ほっしゅほっしゅは漏れがラウンジの保守作業をもっと便利にできないかと考えて作ったプログラムだ
これはひよこage屋氏を通してage屋衆に配布してもらったツールだ
まずはブラウザがどのようにして画面を作っているかを説明しよう
ブラウザはアドレスへの接続を要求(ようはURLを指定)されるとサーバに接続に逝く
ラウンジならcorn.2ch.netに繋ぐわけだ
うまく繋がるとコマンドを発行できるようになる
これは通常はGETイベントだ
簡略化するとGET
http://corn.2ch.net/entrance/1009263438/ でこのスレのデータが取れる
#厳密にはhttpバージョンの指定や環境変数(リファラ等)も必要
するとサーバからはHEADERと呼ばれる情報と実際のhtmlデータが返る
これが基本だ
さてHEADERと呼ばれる情報にはそのサーバのhttpデーモンや最終更新日付などが含まれる
HEADERの例を出そう
HTTP/1.1 200 OK
Date: Fri, 02 Nov 2001 13:06:57 GMT
Server: Apache/1.3.6 (Unix) PHP/4.0.3pl1 mod_gzip/1.3.19.1a mod_ssl/2.3.6 OpenSSL/0.9.3a
Last-Modified: Fri, 02 Nov 2001 12:01:51 GMT
Connection: close
Content-Type: text/html
こんな感じだ
さてこのHEADER内にはLast-Modifiedという最終更新日が含まれている
この最終更新日を全てのスレに対して取得すれば実際のスレの順番がageやsageに関係なく取得できる
httpコマンドの中にはこのHEADERだけを取得するコマンドがある
これがHEADだ
HEADコマンドを使うとたった234バイトでスレの最終更新日が取れると考えてくれ
ほっしゅほっしゅはこのHEADER情報だけを取りdat落ちしそうなスレを教えてくれるツールだ
原理はまずスレッド一覧を取る
GET
http://corn.2ch.net/entrance/subback.htmlだなこのスレッド一覧を分解し各スレッド単位に分ける
そして前回取得したデータと比較しレス数に変化があったスレに対してだけGETイベントを発行する
これは毎回全てのスレッドに対してGETイベントを発行すると流れるデータが多くなるからだ
#といっても1000スレあったとしてもその総量はスレ一覧を3回表示するのとほぼ等しい
その後ほっしゅほっしゅは保守対象となっているスレの「本当の」順位を見る
そしてdat落ちしそうなスレを表示する
なお対象スレは最大20スレまでという制限がある
またデータの取得は最低でも10分以上の間隔を空けないとならない仕組みになっている
つまりその負荷は極めて小さく抑えられているのだ
ほっしゅほっしゅツールそのものは現在配布されたバージョンでは昨年内で試用終了している
#例えマシンの日付を1年戻したとしても使えないようになっている
よってほっしゅほっしゅツールを今も使えるのは開発をしている漏れだけだ
漏れはage屋復活の日までほっしゅほっしゅの改良(さらなるデータ取得量の軽減など)を続けている
今回のオイスター作戦ではラウンジが実験台にされたことから規制緩和の可能性が考えられた
よってage屋の復活も想定しその際にほっしゅほっしゅがまともに機能するか確認する必要があった
結果はNGだ
漏れはほっしゅほっしゅが荒らしツールにされることを想定して非公開で開発を続けている
ちなみに将来的にはp2p2ちゃんねる計画などに技術展開することも視野に入れている
というわけだ