【NHKラジオ講座】徹底トレーニング英会話 Part15

このエントリーをはてなブックマークに追加
460ショウガ ◆SnNCnJUryA
ニックベイカーに正義を!

逮捕拘留期間および代用監獄
http://www.justicefornickbaker.org/ja/justice.htm

日本の刑法には、「代用監獄」と呼ばれる、時代遅れで野蛮で厳しい取調べの方法がある。
日本の憲法にも、刑法にも、基本的人権の保障は明示されているにもかかわらず、
「代用監獄」では容疑者は弁護士を呼ぶこともできず、釈放されることもなく、
自分の容疑から身を守ることもできずに23日間の拘留を受ける。

容疑者を疑ってかかっている警察官や検察官は、この23日間の間に自白をさせ、
書類に署名させるためにさまざまな手段を使うことになる。
睡眠や食事を与えず、容疑者をたたいたり突付いたり、
家具などを大げさにたたいたり、自白をすれば家族や友人に面会ができるとか、
釈放するなどとウソの約束をしたりして、署名を強要する。

そしてたいていの場合、容疑者は「自白」をし、書類に署名することになる。
(注目に値するのは、ニックベイカーのような外国人の場合、
母国語に翻訳されたものではなく、日本語で書かれた書類に署名しなくてはならないということである。)
日本の刑法では、その「自白」がどのようにして取られたかは重要視されず、
有罪の重要な証拠として法廷で扱われる。日本中どこでも、有罪判決は確実である。
1980年から1992年までの期間、日本の統計では有罪判決の割合は99.3%から
99.9%の間を示している。
ニックベイカー事件での裁判官、カドヤケンジは、10年以上も
「無罪」判決を下していない裁判官だった。