┌─────────┐/
| ( ´_ゝ`) 〆
└─────────┘
ははは。今夜。
彡川川川三三三ミ〜 〜ラウンジ的バトロワ名場面集〜
川|川/ \|〜 プゥ〜ン
‖|‖ ◎---◎|〜
川川‖ 3 ヽ〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川 ∴)д(∴)〜 <俺の事、好きな女だとでも思え!!
川川 〜 /〜 | by小林飲料水
川川‖ 〜 /‖〜 \____________
川川川川 /‖\
,, -─‐-、,,-─-,、
/ ,'⌒ヽ\
〈 ,‐-⌒-、ノ,,, |. \
そりゃ無いぜコバイン・・・ /, ミ、Vヽl〉| | |,,, |. \
by刺身 '|\Nヘ「ヽ||_|__,|. \
■ |L.| | ヽ、
ゲロォ □■ | | ,,,|, .l
(モザイク処理)□ |_|_,|| .ノ
■ |::|::: :|_| ,ノ |
rrr´‐::: :j. L,,---‐‐'´ ノ
i´^^i´ ̄~  ̄ ̄ ̄~i‐⌒ヽ,
第
>>702話より ヽ、__ヽ、______」-、__.⌒っ
っはははは!名場面集、めちゃくちゃ笑いました。
【二日目 11:28 自動車整備工場】
戦場で偶然の再会を果たし、今後の共闘を固く誓い合ったけんとギャ乱は
山場となるであろう、午後から夜半にかけての激戦の備える為、人気の
無い自動車整備工場にて休息を兼ねた戦略会議を開いている。
悪趣味だとは思ったがギャ乱はホワイトボードに参加者名簿を記入し、過去の
放送で判明した死亡者の名に赤線を引いた。
そしてけんと情報交換をし、要注意人物のリストアップを行う。
「一番の要注意人物はポリタンクみたいです。
アイツは強いよ。完全に割り切ってる」
「箱は元から電波入ってたけど完全に狂ってる。奴には言葉も届かない。
見かけたら覚悟を決めて殺るしか…」
「あと、お××イパーイですね。怪しいのは。オルテガの時に見たアイツの余裕…
野郎、猫被ってやがった…」
当然のように狂人達の名が呼ばれ、ギャ乱は溜息混じりに第二グループの評論
を始めた。
「ハカヤマとゆきのふも臭うな。普段は飄々としてて、善人面でも自分が一番!
という性格だ。共闘は難しい。ママンもよく分からん」
「くせ者揃いですね」「まったく」
ギャ乱は苦笑混じりに白板の二つの名をマルで囲い、「せめてこいつらだけは
マトモでいてくれれば良いんだが…」
そこに至るまでの経緯はともかくとして、セヴンがSM考察隊の命を奪うに及んだ
哀しい事実を二人は知る由も無い。
けんとギャ乱の休息を奪うかの様に、工場の近くで再び銃声が聞こえた。
「何やってんだこんな時間まで」ギャ乱は不機嫌な表情になった。
「御苦労なこった。ひろゆきじゃないがホントに酷い奴らも多いんだな。生き残った
時は他人との付き合い方を見直さないと」
しかしけんの耳ににギャ乱のブラックジョークは入らない。
あの銃声には聞き覚えがある。忘れもしない、あの忌まわしい情景…
「葵…」けんは騒音の方角を見やり、辛そうに呟いた。
「葵?ああ、いたなあの女も」ギャ乱は興味無さそうな風情で言葉を続ける。
「奴も猫被ってたクチだろ。まぁどっちでもいいけどな!大して影響は無いだろうし」
「いや」けんは強い口調で遮った。
「行きましょう、アイツの所へ」「おいおいっ!?」
ギャ乱は思わず立ち上がり、大声を出した。舌打ちをして座り直すと小声で言う。
「勘弁してくれ。お前が京大の仇を討ちたいのも分かるが」
「違います」
けんは即座に否定すると、迷いの無い瞳でギャ乱の両眼を見据えた。
「その逆です。俺はアイツを助けに行きます」
「助けるぅ?」
ギャ乱は素っ頓狂な声を出し、基地外の書き込みでも見るかのような目でけんを
見た。「アイツが、一番苦しんでると思うから」
けんは朝方の情景を回想する。
犯行直後の引き裂くような咆吼が、今も彼の耳にこびりついて離れない。
『友人を殺された私の気持ちの何が分かるってんだよ!アンタに!!』
葵は無類の寂しがり屋だ。俺にはよく分かる。
温かい固定達に支えられて育った葵にとって、彼らが殺されたという事実は想像
以上に心を蝕んだのだろう。
孤立無縁。
葵は救いようのない恐怖に戦いている。だからこそアイツは今、現実から逃げちゃ
いけない。架空の世界に逃避している時間は無い。
けんは強くそう思う。
「悪い奴じゃないんです、葵は。混乱してるだけなんですよ。
本気で俺を殺す気ならあの時果たせていた。
アイツは京大様の分まで生きなくちゃいけない。京大さんの死を無駄にさせちゃ
駄目なんです」
「分かった、分かったって。人肌脱ぐYO!」
ギャ乱はこれ以上けんの長演説に付き合うのが億劫らしかった。
セクハラ非難を覚悟の上で質問。
葵さんの胸がどれくらいか、何方かご存知ありませんか?
つまり、揉みがいはあるか、と ←死んでこい
>>772 本物は巨乳かも知れない、貧乳かも知れない、形が良いかもしれない、
しなびて垂れてるかもしれない、インプラントかもしれない、寄せて
上げてかもしれない。
だが、それはそれ。
見習いウォッチャー氏が葵さんの書き込みから受けた印象を、
感じたままに書けば宜しいのではないかと思いますが如何でしょうか?
ご丁寧に有り難う御座います。
残念ながら私には時間が無く、他のスレを見ている暇がなかなか
無いものですから此方の都合の良いように書かせて頂きます。
そんな訳でよろしくお願いします。
葵のくびれはいいぞ
>>772 今は痩せたが昔はEカップだったという話を聞いたような
チッ
むしろ葵は嫉妬したママンにレズレイプで
【二日目 11:45 公園】
太陽が最も強く輝き出し、風は熱風に変わり始める。雨が近いのか、辺り一面に
独特の匂いが充満している。
葵は最早限界だった。流血、疲労、心労。そしてこの暑さ。
彼女は何かに導かれるかの如く、静かに水をたたえた小池に近寄った。
倒れ込むように水面に顔を突き出し、過去を洗い流そうとするかのように顔面に
水をかける。
ふと彼女が視線をやると、そこには木陰で安らかに目を閉じている二人の人間
が"あった"。京大とKの死体だ。
葵は思わず大きく仰け反った。
しかし、数瞬の後に慌ただしい仕草で土下座をした。京大達の死体に向かい。
「ごめんなさい、許して下さい!…撃つ気なんて無かった…ましてや殺すなんて」
今さら何を馬鹿な、わざとらしい、偽善者が、反吐が出る。
あの光景を目にした者なら誰しも冷笑を浮かべ、或いは汚い物でも見るかのように
顔を背け、ありとあらゆる罵詈雑言をぶつける所だろうが、彼女の懺悔に嘘は無い。
戦場を駆けずり回っていた葵は偶然、けんと京大様の会話に遭遇する。
この二人が自分に危害を加える存在で無い事は一発で理解出来た。しかし彼女は
裏切られたくなかったのだ。自分の心に。
京大がけんに対し「託す」という言葉を出した事も不都合だった。
けんに対する嫉妬、寂しさ、固定の繋がりからの疎外感が生まれる。
心を決めかねていた葵に、京大による誰何の声が降り注いだ。
彼女は条件反射で飛び出し、発砲した。それだけの話だ。
だが"それだけの話"が確実に一人の人名を奪った。
あの時のけんの悲痛な叫び声が今も耳から離れない…
葵は耐えきれないというように顔を上げる。
今度は頭部から流れた血液で顔面を染めながら、見た事も無い程穏やかな顔で
瞼を閉じているKの姿が目に入った。
「!…あんた、何寝てんの!?あんたは二次元萌えで生きる男だろうが!!
なんで、なんでこんな所でゲームみたいに易々とくたばってるんだよ!!」
顔をくしゃくしゃにしながら怒鳴り声を上げる。嗚咽が止まらない。
動悸を静めると葵はKに決意表明をした。
「…私は頑張る。頑張るから!頑張って、生き残ってみせる…」
「お前には無理だよ」
背後から冷笑を含んだ野次が飛んだ。
葵は咄嗟に脇へ大きくジャンプする。
この選択は大正解だった。背後を振り向いたら最後、ママンの放ったナイフは
確実に葵の頸動脈を捉えていただろう。それが背面の小さな裂傷で済んだ…
「またあんたか!いい加減しつこいぞ!」
「しょうがないでしょ、こっちも死にたくないし」
ママンは軽い調子で肩をすくめる。
「とにかく、5時間も追いかけっこしてるんだから。そろそろケリをつけよ」
「……」
ベンチの陰の藪からは応答が無い。
また逃げられたら今度こそピンチだ。制限時間は刻一刻と迫っている。
ママンは葵専用の特効薬を取り出した。
「大体あんたこそ、なんで参加してんの?アオイだかアカイだか」
「うるさい黙れ!村上ショージかあんたは!私は葵だ!徳川の方の"葵"だ!」
「偉そうな口叩く割には逃げ回ってばかりだね」
(おやおや、まーた引っ掛かってくれた。随分小さな事に拘るね。
こんな安い挑発にも乗ってくれるなんて…自分の命の瀬戸際だってのに)
ママンはほくそ笑む。スレなら「プ」とでもつけてやっていただろうか。
「…………」
「来なさいよ。軽く揉んであげる。
不肖ママン、青いケツした乳臭いガキにだけは負けないよ」
「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
とうとう葵がブチ切れた。
ママンの声がしたと思しき方へショットガンを連射する。
が、またしても何の反応も無い。
さすがに葵は自らの思慮の浅さを悔いた。今更後悔しても始まらない。
あいつを倒さなくては前に進めない……
(落ち着け、落ち着くんだ、武器の差を考えろ。私の方が有利だろうが!)
心中で呟く程、反比例して吐息が荒くなる。
圧倒的な戦力差を持っていながら今迄相手を仕留められなかった事実は、葵
自身が最もよく理解していた。
彼女は何かに怯えるかの如く、じりじりと後退する。
左足に何かの感触が伝わる。(京大様?)殺気を感じて視線を戻す。そこには
音を立てずにナイフを握り、自分に襲いかかるママンの姿があった。
葵は発砲した。
目を瞑り、まるで自分に降り注ぐ全ての悲惨な事実から目を逸らすかの様に…
× × ×
「ギャ乱?」「あっちだ!」
けんとギャ乱は銃声の轟く方角へ駆け出して行った。
雨雲は途轍もない速さで広がり、空を覆い尽くしていく。
――剣道の試合で言えばママンの一本勝ちだった。
ママンの持っていた鋭利な刃物は葵の肩胛骨と首の付け根との間に完璧に入り
込んでいる。
しかし最後の最後で運は葵に味方をする。
葵の放った銃弾は明後日の方角へと放たれていったが、別の誰かの放った弾が
ママンの身体にめり込んだのだ。
両手足の関節と胸部、腹部。全部で6カ所から体液を滴らせ、ママンは顔面から
前方へと、くの字の形で崩れ落ちた。
「なんで…味方してくれないんだ…」
恨めしそうに葵の援軍にクレームをつけると、ママンは身体を反転させ仰向けに
なる。天空からはポツポツと水滴が落ちて来ている。
「今度ばかりは、上手く立ち回れなかったな…」
冷たい雨に打たれて、彼女は呟く。
やがて、彼女の体温は降りしきる雨だれの温度と同化していった。
[死亡者:ママン(何者かの手で銃殺)]
興味深い情報提供ありがとうございます。
きちんと役立ててみせますので。
葵のキャラが・・・
保守します
ごめんなさい、今夜。
ソワー フランス語で夜。覚えてね。 保守