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1980年代後半っつーと、バンドブームってやつがありましてね。
なんですか。イカ天とかいう番組とかね。なんか色々やってたんです。
イカ天って、なんの略やっけ。イカスバンド天国やっけか。まぁ、それはどうでもええか。
で、その頃はもう、軟弱なバンドで溢れかえってたんですな。うん。
でも、メタルで頑張ってたバンドも結構いたんです。迫害されながらもね。

俺の記憶の中で、一番迫害されたバンドと言えば、DEAD ENDかな。
ちょっと、記憶が朧気なんですがね。泣けますよ、まじで。
テレビかラジオかの公開収録か何かがあったんですが、それの会場がね。

玉姫殿。

いや、ちょっと待てよ、と。なんで結婚式場やねん、と。
しかも、DEAD ENDの曲っつったら、ダークな雰囲気のやつばっかなんすよ。
どっちかっつったら、斎場とかのほうがよかったんちゃうんかい。
まぁ、それはおいといて。

この、DEAD ENDってバンド。ホントにカッコ良かったんすよ。
ギターのYOUちゃんの、ギターソロ。もう雰囲気出てて最高やったなあ。
噂によると、今は道具屋筋でたこ焼き屋経営してるらしいですが。
そんな話はおいといて、ホンマええ音出してますた。うん。
あのヴィヴラートは、なかなか出来るもんじゃないな。絶品ですた。

リズム隊も、ヘヴィかつファンキーなノリもこなしててね。
ベースのCOOL JOEは、プリプリの中山と一緒に居てるとこFOCUSされたっけ。
って、それもどうでもええな。っていうか、今日は下世話な話ばっかりやな。
肝心のアルバムの話とかしてへんがな。あかんがな。

さて、お薦めのアルバムですが。
インディーズ時代に出した「DEAD LINE」ってのが名作と言われております。
が、しかし、メジャーデビューアルバムとなった「GHOST OF ROMANCE」をお薦め。
何でかっていうと、俺が聴き込んだのがこれだから。それだけです。すんません。ﾋｰ

いや、まじでね。何ていうか、曲の雰囲気っていうか、ね。
目つむって聴いてたら、こう、情景が目に浮かんでくるような。
夜で、深い森の中で、霧がかかってて。そんな感じの絵が浮かんでくる。
ドラマチックと言えばいいのかな。何しか、引き込まれるアルバムです。

機会があったら是非どうぞ。DEAD ENDの「GHOST OF ROMANCE」です。

さて、寝ようかな。では、また後日。