此スレの前のはう(
>>24-31)の報告に依れば、此本は最近版を
組み替へた為にムカーシなかつた誤植が新たに出現したらすぃ。
当ビ所有は1982年の古い版。
14番:
elementsは現代的には
"Periodic Table of the Elements" (元素の周期律表)
の「元素」だなや。当ビ的には"elements"の一語で
Deep purpleのベエス奏者だつたRoger Gloverのコソセプト
アルバム"Elements(1978)"
http://en.wikipedia.org/wiki/Elements_(Roger_Glover_album)
を思ひ出すので此処での意味に悩む事はない。シカーシ当ビ的
饂飩科学的には此意味で用ゐた事はない。入試で出すなら
問題文に解説を入れんとイカソなや。
現代的な訳では「四大(元)素」だらうが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%A4%A7%E5%85%83%E7%B4%A0 原文のpeasantがギリシヤ時代以降の「四大素」説を正しく継承して
信奉しとるとも考へ難い。Rusellタソ的には「素朴な自然観」の代表と
して此語を用ゐたのであらうからelementsの意味をとつた訳としては
「素朴な自然観」「万物事象の素(もと)」あたりかや。「四」に拘る
必要はなからう。「天地四大」の訳語は寧ろ素朴な自然観(現代では
トンデモ)を正しく表現汁名訳で、此をobsoleteと汁のは残念な氣も汁。
シカーシ【語句】にある「自然力」「暴風雨」むかしは…の説明は宜しくない。
【訳文】も宜しくない。此処では「おてんとさま任せの農業従事者」と
「動力を使ひこなす工業従事者」を対比させとるのだから、
「最新の機械を使う人」で済ませず、「農夫」と「現代の(複雑な)機械を
動かす工業人(工夫(こうふ)、工手)」位に訳さんとイカソ。
つか、14番の文(1930年)だけ切り離されて読まされて此を正しく読み
解くのは、寧ろ「なぞなぞ」を考へるに近いなや藁。よつて解釈考汁。