・山口県周南市の徳山工業高専で中谷歩さん(20)が殺害された事件で、県警は殺人容疑で
逮捕状を取った同級生の男子(19)の行方を追っている。
「捜査本部は捜査範囲を少年の住む周南市から県内に拡大して身柄確保に全力を挙げて
います。しかし、けさ(31日)になっても所在はつかめず、『どこかで自殺でもしているんじゃ
ないか』との見方も出始めています」(捜査事情通)
おとなしく、あまり目立たない存在だったというが、相当な恨みがあったのかも知れない。
男子の家は郵便配達員の父親、パート勤めの母親と中学3年の妹の4人暮らし。「一緒に
買い物や温泉旅行に出かける仲の良い家族で、きちんと挨拶のできる子」だという。(一部略)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2400537/detail?rd ・車体の青い小型バイク。周南市ナンバーの排気量五〇ccのホンダ社製。少年が通学に使って
おり、このバイクで逃走したとみられている。
捜査本部は、周南市内を中心に国道など幹線道に加え、今月二日からは二輪車しか通行できない
細い道にも範囲を広げ、山中の重点的な捜索に力を入れている。
また、公共交通機関を使った可能性もあるとして、周南市のJR徳山駅に、構内の防犯カメラの
画像提出を求めて、分析を急ぐ。
当初、八十人だった捜査員は、ほぼ倍の百五十人まで増員した。「少年の携帯電話の電源が
入っておらず、微弱電波はキャッチできない」とし、事件発覚後の少年の行動は途絶えている。
「娘から友達だと聞いていた。(犯人は)絶対、その子でないと今も信じている」。中谷さんの
葬儀後に斎場で、母の加代子さん(45)が複雑な心境を打ち明けた。
中谷さんの父、純一さん(48)は葬儀後に倒れた、という。葬儀後に報道陣の質問に答え、
「容疑者といわれる人が、本当に犯人かどうか分からない。出てきて話をしてほしい。犯人で
ないことを祈っている」と呼び掛けた。(抜粋)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200609040099.html