英文解釈参考書スレッド

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772名無しさん@英語勉強中
>>762
コンテクストということの意味がわからない貴殿にもう一度説明して差し上げよう。
いいかね、まず>>641が「ゆとり教育も終る」と冒頭に書き込んだ。これはいいね?
さて、ゆとり教育、と発言する時、その人の頭の中にあるものは何だろうか?
ゆとり教育ではないもの、ゆとり教育の対極にあるもの、がそこにはイメージされているはずだ。
わかるかな? さて、ではゆとり教育の対極に位置しているものとは何だろうか?
それは明治時代のことだろうか? ある程度の年齢の人たちが口にする、
これだからゆとり世代は〜という言葉の裏には、自分たちが受けてきた教育に比べて最近の教育内容ときたら…
という思いがそこにあるわけだね? つまりそれは100年以上も前の明治時代等の歴史の中の記録のことではなく、
ゆとり世代は〜と発言するその人たちの実体験、つまり昭和時代、とりわけ所謂受験戦争が
もっとも過酷を極めた昭和40年代〜昭和50年代のことを意味しているはずだ。
その人たちが過ごした小学生時代には、上で数名の方々が証言しているように、
「おわる」の送り仮名は「終わる」以外は間違いだとされていたわけだ。
773名無しさん@英語勉強中:2012/08/02(木) 20:28:48.78
もう一度>>641の書き込みに戻ろう。>>641は「ゆとり教育も終る」と発言している。
ここに何か違和感を感じないだろうか? ゆとり教育を揶揄し問題視しているのは、
ゆとり教育以前、つまり受験戦争たけなわの昭和40年代〜昭和50年代に少年時代を過ごしてきた人たちが
中心になっているはずである。ところが、そのゆとり教育云々書き込んでいる人が、
初っぱなから「ゆとり教育も終る」と書き込んでいるのである。
2chの流儀から言えば、こここに突っ込みを入れられないわけがない。
そこで案の定、>>642のようなレスが書き込まれた。
結局、そこからこのスレでの「終わる-終る論争」は始まっているのである。
それがこのスレにおける「終わる-終る論争」のコンテクストということだ。
そこに明治の文豪や歴史上の事実を持ちだすことは単なる自己弁護の詭弁であり屁理屈ということになる。
774名無しさん@英語勉強中:2012/08/02(木) 20:29:41.80
別の喩えをすれば、
円周率は3.14…と教えられてきた世代が、ゆとり以前の詰め込み教育と揶揄された受験戦争世代である。
その人たちからすれば円周率は3、などというのは誤り以外のなにものでもない。
にも関わらず、ゆとり教育を揶揄するに際して、ゆとり教育はけしからん、円周率は3で計算すればよい、
などという頓珍漢なことを言えば、何を滑稽なことを言っているのだ、ということになる。
ところが何を言ってるのだ、と突っ込みを入れられた側が激昂し、
円周率は位までは3.14…でも3でもどちらでもよいのだ、そんなことも知らないとは、
お前はゆとりそのものだ、などと更に頓珍漢なことを言えば、いっそう炎上してしまうだけだろう。

今起きていることはそういうことであり、恥ずかしさのあまり2chの流儀で対応できなかった人物の、
危うい社会的立場−それはおそらくのっぴきならない逼迫した状況に置かれているのであろう−を
暗示するものでしかないのである。