あなたは気の毒にも死んでしまった。
雲の上の道を歩いていくと、
そこで道が二つに分かれていた。
一方は「天国」へ通じる道、
もう一方は「地獄」へ通じる道……。
道の分かれ目に、
外見がそっくりな二人の男がたむろしていた。
一人は天国からやってきた番人で、
いつもホントのことを答えてくれる。
ところが、もう一人は地獄からやってきた番人で、
いつもウソの答えしかしてくれない。
立て札には、きまりが書いてあった。
『質問は、どちらか一人に、一回きり!』
二人ともに質問することはできないのである。
さあ、あなたはどんな質問をしたら、
無事、天国への道を選べるだろうか。