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片岡数吉:
現在では一般において基本文型として5文型が行き渡っているが、言語その物の意味を考えた視点で言うと、3文型が言語の基本と言える。
言語の基本から見れば、文の最初に現れる物は主語であり、品詞は基本的に名詞である。主語に対して現れる物は述語であり、英語の述語においては必ず、存在を表すbe動詞か作用を表す一般動詞が使われ、それは述語動詞と呼ばれる。述語には3つの種類がある。
@主語に対してそれの存在を言う述語、A主語に対してそれの作用を言う述語、B主語に対してそれの状態・性質を言う述語の3つであり、それぞれ次の文型を取る。
@名詞+be動詞+〜
A名詞+一般動詞(作用動詞)+〜
B名詞+be動詞+形容詞+〜
この3つが言語の観点に立ったときの英語の基本文型である。
5文型は助動詞については扱わない。
だが言語という物は、主語に対して述語を言い、述語に対して助動詞を言う物であり、最低限そこまで言わないと言語としは用を為さない。助動詞を言うときの文型は
C名詞+助動詞+動詞の原形+〜
である。
この4文型を使えば、どんなことでも言えないことはない。