327 :
名無しさん@英語勉強中:
図書館にいって全集を探せば、
明治人の英文が読める。
南方熊楠の英文も全集に入ってる。
音読したくなる、味のある文章だよ。
ところで、ワシントン・ポストだったと思ったけど、
ネイティブの記者が書いてきた原稿のチェックやってる日本人がいるんだって。
ネイティブの英語を直してるノンネイティブは彼だけだろうって
紹介してあったが、本のタイトルを忘れた。
今度調べてくる。
>>327 凄い!そんな人がいるんだ。
文法的なことやスペルの間違いだったらチェックできそうな気もするけど、
そんなレベルの話ではないよね。凄い人もいるもんだなぁ。
329 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/16(月) 18:44:54
何気に良スレの予感
330 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/16(月) 21:23:07
知人で米国の大学でネイティブに英語で比較文化論を教えていた元大学教授の
日本人がいた。晩年は高給取りの翻訳者を日本でやってたけど残念ながら
60歳ちょっとで亡くなっちゃった。
J●P●N TI●Sあたりの文章を下手糞でなってない・・・とよく言っていた。
彼の英語はネイティブからみても、シンプルでリズム感があり格調高い
英語だったらしい。日本の古典や文学にも大変精通していた人だった。
キタコレ
現代に生きる英語名人伝説
332 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 00:14:05
西脇順三郎は、英語で詩を書いてノーベル文学賞一歩手前までいったらしい。
333 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 07:38:16
佐藤さんと、西脇順三郎先生あたりが
日本語を忘れていない日本人の英語力のピークだな。
イシグロカズオは日本語が話せないので除外。
336 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 10:50:11
>336
その人確かNHKの「やさビジ」の杉田先生の先輩だよ。
ごめん。334がその本の名前だしてたんだね。
確認せずレスしてしまった。
その本で二人が対談して「先輩はあの頃から英語が出来て・・・」
「いやいや杉田君だってすごかったよ」
みたいな馴れ合いをやってた。
339 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 14:36:18
前に図書館から借りてよんだよこの本!
ちょうど本を返しに行くところだったから、
また借りてくる。
340 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 15:01:45
佐藤昭弘さんの勉強法は英語による読書。
しかし、SSSや漱石の多読とは異なるものであったらしい。
文法書を読み、ふつうの英書を読むときも文法的にわからないところを
飛ばしたりせず、精読するのだそうだ。
そんなことをしたら読む速度が落ちるはずだが、
佐藤さんは新聞記者という激務の中、週に二、三冊本を読むという。
>>334 その本、多分読んだことある。國弘の話が出てこなかったっけ?
誰だったか凄い話の長い人の通訳を國弘がしてて、
その人が話してる最中に國弘が辞書引き出して、話し終わった後
「ここで〜〜という表現が使われていて私は知らなかったんですが
〜〜という意味だそうです」とか解説をしだして、
それを聞いていた杉田さんが「こいつ化け物か」と驚愕したという話。
339じゃないが、『英語の達人』図書館で借りてきた。今読んでる。
佐藤さんも國弘さんも長崎玄弥さんも載ってる。
佐藤さんは文法大好きで文法書何冊も読んだらしい。
ネイティブの原稿チェックの時に文法大好きだったのが役立ったって。
文法って感覚よりも理屈でいける部分が多いから、
非ネイティブでもネイティブに匹敵できる分野なのかもね。
>>321 長崎さんは飛行機にも新幹線にも乗らない人だったんだって。
国内だけの学習でどこまでいけるか示したいという思いもあったみたい。
翻訳の仕事もしてたみたいだから英語力自体も凄いんだと思うよ。
他の人が半日以上かかるのを5分で仕上げてたらしいし。
スラングとかは苦手だったみたいだったけどね。
採用試験で2問選択して回答すればいいのに全問解いちゃって、
こいつは化け物だと試験車側が驚愕して長崎さんだけ採用となったらしい。
他の受験者哀れ。
>>341 國弘さんのその話も載ってた。ラルフ・ネーダーの逐次通訳をしてた時の話で、
ネーダーが30分以上話し続けて、その後國弘さんも30分以上日本語で説明してたって。
片手でメモとりながらもう片方の手で辞書引いてたらしい。確かに化け物だ。
三人とも共通してるのは教科書丸暗記するくらい読み込んでたってことかな。
國弘さんの音読は有名だが、佐藤さんも丸暗記したらしいし、
長崎さんに至っては覚えてるからいらないと学校に持って行かなかったらしいw
凄い人もいるもんだねぇ。。
344 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 20:34:17
この世代の学校の教科書は、不自然な英語ながら分厚かったし、
教師がちゃんと文法を教えていた。
参考書は佐々木高政、江川泰一郎、小野圭次郎あたりか。
佐々木で構文、江川で文法、小野圭で受験に出るところを補って、
辞書は英和はコンサイス、
出来る生徒はPODかホーンビーの英英を使っていた。
音声教材や会話の機会が少なかっただけで、
やろうと思えばいくらでも本格的な勉強ができた。
しかし、ふつうに考えて、現在の方が環境的に恵まれているのは言うまでもない。
結局、このスレで繰り返し言われている通り、
自分がやるかやらないか、なのだ。
345 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 21:01:18
まあ漱石スレで国弘だとか長崎だとか、どうでもいいただの語学オタクの話を
しないでくれるか。
>>344 リンガフォン使ってた人は多いみたいよ。めちゃくちゃ高かったらしいけど。
今は音声なんて無料でいくらでも手に入るからなぁ。恵まれてるね、ホント。
小野圭次郎 って名前、よく聞くから本を見てみたいんだけど、売ってないんだよな。
スンゲ〜難しかったのかな? 今の『英文標準問題精講』よりも難しいのかな。
348 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/17(火) 22:23:38
図書館にあるかも。
山崎貞の参考書に興味があって、試しに検索してみたらあったので
今日借りてきた。
いま検索したら小野圭もあったので、今度借りてくる。
山貞は
説明は簡単すぎるが、例文集としては使えると思う。
349 :
名無しさん@英語勉強中:2006/01/18(水) 09:15:03
>>345 全く同意
確かに。たかが並みの日本人より英語ができただけの人と
歴史的な文化資産を創造し、さらに英語を学ぶ為の資料・インフラが無い時代に
英語すらもモノにした偉人とでは比較したら偉人の方々に失礼だろう。