北海道余市町の私立北星学園余市高校(深谷哲也校長)が、大麻やシンナーの吸引を理由に
1〜3年生計79人を処分していたことが29日、分かった。全生徒数の1割を超える大量処分となる。
同校によると、処分は今年9月20日に勧告され、自主退学が2人、家庭謹慎(4〜3週間)が77人。
退学者を除く生徒は既に処分期間を終え、授業に復帰している。
教員たちが8月末ごろ、「校内で大麻を吸っている生徒がいる」といううわさを聞いたため、9月13日から
学年ごとに集会とホームルームを開き、教員が「過去に大麻やシンナーを吸ったことのある者は申し出るように」
と生徒に訴えた。すると計79人が自主的に申告してきたという。
深谷校長は「生徒たちが本当に大麻などを吸ったのか、学校としては確認していないが、生徒指導の一貫として処分した」と話している。
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