なんかキモい奴が来たぞ
287 :
田代 ◆t6/pVDLk :01/12/15 15:09 ID:fdeCx3L9
>>286 お前だろ?え?(wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>田代
寂しいの?遊んであげよっか??w
289 :
田代 ◆t6/pVDLk :01/12/15 15:14 ID:fdeCx3L9
291 :
田代 ◆t6/pVDLk :01/12/15 15:15 ID:fdeCx3L9
>>290 そう?そうおもう?あははwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そうでもない
田代(*´∀`*)カワイイ
とりあえず自己紹介して
294 :
田代 ◆t6/pVDLk :01/12/15 15:17 ID:fdeCx3L9
おい放置しろ。
いろYo
早く
そうでもない
やれやれ
299 :
田代 ◆t6/pVDLk :01/12/15 15:27 ID:fdeCx3L9
私を犯して♪
300
301 :
さん:01/12/15 15:58 ID:8rsI4r+h
風呂場をみると、僕は思い出すことがある。
ある右翼団体の経営する銭湯でバイトをしたことがあるからだ。
アルバイトといっても普通に労働して、お金を貰えるというのではなく、
銭湯にきた若い女の子のヴァギナを撮影するというとても素敵なものだった―
>>272 留置所に戻ったあと、僕は仰向けになって、長いあいだ天井を眺めていた。それは何
の特徴もない普通の留置所の天井だった。そこには面白いものは何もなかった。
でも僕はそれをずっと見つめていた。ときどき角度の関係でそこに看守の懐中電灯が
映ることがあった。幻影はもう浮かんでこなかった。風呂を盗撮した時の胸の鼓動や、
声の響きや、その肌の匂いを、もうそれほどはっきりとは思い出すことができなかった。
ときどき残された妻のあの表情のない顔を思い出した。
僕と彼女の顔を隔てていた、タクシーの感触を思い出した。
自分の中にこれから先ずっと妻や子供たちを守っていくだけの力があるのかどうか、
僕にはまだわからなかった。幻覚はもう僕を助けてはくれなかった。それはもう僕のために
夢を紡ぎだしてはくれなかった。空白はどこまでいっても空白のままだった。
僕はその空白の中に長いあいだ身を浸していた。その空白に自分の体を馴染ませようとした。
これが結局僕のたどりついた場所なのだ、と思った。僕はそれに慣れなくてはならないのだ。
今僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら。僕は力の及ぶかぎりその作業を
続けていかなくてはならないだろう−−−−−た、ぶ、ん。
303 :
272:01/12/15 17:40 ID:???
>>302 ( ・∀・)イイ! ( ・∀・)イイ! ( ・∀・)イイ!
さんきゅうあいらびゅーん(*´∀`*)
「彼ったら凄いんだから」と208が言った。
「まるで出歯亀よ」と209が言った。
「逮捕だね」と男が言った。
田代が逮捕されてしまったあとでも
正直言って田代を笑い話のネタにするのはあまり気持の良い
ものではなかった。
彼はただあまり健康とはいえない精神のいささか真面目すぎる
タレントに過ぎなかったのだ。
そして盗撮をすることだけが彼のささやかな人生のささやかな
夢なのだ。
誰がそれを笑いものにできるだろう?
とはいうものの「田代まさしネタ」は2ちゃんではもう既に欠くことの
できない話題のひとつになっていたし、今になって僕が
収めようと思ったところで収まるものではなかった。
既出だったらスマソ。
309 :
中上健次:01/12/16 01:02 ID:3uo3m0y5
そこは風呂だった。
シャネルズの狂ったリズムに形而上学の思いをひめて、
ゆるやかに落下するロココ風の田代があった。
桑野が詩をうたいあげ、仲間たちはみじめな射精の後にもつような悲哀を知った。
大麻は靴墨に溶けてしまった鈴木雅之を思い、涙のような空気に浮かんだ。
310 :
:01/12/16 01:35 ID:cyn72Ksg
盗撮ワッショイ!!
\\ 覗きでワッショイ!! //
+ + \\ 薬でワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
驚くほど自然に窓に顔が近づいた。
まるで顔が窓に近づきたがっていたかのように。
「ああ、そうか」
僕は注射をしてからずっと、風呂を覗きたかったんだ。
312 :
A:01/12/16 01:49 ID:Ioua5KHA
みんなすごいなぁ、すごく面白いよ。
その夜、フリオ・イグレシアスは一二六回も『ビギン・ザ・ビギン』を唄った。
私もフリオ・イグレシアスは嫌いなほうだが、幸いなことに田代まさしほどではない。
314 :
:01/12/16 05:30 ID:74u5/LWu
乗り遅れました。
こんなのがあったとは
315 :
:01/12/16 06:23 ID:4iHLhL/g
新聞には僕の興味を引きそうなことは何もなかった。一面から最後の面までざっと
目を通してみたが、そこには僕が知らなくてはいけないことは一つもなかった。
でも新聞をとじて週刊誌の中吊り広告を順番に見ているうちに、僕は「田代まさし」
と言う字に目を止めた。そこにはかなり大きな字で「田代まさしの逮捕が芸能界に
投げかける波紋」とかいてあった。僕は長い間その「田代まさし」という字をじっと
見つめていた。やはりあの男は本気なのだ。本気で体をはってギャグを完成させよう
としていたのだ。
そんなわけで、もう何年も熱心にシャブを吸いながら、「私は盗撮・ファンです」
とそれほど寛太に名乗れない個人的経緯のよいうなものがある。愛憎入り乱れると
言うといささかオーバーだけれど、やはり好きとか嫌いとかいった言葉で簡単に
済ませてしまえないものがそこにはると思う。芸能界という場所で過ごした歳月に
ついていえば、いい思い出もあるし、あまりいいとは言えない思い出もある。
思い出したくないこともあれば、うまく思い出せないこともある。
そういういろいろな記憶やら感触やら空気やら矛盾やら喜びやら自己嫌悪やら
謎やらがぐしゃぐしゃに入り乱れて、盗撮という言葉の響きの中にひとつに
詰め込まれているのだ。あまりにも長いあいだどっぷりとシャブに浸かりきって
いたので、そういうものが分別不能なままにそこにしっかりとへばりついてしまった。
こういうのはやはりきつい。
不健全な魂のための
スポーツとしての
フル・トウサツ
シャブ吸いマーシーと
盗撮ビデオと
女番長ワダ・アキコ
わざわざ
こんな忙しい年末に、
風呂を盗みみなくたって
いいだろうに
どうしようもないタシロ、
覗かれた半裸の住人、
発見された大麻
家のファミリーのこと、
親戚のこと、
時は休みなく流れる
318 :
岩石らっこ丼(花柄):01/12/16 11:08 ID:SFD1Q8/K
しばらくの間、週刊誌やTVやスポーツ新聞が田代の事件を食い荒らしていた。
彼らは甲虫みたいに腐肉をとてもうまそうに齧っていた。そんな見出しを見て
いるだけで僕は吐き気がした。彼らが何を書いて何を言ってるかは見なくても
聞かなくても想像がついた。僕はそういう連中をひとりひとり盗撮してまわり
たかった。
風呂場を覗けばいいんだ、と田代が言った。その方が簡単だし、早い。いや、
そうじゃない、と僕は言った。そんなに早く覗いちゃもったいない。ゆっくり
と下調べしてやる。
319 :
さん:01/12/16 11:47 ID:sN4vybAr
>>309 笑った。。。
そうこうするうちに、2002年という耳慣れない年が
泥沼からゆくりと足を抜き差しするように近づいてきていた。
僕は、風呂屋のバイトで盗撮をしながら週に5日、無心に働いた。
そうして僕は新宿のヒッピー風の女の子から、生まれて初めての
とても素敵なものをプレゼントされた。
これが、僕と麻薬との出会いだった。
言葉にしてしまうとありきたりだが、盗撮というのは次ぎのように
言い表すことが出きる―
「やめられない。。。」
びっくりするほど単純でシンプルだ。でも僕はこのときに
この言葉を世界中の虎がバターになり星野監督を引き寄せるように
頭の中に深く意識することができた。
それはとても素敵なことだった・・・
320 :
:01/12/16 13:43 ID:CXNS4P4s
しばらくの間頭が痛んだが、禁断症状というほどのものでもない。軽く幻覚が見え
ただけだ。こんなところでうろうろしてないで、早く家に帰った方がよさそうだな
と僕は思った。
気持ちを落ち着かせるために、駅のキオスクで新聞とレモンドロップを買った。
ポケットから財布を出して代金を払い、その新聞を抱えて改札口にむけて歩いていく
と後ろから女の声が聞こえた。「ねえ、お兄さん」とその女は叫んでいた。「そこの
盗撮のお兄さん!」
それは僕のことだった。呼んでいたのはキオスクの売り子だった。僕はリアクショ
ンをどうとればいいか考えながら引き返した。でも特に何も思いつかなかった。
「お釣り忘れてるよ」と彼女は言った。そして千円からの釣り銭を僕に渡した。僕は
礼を言ってそれを受け取った。
「盗撮のこと言ってごめんね」と彼女は言った。「他に呼び方を思いつかなかったも
んだから、つい言っちゃったんだよ」
そんなことはかまわないという風に、僕はなんとか微笑を浮かべて首を振った。
彼女は僕の顔を見た。「あんたずいぶん汗をかいてるけど、大丈夫? 気分が悪
いんじゃないの?」
「いやあ暑くてね、ネタ探してるうちに汗をかいちゃったんです。ありがとう」
と僕は言った。
このスレすごく楽しいですよね〜!
でも、ちょっと余計なことを言わせてもらえば、
既存の文章を置換して作ったものより、
「まったくのゼロから書き起こしたんだけど
でもこの文体は確かに村上春樹だわ……」
ってほうが感心するし、面白いです。
余計なこと言ってスミマセン。
322 :
:01/12/16 13:55 ID:CXNS4P4s
そうですね。
ワタクシがレベル下げてます。
スマソ
「田代まさし=五反田君」て感じですね。何となく。
>322
僕は>320イイと思いますよ。
324 :
:01/12/16 14:26 ID:b5XQOiSM
けっこう。
と僕はいった。
325 :
う:01/12/16 14:28 ID:K0VZWUwm
326 :
ぷ:01/12/16 14:43 ID:Vso403+/
327 :
さん:01/12/16 14:43 ID:u+TwOgne
僕の中で覚せい剤と盗撮の2つの事柄は、ようやく僕の中に
しっとりとなじんできた。
結局、全てのものはやめられないんだ。
「そうだ。そうなんだ。」と、僕は呟き電話をかけようと、
今では物珍しい電話ボックスにはいり、彼女に電話した。
「もしもし・・・」
「ねぇ・・・いまどこにいるの?」と彼女は言った。
僕は今、自分がいるところが分からなかった。
僕は・・・どこにいるのだろう・・・
耳元では何故か、JALの飛行機のCMとノルウエィの森が演奏されていた。
僕はどうにか、ここの場所を知りたくてBGMを切り替えようと試みた。
耳元で、RUNAWAYがかかり始めた。
しかし、よく聞くとそれはシャネルズではなくて・・・
BONJOVIの『RUNAWAY』だった。。。
僕は、何度も何度もランナウェエイを繰り返し続けた―
329 :
:01/12/16 14:57 ID:CXNS4P4s
サンプリングか、と僕は思った。
330 :
ハム噛み:01/12/16 15:03 ID:CixYZLsA
僕が鼠と一緒にビールを飲んでいたら、窓の向こうに羊男が出てきた。
僕は羊男を追いかけているうちに、人の家の風呂場の前にいた。
風呂には男が入っていた。
そいつが村上龍に似ていたので、急に怖くなって走り出した。
僕は村上龍が大嫌いだ。
盗撮は僕らから遠く離れた場所にあるのではない。
盗撮は、いつだって僕らのすぐ傍に存在するのだ。
目が覚めるとそこに、二人の男がいた。のっぽとちびだ。
「おはようございます、田代さん。いえいえ、我々は怪しいもんじゃありません。
田代さんもノゾーキカンパニーのことはよくご存知でしょう。
我々は会長から、田代さん、あなたをお連れするように指示されました」
僕はこめかみが痛んだ。確かに僕の脳みそはシャブ漬けでもう腐り始めているけれど、
まだ幻覚をみるほどではないはずだ。
「もちろん我々は、幻覚などではないですよ、田代さん」
どうやらしゃべるのはちびだと決まっているようだった。
僕はサイドテーブルの上の飲み残しのハルシオン入りウィスキーを一口飲んだ。
こいつのせいで僕は、寝る前のことはまったく覚えていないのだ。
僕はまた、盗撮をしたんだろうか。
「それで、君たちは僕に何をさせたいんだ?」
ちびはそんな問いなど冷蔵庫の立てるうなり声と区別がつかない、といった様子で、
テーブルの上の『マリ・クレール』をぱらぱらとめくってみたり、出ていった妻が大事に
していたベルギー製の壁掛けを点検したり、「ほう。これはこれは」というような顔を
したりしていた。
突然のっぽが口を開いた。
「田代さん。あなたにはもう、失うものは何もないはずだ。仕事はない。友達も
みんな去っていった。過去の栄光も自ら踏みにじった。奥さんは出ていったし
一人娘もあんたを軽蔑している。そうだろ?」
僕は、のっぽがしゃべったことで、ひどくうろたえてしまった。僕はのっぽの存在を
すっかり忘れていたし、そもそものっぽがしゃべるだなんて、聞いたとこがない。
「会社員のことだな?」うろたえていったその一言が、すべての始まりだった。
ちびの顔が、鼻くそと間違えて団子虫を食べてしまったかのように、醜く歪み、
そしてはじけ飛んだ。
333 :
Mer ◆fRanunIc :01/12/16 16:38 ID:nWx4jEQC
僕は暗く冷たい牢獄の中で、自分のしたことについて考えた。
僕は女の子のスカートの中を覗き、風呂を覗き、そして覚醒剤を使って
一時の快楽を得、挙句の果てに捕まったのだ。
『だけれど』
僕は思った。だけれど、多かれ少なかれそれは僕にとって必要なことだったのだ。
だからこそ、僕は覗きを行ったのだし、なによりそれを行わないわけにはいかなかったのだ。
僕は「そこに山があるから登るのだ」という誰かの言葉を思い出した。
僕は『そこに風呂があるから覗くのだ』と思った。
僕は「そこに風呂があるから覗くのだ」とはっきりと声に出して言ってみた。
しかし、その空虚な響きは僕をどこにも連れて行きはしなかった。
その僕の発した言葉は、冷たく堅牢な牢獄の中をさまよい、やがて疲弊し、最後には地面に落ちた。
僕は溜息をついた。やれやれ。
334 :
あぼ〜ん:01/12/16 16:50 ID:QvocMcvK
これ村上春樹っつうか
梶井基次郎っぽいとおもふのはおれだけ?
335 :
さん: