英語の音声は音のストリーム 5

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831名無しさん@英語勉強中
このように発音練習を軸にして、聞き取りができないから発音が悪いと言う
悪循環を断ちます。まず自分で録音して聞いてみて、悪い部分を直していく
事です。そして早いうちに音の特徴が聞きとれるから、発音ができる、
そして上手になるのが嬉しいから練習が続くと言うパターンに変える事です。
そうなれば自然とリスニングの能力も向上していきます。その理由は発音練習
に維持リハーサルと精緻化リハーサルで長期記憶に保存する目的ですが、
音の特徴を聞く事で同時にリスニングの精緻化リハーサルも兼ねているから
です。
最初の段階では録音して自分の発音のフィードバックが必要ですが、
英語の音の特徴で聞くべき要素が聞き取れるようになると、自分の発音を
日本語と同じように話しながら注意して、調整できるようになります。
これはリアルタイム聴覚モニターと呼ばれるもので、母語でも自分の声が
まったく聞こえない状態で話すと調子が狂うのはそのためです。
リアルタイム聴覚モニターが正しく機能すると、聞いた音をそのまま自分で
調整しながら発音できるようになります。発音練習もこれくらいになれば
一応は英語学習者としてはほぼ完成です。