音のストリームは本当はどうなの? ラウンド 3

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91名無しさん@英語勉強中
藤村靖氏の”音声科学原論”の143Pにはアメリカの英語ネイティブ23人の
”Pour”を発音した時のRの調音時の横顔のMRIの画像がある。

驚く事にRの調音方法は全員が違う。舌先が上がっているのも、上がらないのも、
舌の真ん中が盛り上がったものも、各種いろいろある。

”Pour”の音素のRだけをとればいろいろな調音方法があると言う事になる。
調音方法が違えば、Rの音色も違いはずである。

しかし、”Pour”と言う発音は全員が認識できように発音している。

つまり”Pour”と言う音をストリームで認識しているのであって音素毎に
認識していないのである。

”Pour”と認識できる発音ができれば良いのであって、
Rだけの音素に拘るのはナンセンスである。