1 :
どこまでも名無しさん:
って元ネタなんだっけ?
おまえの屁だ
3
4 :
どこまでも名無しさん:01/10/30 12:39 ID:3mySRZUK
なんだ?
オレ
7 :
ほうじ茶 ◆Neo..mvM :01/10/30 12:42 ID:OTO6jKQl
おまえの○○み
ロックマンDASH
=====スレ再利用開始=====
残ってて良かった。ほ。
13 :
ギコ帽子:01/11/02 21:38 ID:???
で、どう使う予定なんでしょ?
14 :
.:01/11/03 00:50 ID:???
一応ブックマークに「地下スレ」で登録したんですが・・・
は!バレテル・・・・
16 :
.:01/11/03 03:21 ID:???
そして保守
保守ね。
ほいさ。
もっかい
20 :
.:01/11/03 18:24 ID:???
今までに体験した、恋の話しでも聞きたいなぁ。
良い思い出になったこと、今でも忘れられない人・・・。
いや、聞いたからって何があるわけでもないんだけどね。
>>16-20 保守してくださって本当に感謝です。
コイバナ書いてください。
書いたからってなんかあるわけでもないんですが。
中学生のときなんか結構あまずっぱいような、なんつーか
胸がきゅっとなるような・・・
そんな感じでもいいな。
じゃあ、私の恋バナ聞いてください。まぁ厨房の時の話だけど。
文化祭準備の時。好きというか憧れてる人がいました。
もう口も聞けない人。いつも馬鹿やっておちゃらけてる私が、ロクに口も聞けなくて。
文化祭準備をしていたとき、装飾の材料が足りなくなりました。
誰が買いに行く?って話になったんだけど、買いに行くのに
その彼のチャリを使うと言う事になったのです。
サドルに触れたかったのです・・・・どうしても。
私「イグ!私!イグ!」
彼「じゃー○○(下の名前)な」
ロクに話た事もない彼に下の名前を呼んでもらった時。この嬉しさ。
その時、立ちこぎは絶対しなかったのはいうまでもないです。
保育園の時、結婚を約束した、まこと君。元気かな。
文化祭の時期とかって、妙に連帯感が生まれたり、
非日常性が気持ちを高ぶらせたり。
なにかのきっかけになる事が多かったな。
文化祭が終わった後いつもの風景に戻った時に
祭りの後って奴かな。ふと物悲しくなったり。
保育園や幼稚園の頃はなにもわからずに知ってる言葉を
使っていたような気がする。
元気だといいな、って思える人が多い人生はきっと豊だろうな。
28 :
.:01/11/03 23:21 ID:???
恋バナは痛すぎてとても書けない・・。
匿名ですからお気軽にどうぞ。
聞いても私は気の効いた事言えませんし。
それに人の数だけ、恋の形もあると思います。
恋愛の経験を文字にするということは
自分の恋愛感の確認作業であるかもしれません。
私はその目的です。
31 :
.:01/11/04 03:48 ID:???
では、後日改めて痛い話公開(w
恋の保守。
それでもいいとなぐさめていた
それでも 恋は恋〜♪
ほしゅ飛雄馬
まこと君。もうすぐ逝き遅れになりそうです。早く貰ってください。
36 :
.:01/11/04 21:04 ID:???
( ‘ д‘)<恋したいわ!
したいよね…
39 :
.:01/11/05 03:39 ID:???
( ‘ д‘)<恋保守!
41 :
まこと:01/11/05 08:09 ID:???
43 :
.:01/11/05 16:08 ID:???
皆様保守感謝です。
こんな恋したいってのはありますかね。
ただ恋したいってのも良いとは思いますが
どんな恋なんでしょうか・・・。
45 :
.:01/11/05 20:16 ID:???
せめて痛い思いをしないやつ・・(w
痛みが伴う恋もおおいですね。今思えば・・・なんて。
少なからずとも終わってしまった恋は痛みを残していったり。
痛みを伴ってもいずれは思い出のアルバムに挟んで
あとで懐かしく見返すことが出きるのが恋ですよ。
私は過去に、いずれ別れる事が前提となった
恋をした事があります。さよならを言う日を
待つ二人。何故出会ってしまったのだろうと
自分を呪った時もありました。
でもそのさよならを告げる日までは、二人とも
幸せでした。
二人の恋心が通じたら愛になるという考えがありますよね?
とはいいつつ私の中では違いますけどもね。
>>48 ひょっとしてあの日記で書いてらっしゃるのはご本人のことで?
今思えば良い恋愛でした。愛という感情はあったかもしれません。
しかしあの時は必至でした。彼女と共に生きていけない境遇に
ある自分を呪いました。出会ってしまってごめんなさいと
謝った記憶があります。
いえいえ、日記で書いてある話は、実際に一緒に同行した
友人の大変思い出に残る恋愛です。あれは私ではありません。
若い頃、いつも憎まれ口ばっかり叩き合っている男友達がいました。
好きなのに、顔見るたびに憎まれ口。いつまでたっても友達。
ある時、私が遠くに行くために一ヶ月丸まる会う事すら出来なくなる時がありました。
会えなくなる日の前日。皆でお酒を飲みに行きました。
私がトイレに行き、出てくると彼が立っていました。
抱きしめられて、ちゅーされました。
「待ってるから、がんばって行って来い。」
私はその言葉を胸に旅立ちました。
帰って来たら別の女つくってました。でも、良い思い出です。
とても旅の出発の前の嬉しい励みになった事と思います。
今、良い思いでと言えるのは、良い事だと思います。
自分が傷付く事を恐れなかったのは、やっぱり
10代の頃ですね。無防備に人を想えました。
人を想うだけで満足できていたのかもしれません。
これは恋に恋するというやつでしょうか…。
Fools rush in
Where wise men never go
But wise men never fall in love
So how are they to know
When we met
I felt my life begin
So open up your heart and let
This fool rush in
恋は盲目。損得考えりゃしない方がいいかもしれんけど、
せずにはおれんのだな、これが。
盲目とはよく言ったもの。わき目も振らず一心不乱に
相手を想う。そんな日もあったような。
人の言葉も耳に入らなかったり、客観視できなかったり。
57 :
.:01/11/06 03:53 ID:???
61 :
.:01/11/06 17:08 ID:???
恋なんて〜いわばエゴとエゴの〜♪
って歌があったような。そのとおりだと思います。
エゴ=個人の価値観。相手の価値観を尊重するか
我を通すか。猛烈な心理のぶつかりあい。
相手を尊重することがいわば自分を押し殺す事と
感じてしまったら、それは窮屈な恋でしょうね。
63 :
_:01/11/06 20:00 ID:???
今でも変わらず好きだといえる相手っているのかな。
日記で若いころの友人の恋を少しだけ書いた。
あの時はまっすぐに必死でした。自分を信じて
疑わない、純粋な感情に基づく行動。
相手を想うことで、自分の存在の価値を見出す
程の、純粋な想い。あの頃を、透き通ると表現
するなら、今は濁っているのだろうか。
透き通った恋愛は脆くも崩れ去りました。
ほ
68 :
.:01/11/07 03:51 ID:???
69 :
.:01/11/07 05:44 ID:???
71 :
_:01/11/07 13:25 ID:???
保守感謝です。
73 :
すてぴん:01/11/07 16:13 ID:???
彼女と会ったのは18のときだった。
彼女はよく笑う子だった。笑顔に惹かれた。
口を大きくあけて笑うので、本当に楽しそうだ。
好きになるのに時間はかからなかった。
所謂ヒトメボレってやつに近いですね。
続きを伺ってよろしいですか?
75 :
すてぴん:01/11/07 17:47 ID:???
4ヶ月くらい経った頃だろうか。
彼女が同期の男を好きだと言うことが風のうわさで流れてくる。
でもどうしてもあきらめきれなかった。
ある日、退社時刻が同じになって途中まで一緒に帰ることになった。
もちろん偶然ではなく必然だったんだけど。
76 :
すてぴん:01/11/07 17:50 ID:???
>>75 必然じゃないな。偶然を装った故意といったところか。
彼女の住む寮までは電車で一駅だ。そう長くは話はできない。
「寮の近くまで送っていくよ。」そう切り出した。
彼女はうれしそうに笑った。これだ。この笑顔に俺は惹かれたんだ。
77 :
すてぴん:01/11/07 17:57 ID:???
駅から続く坂道を上りきったところに寮がある。7月の暑い日だ。
「ねえ、好きな人いる?」
「ん?…いるよ。」
「そっか。○○君?」わざと違う人の名前を出してみる。
「違うよー。仲はいいけどそういうんじゃないよ。」
「そうなんだ。」これ以上言葉が続かない。
「…あのさ」
「なに?」
「◎◎さんの好きな人って○君だよね。」
「…うん。」
「そうか。うまくいくといいね。」
「ありがとう。」彼女は笑う。その笑顔を曇らせるようなことを
今から言おうとしているのに。
78 :
すてぴん:01/11/07 17:58 ID:???
また明日。
>>73>>75-77 あなたは彼女に好きな人がいるということを知っていた。
それなのに彼女を想う気持ちを大事にし、そしてその
想いを伝えようと試みたのですね。それはなんら
利害関係や駆け引きを必要としない程の、まっすぐな
気持ちだったのでしょう。純粋という表現が似合うと
思えます。明日のお話を心待ちにしています。
80 :
_:01/11/07 20:28 ID:???
>>80 保守ありがとうございます。
経験談や妄想を聞かせてください。
話せるようなことがないからせめてもの保守。
ありがとうございます。
ささやかな想いも、小さな恋だったりします。
ここ(・∀・)イイ!!
いつか話に来ても良い?たいした話じゃないけど。
どうぞきてください。いつでもお待ちしてますよ。
恋にまつわるエピソード、思い出のアイテム、
なんでもござれです。
気の利いたことは言えませんが。
86 :
_:01/11/08 03:01 ID:???
87 :
.:01/11/08 04:59 ID:???
あったあった。
あさ
89 :
すてぴん:01/11/08 09:11 ID:???
鯖移転があったのね。
>>79 そんな気の利いたもんじゃないっす。直情径行ってやつですか。
>>77で書いた「笑顔を曇らせるような」ってのは今になって思うことなんで。
90 :
すてぴん:01/11/08 09:20 ID:???
「俺もね、好きな人いるんだ。」
「そうなんだぁー。私の知ってる人?」
「うん。その人はね、笑顔がとってもきれいで、心から楽しそうに
笑うから、見てるほうまで幸せになっちゃうんだよ。」
「うん」
「でもね、その人には好きな人がいるんだ。それを聞いた俺は
ちょっと悲しかった。」
「…」
「でもね、俺はその人のことがすごく好きで。あきらめきれなくて。」
91 :
すてぴん:01/11/08 09:28 ID:???
「ただその人に自分の思いを伝えたいなぁって。きっとその人は
戸惑うと思うんだけど。」
「…」
「あなたのことが好きです。」
「…ありがとう。…ごめんなさい。すごくうれしい。でも、私には
好きな人がいるの。知ってるよね?(笑)」
「そりゃ本人の口から聞いたからね(笑)。」
寮の近くまで来たところで、彼女は俺のほうを振り返った。
「じゃあ、また明日。」
「またね。」
「ありがとう。うれしかった。」
駆けて行く彼女。
92 :
すてぴん:01/11/08 09:32 ID:???
次の日。2人の距離も関係も変わらなかった。
あの時告白して良かったのだろうか。その答えは7年経った今でも
出ていない。
いい話だ。保守。
なんとほほえましい情景でしょうか。
ご自分の口で好きな人がいると言い放つ彼女に
気持ちを伝えるのは勇気がいることだったでしょう。
気持ちを伝えて、それでも今までと変わらず接してくれる。
そんな素敵な彼女に想いを伝えたことが、正しいか
間違っていたかは、きっとその変わらぬ態度を
維持してくれた彼女の行動が、結果だと思えます。
きっと彼女の人生の中で、あなたに告白されたという事実は
彼女の人生の演出の一端を担っているのではないでしょうか。
そして、その時のことを今でも鮮明に思い出せるほどの
思い出を作れたということも、貴方にとって素敵なことだと
思います。
よかったですね。7年前に告白をしておいて。
95 :
_:01/11/08 18:00 ID:???
96 :
エセ作@家系:01/11/08 18:58 ID:CNzmbg0g
いつまでも手を繋いでいられるような気がした〜♪
実験
;à
やった!
à é ç
一番最初の恋は、まだ昭和だった。年取ったなぁ。
100 :
100:01/11/08 20:06 ID:???
100
手を繋いだり、キスをしたり。
それだけで心臓が破裂しそうなくらい胸が苦しくなる。
ただただ想いを溜めて溜めて溜めて。
セックスしたいと叫ぶ心と体が、情欲の塊りが、切なさとなって。
昇華させる術を知らない幼い恋愛。キスで満たされると信じていた。
胸にぎゅっと押し潰したゴツゴツした掌が、とても男らしく感じた。
その時、お腹の中で何かが回るような変な感触。何だろう?
自分が発情していることにも気づかない幼い恋愛。
恋愛をしているつもりで自虐的な禁欲生活を送っていた私。
好きな分だけ苦しくなると思っていた。切なさが恋愛の証だと思っていた。
二度と戻らない幼い恋愛の日々。
ちらり。
ちらり。
あ、すんません、誤爆してました・・・。
今思い起こせば、戻らないと思える日々かもしれませんが
今ある恋も、昔とはまた違った形で存在する事でしょう。
幼かったからこその、恋愛の日々。
今ではできない恋も、今だからできる恋も、あなたの恋です。
某スレから流れてきましたー。
現在片思いでかなり苦しいです。
誰かこの状況を打開できるチャンスと勇気をくれ。マジで。
状況をできる限りお話頂ければ、参考にならない言葉を
差し上げる事はできます。
>>108 スレを拝見致しました。片思いまっしぐらですね。
まず、彼女と違う高校に進学するそうですが、
もし現在その思いを伝えて成就したら、学校が
違ったとしても、交際を続ける事はできますか?
その自信がおありなのでしたら、じっくりと彼女との
距離を縮めていく行動が重要と思われます。
逆に、学校が違うために付き合いは難しいと判断
するのであれば、想いを彼女に伝えることが目的と
なってしまいます。
はたしてどちらがお望みでしょうか。
>>109 狭い市内なので交際は可能だと思います。
気持ち(自信)の方も十分です。
断然前者を望みます。
>>110 そうですか。それではありきたりな話になりますが
まず、彼女と話したり、行動を共にする機会を増やす
というのはどうでしょうか。
それから彼女の性格にもよりますが今の時点で、
1:貴方が彼女を好きだと言う事を悟られていないのでしたら、
彼女に感づかせて意識してもらう。
2:彼女に気持ちをこのまま悟られないようにして
彼女にもっと貴方の事を知ってもらう。
ただ、彼女に今現在交際等を望まないスタンスが見える
のでしたら2の方が無難だと思えます。現在の状況の
情報がちょっと乏しいので、彼女の望むスタイルがわかり
ませんが、付き合いたいと願うのでしたら、共通の話題や
彼女の好みなどをもっと知って、彼女との距離を縮めて
いくのが良いと思われます。
あくまでも一般論として、ですが。
参考になるかどうかわかりませんが、明るく楽しい日々に
繋がる事を祈っております。
帰る前に祈りを込めて。
113 :
.:01/11/09 02:20 ID:???
ども。
俺が6月くらいに「某固定」の名前で彼女の話を地下で細々と
書いていたスレの名前が思い出せない。確か途中で終わってたので
できればここで再録&再開したいのだが。タイトル分からなきゃ
検索もできないしなぁ…誰か知らない?(w
存じ上げないのでもう一度お願いします。
期待しております。
>>116 地下スレ案内所で尋ねてみるのもひとつの手かと。
>>118 聞いてきました。教えてくれてありがとう。
一年程前にオフ会で会った人を好きになりました。
オフラインでも沢山話すようになりました。
今日も大好きです。きっと、明日も好きだと思う。
でもそんな感情と同じ場所に
わたしの「ネット恋愛」に対する偏見が
大きく場所を取ってしまっていて、これ以上先に進めない。
偏見なんて見苦しい感情だってわかってる
わかってるけど、そこからどいてくれない。
すごく失礼な話だけど
例えばテレクラで知り合って恋に落ちた人を見た時
相手の人間性飛び越えて
「テレクラで出会った事」に偏見の目がいってしまう
そんな醜い自分が「ネット恋愛」な現実を否定する
たまたま知り合った場所がネットだっただけなのに
毎日顔を合わせていても、ちっとも仲良くなれない人もいるけど
顔も見たことがないメル友達でもとても仲が良い人もいる。
「顔も見た事がないからこんなに仲良くしてられるんだ」
心の隅っこで考えてしまう自分が気持ち悪い。
結果論や可能性は今当てはめる必要はないのに
大きな心が欲しい
広い視野が欲しい
大人になりたい
醜い自分が苦しい
ネット恋愛ですか。人との接し方でネットを経由することに
慣れている人にとって見れば、偏見という言葉すら、形骸化
しているようなものですけどね。
さて、1年前に出会った人をずっと思いつづけていらっしゃる
のですね。仰る通り、出会ったきっかけや、その関係の密度
を推し進めていく上で、たまたまインターネットがその手段に
なったというだけで、実際に存在する人同士の恋愛には変わ
り無いと思います。ですから、人から見た目を気にする前に
貴方たちの付き合い方で生きていければ良いのではないで
しょうか?
ネット恋愛という言葉を用いてらっしゃいますが、今現在は
お二人は良い関係にあるのでしょうか?文章からは片思い
ともとれる雰囲気があるのですが・・・。
私が来週から書こうとしてる話はネット恋愛の話なんですが(w
現在は出会いの手段がそれこそ無数にある時代ですからね、と
いかにもなことを言って帰ることにします。
あ、
>>116見つかりました。神がいました。
>>122 ネット恋愛のお話ですか。今現在もネット恋愛進行中の
方も多いと思いますので、是非お聞かせください。
そうですね。手段やきっかけよりも、人との付き合いを
これからどうしていくか、の方が大事ですからね。
申し訳ございません。
普段誰にも言えない事を誰かに聞いて欲しいと
そして少しでも楽になりたいと甘えた結果、
他の方にまで不愉快な感情を抱かせる文章になった事を御詫びします
地下とはいえ、不特定多数の方が見るこの場所で
このような不適切な発言をするべきではないと思い直しました。
この話からは離れ、また書き込ませて頂きます
ありがとうございました。
>>124 誰も不愉快な思いはしていないと思いますが・・・。
それに、思うことを文字にしてみるとあらためて自分の
考えがまとまったりもすると思いますよ。
どうか気がねなさらずに。
126 :
_:01/11/09 21:37 ID:???
>>111 1と2を足して割った感じでマターリ距離を縮めていこうと思います。
自分の事を知ってもらった上で好意にも気づいてもらおう、と。
遅レスになったけど、アドバイスありがとう。
なるほど。貴方の彼女への想いも含めて、いろんな
事を知ってもらうということですね。とても良いと思います。
人に自分を理解してもらうのは、とても難しいこと。
ですが、貴方の理解してもらいたい気持ちがあれば
自然と自分を表現できていくと思います。
大事だと思うのはは、確固たる自分を上手に伝えるという事
だと思います。がんばってください。
よい結果を祈っています。
129 :
_:01/11/10 01:43 ID:???
130 :
_:01/11/10 02:58 ID:???
131 :
_:01/11/10 05:40 ID:???
132 :
:01/11/10 08:26 ID:???
中学3年の秋。体育祭の応援団をやらされてしまった。
選出の際に誰もやりたがらなかったのを見て、同じ
クラスの仲が良い友人が私を名指しで指名したのだ。
私はどうしても気が進まなかったのだが、まぁ思い出に
なるかもしれないし、やってみるか、という気持ちで
応援団を引き受けた。
その数日後の放課後、応援団になった人達が
ひとつの教室に集まり、それぞれ自己紹介を
することになった。
各クラスからの男女2名づつ1年生から3年生まで
で構成されるものだったが、私は隅っこのほうで
全員の自己紹介を聞いているうちに、一人の女子に
気を引かれてしまった。
彼女は自分の隣のクラスの人だったのだが、
それまであまり面識はなく、まともに話したのも
初めてだったと思う。が、性格は優しく、ちょっと
乙女ちっくな面もあったが可愛らしい子だった。
惚れてしまったんだな。これが。
応援団の活動にはあまり精を出さなかった私だが
彼女と過ごす時間にはかなり一生懸命だった。
毎日の放課後の応援の練習。本番の体育祭に
向けて日々盛り上がっていくボルテージ。
私の彼女への想いは最高潮に達していた。
あぁぁ。無垢な自分が懐かしい。
いよいよ体育祭当日。本番が始まり、まぁ体育祭の
華でもあるその応援は、私はたいして目立たなかったが
この日の為にみんなで一生懸命頑張ってきたその
成果は、上手に盛り上げ役としてこなせたのでは
ないかと、そう思えた。
同時に、みんなでずっと頑張ってきたあの一体感を
失ってしまうのかという空しさ。そして、彼女と一緒に
過ごしたとても嬉しく、幸せだった日々も、もうこれで
終わりなのかと思うと、寂しくてたまらなかった。
体育祭の次の日。応援団だったメンバー全員で
慰労と締めをやろうということで、打ち上げを行った。
打ち上げといっても、中学生のやることです。
ボーリング場でみんなで騒ぐといった、可愛らしい
打ち上げだった。彼女と同じレーンで投げることになり
ものすごく嬉しかった。たった2ゲームをこなす間、
このひとときを忘れまいと、一刻を噛み締めるように
重いボーリングの玉を投げつづけた。
打ち上げを行った日は、学校は休みだったので
ボーリングはお昼頃から始めていた。実はその
前の晩は緊張して殆ど寝ていなかった。
それはある一つの決意をしていたからだった…。
そう、彼女に気持ちを伝えようと、誓った。
143 :
_:01/11/10 19:01 ID:???
続きが気になります…
私もです・・・
申し訳ございません。続きは明日書き上げます。
>>146 楽しみにしています。
いい年だと言うのに、恋をしました。
胸が絞め付けられる思いってこんな事かなぁ、って。
毎日考える度にドキドキして、心臓の辺りがぎゅ。甘い痛み。
>>147 年は関係ないと思いますよ。確かに、年相応の行動が
要求されるとは思いますが、人目を気にした恋愛は
窮屈でしょうし、その辺は御分かりであると思います。
むしろその締めつけられるような思いすらも楽しんで、
日々を送っていただいて、またそんなお話を聞かせて
頂けたら嬉しく思います。そのドキドキをもうすこし
聞きたいなぁなんて、ふと思います。
一度に2つの話が同時進行するのもなんなんで、エセ作家さんの
話が終わってから書きますか。
あ、私の話はつなぎで書いていたものですから
どうか気になさらずに。お話ください。
じゃあ書きますか。
というか見る人が見たら俺も彼女も特定できるからなぁ。(汗
トリップだけで書きますか。
とりあえず今までの話をダダダっと書いていきます。
2度読むことになる人我慢してね。
彼女と初めて会ったのはチャットだった。あるアーティストのファンサイト。
一昨年の9月だったろうか。
彼女は大学2年だった。俺より4つ下。
そのアーティストのファン層からすると少し低めだ。
メンバーがほぼ決まってて半ばマンネリ化していたチャットメンバーは、
彼女を大喜びで迎えた。
それから彼女は毎日のようにチャットに来るようになった。
自宅にパソコンがなかったので大学のコンピュータ室から。
俺は昼間は会社からそのチャットに入っていた。常駐している
わけではなかったが、それでも話をする機会は多かった。
11月ごろ、サイト内での忘年会の計画が立ちあがった。
もう3回目になるその忘年会は、毎年大阪で行われていた。
彼女は京都の大学に通っていた。俺は彼女に忘年会のことを伝えた。
彼女は参加すると言った。
忘年会当日。全部で40人くらい集まったメンバーの中に彼女はいた。
誰とも会ったことがなかったので緊張していたが、もともと共通の
趣味を持つ者同士、すぐに話は弾んだ。
忘年会は飲み屋からカラオケ屋に移って続いた。彼女も一緒に来た。
全国から集まるので、毎年ビジネスホテルに宿を取って1泊2日で
スケジューリングしていたが、彼女は次の日用事があるのでホテルには
来ないということだった。
途中、「楽しんでる?」と聞くと、「最初どうしようか迷ってたんだけど
来て良かった。とても楽しい」と言った。
カラオケが終わり、ホテルに着いたときにはもう夜中3時近くだった。
今からでは電車もないので、少し仮眠を取ってから始発で帰ることに
なり、女性陣の部屋にお邪魔することになった。俺は疲れてたので
自分の部屋に帰って寝た。
次の日。集合時間に起きてホテルのロビーに行ってみると、
彼女が参加者に向けての手紙を書いていた。曰く、
「今日はとても楽しかったです。1人で先に帰ってごめんなさい。
また誘ってください。」
真面目で律儀な子だと思った。そして彼女に恋心を抱いていた。
そして2ヶ月後、いつものようにチャットに入っていると、彼女が
入ってきた。
「今度の春休み東京に行くんですよ」
「あ、じゃあオフ開くよ。俺幹事やるから」
そういって彼女の携帯の番号を聞いた。そしてオフの計画を立てた。
3月6日。2週間後に迫ったオフの詳細を決めるため、俺は彼女に電話した。
彼女は春休みのため実家がある福岡に帰省中だった。
夕方に電話をかけて、オフで行きたいところなどを聞く。
用件そのものは5分もかからなかったが、なんとなく切るのがもったいない
ような気がして、他愛もない話を続けていた。
初めての電話が終了したのは8時をまわっていた。
その日、俺はなかなか寝つけることができなかった。
好きな女の子と話をしたという興奮もあったのだが、いけるかもという
根拠のない手応えが感じられたからだ。
彼女は夕食を遅らせてまで俺との電話につきあってくれた。
「もうちょっと話したいな」と冗談めかして言うと、「…私も」という
返事がかえってきた。
2日後、手応えは現実のものになる。
3月8日。
俺と彼女は電話で話していた。夜の11時に始まった電話はもう3時間を
超えている。さすがに寝ようかという話しになった頃、俺は聞いた。
「ねえ、今付き合ってる人とかいるの?」
「え、いないですよー」
「じゃあ俺が立候補していい?」
彼女は冗談と受け取ったらしく、「いいですよ〜」と笑いながら答えた。
「本気で言ってるんだ。本気で答えて欲しい。」
「え…」
2分間の沈黙。俺にはその沈黙が永遠にも思えた。
「私で…いいんですか?」
「君のことが好きだ。付き合ってくれ。」
「…はい」
次の日、出社すると携帯にメールが来た。
「おはようございます。眠れましたか?私はあまり眠れませんでした。
ところで、電車の事故があったみたいだけど大丈夫ですか?心配です。」
日比谷線で衝突事故のあった日だ。
この子は俺のことを心配してくれている。俺のことを大切に思っていて
くれている。そう思うと、いてもたってもいられず、ネットで航空券の
手配をした。そして月曜日の有給を取った。
その日の夜、俺は彼女に電話をかけた。飛行機のチケットを
取ったこと、土日に福岡へ行くので会いたいということ。
彼女は驚きながらもOKしてくれた。
3月10日、土曜日。
俺は昼の便で福岡空港に着いた。彼女はゲートのところで
待っていてくれた。会うのは忘年会以来、2ヶ月ぶりだった。
博多駅でビジネスホテルを予約し、そのままホテルへ向かった。
部屋に向かうエレベーターの中で、俺たちははじめてのキスを
交わした。
部屋に着き、荷物を整理すると、俺たちはベッドに腰をおろして
並んで座った。そして、どちらからともなくキスをした。
長いキスだった。
思えばこのときから俺の頭は正常ではなかったのかもしれない。
俺は彼女をベッドに寝かせると、ゆっくり洋服を脱がせ始めた。
カーディガンのボタンをはずすと、白いブラウスが見えた。
彼女は唇を噛んでいる。
唇を噛んでいる?
なんで俺は好きな人の嫌がることをしようとしているんだろう。
俺は我に返り、カーディガンを元に戻した。そして一言、
「ごめん」
と謝った。
俺は彼女の手をぎゅっと握り締めた。今はただそうしていたかった。
自分のやった愚かな行為を反省するように。
彼女とセックスしたくて付き合おうと言ったわけじゃない。
ただ彼女のそばにいたかっただけだ。
ただ彼女の体温を感じていたかっただけだ。
その気持ちが、彼女を見た瞬間に吹き飛んだ。
俺は「ごめん。ごめん」と繰り返した。
彼女は何も言わなかった。ただ俺の手をぎゅっと強く握り返す
だけだった。
その後、俺たちは福岡の街を探索して、夕方ホテルに戻った。
彼女は実家に帰っていった。
その夜電話していたとき、彼女は
「あのとき、最後まで行こうとしてたら絶対嫌いになってた。
やめてくれてありがとう」と言った。
彼女は男性と付き合ったことがなく、もちろん経験もなかった。
次の日は彼女が用事があるということで、1人で行動した。
3日目は車で遠出することになっていた。
最初レンタカーを借りるつもりだったが、彼女の家の車を
借りられることになったので、その近くまで電車で移動
することにした。
3日目。ホテルをチェックアウトして、彼女の家の近くまで
電車で移動した。駅のそばで彼女は待っていた。
呼子までイカを食べに行き、近くを散歩していると公園が
あった。ベンチに腰掛け、いろいろ話をした。小さい頃の
こと、現在のこと、これからのこと。
そして俺たちはキスをした。夕日が2人を照らしていた。
そのまま博多空港に向かい、飛行機で帰ることになっていた。
彼女は運転しながら泣きそうになっていたので、途中から運転を
変わらなければいけなかった。
空港の駐車場に着いてから、俺たちは強く抱き合っていた。
このままずっと一緒にいたかった。仕事なんかどうなっても
いい。本気でそう思っていた。
先に顔を上げたのは彼女の方だった。
「行こう。」その表情には強い意志が感じられた。
それでも空港のゲートをくぐるまでに30分かかった。
次に会えるのは2週間後。
それからの2週間はとても長く感じられた。彼女も同じ事を
思っていたのだろう。毎日のように電話が鳴り、また電話を
鳴らした。メールで愛を交わしあった。たとえそばにいなくとも、
心はいつも隣にあった。
彼女が東京に来る日。彼女は友達の家に泊まることになって
いたので、仕事が終わって友達と3人で晩飯を食べた。
友達は、彼氏ができたことをとても喜んでくれていた。
「また明日」
彼女は友達と一緒に帰っていった。おなじ東京の空の下に
彼女がいる。そう思うと俺の心はいっぱいだった。
オフ会の日、集まったメンバーに俺と彼女の関係を説明した。
みんな喜んでくれた。
みんなと別れたあと、俺達は2人で新宿の街を歩いていた。
俺の家に来るかと誘ったが、まだ怖いと彼女は言った。
やはりこの前の一件が影響しているのだろうか。
カラオケボックスで一晩明かすことにした。
俺は彼女のために、彼女は俺のために歌を歌った。
そして何度も何度もキスをした。
彼女に膝枕をしてもらいながら丸まって眠った。子供の頃に
戻ったようだった。
次の日。彼女が東京に帰る日。
俺達は東京観光をして新幹線の時間までを過ごした。
時間が近づくにつれ、2人の口数が少なくなっていった。
口を開くと泣き言が出そうで怖かった。
新幹線のホーム。やっぱり泣きそうになっていた彼女を
俺はぎゅっと抱きしめた。言葉はいらなかった。
言葉よりも大事な物がある。
言葉よりも通じる表現方法がある。
言葉よりも感じる想いがある。
別れ際に手紙をもらった。帰って読んだら泣けてきた。
やっぱり言葉も大事だ。
次に会えるのはゴールデンウィーク。と考えていたら、京都で
花見オフがあるとの告知。俺は行くことにした。
花見の日。彼女以外に行くことを告げてなかったので、他の
メンバーは驚いていた。そりゃそうだろう。日曜日のオフに
東京からわざわざ来るなんて。
新幹線で帰ろうと思っていたので、駅まで彼女と向かった。
駅で夕食を食べているとき、俺は彼女にこう言った。
「今日は帰りたくない。朝までお前と一緒にいたい。」
彼女はゆっくりとうなづいた。
彼女はいったん宿泊届けを出すために寮に戻った。
そして、ホテルを予約した。
ホテルの部屋に着くと、俺は彼女を抱きしめた。
彼女がシャワーを浴びている最中、テレビを見ていると、
「小渕首相倒れる」の臨時ニュースが流れていた。
彼女がシャワーから出てきた。ホテルの浴衣を着ていた。
緊張しているようだ。俺は彼女をベッドに寝かせて聞いた。
「本当にいいの?」「…うん」
その夜、俺と彼女は結ばれた。
すごく痛そうだったので途中でやめたけど、それでも良かった。
彼女と一緒にいること、裸で抱き合って眠ること、それだけで
幸せだった。
次の日、俺と彼女は駅に向かった。
早朝なのに人が多い。キスすることもままならなかった。
ホームの一番前まで行き、俺達はキスをした。
これから1月ほど会えない。抱きしめる腕にも力がこもる。
新幹線が音もなく滑り込んでくる。彼女は泣いている。
でも行かなければならない。発車ギリギリまで抱いていた。
扉が閉まる。
俺はドア越しに唇を動かした。
「あ」「い」「し」「て」「る」
彼女はうなずいた。
「あ」「い」「し」「て」「る」
よし、これでゴールデンウィークまで頑張れる。
ふぅ。疲れた。
前はここまで書いてたんですね。
続きは月曜日以降にちょこちょこ書いていきます。
169 :
_:01/11/11 02:08 ID:???
いまさらながら訂正。
>>163 × 彼女が東京に帰る日
○ 彼女が京都に帰る日
何故だろう・・・前半の話知ってる・・・?
一気に読みました。続き気になるー
二編同時進行かな?楽しみ。
保守ついでにつまらない話でもひとつ
寝起きが悪いです。目覚まし使っても鳴ってる音が聞こえない
でも好きな人ができると、電話の音に敏感になる
メールの短い着信音でも十分目が覚める
彼からの連絡を心待ちにするあまり浅い眠りになるのだろうか(w
出会いから結ばれるまでのとても美しく描かれた
お話、深く感慨いたします。
その後の展開をお待ちしております。
174 :
_:01/11/11 17:15 ID:???
最終新幹線のホームで別れを惜しむ恋人達。
距離が二人をまた遠ざける。
そんな風景のある列車を、シンデレラエキスプレスと
誰かが呼んでいたような。
すてぴん氏のお話が途中ですが、ちょっと
>>142の続きを。
ボーリングをやっている最中、ずっとドキドキしてた。
彼女にどこでどうやってどんな言葉で、気持ちを
伝えようか。どうやったら伝わるか。上手に言えるか。
そして、彼女は自分をどう思っているんだろう…。
そんな思いが頭の中を交錯していた。
ボーリングを2ゲーム終えて、いよいよ解散となった。
まぁ中学1年もいたので打ち上げとしてはそんなもん
だろうということで。それぞれ地元に帰ることになった
のだが、俺は彼女をみんなから離れたところに連れて
いき、これからどこかに行こうよと誘おうと思った。
が、緊張して言葉が出ない。断られたらどうしよう。
なんか用事があるかもしれない。既に約束が入ってる
かもしれない。なんでも前向きに考えられない自分が
いた。そして、勇気を振り絞って、彼女に言った。
「あのさ、もし今日暇ならどこかいかない?」
彼女は少し俯いた。その瞬間俺は「駄目」の二文字が
頭をスクロールしまくった。あぁ、やっぱり駄目だった。
もっと前から言っておけば良かった。いきなり誘うのは
失礼だ。無理なんだ。ああ・・・・。と鬱になった。
俯いた顔を上げて彼女はこう言った。
「いいよ。」
あぁ、予想を反して彼女は了承してくれた。
これは事実上デートじゃないか?やったー!
ものすごく嬉しかった。諦めていた俺の心に
ラフレシア級の花が咲いたようだった。
まぁイメージは薔薇なのだけど。
こうして、彼女と二人で山下公園という場所に
向かった。
電車に乗って、関内駅について、中華街を抜けて
その移動している間、ずっと彼女と応援団の思い出話や
小学校の頃の話、中学3年間の話、いろんなことを
話し合った。途中雑貨屋さんの店頭に並ぶ小物を
見て可愛いと指を指す彼女は、可愛くて、もの凄く
眩しかった。良く晴れた秋の空の下で、すこし色白の
彼女はとてもとても可愛かった。
目的地の山下公園について、一緒に並んで歩いた。
とても幸せだった。彼女とこうして二人で散歩をして
いるなんて、信じられない・・・。
彼女を始めて見かけた日、そう、好きになった日から
ずっと思い描いてきた風景だった。そしてそれが
今叶っている。一通り歩いた後、少し休もうといって
海沿いの柵に二人で腰掛けた。
それまで笑いながら途切れることなく続いていた会話が
ふと途切れ、周囲の人の雑踏やハトの鳴く声がうるさく
感じるほどに、二人は黙ってしまった。
俺は気持ちを伝えようと、決心した。
もう振られてもいい。でも今までずっと好きだったし
これからもずっとそうだし。その想いだけは伝えよう。
夕べ散々考えてそう決めたんだから、ちゃんと言おう。
たとえ振られてもいい。一生懸命好きだし、絶対に
後悔はしない。
そして俺は口を開いた。
俺:今さ、好きな人とかっている?
彼女:・・・・
すこし沈黙の後
彼女:うん・・・いるよ
俺:・・・そうなんだ・・・
ショック。ショック。ショック。
頭の中真っ白。もうだめだ。
いや、諦めちゃ駄目だ。好きな人ぐらいいて当然だ。
俺は気持ちを伝えて玉砕してやる。がんばる。
俺:その・・・好きな人と付き合ってるの?
彼女:ううん。好きなだけ。告白もしてないよ。
俺:そうか・・・。
がんばれ!おれ!言え!言うんだ!
俺:あのさ、聞いてもらいたいことがあるんだ・・・。
俺:俺さ、応援団になっちゃって、そんで、でも君と会ってさ。
今まで一緒に練習とかしてきてさ、そんな中でさ・・・
言葉に詰まる。手が震えてる。餌に群がるハトがたくさん
いるのに、目に入らない。緊張する。
俺:そんで、俺、君の事がす・・・
言え!言うんだおれーーーーーーーー!
俺:好きなんだ。ずっとずっと好きなんだ。すごい好きなんだ。
言った。言えた。俺がんばった。滝汗。
こわばる体を動かし、彼女を見た。なんと固まってる。
いやな予感。
俺:好きな人がいるような気がしてたんだけど、俺はそうなんだ。
マジで。ただ今日は気持ちを伝えようと思ってたからさ。
聞いてくれてありがとう。
そして、黙って聞いてくれていた彼女が口を開いた。
彼女:あのね、私ね、好きな人がいるって言ったでしょ?
俺:うん・・・。
もう玉砕の予感。はやかった。俺終わったよ。
彼女:私も○○君の事が好きだったの。
俺は固まった。予想もしてない言葉だった。
沈黙を破って彼女の口から出てきたその名前は、
俺の名前だった…。
俺:え・・・?お、俺・・・?
彼女は黙って、ひとつうなづいた。その表情は、
すこし照れながら、微笑んでいた。とても可愛く
心のそこから彼女を可愛いと思えた表情だった。
良く晴れた公園の風景と雑踏の音が一斉に戻ってきた。
我に返ったというのだろうか。俺は彼女の言葉を噛み締めた。
そのまま照れながら微笑んでいる彼女。
しまりの無いへらへらと笑う俺。
よかった・・・と柔らかい口調でささやいた彼女の手を
そっと握ってみた。その手はひんやりとして、すこし
汗ばんでいた。そして、手を繋いで俺達は晴れ渡る
秋の空の下を歩き始めた・・・。
全体的に羨ましい話だが特に
>>188が羨ましい。羨ましすぎる。
それと、告白した勇気ナイス。よく頑張った。感動した。
ヨカッターヽ(TДT)ノ
あら、読んでいる方がいらっしゃったのですね。
今はだいぶ擦れた大人になってしまいました。
あの頃のことは今でも鮮明に覚えています。
とても下手な文章で、申し訳無いですが、
続きはまた後ほど書かせていただきます。
あんまり期待しないでくださいw
はー読んでてドキドキしちゃったYO!
エセ作さんよかたーね( ´∀`)
彼女そんなにかわいーのか
羨ましい……
いい話だ。あげたいけど我慢。
彼女と過ごした日々はとても楽しくて幸せだった。
毎朝いつもの場所で待ちあわせ、そしていつもの
場所に帰ってくる。何気ない時間がとても嬉しくて
充実していた。生まれてきて良かった。出会えて
良かった。
毎日寝る前に彼女に大好きだよ、ありがとう、と
つぶやいていた。時間が許す限り、僕達は一緒に
過ごし、言葉を交わした。彼女と生きているということ
それは永遠のものだと信じて疑わなかった。
が、幸せな日々は、そう長くは続かなかった。
それから冬を迎えた僕達二人を待ちうけていたのは
あまりにも辛く、そして悲しい出来事だった。
僕は非力な自分を呪い、そして彼女は涙を流した。
そして彼女にこう伝えた。
「ありがとう、さようなら。」
ではまた明日。
199 :
.:01/11/12 04:15 ID:???
お疲れ様です。
200
201 :
_:01/11/12 08:34 ID:???
4月28日。明日からゴールデンウィークだ。
ということはつまり彼女と逢えるということで。
しかも今度は9日間、俺の家に泊まることになっている。
その日6時に仕事を終えた俺は、新横浜まで出迎えに行った。
といっても職場から10分も歩けば着くのだが。
彼女も大学が終わってこちらへ向かうので、8時頃になるだろう。
俺はパチンコで時間を潰すことにした。
携帯にメールが入った。「もうすぐ着くよ」
俺は改札口へ向かった。
改札のところで待っていると、彼女が大きなバッグを持ってやってきた。
すぐに俺を見つけて手を振る。とてもうれしそうな顔をしている。
おそらくその時の俺も、とてもうれしそうな顔をしていたのだろうけど。
俺の家までは電車で40分くらいだ。家に着くまでの間ずっと手をつないでいた。
逢えなかった1ヶ月の空白を必死で取り戻すように。
でももう心配しなくていい。これからGWが終わるまでずっと一緒なのだ。
男の一人暮らしというものは部屋が汚くなりがちだ。俺も例外ではなかった。
とりあえず会社に行く前に目立ったゴミは捨てていたものの、まだ乱雑な
状態だった。
「あの…とりあえず掃除しようか。」彼女に言われた。
彼女はきれい好きらしい。いや、女性から見ると普通なのかもしれないが。
もしくは俺が無頓着なだけかもしれない。今まで部屋というのは寝に帰る
ようなものであって、女性を招き入れるようなものではなかったから。
2人で掃除をした。夜だったので掃除機は使わず、カペコロでカーペットの
掃除をしたり、雑誌を片付けたりする程度のものだったが、それでも俺の部屋は
見違えるようにきれいになった。
「きれいになって良かったね。気持ちいいでしょ?」彼女は笑う。
疲れているはずなのに働かせてしまって申し訳ない、俺はそう詫びた。
「大丈夫だよ。疲れてなんかないよ。」
気丈にふるまう。彼女はそんな一面がある。頑張り屋なのだ。
夕食はコンビニの弁当で済ませることにした。彼女は何か作ると言ったが、
さっきの掃除と長旅の疲れもあるだろうからと断った。それに冷蔵庫を開けても
しなびた野菜と飲みかけのウーロン茶があるくらいだ。食材は明日買いに行く
ことにしよう。
汗をかいたので、シャワーを浴びることにした。その間に窓を開けて空気の入れ替えを
する。俺は喫煙者なので、どうしても部屋の中に煙がこもりがちになる。
2人でシャワーを浴びる。狭い浴槽なのでどうしても体が密着することとなる。
………まあつまりそういうことだ。
書きながら思った。長い。(汗
ほ。
幸せいっぱいの結ばれた二人ですね。
>>211 この時は、ですか・・・。また明日お待ちしております。
俺もなんか書きたくなってきたぞ、コンチキ!!
でも2つも進行してるから終わったら書くよ。
>>213 いえいえ、私の話は時折書いているので遠慮なさらずに
お書きください。書くときは名無しさんを推奨いたします。
215 :
1:01/11/12 22:43 ID:???
良スレの予感。
>>215 1さんどうもです。再利用させていただきました。
コイバナいきましょう。お待ちしております。
>>197の続き。
彼女とは、秋が深まると共にその距離もどんどん
近づいていった。彼女はどちらかというとまじめな
方で、いつもふざけている俺とは釣り合いが取れて
いたのか、いまでも疑問だ。最初は手を繋ぐのも
恥らうほどだった。そんな彼女が可愛くて仕方が
なかったのだが。
いつも学校が終わると、下駄箱を出たところにある
ベンチのとこで待ち合わせしていた。教室を出て、
階段へ向かう廊下の窓から、そのベンチを見下ろせた。
彼女が待っている姿を見つけると、俺は走った。
同じクラスの友人に冷やかされながら、下駄箱へ
急ぐ。そして、昨日と同じように優しく微笑む彼女。
帰り道、学校から彼女の住む家まではすぐなのだが
天気が良いときはいつも近くの公園に寄り道。
その日も、良く晴れた日だった。だいぶ日が沈むのが
早くなってきていたが、たまたま学校が終わるのが早
かったので、いつもより長く彼女とベンチで過ごせた。
そのとき、彼女とは将来の事について話していた。
もうすぐ受験。高校に入って、大学に行って普通に
就職して…。といって微笑みながら俯く彼女。
俺:そのあとは?
彼女:んー。どーだろー。
俺:ん?教えてよ。
彼女:内緒だよ〜
なんてやりとり。我ながら恥ずかしい会話だ・・・。
ふと、彼女は口を開くのを止め、悲しそうな影を
その白い頬に落とした。なんだろう・・・気になる。
彼女の表情は、明らかに悲しそうだった。
何か思い詰めた目をしている。その大きな瞳の
奥には、俺は涙が浮かんでいるように思えた。
そして、彼女が口を開いた。
彼女:ずっと・・・
俺:ん?
彼女:ずっと一緒にいたいね。
俺:うん・・・そうだね。
なんだろう。突然。嬉しい事を言ってくれているのに
素直に喜べない。彼女の表情が妙に引っかかる。
俺は聞いてみた。
どうしたの?なにかあったの?
沈黙が続く。そして彼女は静かに、ポトリと一粒の
アーモンドの形に似た涙の雫をを膝元に落とした。
彼女の手が震えている。そしてもう一粒。
俺は何故泣いているのか知る由も無かった。
だけど、理由があるから泣いている。
ドキドキ
彼女は、その涙の理由を話し始めた。
「あのね・・・今年高校の受験でしょ?それで、
お母さんが男の子と付き合うのに凄く反対してて
もうやめなさいって・・・。私ね、一生懸命話したの。
とても○○君のことが好きで、どうしても一緒に
いたくて、勉強も頑張るし絶対合格するし・・・。
だけどね・・・
俺は続きを聞くのが怖かった。けど、彼女の言葉を
黙って聞いた。
「お母さんが、どうしてもやめなさいって・・・。
私どうしよう。一緒にいたいよ。勉強するよ。
どうしたらいいんだろう・・・・・。」
彼女の言葉が止まり、変わりに涙が落ち始めた。
俺はなんて言ったら良いか判らなかった。
が、自然と自分の手が動いた。
俺は彼女の肩を抱き寄せた。泣き止まない
震えつづける肩だった。とても華奢だった。
並んで座っていた俺達。彼女は俺にしがみつく
ように、声を出して泣きつづけた。
どれぐらい時間が経ったのだろう。
やがて落ち着きを取り戻した彼女に、俺は
言葉を投げかけた。
「俺さ、思うんだ。
「今はさ、お母さんにとっても君にとっても
大事な時じゃない?もちろん俺もずっと、
許される限り一緒にいたいよ?だけどさ
勉強も大事だし、高校入ってからも、その
先も、ずっとずっとあるわけだし、だからさ。」
彼女があふれる涙もぬぐわずに、俺の胸元から
その顔を俺に向けた。
俺は思うことを上手に言えなかったが、続けた。
「だからさ、お母さんに逆らって、無理するよりも
ちょっとだけ一緒にいる時間を削らなきゃならない
かもしれないけど、二人で頑張って勉強しようよ。」
本当は、違うこと考えていた。むしろその逆だった。
親の反対なんか押し切って逆に説得してやろう、
俺はそう考えていた。
彼女は、うんとひとつ頷いて俺の目をみつめた。
彼女の表情から悲しみと困惑、そして申し訳が
なさそうな色が見えた。
そして、俺は肩を抱いていたその手に少し力を加えた。
彼女の顔が近づく。心臓が高鳴る。もう一つの腕で
しっかりと彼女を抱きしめた。
唇を重ねた。
柔らかく、涙のせいでしっとりとしていた。
それが彼女と初めてのキスだった。
彼女も俺の腕にしがみついた。目を閉じた彼女は
とても綺麗だった。重ねた唇を離し、彼女は「えへ」
とささやいた。
黄色い落ち葉が芝生を覆い、すこし肌寒い風が吹く。
公園の片隅のベンチで、二人は重なり合うように
しばらくそこに座っていた・・・。
( ´∀`)ぅぅぅ 彼女がんばれ・・・
わかる、わかるよー
ませガキエセ作家さんがんばってください。
ちなみにちゅーはどんな味でしたか?
233 :
_:01/11/13 03:00 ID:???
読んでるコッチが恥ずかしくなってしまうような、純粋な恋愛だね。
若い頃の恋愛ってこんな感じだったなぁ、と懐かしくなりました。
続き、楽しみにしてます。
楽しい時間というのはあっと言う間に過ぎていく。
シチューを作って食べたこと。
お台場に行ったこと。
横浜の観覧車に乗ったこと。
ボーリングとカラオケに行ったこと。
唇を重ねたこと。
抱き合って眠ったこと。
彼女が帰る日がやってきた。
荷物をまとめ、俺の横に腰掛けて肩に頭を乗せる。
「…いやだよ…帰りたくないよ…」
「ずっと一緒にいたいよ…」
独り言のようにつぶやく。
「ねえ、聞いてほしい曲があるんだ」
そう言ってCDをセットする。
♪例えば僕の記憶には君だけが残ればいい
約束するよ 僕は死ぬまで君を話さないだろう
君にとっての僕は一体どんなんだろう
僕は君が愛しくてしょうがないんだよ
だから一緒にいて 君を守るから
今までで一番長いキスだった。
これから3ヶ月会えない日々が続く。電話でしか話せなくなる。
だから、精一杯の俺の気持ちを。
仕事が入りました。またあとで。
238 :
_:01/11/13 11:37 ID:???
続きをお待ちしておりました。
なかなか幸せいっぱいな展開ですね。
ho.
守
感謝です
242 :
.:01/11/14 00:15 ID:???
243 :
_:01/11/14 03:10 ID:???
新幹線を見送って、俺はメールを打った。
「私、○○○○は××××を生涯幸せにする事を誓います。」
15分後。
「××××は○○○○を愛し続けることを誓います。」
クサいと笑われても構わない。実際そうなんだろう。
でもどうしても自分の気持ちを伝えたかった。
あと何回こんな別れを繰り返すだろう。
でも待つ自信はある。いつか彼女と一緒に暮らせるその日まで。
家に着いた彼女からメールが届いた。
「バッグを開けたら○○の部屋のにおいがしました。また泣いちゃいました。」
彼女との電話のやり取りは毎日続いた。
昼と夜。その間にメール。
なるべく2人の距離を感じさせないように。
それがいけなかったのだろう。
彼女は学生だ。授業もサークルもある。
テスト勉強もしたい。でも夜になると俺から電話がある。
両立させるのは難しかったのだろう。
「ごめん、ちょっと勉強したいから。」
その一言が言えず、彼女は1人で悩んでいた。
ああ・・・わかる・・・(T▽T)
7月。俺は1ヶ月深夜勤務の仕事に就く事になった。
彼女とは生活が逆転する。
今まで夜にかけていた電話もかけられなくなる。
そのことを伝えたとき、彼女は内心ホッとしただろう。
でも、彼女の事情を知らない俺は、仕事の合間を縫っては
電話をかけつづけた。彼女も俺の声を聞きたがっている、
彼女も話したい事があるはずだ、そう勘違いしたまま。
この頃からだろうか。彼女の態度が少しづつ変わっていったのは。
つづく。
書いてて悲しくなるな、このへんは。
8月になった。ライブを一緒に見に行くために彼女がやってきた。
会うのは3ヶ月ぶりだ。といっても今回は2日しかいないのだが。
家に入るなり彼女は真剣な顔で話しはじめた。
「…ごめんね。」
彼女のほほを涙が伝う。突然のことで俺は動揺した。
「どうしたのさ?」
「ごめんね…ごめんね…」
どうしていいのか分からない。とりあえず落ち着くまで待つことにした。
「…あのね、しばらく電話するの控えてほしいんだ。
○○が私の事心配してくれてかけてくれるのは分かってる。すごい
うれしいんだ。でも、私も勉強しなきゃいけない。もう3年だし、
そろそろ卒論のテーマを決めなきゃいけない。文化祭の準備も
入ってくるのね。もちろん勉強もしなきゃいけないの。でも
○○から電話かかってくるでしょ。」
「…正直、迷惑なんだ。」
あまりに突然の話に俺は絶句した。
彼女は続ける。
「GWに会ったとき言ったよね。これから忙しくなるって。
あまり電話もできないかもしれないって。でも○○は私の
都合にお構いなしに電話してきて。」
「○○なら分かってくれると思ってた。ちゃんと配慮してくれる
と思ってた。でもあなたはそうしてくれなかった。」
「私の勝手だって分かってる。でも、もうきついんだ…
体がもたないよ…」
堰を切ったようにあふれてくる今までのつらい思い。
おそらく東京に来るまでにいろいろ考えたのだろう。
その思いを前にして、俺は何も言うことができなかった。
何も言えなかった。ただ自分の鈍感さ、愚かさを呪うばかりだった。
彼女は静かに言った。
「明日ライブに行って、それで終わりにしよう。」
彼女の決心は固い。そう確信した。
今俺が何を言っても言い訳になる。
彼女は続ける。
「嫌いになったわけじゃない。でもこのまま好きでいられるか
分からない。」
涙があふれてきた。
何でだよ。どうしてこうなっちゃったんだよ。
おかしいよ。どうすりゃいいんだよ。
あんなに好きだったじゃないか。
信じられない。もう何もかも信じられない。
「…分かった。そうしよう。」
精一杯の言葉をしぼりだした。
そして俺と彼女は別れを選んだ。
誰かが言っていた。
「女は3年付き合った男を3日で忘れる。
男は3年付き合った女を6年ひきずる。」
見てないだろうけど。
今でもあなたのことが好きです。
おわり。
彼女も来年の3月には卒業です。
就職も無事決まったみたいです。
切ない、と言いたいところだが、「してやられてた」ね(w
「女はこうだ」からではなく、その子がそうなだけだよ。
あー…すごく切ない…。
「好き」という気持ちの強さが裏目に出てしまったんですね…。
265 :
:01/11/14 14:53 ID:Lx9MA/QL
比べるのは他人じゃなく昨日と今日と明日の自分
>> 8fe5ZQEsさん。
数日間に渡り、お話くださってありがとうございました。
私なりの発言をさせて頂きますと、やはり切ないの一言
です。貴方は確かに、彼女を心から愛したのでしょう。
愛は与えるという行動の積み重ねであり、その繰り返し
でもあると思います。彼女も貴方のあまりにも大きな
愛情に応えきれなくなった…という感じでしょうか。
もし、お二人の間に何かが足りなかったのだとしたら、
それは共に過ごす時間ではなくて、お互いに同じ
ペースで愛を育てていく時間、二人で一緒に生きていく
形をを作り上げる時間、だったのではないかと
思えます。出会った恋人達は、誰もがこれからを
どうやって「二人で」生きていくか、を模索するでしょう。
彼女も貴方と生きていく形を作り上げたかったはずだと
思います。が、人は全てを分かり合えない生き物。
悲しいですね。貴方のこれからの人生で、彼女への
想いが良き日々を作り上げることを担う思い出として
その胸にひっそりと生き続けたら良いな、と願います。
>>265 今ふと、タイトルを読み返しました。
これは私の勝手な解釈ですが、「幸せ」という事に
ついて、言ってるのではないかと思います。
つまり、人と比較して満足する部分を糧とする、
あるいはそれを価値観の根底において、形成する。
それによって成り立つ幸福感よりも、得られる
満足感よりも、昨日、今日、そして明日の自分を
間違いなく少しづつでも望む形に変えていく。
進んでいく。といった感じなのでしょうか…。
まぁ誰もが思い悩む種の話題なのかもしれませんが
あらためて考えてみると、昨日と同じような今日を
過ごしている自分がここにいる。
ただ、例えば、昨日と同じ時間に同じ電車の同じ車両。
明らかに昨日と似たような今日の始まりを感じますが、
実は昨日とは違う広告を読んでいる。なんて、微妙な
変化を感じて、無理やり今日の自分を作り出す。
そんな小さな事で、私は自分をの今日と言う日を
認識しようかな、と思っていたりもします。
はて、なにが結論なのかわかりませんね。
心構えや小さな自己満足が幸せを導く、
といったところでしょうか。
またいつか想うことを書きたいです。
>>269 保守感謝です。
>>270 一部訂正。
×自分のを今日という日
○自分の今日という日
でした。スミマセン
私の勝手な解釈では「仕事について」だと思っていました
こうして思い返してみると、色々な事に当てはまりそうですね
おやすみなさいませ皆様。。。
お休みです。また明日。
つづく。
書いてて悲しくなるな、このへんは。
275 :
.:01/11/15 04:01 ID:???
277 :
_:01/11/15 14:20 ID:???
デジャヴかと思った。コピペ荒らしだったのか。
保守感謝です。いつかよっちゃんいかご馳走します。
281 :
_:01/11/16 00:00 ID:???
(-ι_- )
285 :
_:01/11/16 13:07 ID:???
おはようございます。保守ありがとうございます。
287 :
_:01/11/16 17:02 ID:???
>>230の続き
それから、彼女とは毎日一緒に帰るのだが、まっすぐ
彼女の家に向かうという日々だった。
彼女の母親が家で待っているので、まっすぐ帰らざるを
得ないといった感じだった。
それでも、俺は満足していた。違うクラスだから昼間は
なかなか会えないし、僅かでも言葉を交わすことができた
からだ。しかし、明らかに彼女の表情は時間が過ぎるに
つれ、明るさを失っていた。
そして、とうとう事件は起きた。
その日、彼女は所属している委員会の集まりがあり、
それが終わるのを俺は彼女の教室で待っていた。
放課後、2時間ほどで彼女は委員会を終えて教室に
戻ってきた。彼女はにこっと笑って、「お待たせ」と
言ってくれた。
「今日は遅くなるってお母さんに言ってあるの」
彼女はそう言って嬉しそうに微笑んだ。
そして、久々にいろんなことを話せた。
しかし、俺と彼女は志望する高校が違い、その先の
事もあり、そして母親のきつい反対を受けて自分を
しっかりと保てるかどうか、不安でたまらないと言う。
俺は、「大丈夫だよ」と、何回も何回も繰り返した。
むしろ自分に言い聞かせたかったのかもしれない。
彼女の不安を拭いたい。しっかりと自分の手の中に
抱きしめていたい。俺はそう強く願ったが、少しだけ
その願いは届くに至らなかったようだ。
夕日を受けて赤く染まる教室で、静かに抱き合った。
俺はまるで何かに怯えるかのように小刻みに震える
彼女を抱きしめ、窓の向こう側に見える赤い空を、
睨み付けた。
どんなことでも乗り越えてやる。
日が沈みかけたので、彼女の家に向かい歩き始めた。
肌寒い風を受けて、より強く彼女の手を握りつづけた。
そして彼女の家の下に着いた。
そこである人物が、俺達を待っていた。
暗がりで良く見えない。誰だろう?目を凝らして見る。
その横で、彼女がつぶやいた。
「お母さん・・・」
俺達を待ちうけていたのは、彼女の母親だった。
彼女がつぶやくと同時に、ツカツカと俺に立ち寄る。
バチッ
渾身の力をこめて母親は俺をひっぱたいた。
頬に激痛が走り、やがて熱を帯びてきた。
静まり返った住宅街に母親が叫ぶ。
「あんた達、いいかげんにしなさい!」
俺は呆然とその場に立ち尽くしてしまった。
彼女の顔も見ることができない。多分泣いている
だろう。彼女の母は、俺をものすごい形相で睨む。
俺は突然の事に頭を整理できなかった。
のどが乾く。体が動かない。
そんな俺に母親はののしるように言葉を続ける。
「あなたどういうつもりなの!!何を考えているの!」
いくらなんでも酷いよ…
思ったとおり、横にいる彼女の方からすすり泣く
声が聞こえる。何故だろう。どうしてなんだろう。
まるで母親には俺のことが憎いように見える。
俺はやっとの思いで口を開いた。
「あの、俺達なんか悪いことしてるんですか?
なにが駄目なんですか?」
声にならないような声で、出た言葉はそれだけだった。
だけど、母親は俺の言葉には返事をせず、代わりに
彼女の手を俺から引き離すように引っ張り、家に連れて
いってしまった。
(;д;)
勢い良く玄関の扉を閉められ、静けさと冷たい風が
俺を包んだ。熱を帯びた頬が、血液が通るたびに
うずく。そしてただ呆然と、彼女の家を見つめて立って
いることしか出来なかった。
それから、家につくまでとぼとぼと歩いたのだろうが
良く覚えていない。が、家につくなり、今度は自分の
母親に聞きたいことがあると言われた。
それは俺を更に冷たく襲い掛かる出来事だった。
どうやら彼女の母親から、うちに電話があったらしい。
そして、俺の母親は電話越しに彼女の母親にえらい
剣幕で、「うちの娘をそそのかすな」と一方的に言われ
ガチャンと切られたらしい。
俺の母親は一体どういうことか、と聞いてきた。
俺は正直に、自分の気持ちも含め、これまでの
経緯や付き合ってきた事を母親に話した。
相手のお嬢さんにご迷惑を掛けているような事は
ないのかと聞かれ、それは断じて無い、ときっぱり
俺は言い切った。そして俺は今日の出来事まで
全部説明した。
母親は、黙って俺の話を聞いていた。だが、相手の
母親に一方的に俺がたぶらかしていると言われた
のが引っかかるらしく、何度も俺に確認してきた。
俺が話し終えると、俺の母親は静かに立ちあがり
「あなたが間違ったことをしてないならそれでいい」
と言い残し夕食の支度をしにキッチンへ行った。
俺はわけがわからず、どうしていいかもわからず
ただ混乱した頭の中で、彼女のことを思い浮かべ
ていた。今までの日々のことが鮮明に思い出される。
こういうとき、どうやったら強くなれるんだろう。
ふぅ。またつづくっす。
胸が苦しいよう・・・
お休みの保守
おはよう保守
306 :
.:01/11/17 04:09 ID:???
寝る前に保守
308 :
:01/11/17 08:51 ID:???
つ…つづき……もどかしい
309 :
:01/11/17 10:49 ID:???
保守感謝です。キャベツ太郎おごります。
311 :
.:01/11/17 17:33 ID:???
>>300の続き
〜その夜〜
悔しい。なにがいけないんだろう。どうすればいいんだろう。
それよりも何よりも、彼女が可愛そうだった。俺が殴られた
のは、別にどうでもいいことだった。目の前で自分の母親が
人に暴力を振るう姿を目の当たりにした彼女は、きっと深く
悲しんでいるだろう。今、彼女は何を思っているのだろう。
どうしたらいい?頭の中でぐるぐる回る。
いてもたってもいられなくなった俺は、着替えて外に出た。
あても無くぶらぶらと歩きながら、ずっと彼女の事を考え
ていた。
ふと気がつくと、彼女の家の前についていた。
ついさっき、ここで彼女が泣いていた。ここで俺は
ひっぱたかれた。彼女の母親に怒鳴られた。
そんな喧騒が嘘のように静まり返った住宅街。
俺は力無く、家の塀によっかかってしゃがんだ。
俺はあの山下公園で気持ちを伝えた日の事を
思い出していた。そういえば、後で聞いた話だが
あの日、俺が好きだと伝えた日、彼女も俺に
好きだと言おうと誓っていたらしい。ボーリング場
で、これからどっかにいかないかと誘われたときは
ものすごく嬉しかったと言っていた。
そんな日が懐かしく思えてくる自分がいた。
どこか心の中で、ほんの僅か、何かに諦め
ている気持ちがあった。そして気が付くと、
涙がこぼれていた。やっぱり俺は彼女が
好きだ。彼女の母親が反対するなら、今は
我慢してもいい。だけど、彼女と会ったり
話したり出来ない事がなによりも辛い。
あの優しい微笑がたまらなく愛しい。
どれぐらい時間が経っただろう。
あたまの混乱が何一つ解決しないまま、俺は彼女の
家を後にした。
家に帰ると、リビングに電気がついている。
もう夜中の1時だというのに、誰が起きてるんだろう。
テレビも点けずに静かな中、ソファに座っているのは
父だった。きっと母から例の電話の件を聞いたに
違いない。そして案の定そうだった。
規則正しい生活を信条とする父が、平日のこんな
時間に起きているのはめずらしい。というか、俺に
話があるのだろう。俺は何を言われるわけでもなく
黙って父が座っている正面のソファに、深く腰を
降ろした。ふう、と溜息が出た。
黙って向かい合う父と俺。やがて、父が俺に言葉を
投げかけた。
父:彼女の親御さん、大分憤慨なさってるそうじゃないか。
俺:うん・・・。
父:お前、無理な交際をしてるのか?
俺:してないよ。ちゃんと毎日日が暮れる前に帰ってるよ。
父:しかし、お前も彼女も受験を控えた身だろう。
俺:・・・なにがいいたいの?
俺は父の意図がわからなかった。いつもは、行動の
責任を取れる事なら好きにすれば良いとだけ言う、
どちらかといえば放任的な父だった。それに、物事を
はっきりと言い切る人なので、奥歯に物が挟まった
ような言い方はめずらしい。
父:その・・・なんだ。私は交際については苦手な話なので
あまり巧いこといえんのだが、一つだけな。
俺:うん。
父:お前達は若い。まだその環境に負けずに交際を続けられる
力はお互いに無いだろう。
父:だがな、彼女を想う気持ちは大切にしなさい。
人を想う事は、大切な事だ。世の中にはどうにもならない事が
たくさんある。いくらもがいても、手が届かない領域もある。
だけど、自分の想う気持ちだけは、大切にしなさい。
やっぱり何を言いたいのかわからない。
俺は、「うんわかった」とだけ言って、部屋に戻った。
どうにもならないって、まだ終わったわけじゃない。
彼女のお母さんが今は受験だから反対してるに違いない。
今はじっと我慢の時期なんだ。がんばって高校に受かって
その後好きなだけ一緒にいてやる。
せめて俺がしっかりしてなきゃ・・・。
ただ単に自分にそう言い聞かせたかっただけなのかも
しれないが・・・。
そして夜が明けた。
いつものように朝を迎え、いつものように学校に行く。
そして、いつものように授業が終わる。
俺は帰りのHRが終わると同時に教室を飛び出た。
そして、いつものベンチに向かった。まだ彼女は
きていない。どうしても昨日の事が話したくて、
どうしても今日彼女の顔が見たかった。
俺はじっと待っていた。
しかし彼女は来ない。帰るとき必ずここを通るはずなのに。
下級生達が部活を始めた。帰る人もまばらになった。
でも、彼女は来ない。どうしたんだろう。今日は休んだのかな。
俺は昨日の父の言葉を思い出していた。
「世の中どうにもならない事もある・・・」
いいや、ちがう。そんな事無い。ぶんぶん首を振って
その言葉を忘れようとした。
そこに彼女と同じクラスの仲が良い子が現れた。
友達:あのね、彼女ね今日早退したんだ・・・。
俺:マジ?
友達:うん。午前中で帰ったんだ。
俺:そうだったんだ…。
友達:それでね、あの子から預かってるものがあるの。
俺:俺に?
友達:うん。これ・・・
と言って、渡されたものは彼女からの手紙だった。
俺:ありがとう。そんで彼女は大丈夫なの?
友達:うん。大丈夫だと思う。それじゃぁ・・・。
俺はその手紙を持って、校門を出た。
そして向かったのは、あの公園だった。
初めてキスをしたあのベンチに座り、彼女からの
手紙をポケットから取り出した。
そして、彼女の書いた文字に目を向けた・・・。
ふぅ。つづくっす。
いつも気になるところで切るねぇ。
続き期待してるよ。
( ゚Å゚)ノぁぃ
325 :
.:01/11/18 03:19 ID:ruPkT6uB
326 :
.:01/11/18 05:37 ID:ruPkT6uB
これるかなぁ
ほしゅ
滝汗・・・・・・やっとこれました。
>>328 いつも見てまーす。
頑張って下さいな。
>>329 ありがとうです。つーか誰も書いてくれなくなっちゃったんだよね。
だからおいらかいてるんですけど。
厨房編はもうすこしでおわりです。
331 :
_:01/11/18 16:38 ID:qf6szpu0
332 :
.:01/11/18 19:35 ID:ruPkT6uB
今夜は流れ星ですね。
そうですねー
もし叶うなら何を願いましょうか。
単位。
教授の機嫌次第なんだな(;´Д`)
339 :
おれんぢ可憐(2) ◆rN0Tdrug :01/11/18 22:43 ID:fK1G7eW+
こんなの見ないよ
努力で教授の気分を良い方向に捻じ曲げましょう
お休みの保守。
良い流れ星を・・・。
おやすみ保守。
つーか、最近のエセはホント地下だな。
343 :
.:01/11/19 03:44 ID:VQl2q3hB
344 :
_:01/11/19 06:41 ID:nwR48F94
おきた。
どうしようもなく鬱。
346 :
_:01/11/19 12:23 ID:nwR48F94
ちょっと元気になった。
348 :
.:01/11/19 18:02 ID:???
349 :
:01/11/19 20:09 ID:???
おはようございます。保守感謝です。
いつかふがしをお届けします
ふがしマンセーヽ( ´ー`)ノ
今日も続きを核時間がなさそうです。
明日がんばりたいと思いまふ。
353 :
.:01/11/20 01:45 ID:???
おはようございます。保守感謝です。
今度お会いしたときに、あんずをご馳走します。
>>358 あんずはあんずでもものすごいあんずですね。
>>321の続き。
風が吹くたびに黄色い葉を落として行く木の下で
俺はその手紙に書かれた彼女の言葉をを読んだ。
オレンジ、青、緑。
3色の折り紙の裏に、彼女の気持ちが丁寧に綴ら
れていた。
○○くんへ
昨日はごめんなさい。本当にごめんなさい。
本当になんていっていいかわからないです。
お母さんがひどい事してしまってわたしどう
すればいいかわからないです。それで、これ
からのこと、わたしなりに少し考えました。
あの後さんざんお母さんにもうやめなさいと
言われました。受験の事だけを考えてれば
いいんだって何回も言われたの。
わたしもお母さんに、気持ちを話しました。
○○くんとずっと一緒にいたいって・・・。
でも聞く耳を持ってもらえませんでした。
でも、お母さんに逆らって○○くんと一緒に
いたら、きっともっと○○くんを傷つけちゃうと
思う。だからね、もうさよならしようと思う。
わたし、もっと強い子になりたかった。
一緒にいたい人と一緒にいれない自分がイヤ。
ごめんね。あれだけ優しくしてくれたのに、
たくさんたくさん幸せにしてくれたのに、
なんにも出来ない自分がきらいです。
全部弱いわたしがいけないんです。
こんなわたしに、すきって言ってくれたのが
すごくうれしかった。
こんな結論しかだせなくてごめんなさい。
わたし、すごく幸せでした。毎日が楽しかった。
でもどうしていいかわかんなくて。
本当にごめんなさい。いままでありがとう。
さようなら
○○より
悔しかった。悲しかった。
自分の事は自分で決着つけたい。
なのに、なのになんで俺じゃない人のせいで
こんなふうになるんだろう。俺が悪いのか。
なにが悪いんだ。一体なにがいけないんだ。
もう、どうにもならないのか。俺じゃだめなのか。
俺ががんばっても無駄なのか・・・。
心の中で彼女の名前を叫んだ。
声にならない声で。
きっと彼女はもっと悲しんでいるだろう。
きっともっと苦しんでいるだろう。
今もきっと、泣いているだろう。
なんにもできないのは、俺だよ。
俺は非力だ。自分を呪った。
それから1週間、自分の気持ちもまとまらないまま
ただなんとなく時間を過ごした。
今まで横にいた人が、いない。
帰るときも一人。
ボーっとして歩いてるといつのまにか
彼女の家の前についてしまう。
体がこの歩き慣れた道を覚えてしまっている。
すこし彼女の家の前に立ち止まり、彼女の
部屋の窓を見上げ、そしてまた歩き始める。
そんな日々だった。
それから数日後、俺はもう今日限りで彼女の
家の前を通りすぎるのは止めようと思った。
あれから彼女と話をしていない。
せめてきちんと別れを告げたかった。
これが俺達の付き合いの結果なんだろうな。
そう自分に言い聞かせた。
俺は彼女の部屋の窓に向かって、さよならと
つぶやいた。
そしてまた歩き始めようとしたそのとき、後に
誰かが立っているのに気づいた。
つづくっす。
ぉぃぉぃ、いいとこで止めやがって。
ぐぅ…せめて毎日書いてくれー
うーん、がんばりまふ。
保守ついでに。
スレ汚してごめんなさい。
好きな人にに半年ぶりに会いました
少し髪が伸びて また少し痩せてたけど元気そうでした
歌をたくさん歌って貰いました
手を繋いで流星を見ました
幸せでした
今まで悩んでいた事なんか全て忘れてしまう程に
昨日着ていたセーターを
今日は一人で抱き締めています
今は移り香さえ愛しい
373 :
_:01/11/21 00:28 ID:???
374 :
_:01/11/21 01:41 ID:???
375 :
.:01/11/21 03:29 ID:???
>>372 保守感謝です。
好きな人を想うと、その人の持つ香りでさえも
愛しくなりますね。好きな人が自分の為に
行動を取ってくれる。歌ってくれる。手を繋いでくれる。
全ての、ほんの些細な事からでも幸せを感じられる。
人を想う気持ちを大切に。
379 :
_:01/11/21 19:16 ID:???
380 :
_:01/11/21 21:44 ID:???
今日も忙しくて書けませんでした。
ごめんなさい。
誰かのお話も聞きたいです。
あと保守してくれてるひとありがとうです。
今度チロルチョコ送ります。
( ゚Å゚)ホホゥ
384 :
_:01/11/22 01:30 ID:???
386 :
_:01/11/22 12:53 ID:???
387 :
_:01/11/22 15:03 ID:???
保守ありがとうです。
本日のお菓子はきんつばです。
急にお菓子のレベルが上がったね
毎日駄菓子だとあれかなと思いまして。
391 :
_:01/11/22 21:15 ID:???
>>367の続き
人の気配を感じた俺は、ゆっくりと後ろを振り返った。
そこに立っていたのは、彼女だった・・・。
そして俺の顔を見て、複雑な表情をしている。
微笑みと悲しみ。そして困惑。
初めて見た表情だった。その様を見て、俺は
なんとなく彼女の気持ちが理解できた。
恐らく今だ自分の気持ちと、母親の圧力が
戦っている・・・。
そんな感じだった。
俺は今まで、あの手紙を読んだ時から
今日まで、ずっと心に思うことを貯めてきた。
言いたい事がやまほどあった。
でもこうして面と向かってみると、言葉が
言葉で無くなる。その原因は少なからずとも
彼女の気持ちが溢れるほどにわかるその
複雑な表情だろう。
俺はゆっくりと、口を開いた。
「俺さ・・・」
その瞬間、彼女の大きな瞳に溢れんばかりの
涙が浮かんだ。そして、わずかに首を横に振る。
同時に大きな粒の涙が色白の頬に流れた。
俺は言葉をとめた。
そして、深呼吸をした。
言いたい事が言葉に出来ない。
言葉にしちゃいけない。
俺は気持ちを伝える事も出来ないのか・・・。
俺は「うん」とひとつ頷き、そしてもう一度
口を開いた。
俺が物を言えば彼女が辛い思いをする。
なんとなく、なんとなくだけど、俺はその時
(あぁこれが最後なのかな)と考えた。
そして、この俺が自分の力の無さを思い知った
瞬間でもあった。
そして、彼女に言えたのはこの言葉だけだった。
「ありがとう さようなら」
彼女は涙を流す事を我慢しなかった。
溢れる涙を拭うこともしなかった。
そして、満面の笑みで深く、大きく頷いてくれた。
その笑顔がたまらなく可愛かった。
そして切なくて悲しかった。
こうして二人の特別な時間の流れは終了した。
おわり。
ナケタヨーヽ(TДT)ノ
400 :
_:01/11/23 01:00 ID:???
次は工房編でしょうか?
楽しみにしています。
工房編ですか・・・。
工房の時はすんごい普通の付き合いだったんですよね。
だからドラマチックでもなんでも無いし、別れ際も
お互いに成人してましたからね。4年ほど付き合った後に・・・
って今は止めておきます。
404 :
_:01/11/23 19:25 ID:???
405 :
_:01/11/23 22:16 ID:???
407 :
_:01/11/24 03:39 ID:???
保。
409 :
_:01/11/24 14:02 ID:???
410 :
.:01/11/24 20:09 ID:???
411 :
_:01/11/24 23:03 ID:???
例えば僕が此処に居て 君が涙を流す
「会いたい」 僕が飲み込んだその言葉を
君が堪え切れずに呟く
その瞬間堰を切ったように
君の瞳が涙で溢れていくのがわかる
嗚咽を堪えながら僕の言葉に頷く
水面に落ちた雫が大きな波紋を描くように
悲しみが広がっていく
413 :
_:01/11/25 02:05 ID:???
414 :
_:01/11/25 05:16 ID:???
415 :
_:01/11/25 08:44 ID:???
おはようございます。
昨日1日外出してました。
保守してくれてる方、感謝です。
>>412 とても美しい描写ですね。
想い合う二人の抱く切なさが綺麗に伝わってきます。
想い合うが故の悲しみを「例えば」の話でありながら
「君」が涙を流す理由がわかってしまう、そんな文章
ですね。
418 :
_:01/11/25 20:34 ID:???
419 :
力也:01/11/25 21:21 ID:???
わかる、わかるよー
遠距離恋愛がこんなにも辛いとは思ってもいませんでした
幸せを感じれば感じるほど
あの人との距離が恨めしく思える
忘れてしまうには愛しすぎて
愛し続けるには離れすぎて
困惑の日々…
421 :
_:01/11/25 23:26 ID:???
緩やかに色づく
街路樹で
頬を染める
心の奥にしまってあった
小さな箱
が
少し傾いて
真綿が溢れて
溜め息に舞って
戻ってこないけれど
そのままにしておこう
エセの恋話もきぼん
>>420 遠距離恋愛はその二人の距離をどう感じるかと
いうことでしょうね。たとえ500km離れていても
傍にいると感じる人もいるでしょうし、またその逆も
あるでしょう。隣に住んでいてもその生活のすれ違い
から殆ど顔を見ることも無く、また声を聞くことも
できない。そんな二人も世の中にはいると思います。
が、しかしそう口で言うのは簡単な事で、実際には
距離が寂しさを煽り、悲しさを募らせるんですよね。
実はこの私も遠距離恋愛を経験しております。
その時の彼女は、やはり寂しいという言葉を
何度も使っていました。
距離なんか関係無いと、何度も言いましたし
自分にも言い聞かせました。
お互いが二人とも、距離を忘れるのではなくて
距離があることを知った上で、自分の想いを
どう維持するのか、が大事なのでは、と思いました。
その目の前にある距離と言う現実。
それから目をそらしてはならないでしょう。
そして、二人がその距離をどう乗り越えて行けるか、
それは、お互いが自分をぶつけ合うだけでは
超えられない現実だと思います。
二人で距離とどう付き合っていくか。それが
むずかしい事なのですよね。
できれば「遠いけどなにか?」
ぐらいの強がりを言いたいものですね。
貴方の幸福を祈っております。
>>422 何かの歌詞でしょうか?ちょっと知らないんですけど
マターリしてて美しい詩ですね。
他にも良いのがあったらまた紹介してください。
>>423 そんなに恋愛経験ないっす(;´Д`)
厨房編だけじゃだめっすか。
だめっす
ほっしゅっす。
だめっすか・・・(;´Д`)
どうしましょ。
ほほぅ・・・こんな奇怪なスレが・・・
432 :
_:01/11/27 07:36 ID:???
433 :
may IP1A0733.osk.mesh.ad.jp:01/11/27 11:59 ID:1CSdt5Kl
ワロタ
434 :
かお餅 P061198128050.ppp.prin.ne.jp:01/11/27 12:08 ID:QzTLujTe
test
やべー(w
ブックマークしたよ。
エセ作家最高!
>>420 俺も遠距離だから、気持ちが分かる。
精一杯の思いを込めて伝えても、電話じゃ伝わらない。
貴方に触れて、傍で感じて欲しいのに。
もどかしいです。
ま、もう慣れたが。それでも、こういうレスを見ると切なくなる・・。
みんな書いてよヽ(´Д`)ノ
保守いつも感謝です。
>>431 奇怪。。。まぁそうですね。恋愛話あったら書いてくださいね。
>>435 やべーブックマークされたよ。よろしこ。
>>436 現在進行中ですか?いつかそのお話を
聞かせて頂けたら幸いです。
恋・・・
ときめきの季節
それがlove
こう寒いと人肌が欲しくなる・・・。
ダッチワイフ買え
人肌じゃないだろ
あ、ほんとだ
愛してくれなくてもいいから
ほんの少しで良いから
あなたの温もりを
あたしにわけてほしいの。
ちょっと待ってね、今 出す から・・・。
出掛けてて今戻りました。
みなさん良い恋をしてますか?
それではおやすみなさい。
おはようございます
おはようございます
452 :
_:01/11/29 20:43 ID:???
エセの別の恋話きぼん
一本一本
ゆっくりと解くけれど
また絡まって
いつまでも離れられない
あなたの指は
鎖のように
心を縛り付けて
いつまでも離さない
朝保守。
あの人のことなんか本当は好きじゃないよって笑おう
あの人のことなんかただの遊びだって
ヘイキな顔して笑っていよう
苦しくなんかない
>>453 別の恋話っすか・・・。
20歳過ぎてからのやつは相手の関係者が
2ch見てる可能性があるんですよね・・・。
どこまでさらせるか・・・
>>454 あいかわらず美しい詩ですね。
これからもお書き下さい。
>>456 強がるということは弱さを認める事。
そう自分に言い聞かせる。
そんな日々。
では少しだけ。
今から数年前、自分の上司が肝臓の病気で入院した。
私がいま働いている業界のいろはを教えてくれた、
とても大事な人だった。お見舞いに行った時に、心配は
いらないと言っていたが、どうもひっかかる。
症状等をいろいろ聞いて、ただの肝硬変ではなさそうだ。
たまたま私の伯父が医者をやっているので、顔を見せる
ついでに肝臓の病気についていろいろと聞きに行った。
伯父の勤める病院に着いて、久しぶりに会うので
いろいろとお互いの身内の話しの情報交換をした。
が、伯父もその病院の副院長をやらされている
せいか、ちょくちょく呼び出しが掛かったり、電話
が掛かって来たり。
本題に入り、肝臓の病気の症状について、いろいろ
と説明したが、伯父は歯に衣を着せることなく、
「それは癌だね」と言い切った。
それも相当末期らしい。肝臓は痛みや症状が
出てきにくいため、気付くのが遅い事が多いらしい。
とても残念だった。が、それは病気だから
仕方が無いと言えばそれまでだ。
で、色々教えてもらって感謝の意を伯父に告げ、
帰ろうとしたその時に、伯父が若い女性を1人
連れてきた。
その女性はちょっと細身の線の細いような感じがした。
運動やスポーツというよりもピアノや読書というような
イメージだろうか。良く言えばお嬢様のような感じで、
逆に言うと病的と言った感じ。でもなかなか綺麗な
人だった。
伯父が図々しくもこの女性を自宅まで送って欲しい、
と言ってきた。突然見ず知らずの女性を、しかも
自分の地元じゃないので土地感がないところで
どうやって送っていけば良いのか。
聞けば、伯父が主治医を務めている患者さんの
お嬢さんだとか。でも綺麗な人だからちょっと嬉しい。
彼女の家は自分の地元に帰る方向と全く逆だったが、
喜んで送ることにした。彼女は思ったよりも明るい性格で
車の中では会話が弾んだ。まぁとりとめもない話しだが。
お互いに自己紹介したり、趣味や遊びの話し等で
適度に盛り上がったところで彼女の家の傍まで来た。
お互いに年は同じ年で、趣味や遊び方は違い、
住んでいる街も100kmぐらい離れているが、
何故か会話のテンポは合った。
家の前についてふと彼女がとても良い提案をしてくれた。
きっかけは別として、ここで知り合ったのも何かの
縁だから、お互いに連絡先ぐらいは教え合おうと
言うことだった。
それで携帯の番号とメールアドレスを交換して、
また連絡すると言う事になった。
うーん。わざわざ伯父に会いに来て良かったな。
最初の目的をすっかり忘れている自分だった。
つづくっす。
クフクフ
467 :
_:01/12/01 00:42 ID:???
つづき楽しみにしてるっす。
昼保。
470 :
_:01/12/01 15:06 ID:???
おはようございます。
保守感謝です。
今日のおやつはゴーフルです。
>>464のつづき
それから数日間、お互いになんの音沙汰も無かった。
自分としては結構気になっていたのだが、取りたてて
電話するにしても用件が無いのでかけ辛い。
が、突然彼女からメールが送られてきた。
あの病院で出会った日から一週間経っていた。
「○○君、先日は送って頂いて有難うございました。
その後はどうしてますか?またこちらに来るときが
あるのでしたら是非お会いしましょう。
また楽しいお話を聞かせてください。
○○」
おお。なんとお礼の文章と共にお誘いの言葉が。
これは社交辞令かな・・・でも良い人だったしな・・・
どうしようかな。
で、とりあえず返信をした。
「○○さん、お礼なんてとんでもないです。
逆につまらないお話ばかりですみませんでした。
近いうちにまたそちらに行く用事があるので
その時はご連絡します。
またお会いできるのを楽しみにしています。
○○」
用事なんか全然ないはず。むしろ親戚に
そうしょっちゅう会いに行くのが不自然だ。
でも、なんだかまた会いたい。
俺はそんな気持ちになっていた。
その後、1日に1回ぐらいメールをやりとり
するようになり、自然とまた会う日の都合を
調整するようになっていた。
そして、再び会うことになった。
普段仕事が忙しく、時間がとれるのは平日に
限られていた。そして彼女は平日は仕事。
だから会うのは平日の彼女の仕事が終わった後、
夜の7時頃だった。
3週間ぶりに見る彼女は、前と変わらず
長い髪を風邪に靡かせ、とても綺麗だった。
その彼女を前に、会えた事に喜ぶ自分がいた。
近所の喫茶店に行き、お互いにいろんな事を
話した。幼い頃の事、好きな食べ物、仕事の事・・・。
何故だろう、まだ会うのが2回目なのに、話が
スムーズに進む。会話が途切れない。
まるで、ずっと長い間知り合いだったような、
そんな感じだろうか。ごくごく自然体でいられる、
そんな人だった。
やがて彼女は自分の恋愛の事を話し始めた。
「私ね半年ほど前に、知人の紹介で知り合った男性と
付き合い始めたの。その男性は私の3つ上で、とても
優しい人だったんだ。すごく楽しかったんだ。
でもねその男性が過去に付き合っていた女性から
ある日メールが来たの。
そのメールの内容は、今でも貴方の事が忘れられない。
っていう事だったの。」
彼女は黙って聞いている俺に向けて、話を続けた。
「それでね、結局前の彼女の事が忘れられなくて
その女性を追っかけて関西に行っちゃったんだ・・・。」
そこまで話して、彼女は冷めかけた紅茶のカップに
手を伸ばした。
そして続ける。
「それでね、私思ったんだ」
「あぁ、私って、この人にとって前の彼女
代わりだったのかなって・・・。
そう思ったらね、なんだか今までの付き合いって
一体なんだったんだろうなって・・・。
すごく辛くなっちゃって。」
彼女の目は遠くを見ている。きっと波のように
繰り返される美しい思い出を見ているのだろう。
辛い思いを口にするのも辛い事だろう。
無理に話さなくても良いよ、そう言おうと思った。
が、俺が口を開く前に彼女は想像もしない
事を俺に向けて言った。
「私ね、実は病気なんだ・・・」
一体何の病気だろう。人と付き合うのに
支障をきたすほどの病気なのだろうか。
それともその男性と別れた事で病気に
なったのだろうか。
「その元彼は私の病気の事知ってたんだけど
そのせいで殆ど出かけることが出来なくて、
結局私の病気のせいかな?とも思ったの。」
元彼女の代わりだったのだろうか
病気のせいなのだろうか
話がつながらない。聞いてもいいのだろうか。
「結局、私ってその人にとってなんだったんだろうな。
今でもわからないの。前の彼女の代わりでも、
私が病気だからだとしても、どっちにしても、
わからないの。」
話の内容とは裏腹に、彼女はニコっと笑い付け加えた。
「ごめんなさい、こんな話して。なんでこんな
話しちゃったんだろうね。重たい話で本当に
ごめんなさい。」
俺はただ首を横に振って、気にしないで、と
言うしかなかった。
そしてまた他愛の無い話に戻し、時間が
過ぎていった。
喫茶店を出て、彼女を家まで送ってる最中も
会話は続く。しかし俺の頭の中にある疑問が
渦巻いていた。
(どこにもでかけられない病気ってなんだろう。)
彼女の家の前に着いて、二人で車を降りた。
彼女は楽しい時間を過ごせた事、そして
紅茶をご馳走になった事に対し丁寧に俺に
向かってお礼を言った。が、ぼんやりとしか
聞こえてこない。
俺はたまらず聞いてしまった。
「あのさ、さっき言ってた病気って・・・なに?」
つづくっす
え、えええええええええええええええええええええええええええええええ
(゚Д゚≡゚Д゚)
ま、まずい?
メルボム送るぞ!!!続けよ
ボムは勘弁(;´Д`)
明日書きます。
でわおやすみなさい
おやすみなさい。
あっ!なんだ!続くのか、くそ。期待
昼保。
おはようございます
>>485のつづき
俺は聞いた瞬間マズイと感じた。
やっぱりくれは彼女のプライベートだし
言いづらい事だろうと思った。
彼女はクスと笑みをこぼし、予想とは裏腹に
あっけらかんとした口調で答えてくれた。
「私ね、PDなの。それじゃ今日はありがとう。」
手を振って彼女は暖かそうな明かりの灯る
自宅に入っていった。
彼女の家から自分の自宅まで高速道路を
使って、混雑状況にも寄るが約2時間ほど
かかる。車の窓の外は冷たい空気が流れ、
車内のエアコンも勝手に風量を上げていく。
夜の10時を回っているのに都心の高速は
交通量が多い。他の車に速度を合わせて
複雑に入り組んだ首都高速を走り抜ける。
車内のパネルに外気温が5℃と表示されている事、
首都高速を我先に急ぐ車達、僅かな音量で流れる
CDの音、全てがどうでもよかった。
頭の中は彼女が口にした「PD」という言葉で埋め尽
くされていたからだ。生まれて始めて聞くその病名。
いたって彼女は普通の暮らしをしていて、病人とは
思えないし、そんな様子も皆無だ。
どこにも出掛けられないってどういうことだろう。
赤いテールランプと規則正しく並んだ街灯の光の
渦の中、俺は複雑な信教のまま車を走ら続けた。
>>499訂正 心境
俺は自宅に帰らずに実家に向かった。
ネットでPDという名の病気を調べるためだ。
実家に着いて、すぐに検索をかけてみた。
そして、彼女と喫茶店で話した事の辻褄が
ようやく合致した。
自分の胸をえもいわれぬ感情が襲った。
どう彼女と向き合えば良いのだろう・・・
ちと休憩っす
気がつけば朝日が昇っていた。
灰皿も吸殻で一杯になっている。
俺は一心不乱に関係サイトを見て回った。
別に彼女の病気をなんとかしようと思うわけ
じゃない。どうにかしてやろうとも思わない。
ただただ、俺にできることはないか、そして
彼女とどう向き合えば良いか。
ただそれだけだった。
人には出来る事と出来ない事がある。
俺は出来ない事が多い人種だろう。
そしてある一つの結論に達した。
病気は無視できない。それが起因して
行動に制限されることが発生するからだ。
が、そのPDを持とうがなんだろうが彼女は
彼女だ。一人の人間なんだ。だから人とし
て向き合おうと。人として・・・。
そう強く思った。その考えが正しいか間違っ
ているか、その結果はいつか出るだろうし、
それは自分の行動の結果として受け止める。
そしてまた、数日間彼女とのメールや
電話での付き合いが続いた。
この時点ではまだお互いに気持ちも
何も、言い合ってはいなかった。
所謂普通の友達と言ったとこだろうか。
俺はそれでも構わなかった。彼女は人間的
にも魅力ある人で、いろんな事を話し合ったり
楽しい時間を共有できればそれでよかった。
そしてまた、彼女と会う日が訪れた。
二月のよく晴れ渡った日だった。
彼女は電車には乗れないが、車に同乗する
のは大丈夫だったのでドライブに行く事にした。
彼女を迎えに行き、そこから向かった先は
お台場。色々な店を見て廻ったり、ちょっと
洒落たレストランで食事したり。
とても楽しい時間を過ごした。
そしてデックスという建物の外に出たとき、
目の前にレインボーブリッジが大きく見えて、
その大きな橋や背の高いビルの群れが
夕日を浴びて赤く染まり輝いていた。
綺麗な光景だった。
すぐ下にあるお台場海浜公園の砂浜を
二人で肩を並べて歩き、砂に足をとられ
ながら彼女はぽつりとつぶやいた。
「私ね、今毎日が楽しいんだ・・・。」
それはなによりです。言われて嬉しい
言葉ってあるもんだな。
彼女は続ける。
「でもね、悲しいの・・・」
つづくっす
またかよ!きになるよ!
ボム×1000通送るぞ!!
続けれ!!!!!
だからボムはやめれって。
つーかremailingのツール持ってんなら
ちょうだいよ。
でわおやすみなさい
あなたの飼っていた猫が
あたしの腕を引っ掻いて
でもその傷跡が
あなたと一緒に居た証拠
PDってなんだ?検索してくる
514 :
513:01/12/03 02:11 ID:???
ほほう・・よくわからんが。
自分で自分をコントロールできないのは怖いな。
わたしもPDです・・・
彼には話してないけど・・・
516 :
_:01/12/03 12:20 ID:???
続きが楽しみです保守。
えー、エセ君は今日はこれないとのことです。
すみませぬが、保守の方ヨロシコです。
明日は戻ってくるとのことなので、お楽しみに!!
じゃあ保。
520 :
_:01/12/04 02:04 ID:???
522 :
513:01/12/04 04:00 ID:???
えー、保守感謝です。
飛田新地おごります。
スレ違いになってしまいます。エセ作さんすみません、お借りします。
>>522 私の場合、発作が起きるとまず心臓にきます。
本当に突然心臓が飛び出しそうな程強く打ち始め息が苦しくなります。
手足に震えがきて離人現象が起きて視覚がおかしくなり
下腹部に鉛を入れられたかのような感覚が起きる頃には
耳元に大音量で長淵剛の「Captain of the Ship」が流れます。
気が狂う事への恐怖。死に対する事への恐怖に襲われながら
ただじっとそれが通り過ぎるのを蹲って頭を抱えて待つしかないのです。
お医者様に頂いた薬はどれも全く効きませんでした。
他のPDの方とお話したことがありませんので皆さんがこのような状況になるのかはわかりません。
私は発作が起きない限りは全く普通に生活できます。
"もしまた発作が起きたらどうしよう"と不安ではありますが
それを忘れた状態で過ごす時間が多いのも事実です。
この予期不安が大きくなると頻繁に発作が起きるようになります。
人によってはそのまま鬱病にまで進行する場合もあるそうです。
推測ですがエセ作さんの彼女はこの予期不安が大きい状態だったのではないかと・・・
長文失礼しました。
525 :
513:01/12/04 10:07 ID:???
>>524 thanx。おかげでエセ作先生の話がリアルに読めるようになったよ。
うーむ。ある意味beautiful lifeみたいな・・
普通に付き合いたくても付き合えない、どうにもならない壁ってゆーか。
そんな感じなのかな
彼氏に言えない524もつらかろうね。
ありがとう
おはようございます。
保守ありがとうございます。
>>524 まず、ご体験を以っての病状の解説ありがとうです。
仰る通り、彼女はその「予期不安」の症状が強く、
電車には全く乗れない人でした。
エレベーター等の閉塞感のある空間も全く駄目な
状態でした。もし○○がおきたらどうしよう、という
恐怖感が全身を襲いいてもたってもいられなくなる。
そういう症状でした。
これは精神の病気ではなくて、恐怖感等を司る神経の
病気だそうです。だからいつかは治る病気です。
>>524さんはご存知でしょうが、他の方の為に
一応解説させていただきました。
PDって色んな症状あるのな
そうですね。人によって症状はかなり差があると思います。
だから、投薬の種類や量は差が出ますし、療法もかなり
種類が多いと思います。
>>506の続き
彼女はつぶやいた。複雑な心境なのだろう。
俺にゆっくりとした口調で、今思う事を素直に
話してくれた。
「私ね、病気のせいでいろいろと行動に制限があるじゃない?
そんな私となんの偏見も無く人として付き合ってくれていて
とても嬉しいの。電車が駄目なら車で。遠くに行けないなら
近くの場所で。そうやって私と向き合ってくれる事が凄く
嬉しいの。」
俺は彼女の言葉を遮った。
「いや、そんな誉められる事じゃない。ただ単に君と会って
共に行動を取るなら、自然とそうなるだけで、逆に君の
病気に対して気を使わなさ過ぎるから申し訳無いんだ。
俺は君の病気に対して理解が浅く、どうしていいかも
わからなくて。」
彼女は微笑んで首を横に振る。
「失恋で落ち込む私をすごく励ましてくれたし、
いろんな事を話しててすごく楽しいし。だから
毎日楽しいんだ。ありがとね。」
お待ちしてました
だけどね・・・・とつぶやきながら彼女は力なく俯いた。
なぜ悲しみが浮かぶのだろう。楽しいと言ってくれて
そう思ってくれて、だけど悲しいのは何故なんだろう。
彼女はその答えを教えてくれた。
「私ね、あなたの事が好きなの。たまらなく好きなの。
あなたを前の彼氏と比べてるのでもなんでもないの。
毎日、どんどん好きになっていくの。だけどね、私
結局勇気が無くて、心のどこかで駄目だと思ってるの。」
好きだと言われてとても嬉しい。彼女は泣いていた。
そして震えながらも言葉を続けた。
「ずっと一緒にいられるわけ無いじゃない・・・。
簡単に治る病気じゃないもん。どこにも行けない、
いつ発作が出るかわからない。そしたらあなたに
迷惑をかけるし、私のせいであなたに負担をかけ
たくないの。好きになればなるほど、苦しいの。
それだけあなたに辛い思いさせたくないの。」
思わず彼女を止めた。
「待ってよ。」
俺は納得できなかった。できるわけがない。
「迷惑とか、辛いとか、そんなの俺が決める事だよ。
君が決める事じゃない。俺も君のことが好きだ。
たまたま好きになった人が治療に少し時間が必要な
病気にかかってるだけで、いつか治るじゃん。
いま出来る事、今許される事で出来る限りの事を
すればいいんじゃないの?なんでそんな風に思うの?
俺は大丈夫。いつか病気が治ると信じて、生きていこうよ。」
それが俺に言える精一杯の言葉だった。
もっと気の効いた事、もっと優しい事が言える
人間だったら・・・と自分を悔やんだ。
彼女は沈む夕日の日を浴びてとても綺麗だった。
「ありがとう。あなたのそういうところが好きです。」
彼女はそう言って優しく微笑んだ。
そして彼女の家に向かった。
いつもなら他愛の無い話で会話が飛び交う車内は
二人とも殆ど黙ったままだった。
そのかわり、俺の左手と彼女の右手はしっかりと
握り合っていた。
無言の空間の中で、お互いに押さえられない気持ち。
そして言葉に出来ない想い。それぞれが交錯していた。
俺は彼女に一言、今言わなきゃならないと思うことを
伝えた。
「付き合って欲しい。」
彼女の不安に思う事、願う事、全てを聞いたわけじゃない。
だけど、それはこれからゆっくりと聞いていけばいい。
それぞれの人生は存在して当然だと思う。
その上で、二人のこれからを一緒に考えていけばいい、
これからを作っていけばいい。そう考えた。
しかしすぐには返事はしてくれなかった。
そして彼女の家に着いた。
車を降りて、彼女は白い息を吐きながら
「今日はありがとうね。」と言った。
わざと明るく振舞うように。
そしてこう付け加えた。
「返事・・・ちょっと待ってね。ごめんね。」
俺はうんと頷いて右手を軽く振った。
つづくっす
続き、お待ちしております。
でわおやすみなさい
544 :
_:01/12/05 01:57 ID:???
おはようございます保守。
そんなことより聞いてくれよ。
昨日、前の彼女の誕生日だったんです。前の彼女。
おめでとうメール送ったんですよ。
文面考えて、iモードだから字数も考えて。
250文字でおさまるような、それでいて祝福の気持ちが
伝わるような文章をね。
で、送ったわけですよ。おめでてーな。
帰ってきましたよ。返事が。ええ。
「ありがとう。」
それだけかよΣ(´Д`;)
>546
ごめんワラタ(w
がんがれ!
おはようございます。
>>546 いつかきっといいことあるさ。
保守
わっしょい
ほっしっしー
552 :
_:01/12/06 06:33 ID:???
553 :
_:01/12/06 12:03 ID:???
おはようございます
555 :
_:01/12/06 18:55 ID:???
ほっしゅほっしゅ。
ほっしっし
今隣街に行ってきたんです。
そしたら駅前のビルも商店街も行き交う人も
クリスマスや年の瀬を迎えるせいかみんな
忙しそうに歩いているんです。
華やかなネオンや装飾に彩られた街は
綺麗に浮かんでて・・・。
あぁ今年もまた一人のクリスマス。
これで何年目だろう・・・
行き交う人が、ですね。文章変でした。
そんで、まぁ去年のクリスマスは仕事を終えて
真っ暗な家に戻り、テレビを見ながらソファで
寝てしまいました。今年も仕事でそうなる可能性
が高いです。
サラリーマンをやめてはや数年。
時折これでいいのかなと思う日がある。
これでいいんだって自分に言い聞かせて
日々を過ごしてきたけど、なかなか
うまくいかないですね。
そのままでいいよ
今のあなたのままで
2chばっかやってますけど一応仕事もしてるんです。
来年はもっと忙しくなりそうです。
今年の始めにラウンジに流れ着いてからはや1年近く。
いろいろあって面白かったなぁ。
>>561 ん?僕を知ってる人ですか?
このままでいいと思ったらそこで止まってしまうんです。
でも、なにが正しくてなにが間違ってるかを教えてくれる人、
傍にいてくれる人がいないんです。
軌道の修正をしてくれる人がいないんです。
でも人と深く付き合う時間もないんですよね。
今年はいろいろとあって考えさせられる事が
とても多かったです。だから暫くはまた仕事に
没頭しようかなと。そう思います。
ほ〜りぃ〜なぁ〜い♪
でわおやすみなさい。
ラウンジとんどる
(。・_・。)ノ
|・_・)ノ
おはようございます。(。・・。)ノ
571 :
_:01/12/07 19:10 ID:???
ほし
おやすみなさい。
574 :
_:01/12/08 02:50 ID:???
おはようございます保守。
お昼ですね保守。
おはようございます。
>>540の続き
それから数日、他愛の無い話のメールのやりとりが
続いた。どうして付き合う事にためらうのだろう。
俺達の人生は、俺達の手で切り開くものだろう。
臆病になっているのか、それとも違う理由があるのか。
もう20代も半ばにさしかかり、お互いに子供じゃない。
考えている事を言葉に出せないわけじゃないだろう。
が、それを聞けずに時間は過ぎていった。
2月も終わりに近づき、凍てつくような寒さが続く。
あのお台場で彼女が涙を流した日から2週間が
過ぎようとしていた。でも俺はこのままはっきりと
しない付き合いが続く事を認めようとしていた。
きっと彼女にはなにか考えがあるのだろうし、
好きだと言ってくれたこと、それは信じよう。
そしてこれが彼女と一緒にいる形なのかな、と。
それよりも彼女と話したり会ったりするだけでも
十分だろう、それでいいだろう。そんな思いだった。
少し離れたところに住んでいるし、そうしょっちゅう
会えるほど時間も無いし。正直に言えば、
自分にそう言い聞かせる事で彼女を止めど無く求める
思いにブレーキをかけていたのかもしれない。
本当は無防備に彼女を想いたかった。
なりふり構わず向かっていきたかった。
大きな声で彼女に好きだと言いたかった。
が、彼女のあの悲しそうな涙が、俺をここに
留めていた。
それから数日後、彼女がその心境をはっきりと
文字にしてくれた。
**********
○○くんへ
いままではっきりとできなくてごめんなさい。
あれからずっとあなたの事を考えていました。
私はいかに自分が勝手な人間か思い知りました。
正直に考えた事を書きますね。
あなたに好きだと言われてとても嬉しくて、幸せです。
あなたといると病気の事なんかどうでも良くなって
しまうくらい楽しいです。いつも優しくて気遣ってくれる、
そんなあなたにとても甘えてしまっています。
私はこのままあなたに甘えていたい。
ずっと好きでいたい。そう心から思います。
でもそういうわけにはいかないのです。
今私のおかれている家庭の環境は、とても
悲しい現実です。これだけはいろいろとあって
お話できないのですが、私は4月になったら
今の仕事をやめなければなりません。
そしてその後は人とお付き合いする事は
できなくなってしまうのです。
理由は聞かないで下さい。私もいろいろと
考えました。ずっとずっと考えました。
でもどうにもできない自分がここにいます。
失恋して落ち込んでいた私に、病気を抱えた
この私に、たくさんの元気と楽しい時間を与えて
くれた○○くん。あなたの事が大好きです。
本当に感謝しています。ありがとう。
それでね、もう少しだけ、あなたに甘えさせて
もらいたいの。もう少しだけ元気を分けてもらい
たいの。自分が勝手な事を言ってるか、重々
わかっているつもりです。
でも、どうしてもあなたと一緒にいたい。
お願いです。春まで一緒にいてくれませんか?
このメールを読んであなたが怒ってしまっても
無理はないと思います。でも、これが私の正直な
気持ちです。
勝手な私で本当にごめんなさい。
○○
俺は何度もこのメールを読み返した。
彼女の本心であることは理解できた。
だけど、彼女が置かれている家庭の
環境、悲しい現実と表現されるもの、
それが何一つわからない。
一体春になったらどうなってしまうのだろう。
仕事をやめてどうするのだろう。
そういえば俺は彼女の家庭や家族の事を
何一つ知らない事に気づいた。
今まで結構色々な事を話してきたつもりだったが
彼女の好きなことや、今までやってきた事は聞いた
けど、彼女の置かれている環境は話してもらって
いなかった。
>理由は聞かないで下さい。
彼女がそう願っている。聞かないで下さい・・・。
俺はどうすればいいのだろう。そしてどこに
いけばいいのだろう・・・。
俺は買ったばかりの車に乗って、呆然としたまま
走り始めた。
そしていつしか箱根の山の上に着いていた。
ピンと張り詰めた空気。気温はマイナス。
頭の上には幾つもの煌く星が無数にちりばめられ
そしてその星達を打ち消すほどの真っ白に輝く
月が、静かにあたりを照らしていた。
眩いほどに美しく輝く月をみて、俺は車に
寄りかかった。そして「ほう」と深く息を吐いた。
吐く息が真っ白だ。
>春まで一緒にいてくれませんか?
頭にその言葉が静かに浮かぶ。
春までは一緒にいられる。
だけど、だけど、春が来たらさよならなのか。
そんな悲しい付き合いってあるのだろうか。
時間が限られた付き合い。
さよならを告げる日が来る事に俺は
耐えられるだろうか。
彼女の気持ちは、その悲しい現実と
いうのはどうにもできない事なのだろうか。
もうどんな返事をするにしても、悲しい言葉が
付き纏うような気がしてたまらなかった。
なぁ、俺はどうしたらいいんだ?
月は静かに、ただただ俺を見下ろしていた。
つづくっす。
591 :
_:01/12/08 20:42 ID:???
( T_ゝT)
ああああぁああぁあぁあぁっぁぁ
どうした?
595 :
_:01/12/09 02:32 ID:???
おはよ。
(TДT)
こんばんは保守。
おはようございます。
>>590の続き
「選択と表現するには違うような気がする。」
一人車の中でつぶやいた。
もう俺はこの目の前の現実を受け入れるしか
ないのだろう。そしてそれが彼女と向き合う事の
意味なんだろう。できれば真実を知りたい。
でも知ったところで春までの期限は変わらない。
俺は考えた。
残り限られた時間を、彼女と楽しく過ごそう。
そして、最後は笑って手を振ろう。
あの叔父の病院で偶然出会ってから今日まで
ずっと楽しかったし幸せだった。今もそうだ。
彼女の家庭の環境はわからない。
彼女の病気もいつ治るかわからない。
でも、それが彼女なんだ。
そう、彼女と出会えた事は、決して無駄にしない為に。
辛い辛いと思ってちゃいけない。
この結末をを憎んではいけない。
これから先、どこで生活してても、
今を思い起こして後悔しないように。
そして、もしもまた彼女と会う時が
来るのなら、その時は笑顔で出会える
ように。そして彼女の全てを信じよう。
きっと、どこにいても、ここに俺がいて
そして同じ空を見上げて月の美しさを
感じられるよ。
遠く離れていても、別々の時間を生きていても
同じ事を感じられる。きっと大丈夫だよ。
そして俺は自分の決意、と呼ぶに相応しいか
どうかはわからないが、自分の思う事を、
彼女に伝えようと思いメールを送った。
春まで一緒にいようという事。
今までの出来事が凄く楽しかったという事。
残りの時間を精一杯楽しもうという事。
そして、心から好きだという事。
それから1ヶ月、俺達は毎日電話やメールで
いろいろなことを話し、そして毎週必ず会って
二人の楽しい時間を過ごした。
会えば彼女は嬉しそうに笑い、帰る時は必ず
悲しそうに泣いた。俺はいつも「大丈夫だよ」と
繰り返した。まるで自分に言い聞かせるかの様に。
彼女は俺の腕の中でまるで猫のようにうずくまり
決まって、「ありがとう、ごめんね」と言い放つ。
何が正しくて何が間違っているのだろう。
これが俺達二人の運命なのか。
足掻けば結果は変わるのだろうか。
俺達には何が残るのだろうか。
思い出が欲しくて出会ったんじゃない。
ただなんとなく好きになったんじゃない。
紛れも無く望んで進んできた事なのに。
もう何回そんな自問自答を繰り返しただろう。
だけど何もわからなかった。
そして刻一刻と時は過ぎていった。
どんよりとした空だった。
晴れるわけでもなく、雨が降るわけでもなく。
風はまだ冷たさを持ち、明るみを帯びた色の
襟を立てて歩く人達。
もう4月になり、じきに桜も咲くだろうな。
そんな風景を見ながら俺は彼女を待っていた。
今日が彼女の綺麗な微笑を見る最後の日だ。
心の準備はできている。
絶対に今日と言う一日を忘れないようにしよう。
俺はそう、硬く誓った。
やがて彼女は、ベージュのコートを翻しながら
俺の前に現れた。
こうして、生まれて初めての訪れて欲しくない春を
俺達は迎えた。
つづくっす。
うおおおおおおおぉぉぉおおっぉぉぉぉ
続けんな。続きなんか読みたくねぇよ。
春なんて訪れんなよ畜生ぉぉ!!
おやすみなさい。
ihaivoqoi:v:hoiqhnbvpoi;qhnvipoqhn;ovib;ho\/v
love love 愛を叫ぼう♪
615 :
_:01/12/10 03:32 ID:???
おはよ。
617 :
朝だ:01/12/10 08:45 ID:???
朝だ
書こうかと思ったが書くことがないょ
おはようございます。
>>607の続き
「おはよう。待った?」
どこででも聞けそうな言葉を彼女は満面の
笑みと共に与えてくれた。一片の曇りも無い笑顔。
彼女は今までにどれほど涙を流したか。
そしてそれはある決意の元に、裏付けられた
精一杯の笑顔なのだろう。
「彼女はとても強く生きている。」
何故だかふと、そう思った。
「今日は君のわがままを全て聞いてあげるよ。」
「ほんとー?」と嬉しそうに微笑み、
彼女は少し考えたような顔をしてから、
「じゃぁね、私○○君の住んでるとこに行きたい。」
と言った。
「なんで俺の住む街なの?」
「んーだって行った事無いんだもん。私電車乗れないし。」
「そうか。よしわかった。じゃぁ横浜へ行こう。」
そこから俺の住む街へ向かった。
横浜のみなとみらいという所につき、車を止めて
ぶらぶらと公園を歩いたり、ショッピングモールを
見て廻ったりと、ごく普通のデートをした。
ショウウィンドウに飾ってある春物の洋服を見て、
「素敵だなぁ〜」と眺める彼女。
こんな当たり前の風景は、もう2度とこないのだろうか。
これが二人にとっての精一杯の「当たり前」なんだろうか。
こちらを振り向き、ん?どうしたの?といった
表情で俺を伺う彼女に、俺は絶対に暗い顔を
見せてはならない。今日はずっと笑っていようと
心に決めているのだから。
「あ!そうだ!」彼女は何かを思いついた。
「あのね、一つだけおねだりしてもいい?」
「うん、いいよ。なんか欲しいの?」
「んーとねー、私ネックレスが欲しいんだ。」
そしてアクセサリー屋に行き、彼女が選んだ
ネックレスをプレゼントした。
「ありがとう。大事にするね。」
彼女は心から嬉しそうな表情でお礼を言った。
「何か一つ、思い出に残る物が欲しくて・・・。」
あぁ、これで本当に最後なのかな・・・。
レストランに入り食事をしている間も
笑顔を絶やさない彼女。
窓の外は段々と日が傾きかけ、雲って
いた空もいつのまにか晴れ渡っていた。
港に架かる大きな橋が綺麗に見える。
食後の珈琲を味わう俺の前で、彼女は
外に見える橋を眺め、黙り込んでいた。
さっきまでの楽しそうな顔はどこへ・・・。
俺が煙草に火を点け、ふぅと煙を吐くと
彼女は少し悲しそうな表情で、ゆっくりと
口を開いた。
「今まで黙っててごめんなさい。このまま
何も告げずに行くのは、いつか後悔すると
思うから、全てをきちんと話すね。」
黙って頷く俺を見て、彼女は話し始めた。
「私の今の両親は、父親が実の親じゃないの。
母の再婚相手なの。それでね、実の父親は
仙台に一人で暮してるの。」
特に珍しい話ではない。
「弟も実の弟じゃなくて、今の父親の連れ子でね、
とても良い子なんだけど、もうここ数年前から
なんとなくあの家になじめなくなってきてて・・・」
彼女は窓の外を見ながら続ける。
「それと仕事がね、4月の中頃の移動が決まって、
とても今までのように歩いて通える距離じゃなくて、
会社に病気の事とかも説明してあるんだけど、
人事で決まった事はどうにもならないらしくて。」
俺は黙って聞くしかなかった。
「それで、会社にも家にも私の居場所なんか無くて、
もういてもたってもいられなくて、仙台の父親に
連絡を取ったの。それで全部話したの。そしたら、
知り合いがやってる良い病院もあるし、父の伝で
仕事もあるからこっちに来なさいって…。」
透き通るような瞳を潤ませてこちらを向いた。
「ずっと考えてたの。全部がどうにかなればなって。
ずっと○○君と一緒にいたくて。だからなんとか
したいとおもってたの。でも・・・・」
彼女は声にならない程泣いていた。
声を押し殺して、静かに泣いていた。
これで彼女が春までと言っていた理由が
理解できた。
理解できたが、納得できない。
港の大きな橋は夕日を浴びて紫色に浮かぶ。
そして彼女は一生懸命に俺に伝えようと
言葉を続けた。
「ごめんなさい・・・。弱くてごめんなさい。
勇気が無くてごめんなさい・・・」
本当に俺達に残された道はないのか。
このまま嘆く彼女を見送る事しかできないのか。
なんと俺は不自由で無能なのだろうか。
こんなに優しくて、大切に想える人を離したくない。
絶対に。
俺達はレストランを出て、展望台に行く事にした。
つづくっす。
おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
気になる気になる気になる気になる気になる気になる気になる気になる・・・・・・・・・
まぁ落ち着け。
でわおやすみなさい。
続きは明後日になります。
宜しくお願いします。
続き気になる保守
637 :
_:01/12/11 04:23 ID:???
おはよ。
な・ん・で・明・後・日・な・ん・だ・よ・!
なあ本当はもう書いてるんだろ?
俺たちの気になっている姿を遠くからこっそり眺めてるんだろ?
地団駄踏んでいる姿を想像しながら樮笑んでるんだろ?
なあ書いてくれよ…もう我慢できねぇよ…
書いてくれなきゃああぁぁぁぁぁあぁぁあっぁぁぁぁぁあぁあぁぁ
という気分でお待ちしています。
641 :
仙台人:01/12/11 16:02 ID:???
なんか不思議な気分だ
642 :
_:01/12/11 17:29 ID:???
643 :
_:01/12/11 20:46 ID:???
おはようございます。
ちょっと仕事が今日明日と忙しいので
時間がないのです。
いつも保守してくれて本当に感謝してます。
>>640 いつもはその場で書いてます。
一回長文を書いて、それを分けてスレに書きこんでるのですが
いつも読み返すと変だなぁなんて思います。
たくさんの方のお話を聞きたかったのですが、
自分の晒し話ばかりになってしまいました(;´Д`)。
いつか小さな事でもお話下さい。
でわおやすみなさい
647 :
_:01/12/12 02:10 ID:???
648 :
_:01/12/12 03:59 ID:???
おはよ。
おはよい
651 :
:01/12/12 12:38 ID:???
652 :
_:01/12/12 16:37 ID:???
おはようございます。
|・)
あおっちゃだめ
地上から凡そ280mに位置するランドマークの
展望台には、高速エレベーターを使わなければ
いけない。彼女はエレベーターを怖がっていたが、
勇気を出して乗ると言ってくれた。
約45秒で一気に上り詰めるエレベーターの中で
彼女は必死に俺の腕にしがみついていた。
耳が気圧の変化でおかしくなったと感じる頃には
階を表すデジタルの数字は69と表示されてていた。
緊張のエレベーターを降りると、もう眼下には
横浜の夕暮れの景色が遥か遠くまで続いている。
乳白色の空が西の空に富士山の雄大なシルエットを
浮かび上がらせ、街を紫色に染めていた。
彼女は初めて見るその眺めに感嘆の溜息をついた。
「わぁ、凄い綺麗・・・」
三日月の形をした建物の前の大きな観覧車が
足元に小さく見え、恋人達を乗せた60基の
ゴンドラは、静かに時を刻み続ける。
彼女は、その景色を見下ろせる分厚いガラスの
はめ込まれた窓際に腰掛け、じっと黙っている。
むしろ何も言葉にならないという感じだった。
俺は、想う事をゆっくりと言葉に置き換えていった。
「あのさ、俺のとこに来ないか?別にさ、仕事なんか
しなくても俺働いてるからどうにでもなるし、病院とか
叔父に頼んで探してもらうし、それでゆっくりと治療に
専念すればいいよ。君の居場所はこの街でいいじゃん」
彼女は黙ったまま、すっかりと暗くなった夜景を
じっと見つめていた。
「俺に迷惑とか、そんな風に考えないでさ、その…
一緒にいようよ。一緒に生きていきたいよ。」
俺の精一杯の決意だった。
レストランで彼女は、涙に濡れながらも強い視線は
遠くを見つめていた。何か強い意思を持っているかの
ようだったが、今またそんな眼差しで窓の外を見ている。
そして彼女は深く目を閉じ、眉間にしわが寄るほどに
眉を細め、そして小刻みに震える唇を噛んだ。
意味はすぐにわかった。
あきらかに涙を我慢している。
そしてそれはとても悲しい涙なのだろう。
彼女は涙ながらに呟いた。
「私…いつか病気が治って電車に
乗れるようになったら…必ずまたここに来る。」
「電車に乗って…この街にきて…またこの景色を、
あなたの住む街を、必ず見に来る。」
胸がしめつけられるようだった。
どうしてそんな悲しい事を言うのだろう。
「私…あなたに出会えて本当に良か…
「待ってよ。なんでだよ。」
俺は遮った。
「いいじゃんここにいれば。ずっとここにいれば。」
しかし彼女は大きく首を横に振った。
長い髪が揺れる程に。
「もう私駄目なの…。どうにもならないの。」
俺は黙る事を選択した。
彼女を見てるとそうせざるを得ないような気がして。
もう俺は彼女に遺志を伝える事をやめていた。
何故なら、彼女が心に固い決意を持っているのが
見えたからだ。
これ以上彼女になにか言うよりも、彼女の選択を
受け入れて支えよう、そう思った。
辛い気持ちだ。だけど、彼女も辛いだろう。
彼女の話しだけでは全てを知る事は出来ないが、
でもよほどの想いでそう決断したのだろう。
思えば今日はずっと笑顔でいようと、そう決めて
いたのに駄目だった。どうしても彼女を求めてしまう。
今日と言う日が来る事は一ヶ月も前から判っていた事。
ずっと今日と言う日を覚悟していたのに、俺は彼女を
困らせるばかりだった。
彼女が「春まで」と言った日から、すでに
今日の事は決まっていた。
判らない事が多くて戸惑ったけど、未だに
判らない事が多いけど、いざ迎えて見ると、
彼女を目の前にしてしまうとどうしても抑えが
効かない。
俺は静かに返事した。
「わかった…」
わかりたくない。けどそう言う自分。
「いつか、君が電車でこの街に来るその時を、
ずっと待っているよ。」
そしてもう、俺達は殆ど会話をする事が無くなっていた。
言葉にならない気持ち。どうにもならない想い。
どうにも胸が苦しくなって、切なくなった。
なにかと向かい合えるならどんなに楽か。
彼女と向き合えるならどんなに楽か。
真っ黒で大きな塊に飲まれていくような感覚。
もがいても足掻いてもこの手に何も掴めなくて、
ただただ涙と共に去っていく彼女を止められなくて
自分の至らなさに絶望感が沸いてきて、苛立たしくて
いてもたってもいられなかった。
彼女が口を開いて沈黙を破った。
「どこにいても、私は空を見上げて月を見る。
そしてあなたを好きだと言う。遠く離れた街に
住んでいても、月を見る度あなたを想う。」
彼女は涙に潤う瞳で夜空を眺めながら言った。
「あなたと一緒にいれないのは悔しい。でも、
後悔しない。3ヶ月という短い時間だったけど
私は今までの人生で一番楽しくて、幸せな
時間だった。もう十分すぎるぐらいよ。神様と
○○くんに感謝します。」
俺は溢れる涙を拭わずに、綺麗な彼女の横顔を
じっと見つめていた。そしてこの瞬間、俺達の時間は
流れる事を止めた。
もしもまた、その時間が流れ始めるときが来るのなら、
それはきっと彼女がこの街に来た時だろう。
次回「再会」お楽しみに!
いや、再会してないです・・・(;´Д`)
その日でさよならですか。。。
さよなら・・・しました。
「またね。」っていいながら。
おろろん、おろろ〜ん
彼女は今ごろどこでなにをしてるのだろう・・・。
おやすみなさい。
676 :
_:01/12/13 03:24 ID:???
おはよ。
生きてればまたいつか会える
それは幸せなことだね
同じ月をみたいよ 同じ空気を吸いたいよ
でも もうそれはムリなんだ
横浜から仙台だろ、近い、近いよーーーーー
会いに行くんだよーーーー
おはようございます。
>>678 むりなんです。もう会えない事が決まっているんです。
>>679 行こうと思えば行ける距離ですが、会えないので
仕方が無いんですよね。
>>683 野暮な事言うなよ。彼女はもうにんぐ娘。のオーディションに落ちたのさ。
>>682 もう・・・?それはわからないです。
>>683 (;´Д`)
>>684 さすがにオーディションは受けてないですね。
>>685 いると思うのですが、定かではないです。
なにしろ連絡が途絶えてますから。
もうその彼女のお話は終わりですか?
次はエセ作の高校時代のお話です。
愛あり、笑いあり、エロあり、涙ありの感動巨編です。
みなさんお楽しみに!!
>>687 まぁだいたい終りですネ。ちょっとしりきれになった感じですけど
その後の詳細はご想像にお任せします。
でも、彼女が頑なにいた理由は、それから数日後のメールで
わかりましたけど。
>>688 高校時代はごく普通に付き合っていたのでわざわざ
お話するほどのもんでもないです。あるとすれば
童貞捨てた話しぐらいですね。
それではおやすみなさい。
691 :
:01/12/14 01:30 ID:???
いやいやいや。ROMってますよ。
693 :
_:01/12/14 06:38 ID:???
ドラマチックじゃなくてもいいじゃない。
おはよ。
誰かコイバナ聞かせれ
エセ作の話待ってる人が多いから書き辛いんだよな
悲恋は消滅せず
胸の奥に残骸冷え固まり
叶わない恋ほど切なさは増し
行き場の無い想いの
凄まじいまでの密度
凝縮した塊が胸を締め付ける
我を救出するは
彼方の人か
まだ見ぬ恋人か
おはようございます。
ちょっと今日はなんにもできなさそうです。
仕事忙しいのキライ。
あんまり大した話じゃないので
待たずにいろいろお話書いてください。
レスもたくさん使ってくれてかまわないです。
じゃちょっとでかけます。
ただいま戻りました。
おかえりなさい。
でわおやすみなさい。
おやすみ。いい夢を
おはよ。
おはようございます。
709 :
_:01/12/15 18:55 ID:???
ほしゅ。
チャットで知り合った、少し気が強くてでもさみしがりやの女の子に知り合った。
その女の子はとても仕事が忙しく、始めの頃は週末の夜に短時間来るだけだった。
それが毎晩深夜にも来るようになり心配になった俺が尋ねると、
「眠れなくなっちゃったんだ」と言っていた。
不眠症。俺は眠れない事なんてなかったから、どんなに辛いものなのか想像も出来なかった。
当時俺は無職で暇だった。
いつしか彼女を待つようになった。いつしか昼夜逆転した生活を送るようになった。
眠れない彼女と夜通し話す為に。
時々眠り込んで反応がなくなる彼女の目が覚めるまで誰もいなくなったチャットルームで朝を迎えたりした。
俺は文字だけの関係の彼女に恋をした。
オフ会で一度顔を合わせてからは、頻繁に彼女に会いに行くようになり、どんどん仲良くなった。
それから半年も経つ頃には彼女の不眠症もだいぶ良くなり、普通の生活に戻って行ったけど
それでも俺は彼女を待ち電話やチャットで話す日が続いている。
最近彼女がチャットに来た時、「好きな人が出来たんだ」と俺に言った。
内心告白されるのかと浮き足立った俺の目に飛び込んで来た文字は
「その人に一緒に暮らそうって言われたんだよ。」
どうして俺じゃないんだ。こんなに話してきたのに。こんなに同じ時間共有してきたのに。
俺なら君の為にだけ生きられるのに。なぜ俺じゃないんだ?理解できないよ。
その話が決まってから彼女は見ているのも辛いほど苦しみ出した。
自分の家庭問題に始まり男の女癖や仕事の事。
彼女は騙されている。それをわかっているのにどうしてわざわざ傷つきに行くんだ?
苦しむと分かりきっている彼女をこのまま見過ごす事なんかできるもんか。
俺は彼女を奪いに行く。