>>162 数学は特殊論理だよ。
求められるセンスも違う。
言語処理と数式、図形処理、あるいはそれに関わる特殊な言語処理は同列には扱えない。
数学に用いられる言語は数学特有の論理の内在を見越して読み込む必要がある。
例えば「二等辺三角形ABCの底辺BCの中点M」と書いてあれば、AB=AC、∠B=∠C、BM=CM、
AM⊥BC、AM^2+BM^2=AB^2、BM=ABsinBなどの情報を思い浮かべられる必要がある。
通常の言語処理ではありえないこと。
この例だけでも数学がいかに特殊な論理を要求するか分かると思う。
数学的直観力というのはそうした様々な情報を、結論に繋げるにはどの情報が有効かを
いかに迅速に取捨選択できるかというもの。
そのような直観力は英語には必要ない。
それぞれの科目の能力の影響はやはり総合的教養力、学習意欲という面以外には
見当たらないように思われる。