この、スレッドという名の交差点を僕はただ見つめ、そして描写する。
2getto-------
ぶつかり合いだぜぇ
交差点
街
そして紙が無いのに気づく
7 :
2:01/12/01 00:44 ID:???
よっしゃー getto したぜ
ハァハァ
葉鍵に帰れ
10 :
◆vOaNGIN2 :01/12/01 00:44 ID:EdFJOLPg
しかたなく手で拭く
どりるちんちん
匂いをかいでみた、そこはかとなく臭かった
13 :
ラウンコ:01/12/01 00:45 ID:???
どしどし描写すれー。
僕とか言うんじゃねえよクラミジア
醒めない夢でも見てるつもりだったんだ
危ないと思いキュウブレーキ
週末の深夜、交差点はいつものように大賑わい。
狙い済ましたように「2getto-------」と叫ぶ者もいれば、
ラジオを聞きながら体当たりをする威勢のいい者もいる。
渋谷ハチ公前どころの騒ぎではない。
彼らは狂乱をまき散らし、そして飽きれば消え去っていく。
煩わしくもあり嬉しくもあるいつもの風景がここにはある。
空を見上げてみた。
ぶつかるぶつかる………ぶつかった…
20 :
◆vOaNGIN2 :01/12/01 00:48 ID:EdFJOLPg
でもちがった。とっくに醒めてたんだ。とっくにな。
ハラヘタな・・・なんか食うか
うにとうんちは同じ味がする
あいつがよけるか、俺がよけるか。右か、左か。
24 :
エセ作@家系:01/12/01 00:49 ID:2RvTy5au
紅茶を飲もう
できればぬるま湯で。
愛
26 :
ラウンコ:01/12/01 00:49 ID:???
実は結構ワクワクしながら1待ってたり。
差すか差されるか
だから交差点だ
酔っ払いが難癖をつけて罵倒とともに性病の名を吐き捨てる。
きっと彼は風俗でボッたくられたのだろう。
少し良識のありそうな若者はブレーキをかけて立ち止まり、
またある人はただ空を見上げていた。
僕が彼らの姿を描こうとすると、通りすがりの誰かが
「どしどし描写すれ―」と耳元で囁いてそして消えた。
10円が落ちていた。
アイガー
31 :
◆vOaNGIN2 :01/12/01 00:51 ID:EdFJOLPg
月が綺麗だ。
あの子に教えてあげようと受話器を取る。
「もう少しだけ、
>>1を待ってみよう。」
先輩は言った。
ひき逃げ事件が発生した
交差点はなおも人が絶えない。
自分に言い聞かせるように独り言を呟く寂しそうな顔。
ただ腹を空かせて家路を急ぐ顔。
したり顔で下品なことを言う顔。
正面から歩いてくる人間に勝負を挑む顔。
ちょっとキザな顔。
ワクワクした顔。
たくさんの顔が通り過ぎていく。
35 :
じろー:01/12/01 00:54 ID:CNvAAkbD
雪がつもる 頭のうえに・・・重い
おい!テメーッ!逃げるのかっ!コラッ!あ〜うんこ!
38 :
ラウンコ:01/12/01 00:57 ID:8N/Z2dI3
天使のような苦笑いで世界を埋め尽くしてください。
立ち止まり路上に落ちていた10円玉を拾い上げた男は
嬉しいと言うよりは不思議そうな顔でそれを見つめている。
そこに浮浪者がやってきて人のものとは思えない叫び声を上げて
それを奪い去っていくかと思いきや、一台のダンプカーが二人まとめて
轢き去っていく。
この世は無常だ。そう思っている僕を呼ぶ声が遠くから
かすかに聞こえた気がしたが、きっと気のせいだろう。
携帯で時間を確認する。着信があった事に気付く。
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うお!なんかすごいところに迷い込んじまったぞゴルァ!
./ つ つ \______________________
〜(_⌒ヽ ドキドキ
)ノ `Jззз
グオオオン!ギアを3速から2速へ。後輪がロックしテールスライドをはじめる。
コンクリートジャングルにスキール音を響かせながらその車はコを描いていく
車体が横断歩道に差し掛かったその刹那!
「うわああ!車が突っ込んでくるぅ」
その歩行者の体が赤いのは夕日のせいだけではなかった。アーボン
何故だろうか、冬も始まったばかりだというのに
頭の上に大量の雪を乗せて歩く少年が一人。
それを見て誰かがうめき声を小声で上げたのを
僕ははっきりと耳にした。
この交差点には謎が多い。
呆然とするまもなくチンピラ風の男は汚物を片手に
先の雪少年を追いかけていく。
少年は男娼だったのだろうか。
多少暗澹たる気持ちにもなったが、ふと見れば
さっきの通りすがりが再び交差点に戻り祈りを捧げていた。
その表情は笑っているような泣いているような不思議な表情だった。
44 :
ラウンコ:01/12/01 01:04 ID:8N/Z2dI3
ゼブラの向こうに立つ人間すべてが
自分と違う道を歩いていくと考えれば、それはそれで楽しい妄想。
あ、おはよう。元気?
気忙しそうな顔の男は早足で歩きながら携帯を取り出している。
一瞬の間の後に顔がほころび彼は電話をかけた。
恋人からの電話でもあったのだろうか。
その足元を怯えきった猫が駆け抜ける。
どうか轢かれないでくれよ。猫が死ぬのは見たくないんだ。
そんな祈りを嘲笑うかのようにスポーツカーが甲高いブレーキ音を
立てて飛び込んできた。
鈍い音とともに交差点はスペインの祭りのような色に染まった。
うん。わりと元気よ。で、最近どうよ?ん?どうよ?
48 :
ラウンコ:01/12/01 01:14 ID:8N/Z2dI3
咳き込んでも咳き込んでも、喉に絡む異物感が取れない。今日は休みだな。
描写してるのを描写するとどうなるんだろ?
うん、俺も元気。でも最近彼女と別れただよね。
51 :
くるっぱ:01/12/01 01:17 ID:???
喉頭癌だったら嫌だなぁ
いつの間にか人通りも少なくなってきた。
きっと皆どこか別の交差点を渡り歩いているのだろう。
さっきから何度となく姿を見せている男は寂しそうに、
けれど楽しそうに横断歩道の白い部分だけを踏みながら
何か呟いている。
携帯電話の男は立ち止まって話し始めた。
その声は優しかった。
54 :
くるっぱ:01/12/01 01:19 ID:???
最近横隔膜が突然痛くなるYO☆
笑いすぎか??
∧∧
(,,・∀・)
( O┬O
≡ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ
∧ ∧
/ ヽ ./.∧
/ `、 / ∧
/  ̄ ̄ ̄ ヽ
l::::::::: l
|:::::::::: -=・=- -=・=- |
.|::::::::::::::::: \___/ |
ヽ::::::::::::::::::: \/ 丿
ヽ ./
ヽ __ /
ヽ /
> <
/ \/\
( ○―○チリンチリン
=\\ー\
/ ̄ヽ///ヽ ̄ヽ
|l(ニ |l .l/= |ヽ ||
.ゝ ノ` ' ゝ ノ
交差点で100円拾ったYO 今すぐこれ交番届けよう
何時だって折れは正直さ 近所でも評判さ
リンリンランランソーセージ ハーイハーイチンコじゃ
例の男が激しく咳き込みだした。どこか悪いのだろうか。
男は少し考えた顔つきをして今来た道を引き返そうとしている。
そんな男に向かって誰かがねぎらいの言葉をかけているようだ。
知り合いだろうか。だが、そういうわけでもなさそうだ。
携帯の男はなおも話し込んでいる。その口調は朗らかだが、
相手は恋人ではないようだ。親しい友達かもしれない。
ふと気付けば、僕を誰かが見つめている。
そして彼を囃し立てるものが一人。
何をする気だろうか。
そっかぁ・・別れたんだ。そんなに気を落とすなよ!
ところで、何でカタコトなんだ?
魔の交差点
その交差点は
マンホールにおっこった
お兄ちゃ〜ん!お弁当忘れてるよ〜!ハァハァ・・・。
63 :
くるっぱ:01/12/01 01:27 ID:???
横断歩道の白いとこ以外踏んだら爆発〜(゚д゚)
64 :
ラウンコ@こんな感じ?:01/12/01 01:29 ID:8N/Z2dI3
>>49 彼はただそこに立っている。
足早に歩く人々を感情のこもらない瞳で見つめ、
何をするでも無く立っている。
喧騒を撒き散らす人間に注意を促す訳でも無く、
沈んだ顔で俯く人間に慰めの言葉をかける訳でも無く、
たとえ事故が起き、道路が歪んだマーブル模様を
描きだしても微動だにすること無く傍観するだけだ。
一体彼の瞳には何が映り、
彼の頭はどんな思考を走らせているのか。
彼はただそこに立っている。
通った者勝ち
お腹のあたりをさすりながら笑顔の男が通り過ぎていく。
苦しいんだか楽しいんだか分からない。
反対側からは可愛らしい猫が三輪車に乗ってやって来る。
心を和ませたのもつかの間、それを追って巨大な化け猫が
自転車に乗ってやって来た。親子だろうか……。
交差点の中央では100円玉を拾った男が嬉しそうに歌いながら
小躍りしている。よほど貧乏なのかよほど純粋なのかのいずれかだろう。
67 :
くるっぱ:01/12/01 01:31 ID:???
68 :
ラウンコ:01/12/01 01:32 ID:8N/Z2dI3
>>67 そりゃ良かった。
しかっしホントに咳止まんないや。
あぁ、別に気なんか落としてないよ。
むしろせいせいしたよ。
あ、ごめん、噛んじゃった。カタコトだった?
∫∫∫
人
(ミ . )
(ミ ・∀・)
( O┬O
≡ ◎-ヽJ┴◎
おいっ!ヤスッ!ホシはどっちに逝ったんだ!?
72 :
くるっぱ:01/12/01 01:36 ID:???
携帯の男は相変わらず喋り続けている。
よくよく聞いていると一人二役をしているようにも聞こえて来た。
いや、きっとちゃんと聞き取れていないだけなんだ。
怪しげな老人はボソボソと「魔の交差点…」などと呟いている。
老人の呪いだろうか、さっきまで蓋がしてあったはずのマンホールに
誰かが落ちた。
そんなことは露知らず、少女はお弁当箱を片手に息を切らしている。
マンホールに落ちた人間が彼女の探し人でなければいいのだけれど。
小学生くらいの子供は歌いながらながら横断歩道の白い部分をスキップしている。
とても無邪気で微笑ましい。
そんな子供を馬鹿にするように若者は人を押しのけて歩いていく。
いろんな人がいる、そう思いながら振り向くと僕に興味深げな視線を送りながら
何かを呟く男がいた。さっきから何度となく見かけた男だ。
僕を見ているのだろうか。どうやらそのようだ。
74 :
ラウンコ:01/12/01 01:40 ID:???
>>71 騙されるなっ!ホシはあんたが聞いてる本人、つまりヤスだっ!(注*)
*ホートピア連続殺人事件の場合
>>74 あれそういうオチだったのか??
地下迷路で詰まってクリアしてない
(゚Д゚)y─~~
78 :
ラウンコ:01/12/01 01:43 ID:8N/Z2dI3
>>76 あ、オチ教えちゃってスマンね。
ボクも伝聞で知ったんだけどそうらしいよ。
僕を見つめながら呟いている男にスキップしていた小学生が
褒め言葉をかけているようだ。何だか僕がダシにされたみたいだ。
男は激しく咳き込んでいる。よほど具合が悪いのだろうか。
小学生に心配される始末だ。
交差点に視線を戻せば、描写もはばかられるような奇妙な物体が
湯気を立てながら三輪車をこいでいる。
それに一瞥もせずにトレンチコートの中年男が叫びながら
周りを見渡している。ただ事ならない様子だ。
そんな周囲の喧騒をよそに携帯の男はまだまだ話し続けていた。
80 :
くるっぱ:01/12/01 01:45 ID:???
小学生かYO!
おいっ!本当なのかヤスッ!お前が・・・お前なのかぁーっ!!!
>>78 もう一生やる事無いだろうからいいよ
とか言ってたらやりたくなってきた
そうだよなー、お前の彼女アレだったもんなー。
じゃあ今度の合コン行く?
あと、噛むなよな、マジ聞こえにくいから。
中年男の叫びに応える声がマンホールから反響しつつ返ってくる。
さすがマンホールに落ちるだけあって間抜けな声だ。
反響しているせいもあるのかもしれないが。
そんな中年男に向かってさっきから咳き込んでいた男が
何かを叫んだ。そしてその言葉にまた別の男が反応した。
この交差点ではいつの間にか見知らぬ人達が親しくなることも
珍しくない。たとえそれがかりそめの出会いで終わるにせよ。
そんな現実を悟りきったかのように一人の男はタバコを吹かしていた。
ネクスト1のロングタイプだった。
85 :
ラウンコ:01/12/01 01:55 ID:8N/Z2dI3
雑談してようと淡々と描写する
>>1が好きだ。
荒らしてみようか?(w
クリボ〜ン
87 :
くるっぱ:01/12/01 01:57 ID:???
|
| |
| ∩ ジャーッ ゴボゴボ・・・
__ノ .| | | _
| | .| | ./ )ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- | | .//|\ノ(◎)
_____/ /" ̄| ヽ∧_∧// .|
/ / / ( ;´Д`)  ̄ ̄\
| |/⌒゙ / / \
.\ヽ__ノ__,,./。 ゚ |\ .\
.\\::::::::::::::::: \\ ゚ ./  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.\\::::::::::::::::: \\ |
>>1さんたすけて〜
\\::::::::::::::::: \ .\_______
\\_:::::::::::_) )
ヽ-二二-―'
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_____
| | |
(__)_)
スキップしていた小学生は精一杯大人ぶっているが
その言葉遣いはやはり幼く可愛らしかった。見ていて心温まる。
交差点の中央ではトレンチコートの男がマンホールに向かって叫んでいる。
その声はとても悲痛だ。よほど悲しいことがあったに違いない。
その横ではさっきの男が話しこんでいる。
いつの間にか交差点は人の動きが少なくなっていた。
携帯の会話はいつ終わるとも知れなかった。
なんだヤス!?何を怒ってるんだ!?やっぱりお前・・・!?
▲_▲ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_____
| | |
(__)_)
( ´_ゝ`) ヤスです
95 :
ラウンコ@そうとくれば:01/12/01 02:01 ID:8N/Z2dI3
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)<
>>90逝ってよし!
UU ̄ ̄ U U \_____________
##############
##############
| |
| \ /'' |
| <。> <。> .|禁煙してても
| .(、,) | 吸いたいよぉぅ 吸いたいよぉぅ
| ヘ_,、_ハ .|
「\ n .| |----| .| n /7
ヘ Y | | \_/ | | Y /
\_ \ / \ / _/
\ \/ \/ /
\ /| |\ /
\/ | | \/
マンホールの下から怒鳴り声が反響してきた。
怒っているのだろうか。剣呑極まりないことだけは分かる。
その一方では奇声が上がり、また一方では犬に似た愛らしい姿をした
不思議な動物が泣き声を上げていた。
そして、それを見つめる僕を遮るようにさっきの小学生と
例の男が僕のほうを向いて何か話し掛けてきた。
だが僕は気にしない。
僕はただ見つめ、ただ描写するだけだ。
おい!アレって何だよ!一応元彼女なんだからそんなこと言うなよ・・・
あ、合コンは行くよ!いつ?
99 :
くるっぱ:01/12/01 02:09 ID:???
終り??
∧_∧
(´∀` ) ナイスバディ!
/⌒' ~ `)
( く ノ | イ
ヽ,_'ァ , .|
ノヽ ._λ_ )
./ ノ| ノ
( -く |ー(
\ └,.| .)
,┘/ (__)
驚くべきことに、さっきまで咳き込んでいた男はその姿を猫に変えて
声を上げた。姿こそ猫だが、その言葉は明らかに人間のものだった。
さらにさっきの動物と同種と思われる、今度は耳の黒い種類のものが
現れてやはりさきほどと同じ鳴き声を上げた。
そして極めつけは、あの小学生が煙草に似た奇妙な姿になって
しかめっ面をしていることだ。これが妖怪というものだろうか。
中年男はそんな魑魅魍魎にも気付かずマンホールに向かって叫び続けていた。
あー!!
ちょっとウンコ
セリエAダイジェストみるべ。。
あほか、レディヘだろ。
あ、レディヘまだだ。。。。U2もまだだ、、、
犬に似た不思議な生き物は全身に力を込めるとその筋肉質な姿を
露わにしてポーズを取った。とても得意げだ。
煙草の姿をした化け物はいつの間にか元の小学生の姿に戻り
きょとんとした顔で僕の方を見つめていた。
便意を催したらしい誰かは叫び声とともに小走りに駆けて行った。
二人組は帰ってから見るテレビの話をしている。
携帯の男はいつの間にか取り乱していた。話がこじれてきたみたいだ。
さて、僕もそろそろここから立ち去ろうか。
たくさんの人々が今日も交差点を通り過ぎていった。
明日もまた通り過ぎていくのだろうか。
もしもまだこの交差点があるのならば、僕はまた人々を見つめ、描写しよう。
まだ、ねるな>> ◆BoyIm29s
108 :
ラウンコ:01/12/01 02:24 ID:8N/Z2dI3
昨日、近所の交差点行ったんです。交差点。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで渡れないんです。
で、よく見たらなんか少し離れたとこに人いて、傍観者、とかいう感じで見てるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、傍観する如きで普段来てない交差点に来てんじゃねーよ、ボケが。
傍観だよ、傍観者。
なんかマンホールとか言ってる奴いるし。マンホール入ってマンホールチルドレンか。おめでてーな。
よーしパパ叫んじゃうじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、傍観してやるからその穴でろと。
交差点ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
横断歩道の向かいに立った奴等といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと渡れると思ったら、隣の奴が、携帯で合コンが、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、携帯で合コンの打ち合わせなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、合コンが、だ。
お前は本当に打ち合わせをしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、信号待ちの時間潰したいだけちゃうんかと。
交差点通の俺から言わせてもらえば今、交差点通の間での最新流行はやっぱり、
ポートピア、これだね。
ポートピア連続殺人事件。これが通の渡り方。
ポートピアってのは謎が多めに入ってる。そん代わりヒントが少なめ。これ。
で、それにポートピア連続殺人事件(エミュ)。これ最強。
しかしこれをやると次から傍観者にマークされたりされなかったりという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、お婆さんの荷物持って渡ってなさいってこった。
いや、寝かせてやれよ
あぁ、ごめん、元彼女のこと悪く言われたら怒るよな。
合コンは来週の水曜日なんだけど、空いてる?
むぅ、いまいち…。
>111
なぞなぞ考えてる間に寝ちまったのか…
明日に期待。
*´Д`*)
出掛けに交差点を通り過ぎる。
昨日の喧騒は何処へやら、すでに廃墟のようだ。
鴉の鳴き声すらしない。
僕が腰かけていたガードレールの傍には落書きがいくつか。
僕のことを待ち望む声が書かれていた。
ならば僕は今日の夜もまたここに来よう。
そしていつもの視線でただ見つめよう。
そのトリップは、Boy I'm 29歳っていう意味なのかぃ?
>117
じゃ、コレは?
加虐体質の豚の海女さんだろ
早く来い!>>BoyIm29s
突然横からせまる光
今日もまたこの交差点にやって来た。
驚くべきことに、僕がここに来ることを分かっていたかのように
何人かの人たちが待ち受けているではないか。
僕は誰かに見張られていたのだろうか…?
そんな戸惑いを振り払うように僕は昨日と同じガードレールの上に
腰かけて交差点を見つめた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
ハリーポッターつまんねぇっての!
昨日とはうって変わって交差点は静かだ。
こんなことを言うと知らない人からは奇異の目で見られそうだが、
交差点には鮮度があるのだ。
人々は真新しい交差点ほど喜んで踏み荒らす。
新雪に足跡をつけて喜ぶ子供達のように。
だが、踏み荒らされた交差点は静かだ。
わずかに残っているうちの一人は叫び声を上げ、
今一人は今日観た映画がつまらなかったのか、
何やら吐き捨てていた。
雅子が子供産んだ。言えねぇよな、俺の子だなんて絶対言えねぇ。
二千円札ひろった。
おにーにワッチョイ!
\\ おにーにワッチョイ! //
+ + \\ おにーにワッチョイ!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
(,,*・Д・)(,,・Д・ ) (,*・д・)
+ (( 〜(__) (____丿〜(__) ))+
あー、鈴木おせーなー。待ち合わせは11時30分だったはずなんだけどなぁ。
少しずつだが人通りも増えてきた。
横断歩道を挟んだ向こうでは苛立たしそうに時計を
何度も見返す男が何やら呟いている。
脇には号外の新聞を手にした男。
目を血走らせてぶつぶつと独り言を言っていた。
妄想狂のような目つきだ。
映画帰りの男に誰かが親しげに声をかけている。
その向こうでは頭におにぎりを乗せた小動物が赤ん坊のような声で
叫び、さらにその傍らでは捨てられた新聞の陰から札を拾う男がいた。
ごめんごめん、ちょっとそこで高原に会ってさ。すっかり話しこんでた。ごめん。
やばっ!ビデオ返却しなきゃぁああああああああああああ!!!
134 :
宮迫:01/12/01 23:49 ID:???
おまえら何しとんねん?
苛立つ男の前に待ち人が訪れたようだ。調子のよさそうな顔で
必死に言い訳しているのが道路を挟んだこちらからでもよく分かる。
彼らを見る僕の視線を遮るように全力疾走の男が怒涛のように
走り去っていく。後ろ姿を見ると片手に何やら抱えている。
あれをどこかに届けるのだろうか。
交差点は再び静かになっていったが、
場違いな酔っ払いが一人迷い込んでクダを巻く相手を探していた。
おーれーはこの世でいちばん
むせきーにんといわれた男
がーきーのころから調子よく
楽しーてもうけるスターイル!
ヤスが・・・ヤスが消えちまったんだよぉ〜!!俺のヤスがぁ〜っ!!!
あぁ・・・あの時代は良かったなぁ 世の中が活気で溢れていた。そんな高度経済成長期。
保守
兼ねがね思ってたんだが金がねえ(ギャハ
いや、本当につまんねぇっての。女子供向けの映画だな、ありゃ。
もはやほとんどの人に見捨てられた交差点ではまき散らされた
無数のゴミが北風に流されている。
そんな寂しい風景を笑うかのように昔懐かしい歌を
大声で叫ぶ男が一人、堂々と交差点を闊歩している。
よく見ればゴミ屑の陰で男が独りマンホールを覗いている。
昨日のトレンチコートの男だ。泣いているようだった。
うっわ、さぶっ!
虹を作ってた
手を伸ばしたら消えてった
うふふふ。今日ね、お花買いに行くの。そしてね、食べちゃうの・・・。
うふふふふふふふふふふふ。
人気が消えたかと思いきやまた人が通り過ぎる。
先に聞こえた朗らかな歌声に聞き惚れていた初老の男は
鼻をすすりながらしみじみした表情で思いに耽っている。
さっき映画の悪口を言っていた男はまた舞い戻ったかと思いきや
相変わらず映画の悪口。
その横で相槌を打つように駄洒落を言う能天気な若者。
さらに、交差点の中央には右翼と思しき男が重々しく仁王立ちしていた。
嫌でもこの交差点は通らなくちゃならないからなぁ。
でも土曜日は人が少ないんだなぁ。
オニイサン、1枚でドウ?
車も通らない
人も通らない
何も通らない
だけどあたしは待っている
青に変わる瞬間を
どうせ無視したって
何も来ないって分かっているけど。
間に合わなかった・・・もうビデオ返さない。
おい! そんなことよりNHK見てみろよ!!
雅子さんの子供が大変なことになってんぞ!!!!
0時を回ったせいだろうか、見るからにいかがわしい人々が増えてきた。
「虹だ、虹だー」と手を伸ばしながら歩いて行く男は明らかに幻覚を見ているし、
独り言を言いながら笑っている少女はまさにトリップ中だ。
そんな中を怯えながら歩く一般人に立ちんぼの外人が声をかけている。
だが、能天気な駄洒落を言った男はツッコミを入れられていて
周囲の変化には気付いていない様子だった。
私は真実を知っているのです
私こそが神の使いです
涅槃へ
くじ引きで組み合わせを決めるなら勝敗もくじ引きにしたら良いじゃねぇーの?ん?どうよ?
おやじ涅槃で待っている・・・か
今まで気にも留めていなかったが、信号はずっと赤だった。
歩道も、車道も、東西南北、全部赤。
その信号をじっと見つめている少女が一人。
変わらない信号を待つというのはどんな気分なのだろう。
半狂乱に叫びながら辺りを駆け回る男が一人。
その言葉に興味津々で反応する男がまた一人。
それをよそに誰ともなく語りかける男も一人。
宗教を説き始める男が一人。
皆それぞれに交差点を渡っていく。
ふと見ればさっき全速力で駆けて行った男がとぼとぼと戻ってくる。
相変わらず片手に荷物を抱えていた。届け先は留守だったのだろうか。
隣の部屋がガス臭いけど、まぁいいや。
まぁ、ヤキイモの季節だし。許してやれ。
スナメリ
ニヤニヤ
月がね・・・紅いんですよ・・・月が・・・ぎゃはははははは!
う〜ん!ど根性ガエル!
164 :
155:01/12/02 00:31 ID:???
(゚Д゚;) あのう、もしそこのお侍さま…
〜【】〜
ル
生きてく意味をなくしたとき自分の価値を忘れた時
かれても枯れない花が咲く
隣の部屋でドンドン音がしてうるさいけど、まぁいいや。
唐突にさっきの宗教者が男に向けて一言呟いた。
すると男は姿を消した。
それを見た他の誰かが訳知り顔でまた何か呟く。
そんな出来事を露知らぬ男たちは和気藹々と歩いていた。
にやつく者あり、意味不明な言葉を呟く者あり。
月を見上げて笑う者もいればしみじみと物思いに耽る者もいた。
さっき、叫んでいた男に話し掛けていた人が息咳切りながら
何かを手にして戻ってきた。探し物をしていたようだ。
その後ろにはヒョロリとした生き物が挙動不審な表情を浮かべていた。
ア
ヒ
ョ
ヽ
ン
そしてまた人々は通り過ぎてしまった。
悩みの多そうな若者はその悩みを振り切るかのように
一言発して寂しげな笑顔を見せている。
さっきからいる男は自分の横に見えない壁でもあるのか、
煩わしそうに横を見ては諦め顔をしている。
遠くでは犬の遠吠えが鳴り響いていたが、きっとそれは
人間が犬の鳴き真似をしたものに違いない。
おしっここぼれる!
あんまんかびたーーーーーーあ
のび太のくせに生意気だ!!
バイーン
バイーン
- 、 , -- 、
ヽ / __∧ ∧
ヽ / γ (,,゚Д゚)っ
V ι U -ι'
今から誰かメシ食いに行かねぇ〜?
∧_∧
( ・∀・)
/, つ
ε≡(_(_, )
しし'
声変わりのしていない甘い声で叫ぶ少年がいる。昨日の小学生だ。
毎日毎日こんな夜遅までく、親は何も言わないのだろうか。
そんな無邪気な少年をよそに中年男は人目構わず放尿を始め、
元ガキ大将だったのであろう恰幅のいい男はかつての決め台詞を叫ぶ。
昨日も見た猫は弾むように走っていた。
あげてしまえっ
マジで?高原いたの?で、あいつ元気だった?
小学生が子供らしい威勢のいい声を上げて何かを持ち上げた。
一瞬地面が揺れた気がしたがそれはきっと気のせいだろう。
ずいぶん前に待ち合わせをしていた男たちは話しこみながら
再び交差点を通り過ぎて行った。
さて、そろそろこの場を離れようか。
今日もたくさんの人々がこの交差点を通り過ぎて行った。
明日があるのならば、明日もまたこの交差点があるのならば、
僕はまたここに戻って来よう。
そして全てを見つめよう。描写しよう。
もぅ終りかYO!
183 :
じぷしー名無しさん:01/12/02 01:23 ID:n7RXULjX
いつもの交差点で、私は一人の男を見た。
彼はガードレールに腰掛け、交差点の喧騒を見つめていた。
その目は対象を凝視するでもなく、かといって何も見ていないわけでもなく、
ただ澄んだ目で「交差点の喧騒を見つめていた」のだ。
交差点ですれ違う人など、気にも止まらないものだが、
彼の姿は何故か私の心に小さな点を残した。
きっと私は明日も明後日もその次の日も
この交差点で彼の姿を探すことになるだろう。
いつもの交差点で今日は待ち合わせをした。
昨日、俺が携帯で喋っているのを見つめていた男が今日もいた。
彼は何を見ているのだろうか。
いや、そもそも何も見ていないのではないか。
彼の真意が気になる。
だから俺は明日もこの交差点に来るだろう。
彼が本当は何を求めているのかを知るために。
募金、しよっかなー。でもコーヒー飲みたいなあ。
コーヒー、飲もっかなー。でも募金で偽善で悦に入るのも悪くないなあ。
募金飲もうかなー。コーヒーしよっかなー。
新横浜、いつだったかアリーナ入ったきり行っていないなあ。
ガス臭かった隣の部屋に救急隊員到着で運び出されていったけどまぁいいや。
あひっ!あひ〜っ!
何とは無しに交差点の信号待ちの間、
ふと昨日彼の座っていたガードレールに視線を投げかける。
そこにあったのは、彼の座っていないガードレール。
もうこの交差点、あのガードレールは昨日までのそれとは全く「別のもの」になってしまった。
「彼」がそこにいるか・・・居ないか・・・
彼の存在無しでこの場所を語ることは不可能になってしまった。
・・・彼は、今日もここに現れるのだろうか。
そしてあの不思議な・・・あまりにも陳腐な表現だが、あの不思議な目で
この喧騒のなかに佇んで風景を描写していくのだろうか。
そして僕はまたここに居る。
いつもと同じようでいて、決して同じではない交差点。
通り過ぎた人々の残像が見え隠れする。
今日もまたここを多くの人が通り過ぎて行くのだろうか。
もはや人々の目には入らないのか、交差点には人っ子一人見当たらない。
たまにはこんな夜もいいかもしれない。
相変わらず赤いままの信号を見つめながら僕は煙草に火を点けた。
すぐ向こうの交差点は人で賑わっているだろうことを思うと
何だか不思議な心地だ。
マッチを、マッチを買ってくれませんか…
あーもう月曜日かYO!
くそぅ、自転車盗まれた
静まり返った交差点に一人の少女が現れた。
カゴを手にしてマッチを売り歩いているようだが、
不幸なことに買い手は現れなかった。
例の小学生が休日の終わりを嘆きながら歩いてきた。
見れば何やら探し回っている。
そう言えば彼はここに自転車を停めていたような気がする。
盗まれてしまったのだろうか。
ちょーちょ、ちょーちょ待って〜
自転車盗み返してやる!
できちゃった♥
((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
少年は半ばヤケになり、すぐ傍にあった自転車の鍵を壊そうとしている。
だが、すぐに諦めたのか路上に大の字になって変な動きを始めた。
いつの時代も子供のすることは不思議なものだ。
その一方では昨日もいたヤク中の男が相変わらず何かを
追いかけていた。その目線は明らかに泳いでいた。
若い女性は幸せそうな笑顔で何かを小声で囁いていた。
恋人に告げる言葉のリハーサルかもしれない。
食べる前に飲むッ!
見るんじゃねぇ!
Λ_Λ ミタネ?
Λ_Λ ( ・∀・)
(*・∀・) /*⌒ \
( つ (;/\; O
(__⊂(。∀。:)(__)_)
*・ V ̄V;・
こんな時間から飲み会にでも行くのだろうか、溌剌とした中年男性が
意気揚々と胃薬を飲み干している。
例の小学生は路上に落書きを始めたようだ。
世相を反映してか、殺伐とした絵だった。
あー寝よ
もー寝る
さー寝る
このスレ判定、『チョイ悪』
落書きをしたことで気が済んだのか、小学生は帰ってしまった。
きっと眠いのだろう。
誰もいなくなった交差点に一人、いかめしい面をした男が現れ
一言「チョイ悪」と言い残して帰っていった。
そして交差点には誰も居なくなった。
い、医者はどこだ!?
あいつへのクリスマスプレゼント何にしようかな…
この中にお医者さんの方はいませんかー!!
(∵)ノ
誰も居なくなったのも束の間、苦しそうによろめく男の姿が見えた。
医者を探しているようだ。
友人と思しき人が医者を求めて叫び声を上げたが、
残念なことに周りに居るのは幸せそうな想いに耽る若者くらいだった。
だが、何処からともなく現れた頼りない顔の男がその手を挙げた。
とても医者とは思えない顔だった。
モネール
医者と病人たちは病院に向かったのであろうか、居なくなってしまった。
通りすがりの男が「モネール」と一言呟いてそのまま消えてしまうと
交差点はまたも静寂に包まれた。
気付けば煙草も無くなってしまった。僕もそろそろ離れよう。
また明日もここを行き交う人々を見つめるために。
巨大ロボ出現
216 :
じぷしー名無しさん:01/12/03 04:16 ID:Sb1wP6dA
寒いYOー
寒いYOー
おでん食べてあったまろうと思ったのに、、
外歩いたら余計寒くなっちゃったYO
今日の交差点にもう彼の姿は無い。
いつもの彼の定位置であるガードレールには微かにぬくもりがある。
彼がいた名残。
そこに確かに彼は存在したのだ。
そして明日も存在するのだろう。
彼はこのガードレールに座り交差点を眺め続ける。
そう信じて僕もそろそろ帰ろう。
218 :
ラウンコ:01/12/03 05:33 ID:AiYNEH3/
ブラウザが変になってる間に交差点閑散としてるし。
悔しいからageちゃえ。えいって。
いつだったか、いつも交差点の目立つ位置で、
ツーショットチャットのログをばら撒いてた女がいたなぁ。
最近見かけねぇんだけど。
残念なことに夕べ私はとうとう「彼の座っている」ガードレールを見ることは無かった。
どうやらすれ違いだったのだろうか。
昼間の交差点は、その場所柄か閑散としている。
表通りの交差点はけたたましい騒音をあげて車が走り、人が歩いていることを思うと
なんだか妙な気持ちになるものだった。
また夜になったら彼の姿を求めてこの交差点を訪れてみよう。
彼の目的がなんだろうと。
交差点を通過するついでに、保守などしてみる。
222 :
じぷしー名無しさん:01/12/03 18:58 ID:RqebAfTb
おまかすいたなー
うちにかえろ。
貴方の幸せのために祈らせてください。
アイヨー!アイヨー!
マッチいりませんか?マッチ・・・。
私の心に火を灯してぇ〜!!!!!!
きのうは車の中で寝た あの子と手をつないで
市営グラウンドの駐車場 2人で毛布に包まって
いつもの交差点に僕はまたたどり着いた。
アスファルトには通り過ぎた人々の跡が微かに見え隠れする。
それはまるで陽炎のように。
さあ、今日も静かに交差点を見つめようか。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
・・・いた。
今日はあのガードレールには彼が座っている。
今日も彼は達観したような表情で夜の喧騒の中ただ一人、
皆には見えて無い物を見ているようだった。
私も今夜は彼が帰る時まで静かに佇もう。
彼のように。
しかしあれだな。
「ねぎだく!」
┌─────────┐
│ .|
│ 傍観者警報! │
│ .|
└―――──――――┘
ヽ(´ー`)ノ
( へ)
く
。゚(´Д`)゚。 ウワーン ママーン
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < なんか外の交差点が騒がしいな
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
僕がガードレールに腰掛けるやいなや、叫び声が上がった。
僕を待ち受けていたのであろうか。
対角側には僕の方をちらりと一瞥して僕と同じようにガードレールに
座る男が一人。それを遮るように一人の男が「ねぎだく!」と叫んだ。
その脇をサンドイッチマンガ看板を抱えて通り過ぎていく。
ふと見れば右手には泣き叫ぶ子供とそれをあやす母親までも。
交差点に程近いビルの窓には人のシルエットが浮かんでいた。
(゚∀゚) ママン!
(゚∀゚) オカン!
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < と思ったらやけに静かだな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
ウー、寒!こんな日ははやく帰って熱燗に限るな…
アイヨー!アイヨー!
泣き叫んでいた子供は母親にあやされると喜んで母親にしがみついた。
とても微笑ましい光景だった。
傍のビル窓には尚もシルエットが映っている。
静かにくつろいでいるのだろうか。
くたびれたサラリーマンは身体を縮めながら歩いている。
そして、向かい側のガードレールには相変わらず男が静かに佇んでいた。
きのうは車の中で寝た あの子と手をつないで
市営グラウンドの駐車場 2人で毛布に包まって
やべー俺生命線短いんだけど
カーラジオからスローバラード 夜露が窓をつつんで
いつもさ〜がし〜てる〜みんなあ〜るいてる〜
悪い予感のかけらもないさ
あの娘のねごとを聞いたよ ほんとさ 確かに聞いたんだ
むっすめさん よっく聞〜けよ やっまおっとこにゃ惚〜れ〜るなよ〜♪
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < ガードレールに向かい合って佇んでる男が二人いるな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
車道の真ん中を歩く男が一人。静かに歌を歌っていた。
その歌声は冬風に流されて優しく、そして寂しく響いていた。
それにつられてか対抗してか、別の方向からまた一人
歌いながら歩いてくる。
複数の歌声は風音と混ざって反響する。不思議な心地だ。
そんなことは気にも留めず、いつもの小学生が手の平を見つめて
憂鬱そうな顔をしていた。思春期の始まりかもしれない。
なんだろう。ふと彼と私の視線が交差した気がした。
・・・まぁ気のせいだろう。
回りの目まぐるしい状況の変化と全く正反対に、
彼の周りだけ時が止まっているようだ。
253 :
ラウンコ:01/12/04 00:59 ID:pqzNl9xU
やることやらないで暇と言ってしまう人間は駄目人間ですかそうですか。
猫が寝込んだアナコンダ…これだ!
小さい秋〜小さい秋小さい秋み〜つけた♪
め〜かく〜しお〜にさぁ〜んてぇ〜のなぁ〜るほぉ〜〜え
何故あの歌はあんなに暗い。
そして何故MXでおとして毎日聴いているんだろう、自分…
>>253 暇だったら 例のBARに顔出してくれよ
257 :
ラウンコ:01/12/04 01:05 ID:pqzNl9xU
さらにドナドナを聞いて暗度を加速させることを推奨してみる。
うちのタマ知りませんか?
259 :
ラウンコ:01/12/04 01:07 ID:pqzNl9xU
>>256 顔を隠してお邪魔させてもらってるよ。
あ、これオフレコね。マネージャーがうるさいから。
順番的には 小さい秋→ナウシカのらんらんらららんらんらん♪
→ピクミン なんだ。
よし、どこかにドナドナも入れよう!落としてこよう!
・・・ただ座ってるのもなんだし煙草でも吸おうか。
彼はただ座っていて何を思っているのだろうか。
ガードレールが冷たい。
オイ!マッチ買えって言ってんだろ、オイ!
263 :
256:01/12/04 01:13 ID:???
>>259 OK
今、マスターいるんだけど、 なんだか客の入りが悪いみたいだ(w
初めてここに来た日に見かけた男がまた通りかかった。
つらそうな表情をしている。何かあったのだろうか。
知り合いと思しき男が彼に声をかけている。
小学生は寂しい顔つきをしたまま歌を歌いだした。
それをよそに通りすがりの中年は駄洒落を言って悦に入っている。
横を通り過ぎた女性は飼い猫と思われる名前を繰り返し呼んでいる。
そして、向こうのガードレールには相変わらず男が。
一瞬目があった気がするが気のせいだろう。
いつの間にか煙草を吸っていた。
265 :
ラウンコ:01/12/04 01:16 ID:pqzNl9xU
あ、マッチくださーい。丁度切れてたんだー。
いくら?
267 :
ラウンコ:01/12/04 01:22 ID:pqzNl9xU
泡付きのマッチかぁ。
バイト代幾ら残ってたかな…。
何分?
これは罠だ。罠に違いない。
明日から沖縄だぁ だりぃ
罠♪罠♪罠に落ちそう〜♪
マッチを押し売りしていた男に例の男が声をかけた。
マッチを買うようだ。だが、こじれているのかやり取りは
続いていた。
別のほうから男が一人、いかめしい面をしながら歩いていた。
何か陥れられたのだろうか。悩みの深い顔だった。
チッ、ひやかしか。
寒いなあ、コンビニでおでん買って帰るか。
おれ大根ね。あ、ちくわぶと餅巾も!
はぁ!?バナナが耳に突き刺さってて聞こえないんですがっ!?
そ〜らを自由に 飛〜びたいなぁ♪
はい!たけこぷたー!
おけおけ。ついでにたっぷりと煮込まれた季節はずれの虫も入れといてあげるよ。
もちろんタダだ。ありがたく頂いておこうね?
結局男はマッチを買わなかったようだ。
帰り道へと向かっていく。その後ろから誰かが声をかけていた。
マッチ売りは捨て台詞を吐いている。
そんな声とは不似合いな歌声がどこからともなく聞こえていた。
矢口<ウギャ〜!!痛てぇ〜よぉぉぉ!!ウォォォ〜!!!ウォォォ〜!!!
後藤<梨華ちゃんも殴りなよ。
石川<え!?え!?ワタ、私は・・・
後藤<じゃぁ選んで、殴られるのと殴るの。
石川<矢口さん、、、ゴメンナサイ・・
矢口<ウァォォ!!ギャォォ〜!!!ヤメロ!!!ヤメロ!!!
加護<フフフフ・・・
ぶ ち か ま し て も い い か な ?
客 「 い い と も − ! 」
ス マ ン 誤 爆 だ
歌っている男にいつもの売人がクスリを売りつけている。
意に介さず男は歌を歌い続けていた。
例の男は何かを買いに行くのだろうか。
声をかけてきた男と話し込んでいる。
しかし、片方の男は泣き出してしまった。
そんなしみじみとした情景を打ち破るように突然奇声が上がった。
女性達が集団で何やら騒ぎ出している。皆、そこそこに可愛らしい。
それにつられてか、群集が現れて掛け声をかけている。
その後ろで男がそっと頭を下げているのが見え隠れした。
左遷だな?これは左遷なんだな?
さぁ盛り上がってまいりましょう!!
ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアオッ!!!!!!
今日のアルタ前は騒がしいな。。
どうやら煙草が切れてしまった。
思ったより身にしみる寒さに耐えかねて、とうとう私は立ち上がった。
立ち上がりつつ彼のほうに目を向けると、相変わらず彼はガードレールに座っていた。
彼は何時までそうしているのだろうか・・・
・・・明日もここに来てみよう
マイホームを手にした途端に単身赴任なんだな?
疲れ果てた男が恨めしげな言葉を呟いていた。
その瞳は潤んでいるのだろうか、一瞬、街灯を反射した。
そんな男を慰めるように同僚らしき人物が何やら話し掛けていた。
群集たちはなおも騒ぎ立てている。はしゃいでるというよりは
ヤケになっているみたいだ。
それを見た通りすがりの男は呆気に取られて一言呟いていた。
アルタ前、という言葉がわずかに聞き取れたが、きっと酔っているのだろう。
ここはアルタ前でもハチ公前でもないのだから。
ふと見れば、ガードレールに座っていた男はもう居なかった。
彼がさっきまで居た足元には煙草の吸殻が転がっている。
僕もそろそろ行こうか。風も冷たい。
明日の風は冷たいだろうか。だとしても、僕はここにまた来よう。
そして見つめよう。全てを描写しよう。
ビョウシャ(・∀・)イイ!!
今日は珍しく昼時にいつものこの交差点を通りすがることのなった。
いつもは老若男女、ピンからキリまでにぎわっているこの交差点。
静かだ。
この、人間でごったがえす現代社会でこれほどの静寂を感じたのは久しぶりだ。
しかし私も所詮は世間に汚染されている俗人。
静けさを求めて来たのにその静けさに耐えられなかった。
今夜また人ごみを求めにここを通りすがるだろう。
しかし、待てよ…。
これほど閑散とした交差点に立つ機会など滅多にあるものではない。
私はこれまで観察者として自己を抑制し、事実を記録する役割にのみ徹してきたが、
往来の途絶えた今ならば、交差点という舞台にアクターとして立つことが許される
のではないか。私だって、私の人生では常に主役を演じているのだから…。
一度そうと決めると、私の行動は早かった。
♪ Å
♪ / \ ランタ タン
ヽ(´Д`;)ノ ランタ タン
( へ) ランタ ランタ
くυ タン
私は忘我の境地に達していつまでも踊り狂った。
と、そのとき何やら人の気配が……。
あ。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・
( `Д)(`Д´) く(o´一`o)( ゚Д゚)( `ω)(`Д´)( `_ゝ)( `Д)(Д´;)
( ^Д)(゚б゚)(^_^;)( `Д)(・△・,,)(; `Д)ヽ(`δ´)ノ (Д´ ) ('ι_' )
ヘ(`ω´)(πヘπ)( `ヘ)( `Д)(`δ´)( `Д)(゚Д゚#)( `ω)( `Д)
(゚д゚)( `Д)(`ω´)( `Д)( `3´) (TДT;;*)(≡`Д)( ;´Д`)く(o´一`o)
( `Д)(`Д´) く(o´一`o)( ゚Д゚)( `ω)(`Д´)( `_ゝ)( `Д)(Д´;)
(゚д゚)( `Д)(`ω´)( `Д)( `3´) (TДT;;*)(≡`Д)( ;´Д`)く(o´一`o)
( `Д)(`Д´) く(o´一`o)( ゚Д゚)( `ω)(`Д´)( `_ゝ)( `Д)(Д´;)
( ^Д)(゚б゚)(^_^;)( `Д)(・△・,,)(; `Д)ヽ(`δ´)ノ (Д´ ) ('ι_' )
( `Д)ヘ(`ω´)(πヘπ)( `ヘ)( `Д)(`δ´)( `Д)(゚Д゚#)( `ω)
(゚д゚)( `Д)(`ω´)( `Д)( `3´) (TДT;;*)(≡`Д)( ;´Д`)く(o´一`o)
( `Д)(`Д´) く(o´一`o)( ゚Д゚)( `ω)(`Д´)( `_ゝ)( `Д)(Д´;)
( ^Д)(゚б゚)(^_^;)( `Д)(・△・,,)(; `Д)ヽ(`δ´)ノ (Д´ ) ('ι_' )
♪
♪ ツ川シ Å ランタ タン
〜(;@Д@;)ノ ランタ タン
( ηへ) ランタ ランタ
くω タン
ううう…。
やはり、私には無理だったようだ…。
また夜にでも来ることにしよう…。
300 :
じぷしー名無しさん:01/12/04 18:11 ID:P73fwcbN
今日は友達が帰郷する日だ
メールしてみよう、もう実家に着いてるかな?
交差点ではパレードでもあったみたいだ。
その名残がアスファルトに撒き散らされている。
さて、今日はどんな人が通り過ぎるだろう。
もしかしたら誰も通り過ぎないかもしれない。
そんなことを思いつつ僕はいつものガードレールに腰を掛けた。
∧ ∧
( ・ェ・)
〜(,,uuノ ミューン
昨日の喧騒が嘘のように交差点は静まり返っている。
ただ風だけが空気を切り裂き鳴き声を上げる。
この風はどこに向かうのだろう、なんて言葉を思い出しながら
僕は静かに煙草に火をつけた。
風の音に入り混じり、か細く切ない響きが耳に入った。
仔猫が震えていた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
ぇ、とぉ〜ふぅ〜、とぉ〜ふぅ〜ぃ…
奥さん、今日は木綿がいいよ〜!
-= ∧_∧
-=≡ ( ´∀`) ジンジャーヤホーイ!
-=( つ┯つ
-=≡/ / //
-=≡(__)/ )
-= (◎) ̄))
タリー
タリー タリー
(\_/) タリー
( ´Д) タリー タリー
/ つ (\_/) (\_/)ノ⌒ヽ、
(_(__つ⊂(´Д`⊂⌒`つ(´Д` )_人__)
静寂の中煙草をくゆらしていると、空気を裂くような声が響いた。
鴇の声にも似たその響きには聞き覚えがあった。
再び静まり返ったと思いきや今度は愛嬌のある声が聞こえて来た。
豆腐売りの声だった。こんな時間に豆腐売りとは。
その豆腐売りを避けるようにハンドルのついたスケートボードにも似た
乗り物に乗って犬のような生き物が横切って行った。
パトラッシュ、僕の絵売れなかったよ…
拙僧は限界和尚。このような虚無僧姿に身をやつし世人の喜捨を乞いながら
キャバクラ通いを続ける毎日だ。ハッハッハッハッ。
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 今日はやけに静かだな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
アアメン!
YOメン!
ドラえも〜ん、ジャイアン何処に埋めようか?
もう疲れたよパトラッシュ…。
ごらん。世界はこんなに美しい。
325 :
名無しさん:01/12/05 01:03 ID:obyJmAQR
「ポイッ
「ちょっとあんた、タバコの火消えてないよ!」
・・・メラメラ
「あー!火事!火事!」
326 :
じぷしー名無しさん:01/12/05 01:04 ID:yTTvFxQk
ああ・・やっと眠れるんだ。
こんなに嬉しいことはない・・。
♪ランランラン ランランラン・・・
天使達に導かれ、リヤカーに乗って天に召される1
*********** 終劇 ***********
犬のような生き物が通り過ぎた後には似たような生き物が三匹、
押し殺したような鳴き声を発しながら路上に寝そべったり座ったりしていた・
見るからにけだるそうだ。
向こうからは肩を落とした少年が足を引きずるように歩いてくる。
その顔は悲しみに満ち溢れていた。
かと思えば今度はいやに張りのある笑い声をあげてお坊さんが
闊歩してくる。袈裟が不似合いなくらいに楽しそうだ。
いつものビルに目をやると今日もあのシルエットが浮かんでいた。
彼は今宵もくつろいでいるのだろう。
そんな彼を讃えるかのような叫び声が立て続けに響き渡った。
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 少し人通りが多くなってきたか・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
ずいぶんと交差点も賑やかになってきた。
眼鏡の少年は彼よりも一回り大きい少年を引きずりながら
挙動不審に周りを窺っている。
肩を落とした少年は頭を深く垂れて静かに立ち止まった。
少年を励ますかのように誰かが声を掛けたが、
その言葉は彼の耳には届いていないようだった。
少年は静かに路上の真ん中に腰を下ろした。
一方では誰かが煙草を投げ捨てている。その火は
路上のごみへと燃え移り、静かに赤い光が広がっていった。
それはまるで少年の魂の光のようだった。
寝タバコはやめろっつったろうがっ!!このろくでなし!
331 :
名無しさん:01/12/05 01:12 ID:obyJmAQR
じゃん・・
けん・・・
ろくでなしブルース
ちょき
335 :
名無しさん:01/12/05 01:14 ID:obyJmAQR
やっぱり電柱に登ると落ち着くなぁ
3日風俗に逝かなかっただけで、もう陰嚢たっぷたぷ!!
限界だよ限界!!! アハハハハハハ。
そう。電柱の上が一番だ。
338 :
じぷしー名無しさん:01/12/05 01:20 ID:Hl2nt2xb
したらさあ、あのクソ次長が言いやがんだよ。あのハゲが。
それは君の努力が足りないせいではないのかなだと。なんとまあ。
努力だ?努力って何よ?客のお家騒動で契約すっとばされたのと
俺の努力と何の関係があるってんだよ?なめんなハゲのくせに。
煙草を捨てた男の連れは燃え移る炎を見ながら男を罵倒していた。
だが、炎は静かに消えてしまった。
その火が消える瞬間、一瞬幻のような光景が目に浮かんだ。
ここではない白昼の交差点。それは外国にも思えたが、
瞬きをすればそこはいつもの交差点だった。
電柱のたもとではまた別の男がじゃんけんをしている。
相手は例の小学生だ。
じゃんけんに負けたのか男は電柱によじ登ると
満足げな表情を浮かべていた。
それを見たまた別の誰かが静かに頷いている。
さっきのお坊さんはまだ高笑いを上げている。まるで自暴自棄のような笑いだ。
別のほうを見れば静かに歩く男がそっと何かを呟くのが目に入った。
哀愁ある姿だった。
∫∫∫
人
(ミ . )
(ミ `Д´)<ウンコォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!
( O┬O
≡ ◎-ヽJ┴◎
人が増えたと思ったら居なくなり、また別の誰かが現れる。
すさんだ顔をしたスーツ姿の男は声高に上司の悪口を叫んでいる。
そのコートはくたびれ、ネクタイは緩んでいた。
以前にも見た覚えのある湯気を立てた汚物のような生き物が
奇声を発しながら三輪車をこいでいた。物凄い勢いだ。
思い返すようにビルの窓を見上げると、あのシルエットはいつの間にか消えていた。
ねぇママ、地球の端っこってどーなってるの?
>>342 滝になってるのよ。その下には大きな怪物が口を開けて待ってるの。
静寂に包まれた交差点を見つめながら再び煙草に火をともす。
僕は何を思うわけでもなくとてもとても静かな光景を眺めていた。
不意に親子連れが通る。子供は母親に無邪気な顔で何かを聞いている。
それはまだ汚れを知らなそうな純粋な顔だった。
母親は優しげに何かを答えていた。
ミカンの筋がきれいにとれない。大問題、だった。
何かを思い巡らしているかのような様子の男が一人通ったきり、
交差点は誰も居ない。ただ僕だけを除いては。
煙草の火も消えてしまった。そろそろ帰るとしようか。
すっかり座り慣れてしまったガードレールを離れ、路上に降り立つ。
いつの間にかこのガードレールにも愛着が湧いてしまったみたいだ。
明日もここに来よう。そして僕は見つめる。全てを描写する。
おやすみ
朝方はやはり交差点もいつも通り静かだ。
風が吹き、煙草の吸殻がいくつか転がっては止まり、
それを掃除夫が疲れたように掃き、集めている。
私はマフラーのなかにあごを埋めながら交差点で立ち止まる。
昨夜も彼はきっとここに来たのだろう。
・・・どうやら一日一回は交差点で彼を探すのが日課になってしまったらしい。
ただ、深夜に来ないと彼はいない。
今日ももちろんすれ違いだ。
今夜もしここを通ることがあるなら、また私は「彼の座るガードレール」を
探すことになるだろう。
もうここには誰もいない。
いずれここは、倉庫で埃をかぶって眠るだろう。
倉庫からも消える、その日まで。
へへ
のの
も
へ
| | ∧
| |д・) コソーリ
| |⊂|〜
| | u
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚∀゚)アヒャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
アヒャクヒャヘヒャハヒャヒャヒャヒャハハハッヒャヒャヒャフヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
アヒャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ハッヒャヒャヒャハハヒャヒャハハヒャヒャヒャハハハハヒャヒャ
ヒャハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
ρ
/γヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`) < ちんぽ屋で〜す♪ え〜ちんぽいかぁすか〜♪
)´`( \__________________
__ / \/\
| 珍 ( ○―○チリンチリン
| 歩 =\\ー\
/ ̄ヽ///ヽ ̄ヽ
|l(ニ |l .l/= |ヽ ||
.ゝ ノ` ' ゝ ノ
今日も僕はまたいつもの交差点にやって来た。
赤のまま変わらない信号機の輝きが僕を出迎える。
今日もここを誰かが通り過ぎて行くのだろうか。
僕はガードレールにそっと腰掛けた。
誰一人として訪れない交差点に風が吹きすさぶ。
ここだけ別の世界に飛ばされてしまったようだ。
僕は息の白さを確かめながら誰もいない交差点を見つめていた。
357 :
ラウンコ:01/12/06 00:19 ID:atStmBuR
│-゚)コソーリ
ゆ〜きやこんこん あられやこんこん♪
チェゲラッ!チェゲラッ!
トゥク!
トゥットゥトゥルットゥ!
(=゚ω゚)ノ
yeah!
baby!
summer time!
are you doing?
yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!yeah!
交差点のぉ〜〜〜♪
むぅ〜〜〜〜こぉ〜〜〜でぇ〜〜〜♪
ぼくぅ〜〜たあちは〜〜♪
fall in love〜〜〜〜♪
暴れ馬だ!逃げろ!
交差点にいつもの人通りが戻り始めた。
皆年末で浮かれているのだろうか、それぞれに歌を歌っている。
歌声が合わさって反響すると交差点はたちまち
賑わう居酒屋のようになった。
電信柱の陰からはいつもの男が様子を覗っている。
誰か顔を合わせたくない人でもいるのか。
バヒヒヒヒヒ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!
オラオラオラオラオラ!
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
なっち失踪する(●´ー`●)
猫がしんでて鬱になる。そんな心象風景。
あー逃げ損なって馬に蹴られたよ。もう
(*'ー') 初雪だぁ…
誰かが逃げ惑いながら叫んでいる。
その声を聞き終わるか聞き終らないかのうちに
凄まじい勢いで馬が突進してきた。とてつもなく巨大な馬だ。
馬はけたたましい雄たけびを上げて交差点を蹂躙していった。
その後に残されていたのはどこかで見たことのあるような少女と、
この世の終わりのような表情を浮かべた若者。
そして、馬に蹴られてやっとの思いで起き上がるいつもの小学生だった。
(ρ_;)嘘祭りだぁ…
∧ ∧ ピョコ
誰かが交差点の中央で立ち止まって空を見上げて
「初雪だ」と呟いた。僕の目には雪は見えなかった。
小学生はよろめきながらその人に声を掛けている。
遠くからは何かを手にして祭りだと叫ぶ男がいた。
例の男は一瞬それを見てから騙されたとでも言いたげな顔をした。
祭りを叫ぶ男にまた別の誰かが声を掛けている。
さっきの小学生の口調を真似ているようだった。
∧ ∧
*゜ー゜) ピョコピョコ
雪降ってきた、、やだなぁ。
朝車出す時めんどうなんだよね
北海道にでも冬の祭りと雪を眺める為に行くかな…
みぞれ降ってた
モナオの誕生日なのに遅くなっちゃったけどまだ起きてるかな?
この電気機関車見たら喜ぶぞぉ、へへへ。
寒いけど何も降ってこない。
なんか降らないかなぁ
血の雨を降らそう
さっきの人が見たのは間違いではなかったらしい。
本当に雪が降ってきたみたいだ。
マンホールの隙間から何かの耳だけが現れたかと思ったら
ネコがそっと出てきた。雪を見に来たのか。
通り過ぎる人々は皆雪を見ては思い思いの顔をしている。
小学生だけはまだ雪に気付かないようだ。
そんな中、一人の男性が幸せそうな笑顔を浮かべて歩いてきた。
小脇には大切そうに包まれた箱を抱えていた。
うぎゃあああああああああ
うぅ、はやく就職決まんねぇかな…
自衛隊に入りませんか
雪の白さに耐えかねたのか、一人の男が狂気を湛えた目を浮かべて
一言呟くと小学生に襲い掛かった。
小学生は血を噴き出して叫び声を上げて倒れた。
馬には蹴られるし通り魔には襲われるしでつくづく運のない少年だ。
そんなことはお構いなしとばかりに一人の若者は悩ましい顔をして
とぼとぼと歩いていた。その肩には雪が少しずつ積もっていった。
(*゚ー゚)ノ 入るー!
自衛〜隊に入れぇばこ〜の世は天国〜♪
ヽ(*'ー')ノ 雪だるまつくるー!
雪が降って寒さがいよいよ厳しくなってきたせいか、
交差点の人通りもまばらだ。
そんな中、場違いな格好をした男が現れて勧誘活動を始めた。
早速誰かが勧誘されたみたいだ。
それを見た血まみれの小学生は歌い始めた。
さすがは子供、凄い体力だ。
40000000
雪合戦するぅぅ〜〜〜
中に石入れた奴には報復攻撃!!!!!!!
雪が本格的に降ってきた。すでに積もり始めている。
雪だるまを作り始める人間まで現れてきた。
小学生はすっかり元気で雪合戦の準備に余念がない。
それとは無関係に一人の男が数字を叫んで駆け抜けていった。
さて、風邪を引くといけない。僕もそろそろ帰るとしよう。
この雪は降り続くのだろうか。明日は交差点一面白いのだろうか。
そんな光景も悪くない。僕は静かにそれを見つめるとしようか。
ヽ(*'ー')ノ できたー!
|三|
/■ \
|´∀` | マフラーツケタヨ ワショーイ
★ ヽ__ノ ★
\ ミ≡≡彡 /
/ 巛 ヽ
| |
丶 ノ
\___/
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(*'ー') 明日まで残ってるといいな…
雪だるま保守。
スノーマソ
ぼくたちピクミソ〜
◆BoyIm29s に〜ついてゆく〜
今日も 座る〜描写〜描写〜さらに描写する〜
★
\ ミ≡≡彡
/ 巛 ヽ |三|
| | /■ \
丶 ノ |`∀`; |
\___/ /★ ヽ__ノ
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(*'д') あ、雪だるま、壊れちゃってる…直さないと。
_
/ 、\ _
| , ■,|川
★ ヽ__ノ ̄ ★
\ ミ≡≡彡 /
/ 巛 ヽ
| |
丶 ノ
\___/
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(*'ー') …あれ???
ゆきだるまハケーン(・∀・)
このスレのタイトルは「ラウンジャーのみんなで雪だるま破壊シヨーヨ! mission1」に
変わりました。予めご了承ください。
_
/ 、\ _
| ■,|川
★ ヽ凵Q,ノ ̄
\ ミ≡≡彡 へ
/ 巛 ヽ ★
| |
〜 〜 〜〜
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
ゆきだるま溶けてきたYO!!
\ テキトーな体操〜♪/
。
(○) /
,.,.. ヽ|〃,.... ,,,.. ,,,⊂⌒`つ 。∀。)つ ,.,.. ,.... [lllo[],,,.,.,.. ,.... ,,,
 ̄ ̄∨∨
\ テキトーに前脚の運動〜♪/
。
(○) ∩ミ /
,.,. .ヽ|〃,,.,.. ,.... ,,,⊂⌒`( 。∀。)つ ,.,.. ,.... ,,,. [lllo[],.,.. ,.... ,,,
 ̄ ̄∨∨
\ テキトーに後脚の運動〜♪/
ミ 。
(○) ∩ ∩ /
,.,. .ヽ|〃,,.,.. ,.... ,,,⊂゙⌒゙( 。∀。)つ ,.,.. ,.... ,,,.[lllo[],.,.. ,.... ,,,
 ̄ ̄∨∨
来ないな〜
アレが来ないの・・・
少女は町に出た。悩んでいた。恋の悩みだった。
相談できる相手もいなかった。
せめてもの気休めに、辻占いをしようと思った。
同級生に聞いた他愛もない遊びだが、けっこう本気だった。
@占う内容の決定
まず何について占うのかをはっきりと明確に決める。そして占う前に「○○の問題についての正しい判断をお与えください」と、神仏や祖先にお祈りします。
A夜の十字路に立つ
十字路に立ったら、次の祈りの言葉を3回繰り返し唱える。
「行く人の 四辻のうらの言の葉に うらかた知らせ 辻うらの神」
B会話を聞く
十字路を通行する人を数える(ただし何も話さない人は数に入れない)。その3人目の人の話が、あなたの問題に対する暗示となる。
少女は口の中で小さく呪文を唱え、行き交う人々を眺めた。
会話の断片に耳をすました。
dだからあげてみる
425 :
423:01/12/07 01:40 ID:???
占いをはじめたとたん、人通りがぱたりと途切れた。
ラウンジが飛んでいた。
交差点には誰もいなくなった。
少女はものすごく嫌な予感がした。
(゚Д゚≡゚Д゚) ??
あ〜取り残されちまったYO!
今日は交差点一帯が閉鎖されてるの?
┬┴┬┴|
┴┬┴┬|∧
┬┴┬┴|Д゚)
┴┬┴┬| U
┬┴┬┴| |
┴┬┴┬| U
水道管工事です。
迂回して下さい。
通行止め解除!
432 :
423:01/12/07 01:50 ID:???
占いの結果が出た。
自分の独り言と、何も言わない人を抜かすと、
3人目は
>>428 「今日は交差点一帯が閉鎖されてるの?」
なんだかよくわからないが、
恋の行方は”閉鎖”っぽかった。
少女はうなだれて家に帰った。
せめて布団の中でいい夢を見ようと思った。
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 今日はいつもの彼は来てないようだな
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
434 :
:01/12/07 12:17 ID:???
昨日は来なかったのか
(゚Д゚)ゴルァ!!
(゚Д゚)ゴルァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
誰か辻占いしれ
一日空いてしまったせいか、さすがに交差点に雪は残っていなかった。
すっかり元通りだが、日に日に冬の空気が濃くなり始め、風もだんだんと
鋭さを増している。
もしかしたらここはもう以前とは違う場所に変わっているかもしれない、
そんなことも少しだけ思いながら僕はいつものガードレールに腰を下ろした。
やっと腰を下ろしたか(゚Д゚)ゴルァ!!
だから誰か辻占いしれって
たった一日空いただけだというのに交差点の眺めはどこかよそよそしかった。
全てが乾いているような凍り付いているような気配すらする。
いや、それは単に僕が馴染めないだけかもしれない。
交差点はほとんど無人のまま。
唯一通りがかりの酔っ払いが僕の方を見ながら罵声を浴びせたくらいだった。
アゲて逝こうよ
占ってあげるYO!
どんと来い(・∀・)!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
愛子さま〜〜〜〜〜!
ボーナス・・・
デタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
いつも不思議なのだが、僕が腰を下ろして十分ぐらいすると次第に
人通りが増えてくる。
これは偶然なのか、理由があることなのか、それはわからない。
誰かが占い師を探している。そこに駆け寄る子供が一人。
見ればいつもの小学生。彼に占いなんて出来るのだろうか。
他方を見やれば巨大な石か何かを持ち上げている人がいる。
見た目は重そうだが軽々と持ち上げている。
その光景に見とれていると何度か聞いたあの甲高い叫び声が。
しばらく間を置いてから誰かが真似するようにもう一度叫んだ。
そして、若い男は生まれたばかりの皇室の子供の名を呼んでいた。
ハシルゥ〜〜クモ〜ノ〜〜カゲ〜〜ヲ〜〜♪
トビ〜コ〜エ〜ル〜ワ〜〜〜♪
∧∧ ≡≡≡ ∧∧ ≡≡≡
(゚ー゚*) 、 ≡≡≡ (゚Д゚, ,) 、 ≡≡≡
O┬Oc )〜 ≡≡≡ O┬Oc )〜 ≡≡≡
(*)ι_/(*) ≡≡≡ (*)ι_/(*) ≡≡≡
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ピュ.ー ( ・∀・)< 今だ!450番ゲットォォォォ!!
=〔~∪ ̄ ̄〕 \________
= ◎――◎
アヒャアヒャ!( ゚∀゚ )====3==3==33
εε==ε===ε=====( ´_ゝ`)フフフフーン!
ゆきだるま見てぇな
__∧∧__
/\(゚ー゚*) \ (´´
\/| ̄∪ ̄ ̄|\ (´⌒(´
\|____|≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
今だ!455ゲットーー!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ボーナス・・・・
デネェ━━━━━━(TДT)━━━━━━━!!!!!
Π
(∵)
( )
懐かしい歌とともに二匹の猫が自転車で駆け抜けていったかと思えば、
反対側からはトロッコのような乗り物に乗った猫が元気よく通り過ぎる。
その上今度はハンプティ・ダンプティのような顔やスマイリー小原のような
顔までもが駆けて行く。この交差点は異界に通じているのか。
唯一通り過ぎた人間は恐らく昨日まではあったであろう雪だるまを
懐かしんでいる。
その足元をダンボールに入った猫が可愛らしい顔をしながら通り抜けた。
寒くない?焼きいも買ったの半分あげるー。
461 :
453:01/12/08 00:54 ID:???
懐かしいな、BOØWY
・・・いた。
今日も向かいのガードレールに腰をおろしてみよう。
なぜだか時の流れ方が違うようだ。
・・・煙草が旨いな。
またもや猫が通り、今度はアスファルトに滑り込んだ。
今日は猫が多い。
サラリーマンは泣きながら歩いている。ボーナスがカットされたらしい。
そんな彼に誰かが湯気の出た石焼き芋を半分分けていた。
向こうからはちっちゃな雪だるまを持ってくる人がいる。
この前の雪の残りで作ったのだろうか。
何人かが歓声を上げていた。
遠くからは昔を懐かしんでいる男が一人歩いてくるのが見える。
そして、その傍のガードレールにこの前もいた男が座っていることに
僕は気付いた。今日も煙草を吸っていた。
お〜い!バタコや〜い!
作り笑いが歪む 長い月日が終る
胸にしみるのはイヤネ こりゃ何?
天まで上がれ〜
どういたしまして。
469 :
天羽:01/12/08 01:12 ID:???
ブロウだよね?拓ちゃん・・・
470 :
天羽:01/12/08 01:14 ID:???
誤爆しちゃったよ・・・拓ちゃん・・・
┬┴┬┴|
┴┬┴┬|∧
┬┴┬┴|Д゚)
┴┬┴┬| U
┬┴┬┴| |
┴┬┴┬| U
髭を生やした人の良さそうな初老の男は誰かの名前を呼びながら
交差点を見渡している。マンホールの中も探したらどうですか、
などと言おうかとも思ったが僕は結局何も言わずただ見つめていた。
男が通り過ぎたあとに別の男が歌いながら歩いてきた。
自分でも何を歌っているのかわかっていないらしく自問している。
さっき誰かが持ち上げていた石を今度は別の誰かが持ち上げた。
雪だるまを持ってきた人は褒められたらしくお礼を言っている。
見るからに暴走族らしき少年がバイクに乗ってやって来たが、
道を間違えたらしくすぐに引き返していった。
交差点は賑やかだった。
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 今日はいつもの彼が来ているらしいな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
賑やかだ、そう思った途端にぱったりと人の気配が途絶えてしまった。
いつもながら不思議なものだ。
遠くの建物の陰に猫が立っているのが見えるくらいで他には
向かいのガードレールに静かに座る例の男くらいのものだ。
ふと思い立っていつものビルを見上げたら今日も窓にはあの影があった。
就寝前のひとときを今日も楽しんでいるのだろう。
いや、右から五番目だ。
♪じんぐるべぇ〜る(以下略
彼がこっちに目線を向けたような気がする。
その目からは何も読み取ることが出来なかった。
何を思ったのだろう。
もう一本の煙草に火をつけた。
・・・今夜も冷えるな。
前の車を追って!
静まり返る交差点に誰かの声が響いた。
嫌に確信めいているがその言葉の意味は分からなかった。
いつもの小学生はすっかりクリスマス気分で歌を歌っている。
いつもながら無邪気な姿だ。
向かいのガードレールの男はまた煙草を吸っていた。
それを見ていたら僕も煙草を吸いたくなった。
僕は煙草をポケットから取り出しライターで火を点けた。
風が強いのがありありとわかった。
船が出るぞーーー。
あ…雪か?
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < よく見ると彼の向かい側にも同じようにしてる男がいるな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
誰かが慌てふためいて一台のタクシーに乗り込んだ。
前の車を追って!という声がここまではっきり聞こえてきたが、
前の車などどこにも見当たらなかった。
運転手は何を目指して走っていったのだろう。
今度は誰かが船が出るぞなどと叫んでいる。
また幻覚者たちが集まり始めたのかもしれない。
空を見上げて雪を探している男もきっと幻覚者だろう。
そうだっっ!!!
めろりんきゅー?
ニイタカヤマノボレ トラトラトラ!
津波が。。。。
本格的に薬物が蔓延しているのか、小学生は唐突に誰かに同意し、
通りがかりの男の一人は懐かしいグループ名を口にし、
さらに別の男は旧日本軍の暗号らしき言葉を叫んでいた。
挙句の果てには津波が、などと呟く男まで出る始末だ。
一体どうなっているのか。何か悪いことの前触れなのだろうか。
オバンドー!
「ブ」じゃなくて「ヴ」だよ、「ヴ」
ピッチャーびびってるっへいへい!
ヌッヘホー(・∀・∀・)
(゚Д゚≡゚Д゚)
お父さん!あの子も悪気があってやったんじゃないんです
許してやってください・・・
本格的に狂乱の宴が始まったみたいだ。
みな口々に意味不明な言葉を口走っている。
僕も一瞬つられて何かを叫びたいような誘惑に駆られてしまった。
しかし、それは思いとどまることにした。
496 :
てst:01/12/08 02:11 ID:???
????????
??????????
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????????
?????????
???????????
??????????
????????
ヌッヘホー(・∀・∀・)
もしかしたら交差点一帯に何かが起こっているのかもしれない。
奇妙な幻影まで見え隠れしている。
それとも寒さのせいで幻を見ているのだろうか。
そろそろ帰ることにしよう。ずいぶん遅くなった。
向かいのガードレールにはまだ男が座っていたが、
僕の帰り道は彼とは反対方向だから関係なかった。
また来よう。そしてこのガードレールで全てを見つめることにしよう。
最後の煙草も終わってしまった
気付けば彼はもう去った後だった。
人通りも少ない、今日は私も帰るとしよう。
ア
フ
ォ
ヽ
ン
ホシュ
502 :
じぷしー名無しさん:01/12/08 17:17 ID:9+mt6bGz
保守(#`Д´)あげぇ
503 :
ノミ:01/12/08 17:26 ID:???
人が何処から来て、
何処へ行くのか、
504 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/08 17:44 ID:iykFM8vl
腹が減ってはいるが
布団が暖かくて出る気になれない。
沼の中で眠る鰌
505 :
じぷしー名無しさん:01/12/08 20:06 ID:JluiPyn/
このガードレールだな・・・。
花束を供えておく。
506 :
浅川:01/12/08 22:33 ID:???
時貞君・・・・・・
どうも風邪を引いてしまったらしい。
昨日長居してしまったからだろうか。
今日はただ交差点を横目に見ながら通り過ぎることにした。
深夜二時の交差点はひっそりとしていて誰も通らない。
いつものガードレールにはなぜか花束が置いてあった。
明日には枯れているかもしれない花が。
>>507 今日は来ないと思っていたら、目前を通り過ぎていった彼は
咳をしたり鼻を啜ったりとどうやら風邪をひいているようだった。
大事にして欲しいと思いつつ、今夜も煙草をふかす。
ヤターやっとプレステ2買ったYO!
ちょっと時代に乗れたYO!わーい(・∀・)
>>510 ・∀・)イイナ・・・チョダーイ
∀・)ウチニハ、ショダイプレステしかないよ
・)・・・
>>511 (・∀・)アゲナイ…ヨー
・∀・)ショダイプレステ、コワレテル…
∀・)サカサマニシナイトトマル…
・)デモテレビモコワレカケテテ…ウチュ…
)・・・
(・∀・)ウゥ・・・
・∀・)イイモン ドラクエ4ヤッテルモン
∀・)イイモン
・)・・・
)
゚)アヒャ
∀゚)テレビコワレテ 2スラデキナク ナッチマエー!!
(゚∀゚)アヒャーリ
(T∀T)
ウチはPS3だけどね。
(・∀・)PS3ウラヤマシイ!(ワラ
・∀・)テレビコワレテトツゼンガメンガクラクナル…
∀・)コノママコワレチャッタラ、
・)カイカエルオカネナイーーーー…
(゚д゚)
516 :
じぷしー名無しさん:01/12/09 20:50 ID:udNE78+B
風邪うつされちまったぞぅ
>>515 取り敢えず、安い中古テレビでも買って我慢したら?
2、3千円で買えるっしょ?
俺はかーちゃんの奴隷じゃねぇっつーの!
そういうことは奴隷みたいに働いてから言いな!
( `Д´)ノ≡☆(>_<)ビシッ!
何度か咳をしながら僕はいつもの交差点に辿り着いた。
風が強くて寒いが厚着をしてきたので心配はいらない。
いつものように交差点は静かだ。
僕は静かに腰掛けて四方を見渡した。
遠くには子供を叱りながら引っ張っていく母親が見えた。
うわ〜ん!許してよ、かぁちゃ〜ん!!
風邪か・・・・・無理はするなよ。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
自爆テロ免許って何よ?
雅子様って、、、いや、何も言うまい。
たかい たかぁーい
母親に連れて行かれる子供の声が建物に反響し
エコーがかって響き渡る。
二人の後ろ姿を見つめていると誰かが耳元に囁いて通り過ぎた。
かぜの心配をしてくれるような言葉だった。
僕が風邪だと言うことを何故知っているのだろう。
そんな疑問を打ち消すようにいつもの叫び声がどこからともなく
聞こえてきた。ひょっとしたら僕が来たのを見て叫んでいるのかも知れない。
右の道からやって来たイスラム風の男はなにやら物騒な言葉を呟いていた。
危険な香りのする男だった。
この10円を、交番に届けるべきか、届けないべきか・・・
>>524 うそっ!?お前持ってないのかよ!?
デフォだろデフォ
メタルギアソリッド2って、どうよ?ん?どうよ?
プレステ2持ってねーよ。。。
恋人がさんたくろ〜す♪
背の高いさんたくろ〜す♪
しょぼーん・・・
, '´ :::::::::::ヽ、
/ ,/ ||| \, ::::::::::ヽ
| ==" `== ::::::::|
| -=・=-′ ヽ-=・=- :::::::::|
| ::::::::::|
| (_人_) ::::::::|
'ヽ__ :::::::::::/
プレステ2持ってる奴に劣等感
おねえちゃんがいる奴に劣等感
Excuse me?
Would you path me the salt please?
>>528 届けようよ。警察官に舌打ちされるかもしれないけどさ。
にわかに人だかりが増えて交差点は賑やかになった。
さっきのイスラム風の男の連れは軽い調子で話し掛けている。
彼は明らかに日本人だ。
その横を足早に通り過ぎた男は危険なことを口走りたい衝動に
駆られたようだが何とか踏みとどまっていた。
子供をあやす母親もいればゲームの話に興じる若者たちもいる。
10円を拾った男はそのままポケットにしまっていいものか悩んでいるようだ。
クリスマスを心待ちにして陽気に歌う者がいる一方で
寂しげな表情をした巨大な猫も歩いていて、
さらには外国人が誰かに何かを尋ねていたが、
僕にはその意味は理解できなかった。
腹減ったにゃ〜
アゲて逝こうよ
なにやってんだ(゚Д゚)ゴルァ!!
10円玉を握り締めた男に誰かが話し掛けている。
どうやら一緒に交番に向かうようだ。
若者達はなおもゲームの話を続けている。
彼らとすれ違った人はひどく空腹の様子でふらふらと歩いていた。
別の方を見ればまた誰かが例の石を軽々と持ち上げていたが、
それを見て誰かが怒鳴りつけていた。
544 :
ギコ帽子:01/12/10 00:48 ID:cRZ+HJvr
雪は今日も、やっぱり降らない。
時々空を仰ぎ見る。
ギコ帽子 空を仰ぐ・・・・か。
冬の長所といえば、星が綺麗なところ。
短所は簡単。
寒い。
先日見かけた男が今日もまた通りがかった。
空を眺めては何かを思っている。彼は雪を待っているのか。
すれ違った男は知り合いだったのか彼を見てしみじみと
言葉を発していた。
とても冷静そうな雰囲気の男は詩的なようで当たり前のような
言葉を呟いてそのまま去っていった。
朝の来ない窓辺が欲しいのDeath
見つけたよフフッ、、、フフフッ
天まであがれ〜
Σ(´Д`ズガーン
ん?何故か急に軽くなったな。
つか、m-floって何様よ?特にこのメス豚は?
人通りが減ってはきたがそれでも誰かがまたここを通り過ぎる。
ロックが好きそうな服装に身を固めた若者が少しダミ声で
歌を歌っている。
こそこそと怪しい動きをしている誰かはちらりちらりと何処ぞを
覗いつつほくそ笑んでいる。
そんなことは関係ないとばかりにまたさっきの石を持ち上げる男が
現れた。石を持ち上げた途端に少年と思しき男が響くような叫び声を上げ、
別の誰かは身体を揺すってその身の軽やかさに驚いている。
そして向こう側から通りかかる男は毒舌口調で誰かの悪口を呟いていた。
明日は久しぶりの波乗りだぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!
寒くないかって?
寒いに決まってんだろっ!このヴォケ!!!!!!!
でも、楽しいの♥
m-floのラップはどうかと思う。
正直、この時期にサーフィンやる奴の気がしれん。
558 :
555:01/12/10 01:22 ID:???
>>557 うん。わかるよ。やってる本人も、そう思ってるし(w
でも、なんつーか見栄。なんつーか痩せ我慢。
さっきの通りがかり悪口にまた通りがかった別の誰かが
密かに頷いている。よほど評判が悪いに違いない。
むやみやたらに陽気な若者は大喜びで叫んでいる。
明日は波乗りに行くようだ。
その言葉を聞いた誰かが冷静な口調で否定的な言葉を言うと
陽気な若者は少し照れながらそれを認めていた。
(´дゞ) ネムイ
ちゃんと寝ないと脳が酸化するぞ
少し長居し過ぎたようだ。寒気がしてきた。
そろそろ帰るとしよう。また風邪が悪くなってはいけない。
人通りもほとんどなくなって、ただ一人通った男も眠そうに
目をこすっていた。
明日はもう少し暖かければいいのだが…。
>>560 観賞用だけどいい物あるよ。眠気なんて一発で吹き飛ぶさ。
564 :
じぷしー名無しさん:01/12/10 01:41 ID:XX6NXL3G
>1 詩人ぽくてカッコいいね。
テレビが赤一色になってきた…
いい加減寿命…テレビ( ゚д゚)ホスィ
566 :
じぷしー名無しさん:01/12/10 01:52 ID:XX6NXL3G
ぐるぐる回り出す
m-flo最高なんだが。prismが好き
最近この話題多いな。新譜でも出たのかな
なんだ新譜出てねーじゃん。
ブー
グロっぽいの開いてしまった…鬱
テレビもおかしいしもう寝よ
1は死んだか?
1が来るまで保守。
1が疲れてきてるな
実はオルテガ自身が疲れているかもしれんね
今夜は冷えるな
足が冷えてしょうがねぇ。冷え症になっちまうよ・・・
579 :
じぷしー名無しさん:01/12/10 22:31 ID:KjAv+smT
おいらは手が冷えるよage
耳が冷えて痛かった
と、灯油が切れた・・・・!
死ぬかも。
>>581 至急近所のノラ猫タンを拉致してきなさい。
>582
野良犬で済ませました。
584 :
びーらぶど:01/12/10 23:41 ID:nbFXCLhE
交差点=俺様
585 :
じぷしー名無しさん:01/12/11 01:05 ID:lgPZQtpo
この交差点をいつもぼんやり見つめ続けていた人が、今日は来ていない。
そういえば昨日もなんとなく顔色が悪かったような気がする。
大丈夫なのだろうか、あの人は。
テレビ買ったー(・∀・)ワーイ!!
>>586 よかったねぇ(w
安心してゲーム出来るね。
すっかり寝過ごしてしまった。
少しだけ散歩して交差点の前を通りかかったが当然のように誰もいない。
朝の光に照らされた早朝の交差点は夜とはまた違う趣きだ。
ところどころに散乱するごみですら不可欠なオブジェに見える。
僕は昨日、交差点の夢を見た。
その内容はほとんど忘れてしまったが一つだけ
微かに覚えていることがある。誰かが僕を呼んでいたことだ。
ただの夢だろうけれど、その声だけが印象深かった。
今日の夜も僕はここに辿り着くのだろうか……声に導かれるように。
昼間は居ないねぇ
本当に
保守・・・
そろそろ偽救世主の誕生日の前日だ・・・
雪降ったりしたら泣く。
物凄い勢いで
雪まみれで
ノラ猫と一緒に
なわばり争いしながら
俺も泣く
598 :
エセ作@家系:01/12/11 23:15 ID:ExRF0csG
月が見下ろす
若大将。
恋をしました。
冷たい風が交差点を絶え間なく吹き抜けている。
その音はまるで人が泣き叫ぶ声のように聞こえた。
早いものですっかり冬だ。遠目にクリスマスのイルミネーションが見える。
僕はいつものようにガードレールに腰を下ろすと早速煙草に火をつけた。
今日は果たしてどんな光景が見られるのだろう。
(*゚ー゚)ノノ パパ待ってー
交差点は沈黙している。
ただひたすらに強い風が吹き続けるばかりで人の気配はまるでない。
風に煽られ煙草はあっという間に灰に変わってしまった。
2点
隣の客はよく柿食う脚打ッ!アチョ〜!
お疲れーション>1
たまたま通りすがった交差点で、今日も彼に出会った。
私も煙草を吸いながら立ち止まってみよう。
田代まさし祭だねー
あーつまんねぇ
沈黙を破るように子供の声がした。迷子のようだった。
その声を合図にしたかのように人だかりが増え始める。
静かに歩く男はぼそりと点数を呟き、揚々と歩く男は拳法の真似事を行い、
陽気な雰囲気の男は僕のほうにねぎらいの言葉をかけてきた。
祭りがあったらしく楽しそうにしている者もいれば打って変わって退屈そうな者もいる。
ふと交差点の中央を見ると煙草を吸いながら一人の男がじっと立ち止まっていた。
(゚ε゚)キニシナイ!!
(゚Д゚≡゚Д゚)
(´・ω・`)ショボーン
寄せ鍋にビール…これだ!
>>612 くーっ!いいね!
冬はやっぱ鍋限る!!
さ、鍋囲もう。
もちろん交差点の真ん中で。
向こうからやって来た男は役者の卵だろうか、
さっきから表情をくるくると変え続けている。
さながら百面相だ。
二人組の男は遅い夕食の話をしている。
片方がなにやら叫ぶと連れの男がそれに強く同意していた。
616 :
ギコ帽子:01/12/12 00:34 ID:jgI51LfA
今日もただ、雪が降るのを待つ。
道行く人々には、気の触れた男に見えるだろうか。
∧∧
"´∀`ミ ヨセナベ…
. @(_uuノ
そんなことよりお兄さ〜ん#♥
一緒に楽しいこと、し・な・い?
>>1
気にする事はない。
誰しも狂気を秘めているのだから。
へーくしっ
>>620 おいっ!唾飛ばすなよ。
鼻水出てるし。
アゲで逝こうよ
さっきの男たちはおもむろに鍋とコンロを取り出すと
交差点のど真ん中で宴会を始め出した。
さっそく湯気が辺りに立ちのぼり、匂いに釣られてか猫が近寄っていた。
そんな盛上がりはよそに何度か目にした男が今日も空を見上げている。
彼がなにやら呟くとその言葉を受けて誰かが忠告をしていた。
それを見ている僕に娼婦らしき女性が声をかけてきたが、
僕は一顧だにせず交差点を見つめ続けた。
見覚えのある男が大きなくしゃみをして鼻水を垂らすとそれを誰かが見咎めていた。
ふと見ると交差点に転がる例の石を持ち上げる男が今日も現れた。
地面が一瞬揺れた気がした。
626 :
じぷしー名無しさん:01/12/12 00:47 ID:QYYuUliP
うまれた
こっちもうまれた
>>629 ありがとう。
大切に育てるよ。
この黒く渦巻くモノを・・・・
石を持ち上げた男と誰かが何か言い争いをしていたようだが
特に続くこともなくすぐに収まった。
右の道からやって来た人は淡々とした口調で「うまれた」と呟き、
何か聞かれても無言で過ぎ去っていった。
それを受けて別の人が「こっちもうまれた」とやはり淡々と呟き、
今度は別の誰かがその人に祝福の言葉をかけていた。
だが、生まれたのはあまり喜ばしいものではなかったようだ。
こんにちは、赤ちゃん♪
赤は通常の3倍
子供がまだ・・・食べてるでしょーがっ!!
新しい生命の誕生を祝福するように誰かが歌を歌っている。
その歌声は果たして生まれた子供にまで届いているのか。
歌っていた人も去り再び交差点は静寂に包まれる。
しばらくして誰かが通りかかり意味ありげな言葉を発した。
何かの暗号のようにも聞こえた。
それを受けてかどうかは定かでないが、誰かが怒鳴り声を上げた。
母親のようだが、その言葉の意味は分からなかった。
ばぶーばぶー
/| /| ()
/ | / | 。
/ | / : ;| 。 ゜ うわぁぁぁーーーーーーん!!
/ | / :;:;| ()
/ |______/ ;:;:|
/ ____ :;:::;:;\二二
/ / | | \ :;:;:;:;:;:ヽ_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-
___|_ | | :; :;:;:;:;:;|
/ \ :; ノ ヽ、 ;: :;:;;:;:|_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄
/ | :;: / | ::; :;:;|
| ___/ | ヽ、 ::;|_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄
| :;:;| ノ ゝ ;::|
| :;:| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ :;:;:;/ _ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二
| ::ヽ、 :;::;::;:;:;:; ;: :;:;:;:;:/
| ヽ、 :;:;;:: :;:;:;:;:;;:;;:;:;:;;;:;;:;;:/ _ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
ヽ、 :;|_ ̄_ ̄ ̄_
\ :;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
) :;:;:;:;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_
ここにいても・・・・いいの?
>>638 もちろんさ。皆、君と同じように孤独なんだ。
赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。
さっき生まれたという赤ん坊の声か、それともあの母親の子供か。
その泣き声よりも何倍もの泣き声を発しながら巨大な猫が
駆け抜けて行く。物凄い迫力だ。
猫が通り過ぎ去った交差点には寂しげな人が一人。
ためらいがちにその人が一言呟くと、いつの間にか近くにいた人が
その言葉に答えていた。
∬ ∬ ∬
人
(__)
\(__)/ ホカホカ
( ´∀`)
やべっ
ウンコ踏んじまった
時間も遅くなってきた。交差点の人通りはすっかり皆無だ。
湯気を立てた汚物が静かに移動してきて、それを誰かが踏んづけたくらいで
他にはすっかり姿は見えない。鍋をやっていた男達もいつの間にやら
どこかへ行ってしまった。僕もそろそろ離れることにしよう。
空を見上げると冬の星座が瞬いていた。何故冬の空は綺麗なのか。
そんなこととは関係なく、僕はまた明日もここに来てこの風景を眺めるのだろう。
1はもういないのかっ
645 :
じぷしー名無しさん:01/12/12 10:45 ID:nUNB3Z7F
腹へった
ボーナス大幅に削られたよどうしようどうしようどうしよう。
車のローンがぁぁぁぁ。
と。
648 :
清:01/12/12 22:05 ID:???
こ、交差点なんだな。く、く、車がい、いっぱいなんだな。
に、に、にんげんはす、少ないんだな。
気付けばもう午前一時になろうとしている。
今日も僕はいつもの交差点に辿り着いた。
静まり返る交差点。風が落ち葉やゴミ屑を吹き飛ばす。
果たして今日もここに人々が訪れるのだろうか。
650 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/13 00:56 ID:iwjLJcz8
人は いるが 外は 寒い雨が降っている。
暖かい部屋 ヘッドホンから漏れる 音楽。
暖房を切って厚着しようか、このまま薄着でぬくぬくしてようか、迷っている。
>>649 また来たのか。
おまえ、仕事は何やってんだ?
部屋で一人PCに向かう私。
外の車の音や人の声がなぜか心地いい。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
い〜し焼〜きぃ〜も、ぉいもぉ〜…
(*゚ー゚)ノI おじちゃん、焼き芋いっこください
つまんねえなぁ・・・
657 :
ギコ帽子:01/12/13 01:04 ID:1nR/bmYi
幾ら待ち続けても、彼女は来ないだろう。
それはわかっている。が…。
今日もまた、雪が降るのを待つ。
ふと気付けばわずかではあるが小雨がぱらついている。
ガードレールに座るなり見知らぬ男が問い詰めるように
話し掛けてきたが僕は何も気付かない振りをして目線を逸らした。
いつものシルエットが見えるビルのいつもとは違う窓に小さな人影。
外を眺めているようだ。
何度となく見かけた小学生が大声で叫んでいる。
その声を掻き消すように石焼き芋のスピーカーの声。
それを聞いて誰かが石焼き芋を買おうとしている。
道路の端には退屈そうに佇む男が一人。
その反対側にはいつものように空を見上げる男が一人、やはり佇んでいた。
毎日同じような時間に同じようなメンツが集う。
お互い顔は知っていても素性は知らない人。
通勤電車みたいだ。
顔なんかしらね〜よ。
テレビ買ったから焼いも買うお金も無い…ウチュ
ガリガリ
664 :
ギコ帽子:01/12/13 01:14 ID:1nR/bmYi
,、_,、
|゚ д゚|
>>663 (;-_-) ・・・ヤキイモ ハンブン アゲルヨ。
( ⊃ν
∪ ∪
寂しい・・・
寂しい・・・
グスン
>>664 いも〜〜〜〜〜〜☆ ⊂(゚ ∀゚⊂~⌒つアリガトォ!!!!
うんこしたい
では、
ア
ナ
タ
は何故、ココにいるの?
見たことのあるようなないような顔の男が独り言を呟く。
その言葉はこの交差点に相応しかった。
いや、この交差点に限った話ではないのかもしれない。
そんな彼の言葉を誰かが即座に否定している。
小学生は焼き芋のことで頭がいっぱいでそんなことは知らない様子。
誰かが小学生に声をかけると小学生はヤケになったのか
無機物を齧り始めた。それをあまりに不憫に思ったらしく、
空を見上げる男が焼き芋を半分分けていた。
小学生は大喜びでそれに飛びついた。
そんな温かい風景の一方で一人寂しく涙をこぼしている人の姿が見えた。
ギコ帽子の顔、初めて見た…
ココにいても、いいの?
>>673 そんなことを言うんじゃない。
キエロ!
675 :
ギコ帽子:01/12/13 01:24 ID:1nR/bmYi
ここに居てもいいかどうか。
それは自分自身で決めること。
僕はここで雪を待つ。
(と、ひとりごちてみる)
676 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/13 01:28 ID:iwjLJcz8
ただ ただ 歩いているよ
便意を催している人をよそ目に誰かが哲学的な言葉を発した。
その言葉を聞いた別の誰かが恐る恐る問い返した。
その問いに何人もの人が答えた。
優しい答えを返す者もいれば冷たい答えを返す者もいた。
冷たい答えを告げた者に対しては反論をする者まで現れた。
空を見上げる男はそっと独り言で答えを返していたがその言葉が
届いたかはわからない。そんな彼の顔を見つめていた誰かが何やら
驚いたように呟いていた。
与えられた1000の刻が尽きてしまった後には、あなたは再び新たな場所
からこの交差点を見つめ続けるのでしょうか?
それとも、この1000の刻の中で、この世界は閉じてしまうのでしょうか?
この交差点を、この交差点を造った存在に問いたいです。
誰もいねえのかよっ
ちっ
681 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/13 01:40 ID:iwjLJcz8
暖かい部屋 だけど 暖めないと寒い部屋なんだな と 今思った
少年が歩いている。不思議な面持ちで歩いている。
何を思っているのか。何も思っていないのかもしれない。
またも誰かが話し掛けてくる。酔っ払いだろう。
僕は聞こえない振りをする。それにしても今日は話し掛けてくる人が多い。
交差点の片隅では寂しそうに周囲を見回して舌打ちをする男がいた。
それを見ている僕の脳裏に不思議な声が聞こえた。
その言葉は何かを僕に問い掛けているようだった。
この交差点はもしかしてやがて消えてしまうのかもしれない。
果たしてその時、僕はどうするのだろう。
また誰もいねえよ!
ちきしょっー!!
お〜い
めっきり人がいなくなってしまった。パンキッシュな格好をした男が
僕に向かってお決まりの台詞を浴びせて何処かへ消えると、
辺りは一面の静寂に包まれた。
ようやく現れた男も誰もいないことを嘆いて叫ぶと
また何処かへ消えてしまった。
688 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/13 01:56 ID:iwjLJcz8
雨の中 外で 猫は誰と喧嘩してるんだろうか
雨が少しずつ強まってきた。そろそろ帰ることにしよう。
ビル窓にはまだ外を眺める人のシルエットが浮かんでいる。
猫の喧嘩が気になっているのだろうか。
だが、猫なんか本当はいない。二人の男がいるばかりだった。
さて、明日は雨は止んでいるだろうか。それとも雪に変わるだろうか。
気付けばこの交差点もずいぶん古ぼけて見える。
明日にはもっと古ぼけていくのだろうか。
にゃ〜ん
_∧ ∧ ___
/(,,・д・) /\
/| ̄∪∪ ̄|\/
|____|/
おいおい、保守だ。
劇的な変化を
時代はレモンティーを求めている。
寒い時はおでんがいいよ
701 :
じぷしー名無しさん:01/12/13 22:17 ID:La6MVOtG
1が来るのを待つ・・・
703 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/13 22:28 ID:fI2A2mBl
ああ、レモンティのみたい
甘くてすっぱいレモンティー♪
今日まで降り続いた雨でアスファルトが濡れている交差点に辿り着く。
辺りはいつものように静まり返っている。
気付けばここに来るようになってからずいぶん日が経つものだ。
我ながらよく飽きもせずこうして眺めてばかりいるものだと思う。
だが、そんな日々もそう長くは続かないだろう。
そんなことを少しだけ思いながら僕はいつもの場所に腰を下ろした。
つまらん。
あ〜頭いたい
人もまばらな交差点には陰気な気配が漂っていた。
不愉快そうな表情の男はただ一言「つまらん」と吐き捨てて去り、
いつもの小学生は調子が悪いらしく頭を抱えていた。
寒いよー。
風邪引きそーだよー。
風ひいたよ〜
季節柄だろうか、今日の交差点は寒さを訴える人が多い。
誰かが寒いと呟けばまたある誰かが風邪を引きそうだと呟く。
小学生はすでに風邪を引いてしまったらしく、鼻声で
そのことを訴えていた。
雑踏。
ビル風が吹く。
踏みつけられて、輪郭が無くなる。
いつの間に来てたんだよ?
ゴメン。今トゥナイト2に夢中。
今日の交差点はとても静かだ。
風の音ばかりが響くばかりで人はわずかに通るばかり。
ビル街から現れた男はその強風に煽られている。
その姿はいかにも弱々しく、街灯に照らされた影は
今にも消えそうだった。
鼻が上向きの筒井がうっとおしい。ちくそー
アミタイツマンセー!!!
双子座流星群を見ようとして
遠い夜空を見上げてみた
視界にあるのは
一面を覆う雲と
其の隙間を縫って飛ぶ
数え切れない飛行機の群れ
双子座流星群!忘れてたぁーーーーーーーー!!
ええとね、発想がベタ付けすぎる。
もっと匂い付けの方が良いかもしれません。
思索でもなんでももう少し飛躍がほしいです。
このやりかただと、材料を言い換えているに過ぎない。
言い換えが出来ない言葉じゃないとやはり面白くないです。
試みとしては面白いのでがんばってください。
じゃ、おやすみなさい。
急に人通りが増えてきた。まるでこの交差点を思い出したかのように
人々が集まり始めた。
待ち合わせをしていたらしき男や、手にしたテレビに夢中の男、
よく分からないが腹を立てている男やフェティッシュな性癖を露わにする男、
様々な人が通り過ぎる。
夜空を見上げる少女は夢を見るかのような遠い目をして
詩人のような台詞を口にし、それを聞いた誰かが叫ぶ。
さらには僕のほうに話し掛ける人までも現れた。
ある者は僕を死人のような目で見つめた。
別のある者は僕に向かって立派そうな講釈を述べていった。
だが、僕はいつもと同じようにただ静かに交差点を見つめ続けた。
>>726 気にするこたぁねえよ。
これからも頑張れよ!
>>723 育ってきた環境が違うから好き嫌いは イナメナイやないカッ!!
僕に語りかけた男はすぐに去っていったが、
周囲の人々は彼を目で追い続けていた。
彼は何者なのかと何人かが取りざたしている。
彼の方に罵声を浴びせる人もいる。
僕にとっては彼の言葉すら風景でしかなかったが、
その言葉には不思議な力が宿っていたようだ。
妙に心配して僕に励ましの言葉をかける人まで現れたくらいだ。
ただ交差点を見つめているだけで励まされるのも不思議な話だが。
あ〜間違えた
さっきの男が消えてしまうとそれにつられるように
他の人たちも皆散り散りに消えていってしまった。
誰もいなくなった交差点には例の小学生だけが一人佇み、
どうも失敗を犯したらしく悔いていた。
しかしその声は深刻ではなかった。
誰とでも寝るような そんな女の子が好きさ
大人なんて…大人なんて!!!!!!
真夜中に息をしたら小さくひざが震えていた
真夜中に息をしてみたら小さくひざが震えていた
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 久し振りにここに来たが、いつもの彼はまたいるようだな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
流れ星一個盗んで
目の前に差し出した時の顔が見たい
清水健太郎太ったなぁ
ユンケルのCMがタモリからイチローに代わるらしいぜ。
わたしのシッポにキスしないで コバルトブルーの心の奴以外
誰かの声が聞こえる。それは歌声にも似ていた。
どこかで聞いたことあるような言葉だ。
その言葉に呼応するようにまた別の声がした。
今度は明らかに歌っている。確かに知っている歌だ。
痛みを搾り出すかのような歌声だった。
その歌が琴線に触れたのか小学生は叫びだした。
交差点中に響き渡るような絶叫。
しかしその声も空しく消えて、通り過ぎる人々の雑談が
交差点の色を変えていく。
ふといつものビルを見上げれば懐かしいシルエットが浮かんでいる。
そういえば最近見ていなかった。
そんなことを思う僕の耳にはまた別の誰かの歌声が聞こえていた。
>738はナイナイヲタ
745 :
744:01/12/14 01:45 ID:???
被った!
愛が終わるとき涙がこぼれたら 思う事はひとつみんな空が好きさ
まるで僕たちはタンポポの胞子 たわむれてるだけ空の下で
にわかに人々が集まり始めてわいわいと騒いでいる。
誰かのほんの些細な一言で彼らを繋ぐ一本の糸が出来上がったようだ。
歓談している様はとても温かく、この寒さを忘れるほどだった。
きっと彼らはお互いに名前も素性も知らないに違いない。
そんな人々がふとしたことで打ち解ける。
これも交差点がもたらす不思議な力なのか。
夕焼けを見た憶えているかい 屋上に座りオレンジ色を見た
ベ、ベンジーだ!ベンジーがいるっ!!
ふと屋上から見下ろしてみたら田代が風呂覗いてて萎えー
二人の間を流れてたあの風は 今は何処を旅しているのか空の下で
気のせいだろうか、交差点がかすかにぼやけて見える。
まるで蜃気楼のように。目をこすって確かめるといつもの景色に戻った。
だがこれは何かの暗示かもしれない。
そう、この交差点が消える日が少しずつ近づいている。
それでも僕はこの交差点を見つめ続けよう。
終わりにはまだ時間があるはずだ。動き出すのはそれからでいい。
僕は息の白さを確かめながら立ち上がり交差点を後にした。
誰かの歌声や叫び声が僕の耳に届く。
明日もその声を聞くことができるのだろうか。
>>753 ブランキージェットシティーのボーカルやってた彼
あい色のシャツを着たロメオ わたぼこりだらけの帽子
グリースのついた手のひら見て ビニールパンツにこすりつけた
白い息を吐きながらトレーニングウエアの若者が
交差点を軽快に走り去っていった。背中には「保守」の
二文字が黒々と書き込まれていた。
保守
交差点が崩壊する前に、道路が崩壊するかもしれん。
空気が疲れてきてるな
来たれ1よ
りむじーん(りむじーん)
火をつけて踊ろうイェー(ろうイェー)
シチュー美味かった〜
オチュー美味かった〜
林ライス(゚д゚)ウマーかった〜
風が今日も強く吹きつける週末の交差点。
僕は静かにその中央を横断していつものガードレールに
辿り着いた。街はすっかりクリスマスの雰囲気に染まっている。
こんな時間になってもイルミネーションは鮮やかだ。
だが、交差点はどこか寂しく僕の目に映る。
しかし僕はそれに気付かない振りをして煙草に火をつけた。
769 :
ギコ帽子:01/12/15 00:57 ID:YfJa0h4L
この世界も、もうすぐ消える。
そんな予感がする。
だから、僕はここで雪を待つ。
世界が消える前に、
僕はユキに、逢えるのだろうか…。
このスレが終わる時に立ち会いたい。
,ノ^、
i )
!Vw/
`ノ´
//
ノ ヽ
(・) (・) ピク?
\- ノ
/ |、
/| | ヽ
|n/
~.~
人通りスクネー。。。
今夜は双子座流星群なんだよね
悲しみが嫌いだったら 気のぐれた振りをすればいいし
別に悪い事じゃないさ ねぇ あんた少しヘンだよ
あ〜うまくいかない…鬱
いつもの空を見上げる男が今日もまた交差点に立ち止まり空を見上げる。
静かに、いつもよりも長くじっと空を見つめている。少しだけ悲しげな顔で。
そんな彼に見とれている僕に変な男が迫ってきた。
もちろん無視だ。今の僕にすべきことはここを見つめるだけだから。
誰かが終わりを予感するような独り言を呟いて通り過ぎる。
その後にはグロテスクなようで可愛らしい生き物が付き従っている。
交差点はすぐに静かになり、通りすがりの男はその寂しい光景を見て
溜息を一つついた。
>>773 漏れ見てきたけど、あんまり流れなかったYO!
>>774 双子座だよ。。。
>>776 昨日も流れてたけど、ピークは今日。
あぁ。
天候に見放され
唯暗く立ち込めた雲が空を覆う
流れ星は雲の遥か上を煌き
僕は其れを見ることも叶わず
云えなかった願いを噛み殺した。
!!ヤバッ!また、ビデオの返却忘れたっ!
行き交う人々が口々に流星群の話題で盛り上がっている。
どうやらかなり大きな出来事のようだ。
そういえば交差点ばかり見つめていて星空をあまりしっかりと
眺めていなかった気がする。
僕は静かに空を見上げた。乾いた空が広がっている。冬の星空。
空を見上げる僕の耳にまたどこかで聞いた歌声が入り、
僕は再び交差点を見つめた。
いつもの小学生が憂鬱そうに何かを呟いているのが見えた。
妙に体調がいい。腹は下痢気味なのに。。
なんか・・・全然星が流れる気配がないんだけど。。。
一瞬目の前が暗くなり何も見えなくなった。
いや、正確に言うと全く別の光景が見えていた。
しかし今は再び僕の目の前に交差点が広がっている。
誰かが慌てふためいて駆け去っていく。
いつか見た少年が少しだけ元気そうに歩いている。
流星群の話題はまだ続いていて、通りすがりの一人は
空を見上げては期待外れとばかりに溜息をついた。
プラネタリウムで ハッパをキメた
とても清らかな 遠いい思い出
ブーツを脱いでくつろいでたら
誰かがクスクス・・・笑いが止まらない
なんでこんなに憂いでいるのだろう。
>>785 こっちも三十分の間に5、6個くらいしか見えんよ。
ベ、ベンジーだ!またベンジーがいるっ!
しかもタイプミスしてるっ!(w
星はニセモノで夜はニセモノ
忙しく動く矢印に何かしら愛を感じた
歌なのだろうか、それとも誰かの詩なのだろうか、
少しだけ刹那的でそれでいて優しげな声が遠くから聞こえる。
その声に続けて誰かも何かを思い出すかのような表情で
言葉を発している。
さっきまで元気そうだった少年は急に物憂げな表情に変わり、
目線を落としている。その横では空を見上げてじっくりと目を凝らしている
男がいた。流星は見えただろうか。
借りねぇ・・・もう絶対、ビデオ借りねぇ・・・
歌声に反応して誰かが大騒ぎしている。
歌っている人はよほど有名な人なのかもしれない。
確かに素敵な声だ。
その喧騒をよそにさっき必死の形相で走り抜けていった男が
とぼとぼとこちらへ舞い戻ってきた。
よほど不幸なことがあったに違いない。
>>794 返せなかったのか?また返せなかったのか?(w
こんな時間に空いてる店といえばコンビニくらいしかないなァ
うまいスパゲティが急に食べたくなったというのに
798 :
794:01/12/15 01:53 ID:???
799 :
796:01/12/15 01:56 ID:???
見るからに意気消沈して歩いてきた男に誰かが声をかける。
心配はしているようだがその顔は少しだけ笑っていた。
どうやら滑稽な失敗をしてしまったみたいだ。
話し掛けられた男は首を左右に振って弱々しい声を発していた。
さっきまで憂鬱そうだった少年は空腹になったのか食事のできるところを
探そうとしているようだ。だが、悲しいかな。この時間にはお店はほとんど
開いていなかった。
スパゲッティを食べてる今 BGMはリトルピンクサマー
通りには木の葉が舞踊り 2週間も洗わない僕の髪の毛
スパゲッティ食いたくなっちまったじゃねーか(゚Д゚)ゴルァ!!
俺もここ最近風呂入ってねえな〜。
今日こそは頭洗わないとな〜。
Λ,,Λ
(*>_<) ックシュン!
( uu)
横浜菊名駅前のイタリア料理店のスパゲティがもういちど食いたい・・・・
歌声はなおも続く。夜風にもかき消されずに高らかに響く。
その歌を耳にした人々が様々に思いを馳せる。
ある者は腹に手を当てて食べ物のことを考えているようだ。
別のある者は髪の毛に手を当てて洗髪のことを考えているようだ。
何も考えていなそうな猫は可愛らしいくしゃみをした。
それを見て優しい誰かは猫に向かってねぎらいの言葉をかけていた。
Λ,,Λ
(*゚ー゚) アリガト…
( uu)
きっとまたいつか 元気なその笑顔に
出会えれることを 今夜僕は星空に
お願いしておくよ オレンジ色の花を添えて
猫はねぎらいをかけられた人に可愛らしく
返事をしていた。とても愛らしい表情だった。
その可愛らしい姿を見てそろそろ今日も帰ることにした。
ふと足元を見ればアスファルトがひび割れている。
振り返れば僕が座っていたガードレールもくすんでいる。
少しずつ、少しずつ、来るべき時が近づいている。
歌声はまだ響いていた。その時を恐れるなと僕に向かって
歌いかけているような気もしたがそれはきっと気のせいだろう。
黒い宇宙で逢える気がする この気持ちさえ持ち続ければ
オレンジ色の花のような この気持ちさえ忘れなければ
この気持ちさえ持ち続ければ
気のせいじゃないさ きっと
どうも、マルゲリータです。
どうも、メキシカンDXです。
ハラピニオ ダブルでお願いします。
何かなかったか、探してみるとする。
今夜も夢を見るのだろうか・・・
僕は 変わってなんか いない君が 変わっただけさ
悪いのはー全部ー君だとー思ってたー
保守しとこう
ここは守る。
ラストまで絶対保守
|∧∧
|´∀`) コソーリ
|⊂ /
ら〜めんウマかった〜
いいなぁ…。ボクも腹減ったなぁ…。ちまきでも温めるか…。
827 :
ギコ帽子:01/12/16 00:37 ID:TQE8osuu
交差点が、やけにぼやけて見える。
どうしたというのだろう…。
828 :
名無し:01/12/16 00:42 ID:waJgEWVk
この交差点が通れなくなったら、また新しい交差点が出来るのだろうか。
それとも、新しい道を通っていくことになるんだろうか。
緊急保守
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < なにやら外がやけに騒がしいな・・何かあったか・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
コワイワ…
∧,,∧∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚(゚−゚*) < また最速1000スレやったヴァカがいるのか…
_と~,,, ミ,⊂ | ∀ V \________
.ミ,,,/~),(( ノ〜┷┳┷
 ̄ ̄ ̄ .し'J ∪ ̄|.. ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
とりあえず保守
833 :
:01/12/16 10:37 ID:V0cUVdV/
昨日1はきてなかったのかよ保守
いろいろなちから
この交差点、もうすぐ消えちゃうんだね。
836 :
:01/12/16 20:42 ID:ONFL/iw0
阻止保守
11時前に保守
838 :
p:01/12/16 23:43 ID:lj4yqFnQ
もう一時に近い。冬の風に煽られながら僕はようやくここに辿り着いた。
交差点はもはや初めて見たときの姿は見る影もない。
アスファルトはひび割れ、街灯のいくつかは割れ、僕が座っていた
いつものガードレールですらひしゃげている。
いや、それだけではない。ここに来るまでの道路もひどい有様だ。
まるで大震災でも起きたかのような無残な姿になり、
おまけに検問までいて変な認識票までつけさせられる始末だ。
しかし、検問を越えると見ず知らずの親切な人が
「これを付けてれば安全だよ」と言って<isv1.amistar-unet.ocn.ne.jp:80>
と書かれたバッジを渡してくれた。
そして僕はまたいつものガードレールに座っている。
果たして人々は辿り着けるのだろうか。
それとも僕はここでただ一人この無残に荒れ果てた街を
見つめ続けるのだろうか。
∧,,∧
(*゚ー゚) …
( uu)
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
(´・ω・`)
スラム街みたいだな。この場所は。
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < 串、か・・・彼もなかなかやるじゃないか・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
ひび割れたアスファルトの隙間から一匹の猫が現れた。
ただ静かに遠くを見つめている。愛くるしいその姿に若干の
哀しさが見え隠れする。
それを見つめている僕の耳に今まで何度も何度も聞いた、
あの甲高く空気を切り裂くような叫び声が届いてきた。
彼はどこから叫んでいるのだろう。こんな状態になっても
ここから逃げないのか。
猫がいるところとちょうど反対の場所には子豚のような小動物が居た。
その表情は見るからに寂しく情けなく見えた。
ただ一人通りかかった男は辺りのあまりの惨状に一言
「スラム街みたいだ」と静かに呟いていた。
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うお!なんかすごいところに迷い込んじまったぞゴルァ!
./ つ つ \______________________
〜(_⌒ヽ ドキドキ
)ノ `J
うー・・鼻が冷たい。。。
猫ちゃんは大丈夫かい?
荒れ果てた場所でも、自分の居場所がある、というのは羨ましい。
こんな時だからこそ、この交差点で遊びたいんだ…
さっきとは別の猫が姿を現した。
見るからに野良猫と思われるそれは野良ゆえの警戒心か
怯えた様子で交差点を窺っている。
それを見た男は震えながら猫の身を案じていた。
その鼻は冬の寒さのせいか赤くなっていた。
さっきの男は静かに立ち止まってまた何か呟いた。
哀愁を感じさせる姿だ。胸に付けられた認識票が痛々しい。
いつものビルを見上げれば何度となく見たあのシルエットが浮かんでいる。
彼はこの惨状の中で今日も静かに宵の一時を楽しんでいるのかもしれない・
∧,,∧ ∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚ノ,っ━~ < この交差点ごとこの街は終わってしまうのか・・・良い街だったんだがな・・・
_と~,,, ~,,,ノ_. ∀ \________
.ミ,,,/~), .| ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .┻
852 :
くるっぱ:01/12/17 01:16 ID:gQXGLm7c
はぁ、シーマソ・・・ハァハァ
ノイローゼになってしまった友達が 僕に言う
「あの楽しそうなディズニーランドへ 一緒に行こうよ」って
でも僕は行く気がしない なぜなら彼は気が狂ってるから
一緒にいるのが とてもつらくてたまらないから
一緒にいるのが とても恥ずかしくてたまらないから
いつもの小学生はここがこんな有様になっても相変わらずの姿だ。
溜息をついているが今日はいつもと違ってどこか興奮気味だ。
彼もそろそろ第二次性徴期が始まって大人になっていくのかもしれない。
最近になってよく耳にするあの歌声が今日も響いてきた。
その声はいつもにも増して切迫感に溢れている。
乾いた声だが泣いているようにも聞こえた。
うーむ、大変だなぁ
でも 僕はこう答えたんだ「もちろん行こうぜ 約束するよ」って
でも 僕は多分その約束を破る事になるだろう
彼は 悲しくて涙も流さないだろう
俺はこれでいこう、うん。連投規制なんてやってらんない。
そろそろ帰ろう。さよなら猫ちゃん。
一緒にいるのが とてもつらくてたまらないから
一緒にいるのが とても恥ずかしくてたまらないから
そして 僕は冷たい人間の仲間入り
そして 僕は冷たい人間の仲間入りさ
∧,,∧
(*゚ー゚) …マタネ
( uu)
862 :
くるっぱ:01/12/17 01:33 ID:gQXGLm7c
終り・・・なのか・・・
ふぅ
ここまで来ることが出来ないのか、それともあまりの酷さに耐えかねて
踵を返してしまったのか、今日の交差点は一段と人の気配がない。
訪れる人たちもその多くは表情に憂いを湛えている。
誰かはこの光景にしみじみと溜息交じりの言葉を吐き、
一拍置いてから何かを決断したらしく力強い表情を見せた。
さっき猫の心配をしていた人は名残惜しそうに猫を見つめて
この場を後にした。
切なく張り裂けそうな歌声は今もなお続いていた。
一応、コレ… library.dke.k12.in.us:80
静かに虚空を見つめていた猫はか細い鳴き声をあげた。
さっきと変わらない表情のようでいながらどこか優しげにも見えた。
小学生は急に寂しげにうつむくと溜息をついた。
さっきまで興奮していたかと思えば急に落ち込む。
思春期とは難しいものだ。
何人かいた男たちの一人が胸の認識票を静かに誇示した。
どうやらあれも偽の認識票のようだ。
この検問をかいくぐるために少なくない者たちが暗躍しているに違いない。
もしかしてここは戦場なのだろうか。
| \
|Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
|⊂
|
♪ Å
♪ / \ ランタ タン
ヽ(´Д`;)ノ ランタ タン
( へ) ランタ ランタ
く タン
♪ Å
♪ / \ ランタ ランタ
ヽ(;´Д`)ノ ランタ タン
(へ ) ランタ タンタ
> タン
┬┴┬┴|
┴┬┴┬|∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┬┴┬┴|Д゚) <www.chp.or.jp:80
┴┬┴┬| U \_______
┬┴┬┴| |
┴┬┴┬| U
このままいったら 当然頭がおかしくなるだろう
何か楽しい事を考えなくちゃいけないんだ
このままいったら ぶっこわれるのは目に見えてる
何処か優しい所へ行かなくちゃいけないんだ
人も猫も消え、再び枯野のようになった交差点にこっそりと
一人の男が現れた。何をするかと思えば踊りを始め出した。
見るからに滑稽なその踊りはこの場に不似合いなようでいて
それでいて妙にしっくり来るから不思議だった。
それを遠くの建物の影から見つめていた猫がいた。
奇妙な泣き声を発している。何かの暗号かもしれない。
あの歌声は今もなお強く、全ての存在に訴えかけるように震えていた。
さあ、そろそろ行こう。あまり長居をしては危険なようだ。
この偽りの認識票もいつ検問に見咎められるかわかったものじゃない。
明日もこの交差点があるのかはわからない。
それでも僕はここを目指すだろう。そして僕はいつものように見つめるだろう。
人々の姿を。最後かもしれないと思いつつこの目に焼き付けるだろう。
871 :
:01/12/17 02:16 ID:gnJpHryg
(TдT)イカン・・・ナケテキタ
リアルには参加出来ないけどROMするだけで
満足なので朝の保守。
昼の保守。
874 :
名無し:01/12/17 15:21 ID:???
三時のおやつ保守。
最近、街中の交差点に立つと、このスレが頭を過る。
そして、なんとなくB.J.Cを口ずさんでみる。
876 :
:01/12/17 17:29 ID:???
なんかこー、名スレにつき保守、ですな。
最後まで保守
878 :
:01/12/17 21:40 ID:???
保守
今日でこの交差点とはお別れになるのかな。。(´・ω・`)ショボーン
保守
乾ききった空気の中、僕は静かに交差点を前にしている。
検問はいなくなったようで人々も多少は落ち着きを見せ始めた。
街も少しずつ以前の活気を取り戻しているようだ。
そして、交差点のあちこちにはこの地を愛する人々が施したであろう
修復の痕が見える。それでもやはり地面の痛みは激しく、
信号すらつかなくなっている。
僕はいつもの場所まで来ると、くすんでひしゃげたガードレールを
軽くひと撫でして、そしていつも通りに腰を下ろした。
一期一会・・・だ(・∀・)
(゚Д゚≡゚Д゚)
やあ、今日も冷えるねぇ。
884 :
ギコ帽子:01/12/18 00:19 ID:scTdpKP3
雪は…降らない。
彼女は…ユキは、帰ってこない。
二度と。
そんな事はわかっているのだ。
だけど、僕はここで待つ。
空を見上げながら。
今日もあの小学生がさっそく姿を見せる。不思議なもので、
彼のことを昔から知っているような気がしてしまう。
小学生はいつもの無邪気な表情で、しかしいつになく真摯な言葉を
口にしていた。気付けば彼の顔つきはいつの間にか大人びて見えた。
遠くの建物の影から現れた男は狐につままれたようにきょろきょろしている。
それを見つけた男は白い息を吐きながら親しげに声をかけている。
手前に目を移せばいつも空を見上げている男が今日もまた上を向いている。
静かに、とても静かに彼は何かを呟いた。陰になってよく見えなかったが、
その顔は泣いているようにも見えた。
ねぇ、もし良かったらこの肉まん貰ってくれないかな?
ついつい買い過ぎちゃって。。。
887 :
ラウンコ:01/12/18 00:28 ID:21cpsKxP
立ち尽くし、空を眺めている青年が居る、
おかげで僕はこの交差点を見つけることが出来た。
この大きい町では、狭い僕の視界に映ることも無く
舗装され、消えていく交差点も多い。
ちょっとした幸運に感謝しながら、
僕はゼブラに彩られた歩道の白い部分にそっと足を下ろした。
このまま白い場所だけを踏んで交差点を渡り切れたら、今日はきっと良い日だ。
そう決めた。
t≡┌( `Д´)┘親分おやぶん!てぇへんだ〜!
889 :
^^:01/12/18 00:29 ID:???
私は思う。もしも私たちが死んだとしたらどうなるんだろうか?
宗教を持っていないとして考えてみて。もしも私たちが、今の言語を使用でき、・・いや、この世の中に宗教がないと考えたうえでのみなさんの意見を望みます。
そのために日本に留学きました。しました?(どちらですか)
小説を書きたいからです。
ちなみに今日の死後の世界の感じ方は、そのプレイした人生の好きなところからやり直すことができる。私がです。
そんな感じを思います
890 :
名無しさん?:01/12/18 00:30 ID:sM+DvpNT
うるあぁぁぁあっぁぁ!!!!!!!!!!!! ヽ(`Д´)ノ
時々、ふと思う事がある。
彼女とはじめて出会った日の、あの粉雪も。
そして、その日彼女が見せた笑顔も。
全て、自分の見た幻だったのではないか、と。
いや。それどころか。
自分の存在すら。
この交差点にいる人々すら。
そして、この交差点すら。
誰かが見ている、夢なのではないだろうか、と。
見上げた空が歪みはじめている、そんな気がした。
涙のせいなのだろうか、それとも…。
両手いっぱいに湯気の立つ肉まんを抱えた女が歩いてきた。
衝動買いでもしてしまったらしく、通りすがりの人に肉まんを
分け与えようとしている。
見覚えのある男が現れた。その目線は空を見上げる男の方に
向いていた。男はしばらく彼のことを見つめたかと思うと急に
足元を見つめて横断歩道を歩き始めた。よく見れば白線だけを踏んで
歩いているようだ。
その傍を横切る影がひとつ。血相を変えて叫びながら駆け抜けていく男がいた。
危うく二人は衝突するところだったがすんでのところで難を逃れた。
それを見て誰かが大声で怒鳴っていた。
その一方で誰にともなく語りだす人がいた。たどたどしいその口調は
どうやら外国の人のようだった。
空を見上げている男の頬には涙が伝っていた。ここからでもそれがはっきりと
わかった。
|,,∧
|д゚) ジー
|⊂|
| ,U
女が抱えている肉まんを誰かが頬張るとそれを見た男が奪い取ろうと
駆け寄っていく。肉まんからほのかに立つ白い湯気は荒廃した交差点の風景と
相まって、戦地に立つ煙のように見えなくもなかった。
そのやり取りを電柱の陰から一匹の猫が静かに見守っている。
そんな視線には気付かずに男たちは肉まんを分け合って食べていた。
あぁ、帰ろう。
シーマソの待ってる家に・・・
ニッポンジンならおにぎりだろ!
/■\
( ´∀`)
900 :
:01/12/18 00:58 ID:???
オニギリワッシェー
アメリカジンナラ、ハンバーガーデース!
( ´∀`)
⊆三⊇
(____)
吐く息が白くなるほど 冷たいコーラを飲み干し
豹柄のヴェスパであの子を迎えに行かなくちゃ今すぐ
デニス ホッパーみたいに 路上で吹き飛ばされる前に
903 :
ラウンコ:01/12/18 01:01 ID:21cpsKxP
脇を勢い良く走る男に驚いて、体勢を崩してしまった。
僕のつま先がアスファルトに落ちている。
うん、足の面積が半分以上白いとこに乗ってるからセーフだ。
ルールは幾つあっても足らないもんだ。
そういうもんだ。僕が決めたからそうに決まってる。
一つルールを追加して、僕はまた足を踏み出す。
Oh 神様 あの日抱いた夢を取り上げないで
僕はまだ目覚めたくない
あの子を
例の小学生は静かに交差点から遠ざかっていく。家路に着くのだろう。
そこで待っているのは母親だろうか。
肉まんを食べている男たちの前に誰かがやってきて抗議している。
その頭は明らかにおにぎりだ。その後ろでは威勢のいい掛け声を発する
男もいる。さらにそこへやって来た奇妙な生き物が西洋訛りの日本語で
強い自己主張を始め出した。ハンバーガーを食べろと言っているらしい。
その様子は言うならば食べ物サミットとでも喩えられるかもしれない。
白線の上を歩いていた男はどうも線を踏み外してしまったらしくしばらく
考え込んでいたが、気を取り直したらしくもう一度白線の上を歩き始めた。
気付けばあの歌声が響いていた。あの、張り裂ける祈りのような歌声が。
906 :
:01/12/18 01:10 ID:???
λ............................ 交差点
別にこの場所が好きなわけじゃない。他に帰るべき場所があるのもわかってる。
ただ、なんとなく気になってしまうのだ。ここにやってくる青年のことが。
そして彼は今日も来ている。それだけで何か安心できてしまうのは
何故なのか。
透き通った心は 歳と共に消えてなくなり
残酷な出来事に 感覚が鈍り始めて
歪んだこの世界に 染まっちまったらおしまいだぜ
太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが
子供の時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ
んじゃ、あたしはそろそろ帰るねー。
肉まん食べてくれてアリガトー。
誰かが遠くで俯きながら歩いている。
だが、こちらにはやって来ずにどこか見えないところへ行ってしまった。
その姿を追うのを諦めて交差点に再び目を向けると、
見たことあるようなないような男がいつの間にか立っていた。
その表情はどこか安らいでいるように見えなくもない。
肉まんを抱えていた女は分け与えたことで満足したのか
静かに帰っていく。
そして、歌声は絶え間なくこの交差点中に響き渡り続けていた。
生きながらにして死んだような人間はたくさんいるのかもしれない。
kissの途中で目を開けて君の融ける瞼を見るのが
好きだったんだ 好きだったんだ 好きだったんだ とても
きっと またいつか 元気なその笑顔に
出会えることを 今夜僕は星空に
お願いしておくよ オレンジ色の花を添えて
判定
『おおっ、まだあったのかココ。世間じゃ節穴騒ぎで祭りだってのに』
煙草に火をつけて肺に煙を吸い込んだ。
その瞬間、目の前が霞んで白くぼやけて見えた。
思わず息を呑んで視界を凝らすとまたもとの交差点が広がっていたが、
その一瞬に目に入ったのは白く小さな記号の世界だった。
しかしまだこの交差点は存在している。そう、それは確かなことだ。
その証拠に今もまた一人の男が訪れて何かを呟き、
あの歌声ははっきりとこの耳に届いていた。
917 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/18 01:34 ID:sE2nERFN
しかし、、、チクショウ。なんでもかんでも。。
全裸全裸全裸全裸全裸全裸〜〜〜
919 :
ラウンコ:01/12/18 01:38 ID:21cpsKxP
思ったよりも、歩みはぎこちない。
歩幅のリズムが合わないからだろう。
それでも、注意を払いつつ僕の足は前へと進んでいく。
歌が聞こえる。
寒空の中、度胸試しの野外演奏でもしているのだろうか。
冷たく澄んだ空気に響く歌声は、いつか聞いた歌に、似ていた。
気付けば、僕は最後の白線の前に辿りついていた。
特になんの感慨もなく最後の一歩を踏み降ろす。
今日はこれでいいことがあるだろう。
いや、途中で少しズルしたからダメかもな。
なにはともあれ、牛丼でも食おうと思う。
小さく付いたため息が僕に纏わりつき、消えていった。
920 :
海 ◆eoxyl9RE :01/12/18 01:42 ID:sE2nERFN
漣が気持ちのいい音を立ててる、その一方で心地悪い音を立てる俺の手
お願いしておくよ オレンジ色の花を添えて
(ケ ゜Д゚) <ママー血がでたよーー
>>922 (●´ー`)ノ(゚Д゚) イタイノイタイノdデケー
やけにいかめしい雰囲気を携えた男が交差点を見て驚いている。
どうやらこの地がすでに崩壊したものと思っていたらしい。
もしかしたらここだけでなくこの世界の多くが荒れ果てているのかもしれない。
わずかに見覚えのある少年が言葉を吐き捨てている。
苛立っているのが手を取るようにわかる。その苛立ちはきっと
彼自身に向けられているに違いない。
白線を踏み続けていた男はようやく横断歩道を渡りきった。
静かに最後の一歩を踏むと彼はそのまま去っていった。
その反対側からは真っ裸ではしゃぎながらやって来る男がいる。
この冬の寒さももろともしないようだがさすがに凝視はしなかった。
さて、僕もそろそろ帰るか。静かに立ち上がるとまた交差点が霞んだ。
僕の身体に異変が起きているのか。いや、違う。
この地が消えようとしている。いよいよその時が近い。
もしかしたら僕はここから離れるべきではないのかもしれない。
この交差点に明日は訪れないのかもしれない。
しかし、きっと明日もこの場所は残っている。
そう言い聞かせて僕は静かに交差点に背を向けた。
例え見納めになるかもしれなくても振り向かずに歩く。
背中では子供と母親の声がしていた。
≡●)`Д´) なんか飛んできたよウワァァァン!!
おわかれ
・・・・・・・・・・・バイバイ
彼の最後の描写を期待しつつ、寝よう
おはよう
今日は最後になりそうだね
だね。<最後
多少ではあるが文才さえあれば良スレの認知が得られる至極まっとうな例。
さみしーなぁ…
BoyIm29s さんもこう言ってることだし、Part2はなさそうだね。
そこがまた(・∀・)イイ!
最近交差点を通ってなかったが、もうすぐここも無くなってしまうらしい。
なんだか心に穴があいたようだ、、
時折彼の座るガードレールの反対側で、
煙草をふかしていた日々が懐かしい。
日々どこかで新しい交差点が誕生しては消えていくこの町で、
彼のいたこの交差点のことを何時までも覚えていよう。
そして今夜、必ず彼の最後の描写を見届けよう。
では、
>>930の類いまれな文才と迸る才知にラウンジの未来を託そう。
こうして僕は一つの交差点を通りすぎた。
数多くの風景を見ながら。
「僕はなぜ一人なんだろう
僕は何がしたいんだろう」
静かに息を吐いて僕は目の前を見据えた。
そこにあるのはずっと見つめ続けた交差点。
ゴミが散乱し、アスファルトはあちこちがひび割れ、街灯や信号は
ガラスが割れてその破片が地面で光っている。
僕は瞬き一つせずにその全景を見渡した。
そして、いつものガードレールにではなく、交差点の真ん中へと
ゆっくり歩いて行き、四方を確かめてから立ち止まった。
∧,,∧
(*゚д゚) …
( uu)
(-∀-)・・・キタヨウダ!!
僕がいつも座っていたガードレールを見つめた。
僕はいつもあそこに座り、この交差点をただひたすらに見つめ続けた。
そしてその光景をただ描写し続けた。
たくさんの、本当にたくさんの人がここを訪れた。
叫ぶ人もいた。何も言わず静かに佇む人もいた。
人だけではない。
猫をはじめとするいろんな生き物がこの交差点に現れ、
そしていつの間にか去っていった。
・・・そして彼はやってきた。
いつものガードレールを彼は素通りしたかと思うと、
おもむろに交差点の真中で立ち止まった。
私はとりあえず胸ポケットから煙草とライターを取り出す。
(i∀i)サイゴノバンサーン
なんだか。。。泣けてくるんじゃ有りませんこと?
最後まで笑おうYO(・∀・)
ずっとずっとこの交差点を見ていたよ。
大地が厳かに揺れた。いよいよ時間がなくなってきたようだ。
それでも周囲を見れば何人かの人がこの交差点に佇んでいる。
きっと彼らの気付いているのだ。この地に終わりが訪れることを。
その時を見届けるためにこの場所にいるのかも知れない。
気のせいか、ライターをつける手が震えている。
それは、寒さのせいなのか、、
それとも。
近づいてくる終焉の時を感じているからなのだろうか?
思えば、私はいつもこの交差点がお気に入りだった。
もう、ここを通ることもないのかと思うと・・・
948 :
ギコ帽子:01/12/19 00:16 ID:SBlCngTg
バラの花束を、荒れ果てた交差点に投げる。
もう、さよならの時は近いようだ。
(TДT; ) <ヒャアアアアア・・・・
(
ヽ
)
ノ
/
◎
「みんなが終わりを見届けようとしている。
儚い現実とわかっていながら。
抗う術はなくとも、見届けようとしている。」
そんな・・・
僕はこの交差点をただ見つめてきた。ただありのままを見つめてきた。
この交差点に身を置きながら、しかし僕はただ一人傍観者として
様々な風景を目に焼き付けてきた。
いったい何のためにそんなことをしてきたのだろうか?
いったい何が見たくてそんなことをしてきたのだろうか?
その答えを、僕は誰に向けるでもなくそっと口に出してみた。
ネコネコーそっちは危ないからこっちおいでー
ほら、ご飯あげるから
| | : * : : :
| | : : : * : * :
| | * * : : : *
| | : * :
| | * *
| |
|  ̄ ̄ ̄ ∧∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / | ( ) ギコ帽子さん、雪だよ…
/ 〜(___ノ (____)
/
でもどうだろう?
交差点は無くなるかも知れない。
時を同じくして交差点を渡っていた私達の記憶は?
この煙草の煙のように闇に消えていくわけでもあるまい。
956 :
ギコ帽子:01/12/19 00:21 ID:SBlCngTg
僕は、みんなは、そして、
この世界の創造主は。
この交差点に、何を求めてきたのだろう。
この交差点に、何を残してきたのだろう。
答えは、この交差点に刻まれた
たくさん(1000)の思い。
その1つ1つの中にある。
>>953 ∧,,∧
(*゚ー゚)
○~ つつ
ιι
僕は人々を見たかった。
出会ったり、すれ違ったり、別れたり、そんなものが見たかった。
それはここに限ったことではない。どこにでもある風景。
僕たちが生きていく世界で当たり前のようにありふれている風景だ。
でも、僕はそんなありふれた風景を見過ごしたくなかった。
人々が生きていく中で産まれ、そして記憶の彼方に消えていく風景を。
そう、これはひとつの現実なのだ。
この世界に生まれ、そして死んでいく中で通り過ぎるひとつの現実。
たとえここが本当は交差点ではなく電気信号で生み出された
架空の空間だとしても。
959 :
ギコ帽子:01/12/19 00:24 ID:SBlCngTg
: * : : :
: : : * : * :
* * : : : *
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* : *
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ノ ゚ ロ| * :
( -_) ・・・ユキ・・・? *
(⊃OO .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
終わりを見届けるのも勇気。
受け入れてこそ新しい交差点にたどりつける。
なんだろう。風に乗って、初めて彼の心の声を聞いた気がした。
その声は、冷たい空気の中にまじってかすかに、震えるように耳に届いた。
そして私の声も届くだろうか。
私のこの煙草の白い煙が現実には存在せず、
何バイトかのただの電気信号でも、・・・
・・・この煙が貴方たちには見えるだろう?
それが私達がこの交差点で出会った証だ。現実なんだ。
たとえこの世界が、本当は
誰かの見た夢としても。
ここは間違いなく「現実」だ。
僕にとって、みんなにとって、
そして、創造主にとってすら。
いい子ね。おいしい?
いちご水を入れた 透明なビン
それを突き抜けた光が 真っ白な壁に薄いピンクの影を映し出し
君はそっと手を伸ばして それに触ろうとしている
とても自然な事さ
: * : : :
: : : * : * :
* * : : : *
: * :
* : *
Λ__Λ 。o O/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´ー` ) ( あれは夢だったのかなあ…
(∩∩ ). \_____________
夢じゃないよ。
ほら、・・・見えるよ。白い雪がね、たくさんたくさん、降ってるよ。
交差点が静かに消えていく。そしてまた目の前に浮かぶ。
今この世界は終わりを告げようとしている。
僕にはこの交差点が確かに見えていた。きっとここを通る多くの人たちも
この交差点の風景をしっかりと見ていたはずだ。
今もここにはたくさんの人たちがいる。
向かい側のフガードレールに座っているいつもの彼。
ただひたすらに空を見つめている寂しげな彼。
静かに雪が降り出してきている。
しかし、それと同時に僕は別のものを見ている。
四角く真っ白いディスプレイの中の世界を。
夢だったとしても、
架空のできごとでも、
大切な思い出。
雪が、降っている。
これは、現実なのだろうか?
それとも、幻なのだろうか?
いや。
たとえそれが現実でも幻でも。
彼女は戻ってきやしない。
それぐらい、わかっている。
この雪は、彼女が、ユキが残した
最後のプレゼントなのだろう。
僕は、そう思うことにした。
思い出は思い出として、
自分の中に大切に残すために。
この、もうすぐ消える交差点で、
もう会うこともない彼女に、
さよならを言おうと思う。
さよなら、ユキ。
僕がもうひとつの世界から送り込んだ文字列がそのディスプレイに浮かぶ。
その文字列は交差点に集まる人々を悲しませるかも知れない。
しかし、僕はそれを書かずにはいられなかった。
この世界を、真実として封じ込めるためにも。
ここは現実とは違うかもしれないもうひとつの現実。
それでも、僕たちがここに一緒にいることだけは真実に変わらないのだから。
僕の見ている交差点は他の誰が見ている交差点とも違うかも知れない。
しかし、僕たちはたしかにここにいた。そして今もここにいる。
そしてその記憶は永遠にそれぞれの中に封じ込めることが出来るだろう。
最後までいつも通りこの世界を眺め続けてよ。
19歳が終わってしまう。
今夜も、僕はいつもの交差点にいた。
熱心にノートを取っているあの人は誰だろう。
この交差点に、いつも残り香のように漂っている温もりはなんだろう。
好き勝手なことを言っては消えていく大勢の人たちは、
どこから来て、どこへ行くのだろう。
僕は一体何者だろう。
19歳が終わってしまう。
今夜も、僕はいつもの交差点にいた。
もう、ぼんやりとしか、見えない。
なんだか交差点が崩れそうだけど構うもんか!
猛烈に腹が減ってるんだYO!
だれかメシをよこせYO!
>>974 ( ・∀・)ノ~@ バウムクヘーンアゲル
・・・雪が降っている。
いつもの見慣れた交差点がだんだん純白に覆われて、
その姿を隠してしまってきている。
そのかわり、アスファルトのひび割れも、古ぼけたガードレールも・・・
・・・いや、それがほんとはアスファルトなんかじゃないことは分かっている。
でもそれが何だと言うのだ?それは問題じゃない。
ただ、静かに交差点に雪が降り積もっている。
それだけのことを信じればいいだけじゃないか。
バウムクーヘン(゚д゚)ノ◎ゲキウマー!!
お別れの時間が目前に迫ってくる。
この交差点にはもう二度と辿り着けない。
最後に僕はもう一度この世界に戻り、全てを見渡した。
ここに僕がいたことを焼き付けるために。
ここにたくさんの人や生き物たちがいたことを焼き付けるために。
人々の姿が見える。雪が降り続ける。
この地に別れを告げようとする人がいれば、別れを惜しみ続ける人もいた。
終わりなんて知らないかのように叫ぶ人までいる。
その全てをしっかりと、本当にしっかりと僕はこの目に焼き付けた。
「終末が近い。
しかしそれは、物理的な終末だ。
個々の記憶さえ残っていれば、
いつだって此処に帰ってこれる。」
さみしくなんかないよ。
ただのひとつのくぎりだよ。
ただそれだけだよ。
いつでもこころにこうさてんはあるんだよ。
さっきからね、ゆきがふってるよ。
981 :
ギコ帽子:01/12/19 00:50 ID:SBlCngTg
案外、世界の終わりなんて、
こんなものなのかもしれないな。
本当に、淡々と。
さあ、これでお別れだ。この場所で会うことは二度とないだろう。
けれども違う交差点が生まれ、そこでまたすれ違うかもしれないだろう。
すれ違ったことに気付かなくてもきっとまた出会うのだろう。
雪が降りしきる中、僕はいつもとは反対側の道へと歩き出した。
交差点の端まで辿り着いた僕は後ろを振り向き、最後の言葉を口にした。
私には見えるよ。
現実に目前にある四角い箱を通り越して、
雪の降りしきる交差点。そこに佇む幾人かの人。
今までだって、ずっと見てきた。
煙草を吹かして、北風に吹かれながら。
形有る物と違って、形の無いものは終わりが無いんだね。
このディスプレイも、私も、明日にはこの世に無いかもしれない。
でもこの交差点は何時までも、ここにある。
私達がそう思えば、何時だって。
いっく?
君は…
-= ∧ ∧
-=≡ (・ε・") ぷー
-= (⊃┯つ
-=≡@~ し/J
-=(◎) ̄))
さみしそうに流れる雲 何も聴こえない
指先を見る
さよならが知っているのさ
何が一番綺麗な世界 目に映るものすべて 切なくなるほど
純粋なものばかり
みんな・・・
もう、ゆきでまっしろだね。交差点・・・
もう、地面が見えないよ。
そうだよね、寂しくないよね。
だってこんなに綺麗なんだもん。
さてと、またね
991 :
名無しさん?:01/12/19 00:54 ID:SBlCngTg
____
( ´∀`) ハンバーガータベナヨ!
⊆三⊇つ
ι(____)
∪ ∪
さようなら
そして
ありがとう
θ
θ
θ
θ (・t・)
θ ( )〆
θ
θ
θ
θ
θ
θ
θ
さよなら。
僕はゆっくり立ち上がり、
この交差点に別れを告げた。
,、_,、
|゚ д゚|
(-_-)ノ アリガトウ・・・。
( )
∪ ∪
うん、またね。
ありがとう。
∧,,∧
(*゚ー゚) マタ ドコカデ…
( uu)
またあおうね。
またここで。
名も泣き歌
スクランブル交差天
ワーイ
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。