as A as B で、BとおなじくらいAとなる。最初のasは副詞だろう。二番目のasは接続詞だろう(だけど関係詞 みたいな使われ方をする) asは”同程度の”とか"ほどの"という意味だ。それをはっきりさせるために、最初のasがついて いる。as.. as one can, やas..as possibleはこれのヴァリエーションでしか過ぎない。
three times as big as this というように何倍かをあらわすにはas..asの前に何倍かをかけばいい。 べつにthree times big as thisでも通じるだろう。だけどthree times as big と最初のasを挟むのは、as..asの言い方が標準的過ぎてそれを引きずったのだろう。
as節は、省略がかなり頻繁に起こる性質がある。 上の例だと、He is as tall as I (am) (tall).と、amとtallが省略。tallは省略が必須。
別の例を出すと、With her glasses off, she looks much prettier than she otherwise would (look pretty).はlook prettyが省略。 さらにthanという接続詞を使った例The book was more expensive than I thought (it(=the book) was expensive).はit was expensiveが省略。 このように、asとthanは両方とも接続詞なので同じような振る舞いをする。