CtheDに気をつけよう

私は神奈川に住んでいますが、
去年の秋にCtheD(シーザディー;Chach the Dream)という会社から
電話がかかってきました。
最後の最後に気がついたのですが、
その時はその会社が英会話学校ということに気づきませんでした。
なぜかというと、勧誘の人が、英会話学校ということをほとんど言わず、
「あなたは東京近郊の学生の中から選ばれて、
いろいろな大手の会社のバックアップの元に
不況の社会に適応できる人間を作り上げるプロジェクトに参加できる」
というようなことを延々と説明したからです。
その大手の会社と言うのも、常識程度にしか知らない私でも知っているような大き
な会社ばかりでした。
バックアップも某大手新聞社でした。
だから、私はその電話で、すっかり何か大きなプロジェクトの一員として
見込まれたのだと、勘違いしてしまったのです。
プライドもあったのかもしれません。
とにかく、呼び出されたところに行って見ました。
ところが行ったところは本当に小さな建物で、
狭い部屋の中でスタッフジャンパーを着た人と学生風の人が一対一で話している図
が、あちこちで見られました。
しかも私の隣の席の若い人はしきりに断るような素振りをしていました。
そこでどうしてこんな良い話を断るんだろうと思って、
初めてこの話は怪しいと思いました。
そして電話と同じような話を何時間も聞かされ、
最後に契約書を差し出されました。
私は何とか帰ろうと思ったのですが、席を立たせてくれないのです。
運が良いことに、私はその時印鑑を持ってなかったので、
契約書にサインだけをし建物内を案内され、初めて英会話学校意外のナニモノでも
ないという事実に気づきました。
帰ってきてから印鑑を押して投函するように言われた契約書を捨て
何事も無かったように過ごしていたのですが、
その後担当の人からストーカーなみの電話攻撃を受けました。
１ヶ月間電話に出られないくらいでした。
本当にすごかったんです。
そして留守電には
「クーリングオフの期間は過ぎたから、後であなたは大変なことになる」
と脅しの文句が入っていました。
何の証明のない契約サインしかしてないのだから大丈夫と自分を励まし、
そこからの連絡がなくなってから初めてアポイントメント商法だということに気づ
いたのです。
長々と書いてしまいましたが、私と同じように勧誘にひっかかり契約をしてしまう
人がでないことを願っています。