死刑廃止から25年の仏、42%が復活望む
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060918/K2006091701960.html 18日に死刑廃止から25周年を迎えたフランスで、
国民の42%が死刑復活を望んでいることが世論調査機関TNSソフレスの
調査(13〜14日実施)で分かった。
復活反対は52%。AFP通信が報じた。
右派政党の支持者ほど復活論が強く、国民戦線支持層は89%が復活に賛成、
与党・民衆運動連合(UMP)でも60%が賛成。
これに対し社会党支持層では賛成が30%にとどまった。
若いほど、また高学歴になるほど復活反対の傾向が強い。
フランスでは、81年に就任したミッテラン大統領(社会党)が死刑廃止を提案、
国民議会は4分の3の圧倒的支持で廃止が決まった。
同じソフレスの当時の調査によると、国民の62%は死刑廃止に反対していた。