分自身であろうとする絶望」?とか言う辺りで読むのやめましたが、
関係関係関係の辺りは、僕なりに下の図の形で理解したと覚えています。
詳しい誰かさん、当ってますか。
私 ― 何か
↑
この棒が関係つまり自己
80 :
1:03/09/07 01:24 ID:bQHncpf2
>>79 今自分の頭の中にあるイメージに近いです。
でも、だからそれがどういう意味なのかで悩みました。
81 :
73:03/09/07 01:26 ID:???
関係するところの関係(関係がそれ自身に関係する)
ってところは、解説ではこんな風に説明されてます。
「関係がそれ自身に関係するということ、そのこと」言い換えれば
「関係がそれ自身に関係するという、その働き、あるいは、はたらきそのもの」ということであろう。
…
すなわち、互いに関係する二つの関係項のあいだに成り立つ一定し固定した関係そのものではなくて、
その関係項の相互関係の仕方のそれ自身に対する関係の仕方に応じて関係そのものにいろいろな不均衡な状態が生じ得るような
動的なはたらきとしての関係、これが「自己」であると言われているのである。ここですでに、
「自己」のあり方が一つでないことが示されている。
だそうです。
>>78 ただ書き写すだけなので、スレの潤いになったかどうかは分かりませんが
そう言ってもらえてホッとしました。ホント、関係の関係ですね(w
こういう哲学は日本じゃ実存主義なんて訳されてるけど、キルケゴールたちはエグジスタンスの哲学
と言ってたわけですな
「エグジスタンス」、「エグジ=exitの意味の接頭語、超え出る」「スタンス=今の立ち位置」、つまり自
分の今現在の位置を離れて自分自身を考えるということですな
この能力は人間にしかない、例えば犬は足が一本もげても鬱で塞いだりしないわけで、なぜかとい
えば彼らには自己はあるかもしれないけども、自己を反省的に見つめる超自己?みたいなもんがな
いわけですな
「足がもげてる」ということはわかるかもしれんけど、それで思考が終わるわけですな
しかし人間には自己を反省することができるので、足がもげたら「ああ、俺は足がなくてなんて不便な
んだ、これから先どうやって生きればいいんだ」なんてことを考えちゃうわけですな
絶望っちゅうのはこういう反省的自己というのがあるから生まれるわけですな
と考えたがどうか
83 :
73:03/09/07 01:39 ID:???
>>79の喜九郎さんのが分かりやすいですね。上の解説と勝手に組み合わせると
○ ― △
↑
関係←←
↓ ↑ … 関係それ自身がフィードバック回路のように自分自身を問い直す・刷新する
→→→ ⇒ その「ありよう・はたらき」が「自己」
こんな風になるんでしょうかね…?
「関係」は 「 私 ― もの 」 の関係を言ってるのかどうかはちょっとここではわからなかったので
図中では一応記号にしました、、、もし別のところで「関係」は「私」と「もの」との関係と
言ってる個所があったのなら、余計なことしてスイマセン。。。
84 :
喜九郎:03/09/07 01:39 ID:t4Xy2ycO
ええっと、つまり関係関係関係を身近な題材で説明すると、
僕はさんまが大好きですが、だからと言って、生を丸呑みはできないし、部屋に
飾っておく気もないです。
それはつまりそれは脂ののった新サンマを焼いた場合の美味しさが好きだからですが、
そのさんまに大根おろしが付けばもっと好きになりますまた、
体が衰えた場合には、そういう脂ぎった物を好まない可能性も予想され得る事です。
そしてまたさんまの方から「喜九郎という人間はあまり好む所のものではない」と言う
意思表示をされた場合は、僕としてもこのさんまに対する気持ちを、今一度考え直す
かも知れない、とそういう感じの、不変でない関係をいっているのでしょうか。
86 :
喜九郎:03/09/07 01:46 ID:t4Xy2ycO
>>83 いい感じじゃないですか。
その図が一番近いだろうと、僕の野生の勘が訴えています。
87 :
73:03/09/07 01:48 ID:???
>>82 existance「存在」は、外部に立って観察することによって認識される…うーん、面白いですね。
>>82さんの言っておられるのは、直前の
絶望は…自己における病であり、それには三つの場合がある。
絶望して、自己を持っていることを自覚しない場合(云々
という、「自己」が乖離した状態をキルケが取り扱っているということを
踏まえての分析なんでしょうね。勉強になります。
つまり「自己」っちゅう概念が生まれるには2通りあると
1 自分が自分を認識する
幽体離脱といかないまでも外側から自分を見て「俺はこういう奴なんだ」と認識することで「自己
」の像を得られると
2 他人が自分をどう思ってるかを認識する
「あいつは俺を避けてるからなんか俺に悪い点があるんだな」とか認識することで「自己」の客観
的なイメージが得られると
でまあ
>>83に言われてるようにその関係はたえずフィードバックすると
「俺すげえ!」とか思ってた翌日には「あー俺調子に乗ってたな…」とか自己嫌悪したり
90 :
73:03/09/07 02:07 ID:???
>>84 関係=自己の働き
らしいので、その場合喜九郎さんの言うのを図にすると
私 ― サンマ
↑
関係←←
↓ ↑ … 自己のはたらき
→→→
みたいな感じですが、この場合「私」と「自己」は同じもののはずなのでどちらが本来の自分なのかという問題を生みそうです。
なんか、解説によると、この後、二つの関係項としてキルケが挙げるのは
「無限性と有限性」「時間的なものと永遠なもの」などらしいので、案外対立的なものとなるみたいです、だから
有限のサンマ ― 無限のサンマ
↑
関係←←
↓ ↑ … 自己のはたらき
→→→
こんな感じなんでしょうか。そうするとイデアと影みたいな形而上学も含むのかな…
よく分からないです。ていうか無限のサンマて…(゚д゚)ウマー?
91 :
73:03/09/07 02:10 ID:???
>>85 確かに類似してるかも、、、病だし
でも向こうはエロス(生)こっちはタナトス(死)か…
92 :
1:03/09/07 02:13 ID:bQHncpf2
あぁちょっと見ない間に物凄くレスが付いてる。
>>81 ちくまの、見かけたら買おうと思います。情報どうもです。
やっと、自己の関係の関係が頭に入ってきました。
なんか妙に嬉しいです。今までに無い新鮮な感覚。
これが俗に言う無知の知ってやつですかね?
なんだか、図も出てきて大分分かりやすくなってるようなので、
もっと考えてみます。
進んでますかー?
94 :
73:03/09/07 02:16 ID:???
ごめんなさい、
>>1さんのスレなのに
おいらがでしゃばってカキコしすぎました。
>>1さん引いちゃったのかな。ごめんよ。
95 :
1:03/09/07 02:17 ID:???
>>89 「人間が霊なりとせられる場合、霊と肉との関係はそのような関係である。」
という文があってそこもイマイチ意味を掴めなかったのですが
>幽体離脱といかないまでも外側から自分を見て「俺はこういう奴なんだ」と認識することで「自己
」の像を得られると
これでようやく分かりました。有り難う御座いました。
96 :
1:03/09/07 02:20 ID:???
>>93 自分的には遅々ながら着々と進んでいます。
>>94 とんでもない、もともと一緒に考えてくれる人が欲しくてスレ立てたので
ワイワイやってくれる人がいればこんなに嬉しい事は無いです。
97 :
1:03/09/07 02:32 ID:bQHncpf2
ここで、絶望して自分自身であろうと欲しない場合と欲する場合というのがあるらしいのですが。。。。
欲する場合ってのはつまり
>>83の図の事なんでしょうか。
結局自己自身に依存し自己自身によって平衡に到達する。
そして一人の力のみで絶望と葛藤しているということは、
これがあの「神の前にただひとり立つ」という事に繋がるのかな・・・・?
>>59 哲学板はクソだよ。馬鹿になりたくなかったら行っちゃダメ。
頭悪い、さりとてしっかり読んでないのに、手っ取り早く知的優越感を感じたいという願望だけは
旺盛というタイプ、早い話がヒッキー的なタチの悪さ−の奴ばっか。
理系板だと事前に基本的な定理とか理解してないと、もぐりってバレバレだけど、哲学板だと、ゴマかせる。
もともと、そんな奴ばっかなんでゴマかしもバレない。
愚痴ばっかだけど(wかつて通ってて心底うんざりしたのを思い出したのよ(;´Д`)ふぅ〜
今じゃ〜理系ヽ(´ー`)ノバンザーイ
1は、割と正直なんで可能性を感ずる。
考えたり、理解するのに正直さは大事だと、哲学板を反面教師としてつくづく感じた。
99 :
1:03/09/07 02:44 ID:bQHncpf2
>>98 自分にはまだそういう人の区別が付かないんですがそうなんですか。
そういう人のせいで哲学=詭弁なんて言う人が出てくるのかなと思ってみたり。
可能性あんのかなぁー。。とりあえず阪神の勝率を越えるぐらいに頑張る。
100 :
1:03/09/07 02:57 ID:bQHncpf2
2ページ理解するのに二日かかる本なんて初めてだ・・・・
うーん、
>>83の図における絶望の場合は、
結局自己の中で無限に反省がするっていう事なんですが
それだと結局より深い絶望になるんじゃないでしょうか。
そしてこの部分について、より深くはキルケゴールは
書いていないような気がするんですが俺の読みが足りないかな?
101 :
1:03/09/07 03:04 ID:???
よし、今日も色々考えたので満足。
良い夢が見れそう。
103 :
1:03/09/08 00:30 ID:dITk9akF
絶望が全然根こそぎにされた場合の自己の状態を叙述する定式はこうである。
自己が自己自身に関係しつつ自己自身であろうと欲するに際して、
自己は自己を措定した力のなかに自覚的に自己自身を基礎づける。
とあるのですが、絶望が全然根こそぎにされるっていう状態は皆さんどう考えましたか?
俺は今一というか全然分かりません。
絶望していない状態ってのとは違うだろうし・・・・
お厚いのがお好き? 見れば何となくわかった気になるよ。
>>98 そこはレスやスレを見分けなきゃ。(w
といいつつ、俺も理系板のレベルの高さを認める(理系違うが)。
確かに、文系は馬鹿がバレ難いよな。
絶望の世界出版されたら誰にお金はいるの…?
107 :
名無しさん?:03/09/08 00:58 ID:Qsnj5vPo
実は実は主人公は教授のオッサンで母ちゃんはおばあさんなんだ
二人は近親相姦し続けてるんだよ
>>1 俺は哲学は素人だから、あまり有益ことはいえない。
しかし、哲学やるヤシらの基本は「哲学者自身を分析することからはじまる」ということは知っている。
どのような(時代)背景のもとで書かれた本かも理解する必要があるそうで。
そういう前提でだが、メルマガとってプロの方のキルケゴール解説を読んでみないか?
実は俺とってたんだけど、さっきまで忘れてた。哲板のリンクと
>>88をみて思い出した。
むずかしいことを簡単に知るには、プロの解説を読むのが一番だと思うよ。
死んじゃう病気
111 :
d(´∀`)bイエー:03/09/08 02:30 ID:YBxaluZp
僕は
>>1がすこしづつ読みすすめていくのに賛成したいよ!!
112 :
名無しさん?:03/09/08 02:36 ID:6sNcrN6x
寿命
114 :
1:03/09/08 23:26 ID:???
>>109 おぉ、有難う御座います。全くもってその通りですよね。
という訳でさっそく登録してみました。
バックナンバーも読めるようなので暇を見つけつつ読んでいきます。
ただ試験が近いのでこれからしばらくネット自体に繋ぐ時間が少なくなるかも。
115 :
名無しさん?:03/09/09 02:02 ID:1fCz6ZDo
保守
なんだか不思議な雰囲気のスレですね。
引用される文章読んでも私にはさっぱり意味が分らないのですが、
それを読み解いて理解しようとしている1さんはかっこいいです。
1さんがんばれ。
datに落ちる病にならないように。
「あなたは自殺肯定派?否定派? 」っていうスレをラウンジに立てたものです。
僕も1さんと同じく現在キルケゴールを読んでいる途中です。
勉強不足のため、まだ全然理解はできていませんが、頑張って読んでいくつもりです。
1さん、頑張ってください!!
120 :
1:03/09/10 22:50 ID:???
ほっしゅ
>>119 有難うございます、同士ですね。
お互いいつか理解出来る日が来るよう頑張りましょう!
そして、その自殺についての答えも出るといいですね。
現在、絶望の優越云々のところを読んでいます
121 :
1:03/09/10 22:52 ID:???
応援のレスを付けて下さっている方々、有難う御座います。
何度も挫折しそうになるので励みになるっす。
122 :
名無しさん?:03/09/11 01:56 ID:JhzcDdwf
上げとくよ
保守。
124 :
1:03/09/11 23:08 ID:hqdelDvn
うーん、この本の最大の難関は最初の、
「関係の関係の関係」の部分では無いかなと思った。
125 :
1:03/09/11 23:12 ID:hqdelDvn
あ、あと昔NHK教育でやってた「虹色定期便」って作品の
キルケウイルス(人々無気力にさせ絶望に陥れるウイルス)は
キルケゴールから取ったんでしょうか。
いや、誰も知らなかったらごめん。
126 :
1:03/09/11 23:17 ID:hqdelDvn
今日の個人的まとめ
・絶望は自分から招いている
・死を死ななければならない(まだ良く分からない)
127 :
1:03/09/11 23:31 ID:???
死を死ぬ、という事は人がその死を経験することと書いてある、のですが、、、
つまり絶望の状態になったらそう簡単に抜け出せないって事なのかな。
あー、混乱してきた、寝ます。
>125
そのとおりだよ。
いや、まさかソレがほんとにこのスレで出てくるとは思わんかった。
翻訳者がその内容を理解しえてないモノは
その翻訳を通して読む限り理解できないと思って
自分はその本を挫折したよ。みんなダレの翻訳読んでる?
今日は色々あってキルケ勉強してねー。
1さんは着々と読み進めているみたいですねー。
>>128 僕は最初岩波のやつを読んでいて、あと実家に何故かあった世界の名著
シリーズのキルケゴールを少し読みました。
岩波からでている本はどれも日本語が難しいなぁ・・・。
俺の友達で大学の哲学科にいるやつは、カント勉強していたときに原文で
読んでいました。
そいつは哲学書読むなら原文じゃなきゃだめ、って言われたけど・・・、
ごめん、俺にはムリポ・・・。
ただでさえあれなカントを原文のままねぇ・・・
確かにムリポ
死に至る病、それは生きる事そのもの。必ず最後には死んでしまう病気。
むやみに略すと別モンだな。
絶望
レギ−ネ
ショーペンハウエルの『自殺について』は3ページ目くらいで読むのやめたな。
ショーペンハウエルはまだ分りやすいよな。
普通のこと書いてあるような気がする。(w
『読書について』(だっけ?)
「良書を読むためのコツは、悪書を読まないことである」
当り前だけど、実は無理な話だと思う。
おお、書き込めたか。
すんげぇ すんげぇ すんげぇ 自殺
140 :
名無しさん?:03/09/13 19:13 ID:u7R5Cf+h
髪は死んだ!
142 :
名無しさん?:03/09/13 19:17 ID:u7R5Cf+h
サクラテツ思い出したなあ
読みなおそうかな
日本で多い哲厨は数学でなされる論理も理解できない文学畑の左利きが多い。
これはマジである。
144 :
名無しさん?:03/09/13 19:19 ID:u7R5Cf+h
哲ちゃんは数字ニガテだからな
論理学やってるよーん。
本の最後まで行くと不完全性定理が証明できるらしい。
>>144 経済学者には哲も数も操るネ申がいるぞ。
つーか、庶民には数学も哲学も必要ないけどな。
須らく必要なのは、生活力だけだと思う今日この頃。
いまや経済学者には哲などイラヌ。
俺はアマルティア・センをイメージしてた。
気を悪くしたんなら、わるかったな。
150 :
1:03/09/14 02:26 ID:???
さて遂に来週から一週間試験がある訳で本当に死に至りそう
ジョージ・ソロスは哲学に絶望して、経済の方に逝ったんだよね。
保守
(へ*´ω`) 俺には俺学があるからそれだけで十分だ。
>>149 気は悪くしてないが必要ないから、そう言ったまで。
まったくだ、繰り返しになるが、必要なのは生活力だけだよな。
俺も読み始めたんだが、序章でつまづいてる。
そんな俺はFランク大
阪神優勝!
ついに、ついにこの時がきたか。(つд`)
読みたいんですけど、どこの本屋にもないんですよ
見つかるまで保守
ないってことはないだろ…
大学の図書館いけばあるよ
図書館に岩波のしかなかったが読んでみるよ
筑摩か中公クラシックスの方がよいと思います
ちくま探したけど売ってねー。
岩波のならあったけど。
168 :
名無しさん?:03/09/17 21:44 ID:Eve6AcQ3
∧ ∧
(,,´ー`)。〇○(あぁ、コレ高校の時読んだ。
実存主義だろ。作者の人生の方が興味あったかな。
キリスト教とか日本人はわかんないでしょ。
大審問官とかすっと頭に入るんなら読み応えあるんじゃない。)
170 :
名無しさん?:03/09/18 03:48 ID:V75VIiAx
これ保育園で先生によんでもらった覚えがある
171 :
名無しさん?:03/09/18 03:50 ID:e8hK7eEC
殺戮に至る病じゃねーのか
至った
173 :
名無しさん?:03/09/18 19:56 ID:AJq4nXa5
キリスト教にとっての最大の絶望は神への不信感と冒涜だろうな。
最大の信託者を失った人間の霊質はやがて破滅と堕落へと向かい
それは彼らにとって死を超越するものだろう。
仏教とか無宗教しか居ない日本人には理解出来ないこと請け合い。
日本は神道じゃないの?
キルケゴールが死に至る病の著作中に提唱する「3つの絶望」とは
・絶望の内にあって自己をもっているということを意識していない場合(非本来的絶望)。
・絶望して自己自身であろうと欲しない場合。
・そして、絶望して自己自身であろうと欲する場合。
こんな感じ。
176 :
名無しさん?:03/09/18 22:00 ID:AJq4nXa5
「人間は精神である。精神とは何であるのか。精神とは自己である。
自己とは何であるか。自己とは自己自身に関わる一つの関係である。」
か・・・。
>>1さんは、来てるのかな?トリップとかはつけないの?
178 :
1:03/09/19 16:38 ID:0m9ftOi6
>>175 そのちょっと先まで読んだんですが、
前回読んだ時から間をおいたら大分忘れちゃいました。
とりあえず、復習がてら最初の方からまた読んでみます。
>>176 初っ端からそれだから、結構辛かった記憶が。
>>177 来ました、やっと今日からまた読めます。
まぁ俺の騙りなんか出ないでしょうからトリップはいいです。
出たらまたその時考えます。
179 :
1:03/09/20 16:40 ID:ViWmFCcR
「絶望において人は存在可能から存在へと下降する」
?
これはもう先が無くて絶望的って事なのかどうなのか。
180 :
名無しさん?:03/09/21 23:35 ID:tSca9wmi
じわじわと伸びるスレですね
181 :
:03/09/21 23:48 ID:VbRCbHjW
絶望。
エヴァンゲリオン。
182 :
名無しさん?:03/09/22 00:04 ID:6oafN1/H
>>179 普段は無意識領域の「自分の存在性」を、
絶望という自己の認識によって意識領域まで浮上する事が出切る。
しかしそれは堕落ともいえる。
という事だと思われ。
まぁ本読んでないから俺の解釈だがな。
183 :
名無しさん?:03/09/22 00:46 ID:0+/DGo3s
県内の本屋探し回って
ようやくちくまのゲトできました。これだから田舎って
これから読むです
>>179 いいんじゃないすか。絶望はもう生きていける可能性なしらしいから。
孫引だけど、
キルケゴールは、人間を「死に至らない病」と「死に至る病」の状態にある者に区別して、
究極的な死に至る病としての精神の死、つまり、絶望が究極的なものであることを示そうとした。
肉体の死は、それが多くの苦痛を伴うものであれ、まだ究極的な死を意味しない。
人はまだ、思いでの中に、記憶の中に生きることができる。
「この病は死に至らず」という言葉は、「希望がある」と言うことを意味する。
しかし、精神の死は絶対的である。人は空虚な「無」そのものとなる。
だから、絶望は死に至る病である。絶望と無は、相関的に人間の暗闇の淵を無限に開いていく。
人は、自分が「無」となることを恐れる。無視されることを最も嫌うのは、その予兆である。
それ故、彼はまず、第一部で絶望が死に至る病であることを示そうとする。
例のサイトから。
185 :
1:03/09/22 19:04 ID:???
>>182 おぉ、何か分かった気がします。
この際、もう本買っちゃっては。
>>183 うらやましい・・・
>>184 >人は、自分が「無」となることを恐れる。
無視されることを最も嫌うのは、その予兆である。
あぁー、あぁーあぁーそういう事か。
具体的に示してもらうと分かりやすいですよね。
普段はなんとなく存在しちゃってる人間が、
絶望をきっかけにして、「わたし」というものに
目覚めていき、自分でどう存在するかを考える
ようになる(実存になっていく)という面もあると。
>>179 例えばさー、日本の外交を立派にするんだ(=存在可能)と外務省に意気軒昂と
入った新卒の青年キャリア官僚が、退廃した大きな組織の壁に阻まれ、
志を折られて、なるようにしかならないと自己限定(=存在)するとかじゃないの。
もっともケルケゴールの場合、根底に、倫理があるように思う。
可能というのは、まだなんらかの倫理を持してる状態をも含むんで存在可能
じゃないのかな。それが結局、彼一流のキリスト教への一方通行な導き方かもよ。
もし、そういうことなら困る。
>>186 「実存になっていく」という用語法はおかしいと思うけど、
絶望必ずしも人生にマイナスにあらずということは、いろんな知識人の教訓にあるね。
サルトルの影響を受けて出発した小説家・大江健三郎は「個人的な体験」の中で
フィクション化された絶望体験を契機に、それと真正面から向き合うことで大作家へ
大成したもんな。俺もそういう文脈で絶望について考察する方が好きだ。
ただ、ここでいう「絶望」とケルケゴールのそれは違うんだろな。
上げとくぞ
189 :
1:03/09/24 23:03 ID:???
今日は3ページぐらい読んだ
>>187 うーん、でも確か絶望は自己自身の分裂だったような気がするから、
自己限定ってのはなんだかしっくりこないです。
ああでも、自分を第三者の視点から見て限定する事こそが分裂の状態なのか?
キルケあげ
ぬお〜、ラウンジにこんなスレがあったのかあ・・・。
俺も買って読むぞ
般教で聞いてた大学の講義の中で
「キルケに言わせれば、『人はみな絶望状態にある』んですよ」
なんてことを先生が言っていたような。
般教って、もう結構前から無いでしょ?
無いね。
「教養科目」的なものの呼称として「パンキョウ」なのでは?
そういうことか。
そもそも病の定義がよく分からない
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