音読って、すごい効果なの?

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82コピペ
世渡りと生きがい〔素読の行)vol 26 から抜粋

貝原益軒の和俗童子訓の中に古典を習う方法には
1、忙しく、速く読むべからず、ゆるやかに読むべし。
2、書を眼で見て、口で読み、心に到る。
3、読み覚えても時が経てば忘れる、多く読誦すれば、自然に
   覚えて、久しく忘れず。 従い何回も熟読すべし。
4、繰り返し読みて、数十偏つとめてから、其の先を読むべし。
繰り返し読まずして、広く数十巻の書を読んでも益無し。
5、書を読むには読み声を明らかにし、読むべし。
6、書を読むには、熟誦しても久しく読まざれば必ず忘る。
故に書を読み終わって後、既に読みたる箇所を時々繰り返し
読むべし。又毎日三、四、五度と授かりたる所を、今日読み
習うところに通して、後読むべし。このようにすれば忘れず。
7、四書五経を毎日百字づつ、百偏熟誦して読み、書くべし。
是ほどのこと、老いらくの年と言えども努めて為し安し。
8、此れに勝れる学問の方法はない、若きも老いしも此の方法で学び
たる者は将来の財産となる。