>>75 >>76 >>77 田中氏の文法へのアプローチは、「チャンク英文法」であって、
これは、個々の知識を与えるというより、考え方を伝えて、訓練によって、
英文法を血肉化させて、英文が簡単にそしてしっかり理解できるとようにする方法論である。
完全な英文ではなく、意味の塊を基本として考えて、意味も覚えることが、
文法を、そしてひいては英語そのものを理解し、さらに即使いこなす、唯一の方法だと提案しているのだ。
つまり、我々は、日本語でも頭から、意味の塊をつないで文章を作っていくのが普通であるが、
そして、英語ネイティブが英語を話したり書いたりするときは、
もちろんそのような順序で、手順で、英語を操るわけだが、
ひとり、日本人が英語を使うときだけ、完全な英文を頭に描いて、それに単語を当てはめて、しゃべろうとする。
そんなことは、絶対不可能なのだ。ネイティブですらそんな芸当はできないし、
人間が話すすべての言語そのものが、そのように話されていないし、
話すように作られていないのだ。
日本人は、最初から、不可能な方法で、英語を話そうとしているのだ。
だからこそ、日本人は、英語を話せない。
大西の方法論は、従来の文法で毒された頭を中和する力はある。
つまりは、知識として、日本人の文法理解の盲点、歪曲を矯正してくれる。
しかし、それは、実は間違った日本の文法教育があって初めて有効性が存在する学習なのだ。
間違った知識を矯正する【知識】、極論すれば、「毒を持って毒を制する」ということで、
最初に毒を与えなければ、大西も必要ないのだ。
だからこそ、まったく平凡な普通の従来どおりの文法講座を田中に、押し付けてきたのだ。
田中のチャンク英文法こそ、教えるべき方法論であり、英語訓練法である。
大西の方法論こそ、俯瞰すれば、従来の文法と同じ次元の方法論である。
大西が、文法の勉強も大事、などとほざくのは、その証左であり、
自分の金儲けの種を永久に見つけ出す、作り出すための詭弁である。
そして、大西の無能の証明である。